JPS5936757B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS5936757B2
JPS5936757B2 JP51144957A JP14495776A JPS5936757B2 JP S5936757 B2 JPS5936757 B2 JP S5936757B2 JP 51144957 A JP51144957 A JP 51144957A JP 14495776 A JP14495776 A JP 14495776A JP S5936757 B2 JPS5936757 B2 JP S5936757B2
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弘志 北川
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はキーコード発生器より可変フレームのキーコー
ドを受け複数チャンネルに対応する時分割キーコードを
発生するキーコードデータアサイナを具えた電子楽器に
関するものである。
従来、電子楽器の鍵盤のように多数のキースイッチを有
する装置において、スイッチの開閉にともなう情報を所
要の回路に転送する場合、各スイツナと回路間を直接結
線しようとすると、配線量はぼう大なものとなり不経済
である。
また半導体集積回路等を利用しようとした場合ピン数が
多くなりすぎこのままでは利用は困難である。現在この
ような点に鑑み、すべてのスイツチを所定時間で走査し
、走査に応じた時間列につきオンされたキースイツチに
対応する時点において、パルスを発生させ、多数のスイ
ツチと所要の回路間の結線を節約する方式が考えられて
いる。
たとえば各キースイツチを時分割に走査することによつ
てオンされたスイツチの情報をTDM(時分割変調)信
号またはPCM(パルス符号変調)信号として送るキー
コード多重方式が一般に用いられている。しかしながら
全キースイツチを走査するための時間は固定されてしま
うため、オンされているキースイツチが少ない場合等で
も固定された走査時間が必要であるから無駄が生ずる。
通常の鍵盤楽器の演奏において同時にオンされるキース
イツチの数は両手と足を考えて11鍵である。
いま1ブ頭ノクを1オクターブ単位で考えるとすると片
手で2オクターブ以上を押鍵することは不可能でありこ
れより5プロツクが同時に占有される最大数である。従
つて鍵盤スイツチを複数ブ頭ノクに別けて走査し1つで
もオンされたスイツチがあればそのプロツクで走査を停
止してオンスイツチを検出する。オンスイツチがないプ
ロツクは通過するからオンされたスイツチ情報を得るた
めの1走査の時間を短縮することができる筈である。こ
れに対し、最近本出願人はキースイツチをプロツク分け
し、各プロツク内の閉成キースイツチ数とプロツク数の
タイムスロツトより成る可変フレームのキーコードを発
生するキーコード発生回路を別出願により提案している
本発明の目的はキーコード発生器より可変フレームのキ
ーコードを受け複数チヤンネルに対応する時分割キーコ
ードをフレーム毎に発生するキーコードデータアサイナ
を具えた電子楽器を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明の電子楽器は1回の鍵
走査フレームが閉成されている鍵数に基づいて変化する
可変フレームのキーコードを発生するキーコード発生回
路から送出されるキーコードを最大同時発音数のチヤン
ネルのいずれかに記憶させ、前記キーコード発生回路か
ら出力する1キーコード発生時間に対しチヤンネル数倍
以上のクロツク速度で時分割キーコードを出力するキー
コード記憶装置、前記キーコード発生回路から送出され
るキーコードと前記キーコード記憶装置から出力される
時分割キーコードとを比較し新しくオンされたキーコー
ドを検出し該キーコードを一時記憶するニユーキーコー
ド記憶装置、前記キーコード記憶装置のチヤンネルの内
容の有無をあられす内容有無信号を出力する手段、該手
段により前記キーコード記憶装置の空きナヤンネルを検
出しフレーム信号時にニユーキーコード記憶装置に記憶
された複数のキーコードを前記空きチヤンネルに順次転
送する手段より成るキーコードデータアサイナを具えた
ことを特徴とし、さらにフレーム信号時にキーコード記
憶装置のチヤンネルのうちキーオフされたチヤンネルを
検出しキーオフ状態を一時記憶しエンベロープのレリー
