JPS593668B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPS593668B2 JPS593668B2 JP2027978A JP2027978A JPS593668B2 JP S593668 B2 JPS593668 B2 JP S593668B2 JP 2027978 A JP2027978 A JP 2027978A JP 2027978 A JP2027978 A JP 2027978A JP S593668 B2 JPS593668 B2 JP S593668B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- airflow
- liquid film
- heat exchanger
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2339/00—Details of evaporators; Details of condensers
- F25B2339/04—Details of condensers
- F25B2339/041—Details of condensers of evaporative condensers
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は空気調和機に関するもので、その目的とすると
ころは、凝縮器あるいは放熱器となる熱交換器に気流と
該気流に混合する微小液滴からなる噴霧気流を当て\流
動させることにより凝縮能力あるいは放熱能力を高める
ことのできる空気調和機を提供しようさするものである
。
ころは、凝縮器あるいは放熱器となる熱交換器に気流と
該気流に混合する微小液滴からなる噴霧気流を当て\流
動させることにより凝縮能力あるいは放熱能力を高める
ことのできる空気調和機を提供しようさするものである
。
従来から凝縮器あるいは放熱器の伝熱性能を高める一方
法さして、気流と共に微小液滴を熱交換器伝熱面に散布
することにより液滴の蒸発潜熱を利用するものがあり、
通常これは蒸発式凝縮器(あるいは放熱器)と呼ばれて
いる。
法さして、気流と共に微小液滴を熱交換器伝熱面に散布
することにより液滴の蒸発潜熱を利用するものがあり、
通常これは蒸発式凝縮器(あるいは放熱器)と呼ばれて
いる。
この種熱交換器では伝熱面に微小液滴を散布するだけで
は伝熱性能はそれ稚内上せず、伝熱面に気体の境界層に
とってかわって薄い液膜による液体の境界層を形成させ
、液膜表面に気流を通過させることによって液の蒸発が
促進され伝熱性能を著しく向上するこさができる。
は伝熱性能はそれ稚内上せず、伝熱面に気体の境界層に
とってかわって薄い液膜による液体の境界層を形成させ
、液膜表面に気流を通過させることによって液の蒸発が
促進され伝熱性能を著しく向上するこさができる。
そして、伝熱面に液膜を形成する為には、微小液滴を気
流中に混合させること、すなわち、微小液滴を気流にの
せて伝熱面に運ぶことが必要である。
流中に混合させること、すなわち、微小液滴を気流にの
せて伝熱面に運ぶことが必要である。
微小液滴を混合できる速度を有する気流が存在するこさ
によって伝熱面上の液膜と気流の界面Cと働ぐ剪断力に
よって安定な薄い液膜が形成でき、しかも気流の存在に
よって液膜の蒸発が促進される。
によって伝熱面上の液膜と気流の界面Cと働ぐ剪断力に
よって安定な薄い液膜が形成でき、しかも気流の存在に
よって液膜の蒸発が促進される。
この種熱交換器を組み込んだ空気調和機の1例を第3図
、第4図に示す。
、第4図に示す。
10は管で、水平方向に多数調部べて配置し、内部に熱
源流体が流動している。
源流体が流動している。
11はこの管10の群から構成された熱交換器、12は
送風機で、この送風機により実線矢印方向に生じる気流
と液槽13内の液を霧化する装置14により破線矢印方
向に生じる微小液滴とからなる噴霧気流が混合して白ぬ
き矢印方向、すなわち水平方向に流動するように配置さ
れている。
送風機で、この送風機により実線矢印方向に生じる気流
と液槽13内の液を霧化する装置14により破線矢印方
向に生じる微小液滴とからなる噴霧気流が混合して白ぬ
き矢印方向、すなわち水平方向に流動するように配置さ
れている。
なお、15はケーシングである。管10表面に形成され
