JPS5936728B2 - マルチ撮影カメラの制御装置 - Google Patents

マルチ撮影カメラの制御装置

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JPS5936728B2
JPS5936728B2 JP12820076A JP12820076A JPS5936728B2 JP S5936728 B2 JPS5936728 B2 JP S5936728B2 JP 12820076 A JP12820076 A JP 12820076A JP 12820076 A JP12820076 A JP 12820076A JP S5936728 B2 JPS5936728 B2 JP S5936728B2
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circuit
signal
shutter
film
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洋 長谷川
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Nikon Corp
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Nippon Kogaku KK
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スチルカメラにおいて一般に使用されている
フィルムを使用し、シャッタを開放したままでフィルム
を連続的に給送し、この間スピードライトの点滅発光に
より運動している物体を照明するか、またはスピードは
発光させずにやや暗い使で高輝度の物体を運動させるか
して、これら物体の運動を分解記録するためのマルチ撮
影カメラに関し、特にその撮影動作を自動的に行なわし
める制御装置に関する。
従来のこの分野のカメラにおいては、スチルカメラを改
造して使用するものがあり、撮影の場合には、シャッタ
をバルブで使用し、シャッタをレリーズするとスチルカ
メラの手順に従つてシャッタを開き、スピードライトを
発光させる信号が出てスピードライトが点滅発光し、同
時にフィルム巻取装置によりスプールが連続的に回転さ
れてフィルムが連続給送される。
このようなものは、シャッタチャージ、フィルム巻戻し
を撮影の度にしなければならず、操作が煩雑であつた。
本発明は上記欠点を克服し、シャッタ開閉、フィルム巻
上げ巻戻し等の一連の動作を自動的に制御し、加えてフ
ィルム給送方向がそれぞれ異なるフオワード撮影とリバ
ース撮影を可能ならしめたマルチ撮影カメラの制御装置
を提供することを目的とする。
以下、本発明を説明する。
第1図は本発明が適用されるマルチ撮影カメラの機械的
な構造を示す実施例である。
同図においてループ状に形成されたシャッタ幕1は第1
ドラム2a及び第2ドラム2bに巻きつけられて緊張さ
れている。このシャッタ幕1には第1アパーチャ3aと
第2アパーチャ3bが設けられている。第1ドラム2a
は、一方向に回転する第1モータM1の回転をギア4、
5、6を介して伝達されて回転され、シャッタ幕1を回
転移動させる。このため第1アパーチャ3aと第2アパ
ーチャ3bとは、ある時点では(第1図に示されるよう
に)シャッタ幕1によつて互いに遮蔽されて撮影レンズ
Jからの被写体光を遮断し(シャッタ閉状態)、ある時
点では互いに重なり合つて撮影レンズJから被写体光を
通過可能とする(シャッタ開状態)。シャッタスイッチ
盤7はギア5によつて第1モータM,の回転を伝達され
て回転する。このシャッタスイッチ盤7には導体ででき
た接片7aが固設されている。接続端子8a,8bはこ
の接片7aと接触可能に設けられている。そして、これ
ら接片7aと接続端子8a,8bの位置関係は、第1モ
ータM1によつて回転される第1ドラム2aによるシャ
ッタ幕1の回転移動中において、第1アパーチャ3aと
第2アパーチャ3bが(第1図に示すように)シャッタ
幕1によつてそれぞれ遮蔽されると接続端子8aと8b
とを電気的導通状態にし、第1アパーチャ3aと第2ア
パーチャ3bが互いに重なり合つて1つのアパーチャを
形成すると接片7aは接続端子8aと8bとを電気的絶
縁状態にする。第2モータM2は正転、逆転が可能であ
り、巻取りスプール9及びパトローネ22の軸23と連