ス信号を出力するオフ記憶装置、エンベロープ終了を一
時記憶するエンベロープ終了記憶装置、およびフレーム
信号時に前記エンベロープ終了記憶装置の出力によりナ
ヤンネルをクリアする手段を具えることを特徴とするも
のである。
以下本発明を実施例につき詳述する。
まず本発明を適用した新規な電子楽器の実施例の概要を
説明し、次に本発明の要部であるキーコードデ一’タア
サイナの実施例の細部をその前段階となるキーコード発
生回路の細部に引続き説明する。
本発明を適用した電子楽器は楽音を従来の純正弦波の合
成方式によらず、係数により重みづけられた方形波の合
成方式とし、これに適当な係数を付与したデジタルフイ
ルタを組合せることにより所望の楽音を少ない構成波形
で実現しうるようにしたものである。
その原理と構成の概要を述べると、楽音を周期波形h(
t)とすればフーリエ級数の展開式で表わされる。
ここで30倍音までをとりτ時間毎のサンプリングをす
れば、n=二1 で表わされる。
これを時分割で30倍音までを楽音と同期して波形計算
し、かつ8音を同時に発音しようとすれば2KHzの楽
音においては28.8MHzのクロツクが最低必要にな
る。このため高い音域に対しては高調波抑止を行なうこ
とにより7.2MHz程度まで下げることは可能である
が、それでもこれを実現する回路は複雑となり回路の集
積化という点では依然困難である。そこで基本的には正
弦波合成方式と等価であるが、純正弦波ではなく方形波
の合成方式とし高調波ひずみを利用することを考えた。
すなわち低次正弦波を作るためには方形波に強いフイル
タをかけることで実現し、中次正弦波を作るためには弱
いフイルタをかけることで高調波ひずみを発生させ、高
次正弦波を近似的に補足することにより、従来30倍音
までの正弦波を必要としていたのに対し%以下の方形波
で合成しようとするものである。方形波をSQU(NT
)で表わすものとすれば、AlSQU(ωT),A2S
QU(ωT),・・・・・,ANSQU(ωT)なる重
み付けられた波形を発生させ、各々に対し次数が低い程
強いフイルタをかけたとすれば出力波はなる波形が取出
される。
たとえばN−10までの方形波による合成を試みれば1
〜10倍音までの波形はほぼ完全に再生される。次に高
調波ひずみにより出力される倍音は12,15,18,
・・・・・30倍音と多くの倍音が発生され、また楽音
の音色を決定づけている要因が10倍音程度までである
とすれば得ようとする楽音波形は近似的に実現できる。
すなわち、従来正弦波合成において30倍音までの合成
が必要とされていたのに対し%の10倍音までの合成で
よいことになる。これにより必要とされるクロツク周波
数は2.4MHz程度でよい。さらにこの周波数を下げ
るためには並列処理することにより%,%,・・・・・
と下げうることは明らかである。第1図は上述の原理に
基づく本発明の電子楽器の実施例の構成を示す説明図で
ある。
同図において、1はキーボードであり、61鍵のメイク
接点のキースイツチが1オクターブ12鍵を1プロツク
とし6つのプロツクに分割されている。すなわち12行
6列のマトリツクス状に配置されている。各キー情報は
このキーコード発生回路2によりプロツク毎に走査され
、キーオンのあつたプロツクに関してはそのプロツク内
のキー情報が送出されるまで一時的にプロツク走査を停
止する。さらにプロツク内のキー情報もキーオンされた
キーを指定された優先順位に従い、順次選択出力され、
必要とされるタイムスロツトはオンされたキースイツチ
数とプロツク数とに限定され、たとえば5鍵が押されて
いるならば1走査タイムスロツトは5+6=11のみで
ある。このキーオン情報は各キースイツチに対応する2
進符号化されたキーコードで出力され、1走査終了を表
わすフレーム信号とともにキーコードデータアサイナ3
に与えられる。キーコードデータアサイナ3は最大同時
発音数8チヤンネルを有しており、上記キーコードデー
タ1タイムスロツト内を8分割した高速時分割動作をし
ている゜。またキーコードデータアサイナ3の制御動作
はフレーム信号時に全て行なわれ、エンベロープ制脚信
号、すなわち内容有無信号(BWS),レリース信号(
RS),高速レリース信号(Fl{S),エンベロープ
終了信号(EES)等をエンベロープ発生回路4に、周
波数情報であるキーコードデータKCDをN次方形波発
生回路7にそれぞれ与えられる。エンベロープ発生回路