る液膜16(斜線で示す)は第4図に示すように、水平
方向に流動する噴霧気流に対するよどみ点Aより上の伝
熱面には薄い液膜が形成されるが、Aより下の伝熱面で
は重力によって液膜が下方に引っばられる為に厚い液膜
が形成されてしまう。
る液膜16(斜線で示す)は第4図に示すように、水平
方向に流動する噴霧気流に対するよどみ点Aより上の伝
熱面には薄い液膜が形成されるが、Aより下の伝熱面で
は重力によって液膜が下方に引っばられる為に厚い液膜
が形成されてしまう。
したがってAより下の伝熱面では液膜の蒸発はあまり促
進されず、蒸発せずに伝熱面から離脱し、液滴上して落
下してしまう場合もある。
進されず、蒸発せずに伝熱面から離脱し、液滴上して落
下してしまう場合もある。
このように、熱交換器に対して噴霧気流を水平方向に流
動させた場合には、全伝熱面積に対して薄い液膜が形成
される伝熱面積が少ないので伝熱性能はあまり向上しな
い。
動させた場合には、全伝熱面積に対して薄い液膜が形成
される伝熱面積が少ないので伝熱性能はあまり向上しな
い。
さらに全噴霧気流量に対して伝熱面で蒸発する液量は少
ない為に、気流を生じさせる送風機12の動力、微小液
滴を生じさせる霧化装置14の動力および液量は非常に
無駄が多かった。
ない為に、気流を生じさせる送風機12の動力、微小液
滴を生じさせる霧化装置14の動力および液量は非常に
無駄が多かった。
更に他の従来例として第5図、第6図を説明する。
17は管で、水平方向に多数個並べて配置し、内部に熱
源流体が流動している。
源流体が流動している。
18はこの管17の群から構成された熱交換器19は送
風機で、この送風機により実線矢印方向に生じる気流上
液槽20内の液を霧化する装置21により破線矢印方向
に生じる微小液滴とからなる噴霧気流が白ぬき矢印方向
、すなわち重力上反対の垂直方向に流動するように配置
されている。
風機で、この送風機により実線矢印方向に生じる気流上
液槽20内の液を霧化する装置21により破線矢印方向
に生じる微小液滴とからなる噴霧気流が白ぬき矢印方向
、すなわち重力上反対の垂直方向に流動するように配置
されている。
なお、20はケーシングである。
この例では管17表面に形成される液膜22(斜線で示
す)は、第6図に示すように重力と反対に垂直上向に流
動する噴霧気流に対するよどみ点Aでは、重力に抗しき
れずに液膜が流下するために、液膜厚さが一番厚くなり
、蒸発せずに液滴として落下してしまう場合もある。
す)は、第6図に示すように重力と反対に垂直上向に流
動する噴霧気流に対するよどみ点Aでは、重力に抗しき
れずに液膜が流下するために、液膜厚さが一番厚くなり
、蒸発せずに液滴として落下してしまう場合もある。
また、液膜を形成する伝熱面積も液膜が重力によって流
下するので少なくなり、液膜厚さも厚くなる3このよう
に、熱交換器に噴霧気流を垂直上向に流動させた場合に
も、全伝熱面積に対して薄い液膜が形成される伝熱面積
が少ないので伝熱性能はあまり向上しない、さらに全噴
霧気流量に対して伝熱面で蒸発する液量は少ない為に、
気流を生じさせる送風機19の動力、微小液滴を生じさ
せる霧化装置21の動力および液量は非常に無駄が多か
った。
下するので少なくなり、液膜厚さも厚くなる3このよう
に、熱交換器に噴霧気流を垂直上向に流動させた場合に
も、全伝熱面積に対して薄い液膜が形成される伝熱面積
が少ないので伝熱性能はあまり向上しない、さらに全噴
霧気流量に対して伝熱面で蒸発する液量は少ない為に、
気流を生じさせる送風機19の動力、微小液滴を生じさ
せる霧化装置21の動力および液量は非常に無駄が多か
った。
本発明は上記のような従来の欠点を解消したもので、以
下、第1図、第2図によって本発明の一実施例を説明す
る。
下、第1図、第2図によって本発明の一実施例を説明す
る。
1は管で、水平方向に多数個並べて配置し、内部に熱源
流体が流動している。
流体が流動している。
2は、この管1の群から構成された凝縮器あるいは放熱
器きなる熱交換器、3は送風機で、この送風機により実
線矢印方向に生じる気流と液槽4内の液(斜線で示す)
を霧化する装置5(例えば超音波振動子など)により破
線矢印方向に生じて、気流中に混合する微小液滴からな
る噴霧気流が白ぬき矢印方向、すなわち重力方向(垂直
下向)に流動するように配置されている。