結する巻戻しカップリング10を回転駆動するための駆
動源である。
この第2モータM2の回転はギア11,12,13、バ
ネ14及びレバー15からなるクラッチ機構によつて巻
取りスプール9または巻戻しカップリング10に伝達さ
れる。その動作は、第2モータM2が正転、即ちギア1
1を反時計方向に回転させる方向に回転すると、その正
回転はギア16,11,12,13,17,18,19
を介して巻取りスプール9に伝達され、逆転、即ちギア
11を時計方向に回転させる方向に回転すると、その逆
回転はギア16,11,12,13,20,21を介し
て巻戻しカップリング10に伝達される。パトローネ2
2の軸23に一端が固定されて巻きつけられた撮影用の
フィルム24の他端は、シャッタ幕1の後方を通つて巻
取りスプール9に至り、これに巻付けられている。
スプロケット25はフィルム24のパーフォレーション
と噛み合い、フィルム給送によるフィルムの移動に連動
して回転する。このスプロケット25と一体に回転する
ようにスリット盤26が、またギア27,28,29を
介してカウンタスイッチ盤30が設けられているっスリ
ット盤26には複数のスリットが設けられ、このスリッ
ト盤26の回転により発光ダイオードLEDとフォトト
ランジスタTPから成るフォトカプラの光結合は継断さ
れる。
カウンタスイッチ盤30には導体でできた第1接片30
aと第2接片30bが固設されている。接続端子31a
,31bは第1接片30a及び第2接片30bと接触可
能に設けられている。これら第1、第2接片30a,3
0bと接続端子31a,31bの位置関係は、カメラの
始動前のフィルムが装填された状態では、第1接片30
aは接続端子31a,31bを電気的導通状態にし、そ
の後第2モータM2が正転して巻取りスプール9、スプ
ロケット25が回転してカウンタスイッチ盤30が回転
を開始すると接続端子31a,31bは絶縁され、そし
てフィルムが所定駒数分だけ給送されると今度は第2接
片30bが接続端子31a,31bを電気的導通状態に
よる。この動作は、第2モータM2の正転によつてフィ
ルムが所定駒数分だけ給送された後に第2モータM2が
逆転するときにも、このときにはカウンタスイッチ盤3
0がスプロケット25によつて逆転せられるので第1接
片30aと第2接片30bの位相が変化するだけで上述
と同様に行なわれる。第2a〜2f図及び第3図は本発
明による制御装置の実施例を示す回路図である。
第2−a図は電源スイッチ(不図示)が0Nされたこと
を検出する回路を示し、R,は抵抗、C,はコンデンサ
、IN■1はインバータ、MSは単安定マルチバイブレ
ータである。
この回路の出力信号としてはインバータINVlの出力
DRと単安定マルチバイブレータMSの出力DPを使用
する。第2−b図はカメラを起動させるためのトリガ信
号を発生する回路を示し、R2は抵抗、C2はコンデン
サ、INV2はインバータ、SWlはトリガスイッチで
ある。
この回路の出力信号としてはインバータINV2の出力
D,を使用する。第2−c図は、シャッタ開閉信号を発
生する回路を示し、R3,R49R5は抵抗、C39C
49C5はコンデンサ、INV3,lNV4はインバー
タ、G1はナンドゲート回路である。シャッタスイッチ
SW2は第1図におけるシャッタスイッチ盤7の接片7
aと接続端子8a,8bとから構成される。この回路の
出力信号としてはナンドゲート回路G,の出力を使用す
る。第2−d図は、フィルムが所定駒数分だけ給送され
たことを表わすカウント信号を発生する回路を示し、R
6,R7は抵抗、C6はコンデンサ、INV5はインバ
ータである。
カウンタスイッチSW3は第1図におけるカウンタ盤3
0上の第1、第2接片30a,30bと接続端子31a
,31bと接続端子31a,31bとから構成される。
この回路の出力としてはインバータIN■5の出力D3
が使用される。第2−e図は、第1図における第2モー
タM2の回転数を制御する信号を発生する回路であり、
発光ダイオードLEDlフォトトランジスタTP及びス
リット盤26はそれぞれ第1図に示されたものである。
R8,R9は抵抗である。この回路の出力としてはスリ
ット盤26の回転数に応じたフォトトランジスタTPの
交流出力電圧Vが使用される。第2−f図は、フオワー
ド撮影とリバース撮影の選択信号を発生する回路であり
、RlOは抵抗、C7はコンデンサ、INV6はインバ
ータ、G2,G3はオアゲート回路である。