4は巡回形デジタルフイルタで構成され、入力信号とフ
イルタ特性を決定するフイルタ定数を制御することによ
り所望とするエンベロープ波形データを出力し、乗算器
9に入力する。方形波発生回路7はキーコードKCDに
より読み出された角速度情報を累算することにより基本
周期Tの方形波信号から1イ。の周期?。の方形波信号
SQU〜を1チヤンネルタイムスロツト内に時分割に発
生する。一方音を決定する方形波レベルメモリ部6はタ
ブレツトスイツチ・ドローバースイツチ5により指定さ
れた方形波レベルが計算され方形波レベルメモリ部6よ
り上記方形波信号と同期してレベル係数値ANが読み出
される。このレベル係数値ANは方形波信号SQU(N
)により反転ゲートされ重み付けられたN次方形波AN
SQU(N)が時分割的にデジタルフイルタ部8に入力
される。このデジタルフイルタ部8は巡回形デジタルフ
イルタより構成されフイルタ特性を決定するフイルタ定
数が各音階と各次数によつて読み出し制御され入力する
信号ANSQUNに対して各々フイルタがかけられ、F
NCANSQU”〕なる波形が時分割的に出力され乗算
器9に入力する。この乗算器9において各チヤンネル、
各次数に対し独立にエンベローブが付加される。乗算器
9の出力は累算器(ACC)10で各次数毎に累算され
、さらに各チヤンネル毎に累算され、1サンプル毎の波
形h(t)がD/A変換器11に入力し、音響システム
12を介して楽音が出力される。第2図は第1図の電子
楽器の基本タイミング波形を示す。
φoはマスタクロツクであり、2.4MHzである。φ
101〜φ110は方形波発生のためのタイムスロツト
であり、方形波信号SQUI〜SQUlOに対応して1
0タイムスロツトに時分割されており、1タイムスロツ
トは1イ.。0ms(ミリ秒)である。
φ21〜φ28はキーコードデータアサイナ3より出力
される時分割キーコードデータTKCDに対応して8チ
ヤンネル分に時分割されており1タイムスロツトは1イ
.。Msである。また、キーコード発生回路2の動作速
度は1キー時間1イ。Msのタイムスロツトであり、こ
のタイミングで全回路は時分割動作をしている。第3図
は第2図の基本タイミング波形発生のため、第1図の方
形波発生回路Tに含まれるクロツク発生回路を示す。
マスタクロツク発振器T−1は2.4MHzのクロツク
φ。を出力し、10進カウンタJヨ黷Qに入力しておりデ
コーダ6−2よりタイミングクロツクφ,01〜φ11
0を出力する。次にカウンタJヨ黷Qの出力パルスφ1は
8進カウンタT−3に入力しデコーダT−4よりタイミ
ングクロツクφ21〜φ28を出力しカウンタT−3は
パルスφ2を出力し各機能に用いられる。第4図は第1
図の電子楽器における本発明の要部と関連するキーコー
ド発生回路の詳細な実施例説明図である。
同図において、キース不ツチマトリツクス1は61個の
メイク接点スイツチで構成され、1オクターブ12個を
1ブ頭ノクとし6オクターブプロツクに分割されている
。ク頭ノクφ23はNORIを介してモジユロ6進カウ
ンタ2−1に与えられ、カウンタ2−1の出力はデコー
ダ2−2に入力しキースイツチマトリツクス1を1プロ
ツク毎に走査する。キースイツチマトリツクスより出力
されるキーデータNDは優先選択回路2−3に入力する
。オンされているキースイツナがあれば所定優先順位に
従い前述のク頭ノクφ21により順次キーデータNDは
1つづつ出力され、ノートコードメモリ2−4に入力し
ノートコードデータNCDを順次出力する。選択出力さ
れている間優先選択回路2−3は信号PSSを出力し、
ノア回路NORIに゜“1’’を入力しカウンタ2−1
の動作を一時停止する。オンされたキー情報が全て出力
されると信号PSSは““o’’となり、NO旧を介し
前述のクロツクφ23をカウンタ2−1に入力し次のプ
ロツクを走査する。このようにしてプロツク走査を一時
停止しながら順次キースイツチを走査する。またカウン
タ2−1の出力はラツチ回路2−5に入力し、クロツク
φ21でラツチされ、ノートコードメモリ2−4より出
力されるノートコードデータNCDとのタイミングがと
られる。この出力はゲート2−6に入力し信号PSSで
ゲートされ、オクターブコードデータ0CDが出力され
る。ノートコードデータNCDとオクターブコードデー
タ0CDとを合せてキーコードデータKCDと呼ぶこと
にする。次にオクターブコードが’″110’’(10