器きなる熱交換器、3は送風機で、この送風機により実
線矢印方向に生じる気流と液槽4内の液(斜線で示す)
を霧化する装置5(例えば超音波振動子など)により破
線矢印方向に生じて、気流中に混合する微小液滴からな
る噴霧気流が白ぬき矢印方向、すなわち重力方向(垂直
下向)に流動するように配置されている。
すなわち、噴霧気流はケーシング6内を逆U字形に流動
する。
する。
6a 、6bはケーシング6に設けた吸込口、吹出口で
ある。
ある。
7は熱交換器2と霧化装置5とを隔離する隔壁であり、
下端部を液槽4の液内に浸漬し、底部には接触していな
いようになっている。
下端部を液槽4の液内に浸漬し、底部には接触していな
いようになっている。
本発明では管1表面に形成される液膜8(斜線で示す)
は、第2図に示すように重力方向に流動する噴霧気流に
対するよどみ点Aからの角度θの絶対値が60度以下の
範囲で安定な薄い液膜が形成され蒸発が促進される。
は、第2図に示すように重力方向に流動する噴霧気流に
対するよどみ点Aからの角度θの絶対値が60度以下の
範囲で安定な薄い液膜が形成され蒸発が促進される。
しかも局所熱伝達率が最高であるよどみ点Aにおいても
薄い液膜を形成しているので蒸発の促進度が早く、また
、θの絶対値が90度以上でも、重力により流下した液
膜が落下せず、液滴9として伝熱面に付着し、蒸発する
。
薄い液膜を形成しているので蒸発の促進度が早く、また
、θの絶対値が90度以上でも、重力により流下した液
膜が落下せず、液滴9として伝熱面に付着し、蒸発する
。
上記のように、凝縮器あるいは放熱器としての熱交換器
2に噴霧気流を重力方向(垂直下向)に当てて流動させ
た場合には、全伝熱面積に対して安定な薄い液膜の形成
される伝熱面積が多くなり伝熱性能は著しく向上するの
で、凝縮器あるいは放熱器の小形化がはかれる。
2に噴霧気流を重力方向(垂直下向)に当てて流動させ
た場合には、全伝熱面積に対して安定な薄い液膜の形成
される伝熱面積が多くなり伝熱性能は著しく向上するの
で、凝縮器あるいは放熱器の小形化がはかれる。
さらに、全噴霧気流量に対して伝熱面で蒸発する液量が
多くなるので送風機、霧化装置の動力および液量は有効
に利用されるので、空気調和機として省エネルギー、省
資源がはかれる効果がある。
多くなるので送風機、霧化装置の動力および液量は有効
に利用されるので、空気調和機として省エネルギー、省
資源がはかれる効果がある。
さらに、ケーシング6と隔壁7によって実線矢印で示す
気流と破線矢印で示す微小液滴は上昇流を形成するよう
にしているために、上昇過程において凝縮器あるいは放
熱器に到達する噴霧気流中の微小液滴径を気流に混合し
得るものだけに揃えることができるので、熱交換器伝熱
面で蒸発促進に適した薄い液膜を形成し伝熱性能を著し
く向上することができる。
気流と破線矢印で示す微小液滴は上昇流を形成するよう
にしているために、上昇過程において凝縮器あるいは放
熱器に到達する噴霧気流中の微小液滴径を気流に混合し
得るものだけに揃えることができるので、熱交換器伝熱
面で蒸発促進に適した薄い液膜を形成し伝熱性能を著し
く向上することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は管の
一部拡大断面図で、液膜の状態を示す。 第3図は従来例を示す断面図、第4図は第3図における
管の一部拡大断面図で、液膜の状態を示す。 第5図は他の従来例を示す断面図、第6図は第5図にお
ける管の一部拡大断面図。 1・・・・・・管、2・・・・・・熱交換器、3・・・
・・・送風機、4・・・・・・液槽、5・・・・・・霧
化装置、6・・・・・・ケーシング。
一部拡大断面図で、液膜の状態を示す。 第3図は従来例を示す断面図、第4図は第3図における
管の一部拡大断面図で、液膜の状態を示す。 第5図は他の従来例を示す断面図、第6図は第5図にお
ける管の一部拡大断面図。 1・・・・・・管、2・・・・・・熱交換器、3・・・
・・・送風機、4・・・・・・液槽、5・・・・・・霧
化装置、6・・・・・・ケーシング。
Claims (1)
- 1 水平方向に管を多数個部べて配置した熱交換器、噴
霧気流流動用送風機および底部に液槽を設けたケーシン
グ内に、液の霧化装置と前記熱交換器を隔離し、かつ上
端を連通可能にした隔壁とを設け、前記ケーシングの霧
化装置側下方に気体の吸込口を形成し熱交換器側下方に