選択スイッチSW4はフオワード撮影のときには開放さ
れ、リバース撮影のときには閉成される。オアゲート回
路G2,G3はフリップフロップ回路を構成し、選択ス
イッチSW4の開閉に応じてその状態を反転する。この
回路の出力信号としてはオアゲート回路G2,G3の出
力CA及びCBを使用する。第3図において、データ読
取回路33は前述の出力信号Dl,D2,D3を読み取
る順序を予め記憶しており、入力回路には各信号の通過
を制御するゲート(不図示)が設けられているものであ
る。
そして信号Dl,D2,D3を読み取るごとに出力端子
0UTに出力信号パルスを発生する。このデータ読取回
路33の読取り順序は第2−f図の出力信号CA,CB
の状態に応じて2通りに切換えられる。データ読出回路
34は制御出力信号X,,X2,X3,X4を出力でき
、その出力順序は予め記憶されていて、第2−f図の出
力信号CA,CBの状態に応じて2通りに切換えられる
シフトレジスタ35はQ1〜Q7の情報記憶ビットを有
しており、データ読取回路33の出力信号パルス及び第
2−a図の出力信号DR,DPを入力とする。
そしてその動作は入力信号が印加されるごとに記憶情報
をQ1からQ2そしてQ3へ順次シフトしてゆき、それ
に応じて各ビットは出力信号パルスを発生して、一方で
はデータ読取回路33において記憶された読取順序に応
じた入力回路のゲートを開き、他方ではデータ読取回路
34において記憶された読出順序に応じてFbI脚出力
信号を発生させる。これらデータ読取回路33、データ
読出回路34、シフトレジスタ35は管制回路を構成す
る。データ読出回路34の制御出力信号X,はトランジ
スタTr,に、X2はトランジスタTr2に、X3はト
ランジスタTr3に、X4はスピードライト36に印加
される。
リレーコイルK1はトランジスタTrlによつて制御さ
れ消磁状態ではリレースイッチSKlの接片40を端子
41aに接続し、励磁されると接片40を端子41bに
接続する。リレーコイルK2はトランジスタTr2によ
つて制御され、消磁状態ではリレースイッチSK2の接
片42を端子43aに接続し、励磁されると接片42を
端子43bに接続する。リレーコイルK3はトランジス
タTr3によつて制御さ枳消磁状態ではリレースイッチ
SK3の接片44を端子45aに接続し、励磁されると
接片44を端子45bに接続する。Ml,M2はそれぞ
れ第1図に示された第1、第2モータである。速度制御
回路37はオアゲート回路G4によるデータ読出回路3
4の制御出力信号Xl,X2のオア出力によつて作動す
る。
この作動は第2−e図の交流出力電圧Vを入力として、
それを積分比較してトランジスタTr4のインピーダン
スを変化させることによつて、第2モータM2に流れる
電流を制御し、第2モータM2の回転数をフィルムが一
定速度で給送されるようにする。次に、動作について説
明する。
尚、起動前においては機械的関係は第1図に示された状
態にあるものとする。まず、フオワード撮影の場合、電
源スイッチ(不図示)を閉成すると、第2−a図のイン
バータINVlの入力は「L」レベルの信号(以下単に
[L」と呼ぶ。)が印加されるので、その出力信号DR
は「H」レベルの信号(以下単に「H」と呼ぶ。)とな
る。その後コンデンサC1が充電完了してインバータI
NVlの入力が「H」となるとその出力は「L」となる
。単安定マルチバイブレータMSはこのインバータIN
■1が「L」を出力すると所定時間「H」の出力信号D
Pを発生する。シフトレジスタ35は、まず信号DRが
「H」となることによつて記憶情報をリセットし、次に
信号DPが「H」となることによつてビットQ1を「H
」とする。ビットQ1が「H」になるとデータ読取回路
33は、信号D1の入力回路のゲートを開く。また、第
2−f図の選択スイッチSW4が開放されるから、オア
ゲート回路G2の出力信号CAは「H」となり、オアゲ
ート回路G3の出力信号CBは「L」となる。データ読
取回路33、データ読出回路34は、それぞれこの出力
信号CA,CBの印加により、信号の読取り、読出し順
序を決定される。これで撮影準備が完了する。次に、第
2−b図のトリガスイッチSWlを閉成すると、インバ
ータINV2の入力は「L」となり、その出力信号D1
は[H」となる。
データ読取回路33はこの「H」となつた信号D,をま
ず読取り、シフトレジスタ35にパルスを印加し、ビッ
トQ2を「H」に、ビットQ1を「L」に転する。する