進数6)となつた時と優先選択回路2−3より出力され
る信号PSSが“o’’となつた時をフレーム検出回路
2−?で検出し、フレーム信号FSを出力する。第5図
は第4図のキーコード発生回路の動作を示すタイミング
チヤートである。
いまスイツチ02N1,02N5,02N10,04N
3,04Nδ,06N8の6鍵がオンされた後に04N
3,06N8がオフされた場合について考えてみる。第
4図のカウンタ2−1は同図bのクロツクφ23により
計数が行なわれる。
同図cに示すようにカウンタ2−1がキースイツナマト
リツクス1の2オクターブ泪になつた時、優先選択回路
2一3はNDI,ND5,NDlOを同図aのクロツク
φ21により検出し、同図dのノートコード(NC)を
順次優先選択出力する。この時信号PSSは“1’’と
なりNORIに入力し、カウンタ2−1に入力する同図
bのクロツクφ23を禁止し、この間同図cのカウンタ
2−1は停止している。優先選択回路2−3よりノート
コードメモリ2−4に格納されたノートコード(NC)
は同図hの2進符号で示される。この場合同図eのオク
ターブコード(0C)はカウンタ2−1の出力をクロツ
クφ21でタイミングをとつたもので2オクターブプロ
ツクは長いタイムスロツトとなり同図gの2進符号で示
される。このNC(50Cより成るキーコードデータK
CDが出力され終ると信号PSSば1″″となり再びカ
ウンタ2−1にクロツクφ23を入力し次のオクターブ
プロツクを走査する。このようにして1走査が終了する
時すなわち6オクターブ目でPSS信号が゛0″゛とな
つた時フレーム検出回路2−7より1タイムスロツトよ
り成るフレーム信号FSを出力する。次のフレーム信号
において図示のように2鍵がオフされ2オクターブ目は
変らず、4オクターブ目は1鍵となり、6オクターブ目
は無くなり全部で4鍵が残る。従つて6鍵押されている
場合の1フレームのタイムスロツトは6+6=12個で
あり4鍵押されている時には4+6=10個のタイムス
ロツトというように押されている鍵数によつて1周期は
変化するいわゆる可変フレーム方式が構成される。この
場合のNCと0Cより成るキーコードデータKCDはP
SS信号によりゲートされ必要なタイムスロツト時にの
み出力される。第6図は本発明の要部である第1図のキ
ーコードデータアサイナ3の詳細な実施例説明図である
。同図において、第2図および第5図で説明したような
タイミングφ21,φ23により第4図のキーコード発
生回路より送出されるキーコードデータKCD(第5図
NC,OC)およびフレーム信号FS(第5図FS)に
対しキーコードデータアサイナ3は8倍の速度で動作し
ており、各チヤンネルは8つの時分割タイムスロツトに
振り分けられており、時分割キーコードデータTKCD
、内容有無信号BWSlレリース信号RS、高速レリー
ス信号FRSとを出力する。さらに出力信号の変化はフ
レーム信号FSのタイムスロツトで行なわれる。キーコ
ード発生回路2より転送されるキーコードデータKCD
はニユーキーコードメモリ3−1と比較回路3−5に入
力する。またキーコードメモリ3−4は8倍の速度で動
作しており、第2図のクロツクφ101により時分割キ
ーコードデータTKCDが出力されており比較回路3−
5に入力する。SRフリツプフロツプFFlはクロツク
φ101によつてセツトされる。次にキーコードデータ
KCDと時分割キーコードデータTKCI)/)≦一致
した時比較回路3−5ば1゛5を出力し、アンド回路A
3lを通しタイミングクロツクφ101のタイミングで
アンド回路A32を介しフリツプフロツプFFlはりセ
ツトされる。次に一致がない場合、すなわち新しいキー
コードデータKCDがあつた場合、タイミングクロツク
φ10,のタイミングでアンド回路A33に入力するフ
リツプフロツプFFlのQ出力ぱ゛1゛″であるからア
ンド回路A33の出力でFlFOメモリで構成されるニ
ユーキーコードメモリ3−1にそのニユーキーコードデ
ータがオア回路0R32を介して書込まれる。このニユ
ーキーコードメモリ3−1はライト・レフトシフトレジ
スタまたはリードライトメモリRAMで構成することも
容易に可能である。またこれらの動作はオア回路0R3
2の出力、すなわちキーコードデータKCDがきた時に
のみ動作するようにオア回路0R32の出力はアンド回
路A32,A33に入力されている。このように新しい
キーコードデータKCDを検出し、順次ニユーキーコー