気体の吹出口を配設することにより気流と霧化微小液滴
とからなる噴霧気流を前記隔壁に沿って逆U字形に流動
できるように構成したことを特徴さする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2027978A JPS593668B2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2027978A JPS593668B2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54112053A JPS54112053A (en) | 1979-09-01 |
JPS593668B2 true JPS593668B2 (ja) | 1984-01-25 |
Family
ID=12022718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2027978A Expired JPS593668B2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593668B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6298984A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-08 | Nec Home Electronics Ltd | 入力信号制御装置 |
-
1978
- 1978-02-22 JP JP2027978A patent/JPS593668B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6298984A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-08 | Nec Home Electronics Ltd | 入力信号制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54112053A (en) | 1979-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11175067B2 (en) | Air conditioner with water removal | |
JPH0253711B2 (ja) | ||
CN213480466U (zh) | 一种空气加湿器 | |
US1859770A (en) | Vaporizer | |
JPS593668B2 (ja) | 空気調和機 | |
CN210980195U (zh) | 一种蒸发冷却换热器及其空气调节系统 | |
JPS5925145B2 (ja) | 熱交換装置 | |
JPS54111161A (en) | Heat exchanger | |
JPS593264Y2 (ja) | 蒸発式熱交換器 | |
WO2018107210A1 (en) | Compact cooling device | |
CN112197383A (zh) | 一种空气加湿器 | |
JPS5941107B2 (ja) | ジヨウハツシキネツコウカンキ | |
JP2501310Y2 (ja) | 内燃機関の吸入通路 | |
JPS5937572Y2 (ja) | 熱交換装置 | |
JPS5937574Y2 (ja) | 熱交換装置 | |
JP5446840B2 (ja) | 加湿装置 | |
US2139429A (en) | Humidifier | |
JPS5842816Y2 (ja) | 超音波加湿装置 | |
TW451045B (en) | Auxiliary water cooling device and method for use with an air cooling air-conditioner | |
JPS5924791B2 (ja) | 熱交換装置 | |
JPH0429401B2 (ja) | ||
JPH05253401A (ja) | 沸騰容器 | |
JPH0233047Y2 (ja) | ||
CN205340174U (zh) | 一种高效降膜蒸发器 | |
JPS58173393A (ja) | 気液二相流体分配用ヘツダ |