とデータ読取回路33は信号D1の入力回路のゲートを
閉じ、信号D2の入力回路のゲートを開く。一方、デー
タ読出回路34はビットQ2が[H」となることによつ
て制御出力信号X1をトランジスタTrlのベースに印
加する。このためトランジスタTrlは導通し、リレー
コイルK1を励磁し、リレースイッチSKlの接片40
を端子41bに接続させる。よつて第1モータM1は回
転を開始する。この回転によつて第1図のシャッタ幕1
は移動せられる。また、このシャッタ幕1の移動に伴な
つてシャッタスイッチ盤7も回転するから、第1アパー
チャ3aと第2アパーチャ3bとが互いに重なり合つて
1つのアパーチャを形成するに至ると(シャッタ開放)
、接片7aは接続端子8a,8b間の電気的導通状態を
断つ。よつて、第2−c図のシャッタスイッチSW2が
開放され、今まで出力信号D2として「L」を発生して
いたナンドゲート回路G1はこれを「H」に転する。こ
の信号D2が「H」となると第3図のデータ読取回路3
3はこれを読取り、シフトレジスタ35にパルスを印加
し、ビットQ3を[H」とする。ビットQ3が「H」と
なると、データ読取回路33は信号D2の入力回路のゲ
ートを閉じて、信号D3の入力回路のゲートを開き、デ
ータ読出回路34は制御出力信号X2,X4を発生して
信号X2をトランジスタTr2のベースに印加し、信号
X4をスピードライト36に印加する。このためトラン
ジスタTr2は導通して、リレーコイルK2を励磁して
リレースイッチSK2の接片42を端子43bに接続す
る。同時に信号X1の発生を停止して、トランジスタT
rlを遮断して第1モータM1の回転を停止させる。従
つてフィルムは露光可能となる。よつて、第2モータM
2は正回転を開始し、スピードライト36はその発光部
36aを点滅する。第1図において、第2モータM2の
正転によつて巻取スプール9はフィルムを連続的に巻取
る。このために運動している物体はスピードライト36
の点滅によりフィルム上に連続的に記録される。この撮
影が進んでゆくと巻取スプール9の巻径が大きくなつて
ゆくので第2モータM2を常に一定回転数で駆動してい
たのではフィルム給送速度が徐々に速くなつてしまう。
そこで、スプロケット25に連動するスリット盤26の
回転によつて発光ダイオードLEDとフォトトランジス
タTPのフォトカプラの光結合を継断し、その継断に応
じて得られるフォトトランジスタTPの交流出力電圧V
によつて、速度制御回路37はトランジスタTr4のイ
ンピーダンスを徐々に増加させて第2モータM2がフィ
ルムを一定速度で給送するように制御する。一方、第2
モータM2が正回転してフィルム給送が開始されると、
第1図のカウンタスイッチ盤30はスプロケット25に
連動して回転するから、接続端子31a,31bは電気
的に絶縁される。
このため第2−d図のカウンタスイッチSW3は開放さ
れる。このカウンタスイッチSW3が閉成されていると
きにはバッファアンプAの入力、出力は「L」、インバ
ータIN■5の入力は「H」であるからその出力信号D
3は「L」である。そしてカウンタスイッチSW3が閉
成されるとバッファアンプAの入力、出力は「H」とな
るが、インバータIN■5の入力はコンデンサC6が充
電されているために「H」であり、出力信号D3は「L
」のままである。この状態から撮影が進み、フィルム2
4が所定駒数分だけ給送されるとカウンタスイッチ盤3
0の第2接片30bは接続端子31a,31bを電気的
導通状態にする。
このため第2−d図のカウンタスイッチSW3が閉成さ
れる。するとバッファアンプAの入力、出力は「L」と
なるから今まで充電されたいたコンデンサC6は放電し
、インバータINV5の入力は「L」となりその出力信
号D3は「H」となる。よつてこの「H」となつた信号
D3は、第3図のデータ読取回路33によつて読取られ
るので、シフトレジスタ35はデータ読取回路33から
のパルス印加によりビットQ4が「H」となる。ビット
Q4が「H」となると、データ読取回路33は信号D3
の入力回路のゲートを閉じ、信号D2の入力回路のゲー
トを開く。またデータ読出回路34は制御出力信号X2
,X4の発生を停止し、制御出力信号X1を発生し、こ
れをトランジスタTrlのベースに印加する。このため
トランジスタTr2は遮断されリレーコイルK2は消磁
され、リレースイッチSK2の接片42は端子43aに