ドメモリ3−1に書き込んで一時ストアしておく。1周
期分のキーコードデータKCDが出力され終ると、フレ
ーム信号FSが゛1″”となる。
これによりニユーキーコードデータの書き込みが開始さ
れる。オア回路0R31はキーコードデータの有無を検
出し内容有無信号BWSを出力する。この出力のインバ
ータによる反転出力BWSすなわち空きチヤンネルを示
す信号がアンド回路A34に入力し、フレーム信号FS
が″1′2の時セレクトゲート(SG)3−2はニユー
キーコードメモリ3一1の出力を選択し、ゲート(Cf
3−3を介してキーコードメモリ3−4に与えられる。
またアンド回路A34の出力はアンド回路A35に入力
し、クロツクφ100のタイミングでニユーキーコード
メモリ3−1が読み出される。これによりニユーキーコ
ードメモリ3−1にストアされている新しくキーオンさ
れたキーコードデータKCDはフレーム信号FSが゛゜
1′″の時キーコードメモリ3−4の空きチヤンネルに
順次書き込まれる。また上記比較回路3−5の出力はア
ンド回路A3lを介しオア回路(0R)3−7に入力し
、ゲート(Q3−8を介しオンシフトレジスタ3−12
に順次書き込まれ、この反転出力がアンド回路A37に
入力する。また内容有無信号BWSもアンド回路A37
に入力しキーオフが検出される。このアンド回路A37
の出力はフレーム信号FSが゜゜1″″の時セレクトゲ
ート(Sl3−10で選択され、ゲート(Q3−11を
介しオフシフトレジスタ3−12に書き込まれる。この
出力をレリース信号RSとする。次に第1図のエンベロ
ープ発生回路4より送出されるエンベロープ終了信号E
SSはオア回路(0R)3−13を介してゲート(Q3
−14に入力する。このゲート(Q3−14はオフシフ
トレジスタ3−12の出力信号RSが“″1”の時開き
“o”の時閉じる。これにより信号RSがあつた時信号
EESはEEシフトレジスタ3−15に書き込まれる。
EEシフトレジスタ3−15の出力はフレーム信号FS
と共にアンド回路A38に入力し、フレーム信号FSが
““1’’の時ゲート(Q3−11,ゲート(Q3−3
、フリツプフロツプFF2に入力する。これにより各チ
ヤンネルは“’o”が書き込まれりセツトされる。次に
空きチヤンネル数以上に新しくキーがオンされた場合、
ニユーキーコードメモリ3−1は全部のキーコードデー
タKCDが読み出されることなくいくつかが残る場合が
ある。
このようにオーバフローがあつた場合、ニユーキーコー
ドメモリ3−1の出力に接続されたオア回路0R33は
“1”を出力しており、フレーム信号のインバータを介
した反転信号「gはワンシヨツトマルチパイプレータ3
−6とアンド回路A36を介してフリツプフロツプFF
2をセツトし、オーバフロー信号TSを出力する。この
信号TSによりオーバフロー処理を行なう動作が開始さ
れる。以上説明したように、本発明のキーコードアサイ
ナは、キーコード発生回路からの可変フレームのキーコ
ードを最大同時発音数のいずれかのチヤンネルのキーコ
ード記憶装置に記憶させナヤンネル数以上のクロツク速
度で時分割キーコードを出力させる。
そして前記キーコード発生回路より送出されるキーコー
ドと前記時分割キーコードを比較して新しくオンされた
キーコードを検出してこれをニユーキーコード記憶装置
に一時記憶させ、キーコード記憶装置のチヤンネルの内
容有無信号によりキーコード記憶装置の空きチヤンネル
を検出し、フレーム信号時にニユーキ・−コード記憶装
置のキーコードをキーコード装置の空きチヤンネルに順
次転送するように構成される。さらにキーコード記憶装
置のチヤンネルのうちキーオフされたチヤンネルを検出
しキーオフ状態をオフ記憶装置に一時記憶させ、エンベ
ロープレリース信号を出力させるように構成される。か
くしてキーコード発生回路からの非同期の可変フレーム
のキーコードデータを複数チヤンネルに対応ししかも電
子楽器の後段の複数クロツクに同期させた時分割キーコ
ードに変換させたものである。またキーオフ状態を検出
してエンベロープのレリース信号を出力する等の処理を
上述の機能と関連させて簡単な構成で実現することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子楽器の実施例の概略構成説明図、
第2図、第3図は第1図の電子楽器に用いる基本タイミ
ング波形とその発生回路、第4図は本発明の要部と関連