接続されるので、第2モータM2は回転を停止する。ま
たスピードライト36の発光も停止する。一方、トラン
ジスタTrlはそのベースに信号X1を印加されるので
導通し、リレーコイルK1を励磁し、リレースイッチS
K,の接片40を端子41bに接続して第1モータM1
を回転させる。第1モータM1の回転によつて第1図の
シャッタ幕1は移動させられる。この移動に伴なつてシ
ャッタスイッチ盤7も回転し、接片7aが再び接続端子
8a,8bを電気的導通状態にする。このため、第2−
c図のシャッタスイッチSW2が閉成され、ナンドゲー
ト回路G1には抵抗R5、コンデンサC,によつて定ま
る一定時間「H」の出力信号D2を発生する。データ読
取回路33はこの「H」となつた出力信号D2を読取り
、シフトレジスタ35にパルスを印加する。これにより
シフトレジスタ35のビットQ5が「H」となり、デー
タ読取回路33は出力信号D2の入力回路のゲートを閉
じ、出力信号D1の入力回路のゲートを開く。またデー
タ読出回路34は制御出力信号X1の発生を停止し、第
1モータM,の回転を停止させる。この状態からフィル
ムを巻戻すべく再度第2一b図のトリガスイッチSWl
を閉成すると、インバータIN■2は「H」の出力信号
D1を発生する。
第3図のデータ読取回路33はこの「H」の出力信号D
1を読取り、シフトレジスタ35にパルスを印加し、ビ
ットαを「H」に転する。するとデータ読取回路33は
出力信号D3の入力回路のゲートを開き、出力信号D1
の入力回路のゲートを閉じる。一方、データ読出回路3
4は制御出力信号X3を発生してトランジスタTr3の
ベースに印加する。このため、トランジスタTr3は導
通して、リレーコイルK3を励磁し、リレースイッチS
K3の接片44を端子45bに接続し第2モータM2を
逆転させる。第2モータM2が逆転すると第1図の巻戻
しカップリング10がパトローネ軸23を回転させてフ
ィルム24を巻戻させる。この場合にも速度制御回路3
7は動作する。フィルム24が巻戻されるとそれに連動
してスプロケット25も今までの回転方向とは逆に回転
するので、カウンタスイッチ盤30の第2の接片30b
は接続端子31a,31bを電気的絶縁状態にする。こ
のために第2−d図のカウンタスイッチSW3が開放さ
れるがインバータIN■5の出力信号D3は「L」のま
まである。フィルム巻戻しが進んで、フィルムが撮影に
要した所定駒数分だけ巻戻されると、第1図のカウンタ
スイッチ盤30の第1接片30aが接続端子31a,3
1bを電気的導通状態にする。
すると、第2−d図のカウンタスイッチSW3が閉成さ
れ、インバータIN■5の出力信号D3は「H」となる
。データ読取回路33はこの「H」となつた出力信号D
3を読取り、シフトレジスタ35にパルスを印加し、ビ
ットQ7を「H」とする。ビットQ7が「H」となると
データ読出回路34は制御出力信号X3の発生を停止し
、第1モータM,の回転を停止させる。以上でフオワー
ド撮影及びフィルム巻戻しを終了する。以上でマルチ撮
影の一連の動作を完了する。次に、リバース撮影の場合
について説明する。
この場合、第2−f図の選択スイッチSW4は閉成され
るから、オアゲート回路G2の出力信号CAは「L」、
オアゲート回路G3の出力信号CBは「H」となる。こ
の出力信号CA,CBの印加を受けて、データ読取回路
33及びデータ読出回路34はそれぞれその読取り、読
出し順序が決定される。以下、説明すると、電源スイッ
チ(不図示)の閉成によつてシフトレジスタ35のビッ
トQ1が「H」となつてデータ読取回路33の信号D,
の入力回路のゲートを開放させる。次にトリガスイッチ
SWlを閉成すると、シフトレジスタ35のビットQ2
が「H」に転じ、データ読取回路33の信号D1の入力
回路のゲートが閉じられ、信号D3の入力回路のゲート
が開放され、データ読出回路34は制御出力信号X2を
発生して、第2モータM2を正転させてフィルムを未露
光のまま巻取スプール9に巻取らせる。フィルムが所定
駒数分だけ巻取られるとカウンタスイッチSW3が開成
されることによつて信号D3が「H」となり、これをデ
ータ読取回路33が読取り、シフトレジスタ35のビッ
トQ3を「H」とする。このため、データ読出回路34
は制御出力信号X2の発生をやめて、第2モータM2の
回転を停止させてフィルム巻取りを終了させる。同時に
、データ読取回路33は信号D3の入力回路のゲートを
閉じ、信号D1の入力信号の入力回路のゲートを開放す
る。この後、トリガスイッチSWlが再度閉成されると
、信号D1が「H」となり、これをデータ読取回路33
が読取つてシフトレジスタ35のビットQ4を「H」と
する。
このために、データ読出回路34は制御出力信号X1を
発生して第1モータM,を回転させてシャッタの開放を
開始させ、またデータ読取回路33は信号D,の入力回
路のゲートを閉じ、信号D2の入力回路のゲートを開放
する。第1モータM1の回転によつてシャッタが完全に
開放されるとシャッタスイッチSW2が開放され、信号
D2は「H」となり、これがデータ読取回路33に読取
られる。するとシフトレジスタ35のビットQ5が[H
」となり、データ読出回路34は制御出力信号X,の発
生を停止し、新たにX2,X4を発生して、第2モータ
M2を逆転させてフィルムを巻戻す方向に給送し、また
スピードライト36を点滅発光させる。また同時にデー
タ読取回路33は信号D2の入力回路のゲートを閉じ、
信号D3の入力回路のゲートを開放する。この状態で、
フィルムの給送方向がフオワード撮影の場合と反対とな
つたリバース撮影が行なわれる。撮影が進んで、フィル
ムが巻取スプール9に巻上げられていた所定駒数分だけ
給送されると、カウンタスイッチSW3が閉成されるこ
とによつて信号D3が「U」となり、これがデータ読取
回路フ33に読取られ、シフトレジスタ35のビットα
が「H」となる。
このために、データ読出回路34は制御出力信号X2,
X4の発生る停止して、第2モータM2の回転を停止さ
せ、スピードライト36の発光を停止させ、新たに制御
出力信号X1を発生して第1モータM1を回転させてシ
ャッタを閉成させる。同時に、データ読取回路33は信
号D3の入力回路のゲートを閉じ、信号D2の入力回路
のゲートを開放する。第1モータM1の回転によつてシ
ャッタが閉成されるとシャッタスイッチSW2が閉成さ
れるので信号D2は再び「H」となり、これがデータ読
取回路33に読取られる。このために、シフトレジスタ
35のビットQ7が「H」となり、データ読取回路34
は制御出力信号X,の発生をやめて第1モータM1の回
転を停止させる。またデータ読取回路33の記憶はなく
なつてしまう。以上でリバース撮影の一連の動作を完了
する。以上のフオワードまたはリバース撮影の動作中に
例えば誤まつて電源スイッチを開放してしまつて装置へ
の給電が断たれてしまうと、シフトレジスタ35の記憶
はリセットされてしまうから、改めて電源スイッチを閉
成しても撮影動作は出鱈目になつてしまつたり、動作し
なかつたりしてしまう。
そこで、この危険性を除去するための緊急回路を第4図
に示す。第4図において、SW2Oは非常時スイッチ、
R2lは抵抗、C22はコンデンサ、IN■23はイン
バータで、これらは非常時作動回路を構成する。
ゲ゛一ト回路G24はインバータINV23の出力と第
2−c図のインバータINV3の出力を入力とし、その
アンド出力によつて第3図のトランジスタTrlを制御
する。ここで、第2−c図のインバータINV3の出力
は、シャッタが開状態にあるときは「L」、シャッタが
閉状態にあるときは「H」となるので、この出力はシャ
ッタ状態を示す。よつて、シャッタスイッチSW2、抵
抗R3、コンデンサC3、インバータIN■3はシャッ
タ状態検出回路を構成する。50はフィルム検出回路で
あつて、カメラに装填されたフィルムが巻取スプール9
に巻取られていれば「L」、巻取られていなければ「H
」の出力信号を発生する。
S−Rフリップフロップ回路51はインバータINV2
3の出力をセット入力とし、フィルム検出回路50の「
H」の出力信号をリセット入力とする。
そして、その一方の出力CDはトランジスタTr3に、
他方の出力CDはトランジスタTr2に印加する。次に
動作を説明する。
非常事態の発生後に、非常時スイッチSW2Oを閉成す
ると、インバータIN■23の出力は「H」となる。一
方、非常事態発生時にシャッタが閉成されていれば第2
−c図のインバータINV3の出力は「L」であり、シ
ャッタが開放されていれば「H」である。従つて、アン
ドゲート回路G24はフオワード、リバース撮影の如何
を問わずシャッタが開放されていると、「H」の出力信
号を発生してトランジスタTrlを導通させて第1モー
タM1を回転させてシャッタを閉成させる。
一方、S−Rフリップフロップ回路51は緊急スイッチ
SW2Oが閉成されたことによるインバータINV23