するキーコード発生回路の詳細説明図、第5図は第4図
の動作波形図、第6図は本発明の要部のキーコードデー
タアサイナの詳細な実施例説明図であり、図中、1はキ
ースイツナマトリツクス、2はキーコード発生回路、3
はキーコードデータアサイナ、3−1はニユーキーコー
ドメモリ、3 − 2,3−10はセレクトゲート、3
−3,3−11,3−14はゲート、3−4はキーコー
ドメモリ、3−5は比較回路、3−6はワンシヨツトマ
ルチパイプレータ、3−T,3−13はオア回路、3−
9はオンシフトレジスタ、3−12はオフシフトレジス
タ、3−一15はEEシフトレジスタ、4はエンベロー
プ発生回路、5はタブレツト・ドローバースイツチ、6
は方形波レベルメモリ部、Tは方形波発生回路、8はデ
ジタルフイルタ部、9は乗算器、10は累算器、11は
D/A変換器、12は音響システムを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1回の鍵走査フレームが閉成されている鍵数に基づ
    いて変化する可変フレームのキーコードを発生するキー
    コード発生回路から送出されるキーコードを最大同時発
    音数のチャンネルのいずれかに記憶させ、前記キーコー
    ド発生回路から出力する1キーコード発生時間に対しチ
    ヤンネル数倍以上のクロック速度で時分割キーコードを
    出力するキーコード記憶装置、前記キーコード発生回路
    から送出されるキーコードと前記キーコード記憶装置か
    ら出力される時分割キーコードとを比較し新しくオンさ
    れたキーコードを検出し該キーコードを一時記憶するニ
    ューキーコード記憶装置、前記キーコード記憶装置のチ
    ャンネルの内容の有無をあらわす内容有無信号を出力す
    る手段、該手段により前記キーコード記憶装置の空きチ
    ャンネルを検出しフレーム信号時にニューキーコード記
    憶装置に記憶された複数のキーコードを前記空きチヤン
    ネルに順次転送する手段より成るキーコードデータアサ
    イナを具えたことを特徴とする電子楽器。 2 1回の鍵走査フレームが閉成されている鍵数に基づ
    いて変化する可変フレームのキーコードを発生するキー
    コード発生回路から送出されるキーコードを最大同時発
    音数のチャンネルのいずれかに記憶させ、前記キーコー
    ド発生回路から出力する1キーコード発生時間に対しチ
    ヤンネル数倍以上のクロック速度で時分割キーコードを
    出力するキーコード記憶装置、前記キーコード発生回路
    から送出されるキーコードと前記キーコード記憶装置か
    ら出力される時分割キーコードとを比較し新しくオンさ
    れたキーコードを検出し該キーコードを一時記憶するニ
    ューキーコード記憶装置、前記キーコード記憶装置のチ
    ヤンネルの内容の有無をあらわす内容有無信号を出力す
    る手段、該手段により前記キーコード記憶装置の空きチ
    ヤンネルを検出しフレーム信号時にニューキーコード記
    憶装置に記憶された複数のキーコードを前記空きチャン
    ネルに順次転送する手段を具え、さらにフレーム信号時
    にキーコード記憶装置のチャンネルのうちキーオフされ
    たチャンネルを検出しキーオフ状態を一時記憶しエンベ
    ロープのレリース信号を出力するオフ記憶装置、エンベ
    ロープ終了を一時記憶するエンベロープ終了記憶装置、
    およびフレーム信号時に前記エンベロープ終了記憶装置
    の出力によりチヤンネルをクリアする手段より成るキー
    コードデータアサイナを具えたことを特徴とする電子楽
    器。
JP51144957A 1976-12-02 1976-12-02 電子楽器 Expired JPS5936757B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5120816A (ja) * 1974-08-12 1976-02-19 Nippon Musical Instruments Mfg
JPS5129120A (ja) * 1974-09-05 1976-03-12 Nippon Musical Instruments Mfg

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