の「H」の出力信号によつて出力端子CDに「H」、出
力端子CDに「L」の出力信号を発生する。
このために、トランジスタTr2は遮断され、トランジ
スタTr3は導通とされるので、リレースイッチSK2
の接片42は端子43aに接続され、リレースイッチS
K3の接片44は端子45bに接続される。このために
、第2モータM2は逆転してフィルムを巻戻す。そして
、フィルムの巻戻しが完了するとフィルム検出回路50
は「H]の出力信号を発生する。このためにフリップフ
ロップ回路51は両人力が[H」となるので出力端子C
D,CDとも「L」となり、トランジスタTr2,Tr
3を遮断として第2モータM2の回転を停止させる。以
上のようにして、非常時にはシャッタ閉成、フィルム巻
戻しが行なわれて、カメラは撮影以前の状態に復帰され
る。
以上のように本発明によれば、シャッタ開閉、フィルム
巻上げ、フィルム巻戻しの一連の動作を自動的に制御す
るマルチ撮影カメラの制御装置が得られ、撮影に伴なう
煩雑な操作が除去される。
更にフオワード撮影、リバース撮影が可能であるために
、例えば本を編集する場合に、本の開き方向、文字の並
び方向と撮影された画像の変化する方向とを観察しやす
く配列することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ぱ本発明が適用されるカメラの機械的構造を示す
、第2−a図〜第2−f図は本発明の実施例を示す回路
図、第3図は本発明の実施例を示す回路図、第4図は本
発明の別の実施例を示す回路図。 〔主要部分の符号の説明〕、(R2・・・抵抗、C2・
・・コンデンサ、IN■2 ・・・インバータ、SWl
・・・トリガスイッチ)トリガ信号発生回路、(R3,
R49R5l゜゜抵抗、C39C49C5″−コンデン
サ、INV3,INV4・・・インバータ、G1・・・
ナンドゲート回路、SW2・・・シャッタスイッチ)シ
ャッタ開閉信号発生回路、(現,R7・・・抵抗、C6
・・・コンデンサ、IN■5・・・インバータ)カウン
ト信号発生回路、(33・・・データ読取回路、34・
・・データ読出回路、35・・・シフトレジスタ)管制
回路、(RlO・・・抵抗、C7・・・コンデンサ、G
2,G3・・・オアゲート回路、INV6・・・インバ
ータ、SW4・・・選択スイッチ)選択信号発生回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シャッタを開放し、フィルムをモータによつて連続
    的に給送して写真撮影を行なうマルチ撮影カメラにおい
    て、操作開始のためのトリガ信号を発生するトリガ回路
    ;シャッタが開放されたときにシャッタ開放信号を、シ
    ャッタが閉成されたときにシャッタ閉成信号を発生する
    シャッタ信号回路;カメラに装填されたフィルムが所定
    駒数分給送されるとカウント信号を発生するカウント回
    路;及び前記4信号を入力とし、トリガ信号入力によつ
    てシャッタを開放させ、シャッタ開放信号入力によつて
    フィルムを一方向に連続給送させてこれを露光し、カウ
    ント信号入力によつてこの一方向のフィルム給送を停止
    させ、再度のトリガ信号入力によつてシャッタを閉成さ
    せ、シャッタを閉成信号入力によつてフィルムを他方向
    に連続給送させ、再度のカウント信号入力にこの他方向
    のフィルム給送を停止させるように動作順序を記憶した
    管制回路から成ることを特徴とする制御装置。
JP12820076A 1976-10-27 1976-10-27 マルチ撮影カメラの制御装置 Expired JPS5936728B2 (ja)

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JPS5354012A JPS5354012A (en) 1978-05-17
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JPS6347864Y2 (ja) * 1978-09-14 1988-12-09
JPS5692531A (en) * 1979-12-27 1981-07-27 Olympus Optical Co Ltd Film winder

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