JPS5937574Y2 - 熱交換装置 - Google Patents
熱交換装置Info
- Publication number
- JPS5937574Y2 JPS5937574Y2 JP16522278U JP16522278U JPS5937574Y2 JP S5937574 Y2 JPS5937574 Y2 JP S5937574Y2 JP 16522278 U JP16522278 U JP 16522278U JP 16522278 U JP16522278 U JP 16522278U JP S5937574 Y2 JPS5937574 Y2 JP S5937574Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- heat exchange
- droplets
- heat
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air Humidification (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、空気調和機の凝縮器や放熱器などの熱交換器
の性能向上を目的とし、特に液滴の蒸発潜熱を利用する
ための最適な気液混相流発生形熱交換装置に関するもの
である。
の性能向上を目的とし、特に液滴の蒸発潜熱を利用する
ための最適な気液混相流発生形熱交換装置に関するもの
である。
熱交換器の伝熱性能を高める一手段として、気流と共に
微小液滴を伝熱面に散布することにより液滴の蒸発潜熱
を利用するものがあり、通常、蒸発式熱交換器と呼ばれ
ている。
微小液滴を伝熱面に散布することにより液滴の蒸発潜熱
を利用するものがあり、通常、蒸発式熱交換器と呼ばれ
ている。
従来、この種の蒸発式熱交換器に対して、液滴を散布す
る手段としては、熱交換器下部に配置された水タンクよ
り電動ポンプなどでくみあげた水を熱交換器の上方から
散水するものがあった。
る手段としては、熱交換器下部に配置された水タンクよ
り電動ポンプなどでくみあげた水を熱交換器の上方から
散水するものがあった。
しかしながら、この手段では散水される水滴が過大であ
り、熱交換器の全面に対して均一に散水することができ
ず、散水された部分も液膜が厚くなり過ぎて、蒸発が抑
制されるなどの欠点があった。
り、熱交換器の全面に対して均一に散水することができ
ず、散水された部分も液膜が厚くなり過ぎて、蒸発が抑
制されるなどの欠点があった。
また、他の手段としては、回転円板の一部を液に浸して
、液滴を跳ねかせて熱交換器に当てることも考案されて
いるが、これでは、回転円板の遠心力を利用する装置の
性質上、円板から飛ばされる液滴は円板の接線方向にし
か飛ばないため、熱交換器全面に均一に液滴を散布する
ことはできなかった。
、液滴を跳ねかせて熱交換器に当てることも考案されて
いるが、これでは、回転円板の遠心力を利用する装置の
性質上、円板から飛ばされる液滴は円板の接線方向にし
か飛ばないため、熱交換器全面に均一に液滴を散布する
ことはできなかった。
さらに、これらの手段は、液滴を散布するだけであり、
送風機能を具備していないため、熱交換器の伝熱性能を
上げたり、液滴の蒸発乙□進させるための気流を発生さ
せるためには、上記散水装置とは別に、送風機を設ける
必要があった。
送風機能を具備していないため、熱交換器の伝熱性能を
上げたり、液滴の蒸発乙□進させるための気流を発生さ
せるためには、上記散水装置とは別に、送風機を設ける
必要があった。
本考案は上記のような従来の欠点を解消するものであり
、以下にその一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
、以下にその一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第１図は、本考案の一実施例の熱交換装置の断面図であ
る。
る。
１は熱交換器、２は駆動モータ（図示せず）の軸３に取
付けられたシロッコファンであり、軸方向（紙面に垂直
な方向）より空気を吸（込み、熱交換器１の方向に送風
する。
付けられたシロッコファンであり、軸方向（紙面に垂直
な方向）より空気を吸（込み、熱交換器１の方向に送風
する。
また、４は上記シロッコファン２の吸込み口からブレー
ド５の内側の軸３を挾んで熱交換器１０反対側に装入さ
れた導水管であり、シロッコファン２の内部に散水でき
るようになっている。
ド５の内側の軸３を挾んで熱交換器１０反対側に装入さ
れた導水管であり、シロッコファン２の内部に散水でき
るようになっている。
なお６はケーシングである。
以上のような構成において、次にその作用について説明
する。
する。
駆動モータ（図示せず）に通電して、シロッコファン２
を回転させるとともに、導水管４よりシロッコファン２
のブレード５の内部に散水すると、この散水された水滴
は、回転するシロッコファン２のブレード５に当り、微
細な粒子になり、軸方向（紙面に垂直な方向）より吸い
込まれた空気に懸濁されて、熱交換器１の方向（白ぬき
矢印方向）に飛散する。
を回転させるとともに、導水管４よりシロッコファン２
のブレード５の内部に散水すると、この散水された水滴
は、回転するシロッコファン２のブレード５に当り、微
細な粒子になり、軸方向（紙面に垂直な方向）より吸い
込まれた空気に懸濁されて、熱交換器１の方向（白ぬき
矢印方向）に飛散する。
また、ブレード５に付着した水滴は遠心力により飛散し
て、その一部は熱交換器１に当る。
て、その一部は熱交換器１に当る。
（破線矢印）すなわち、熱交換器１の全表面にはシロッ
コファン２により送風される空気に懸濁された微小水滴
と、遠心力によりブレード５から飛散した水滴により、
はぼ均一な薄い水膜が形成される。
コファン２により送風される空気に懸濁された微小水滴
と、遠心力によりブレード５から飛散した水滴により、
はぼ均一な薄い水膜が形成される。
この水膜が蒸発することによる非常に大きな蒸発潜熱（
約６００ Ｋｃａｌ／ Ｋｇ）が熱交換器１の内部を流
れる熱源流体の冷却に利用されるのである。
約６００ Ｋｃａｌ／ Ｋｇ）が熱交換器１の内部を流
れる熱源流体の冷却に利用されるのである。
またシロッコファン２より送風される空気は、熱交換器
１を通過する際に熱交換して、熱源流体の冷却に利用で
きるとともに、上記熱交換器１０表面に形成された薄い
水膜の蒸発を促進する効果がある。
１を通過する際に熱交換して、熱源流体の冷却に利用で
きるとともに、上記熱交換器１０表面に形成された薄い
水膜の蒸発を促進する効果がある。
以上の説明より明らかなように、本考案は、空気調和機
の凝縮器や放熱器などの熱交換器と、上記熱交換器に送
風する多翼ファンと、その多翼ファンのブレードの内側
の多翼ファンの回転軸を挾んで熱交換器の反対側に液体
を散布する導水管とを設けたことを特徴とする熱交換装
置であるから、上記多翼ファンのブレードの内側に散布
された液体は、ブレードに当り微細化されて、気流中に
懸濁されるとともに、多翼ファンを使用し、ブレードの
内側の多翼ファンの回転軸を挾んで熱交換器の反対側に
導水管を設けであるためブレードに付着した液滴は遠心
力により気流と同方向にも飛散して、上記熱交換器の全
表面にほぼ均一な薄い液膜を形成することができ、また
、この熱交換器には上記多翼ファンにより送風されるた
め、上記液膜の蒸発も促進され、したがって、この液膜
の蒸発による非常に大きな蒸発潜熱を熱交換器の内部を
流れる流体の冷却に利用できるものである。
の凝縮器や放熱器などの熱交換器と、上記熱交換器に送
風する多翼ファンと、その多翼ファンのブレードの内側
の多翼ファンの回転軸を挾んで熱交換器の反対側に液体
を散布する導水管とを設けたことを特徴とする熱交換装
置であるから、上記多翼ファンのブレードの内側に散布
された液体は、ブレードに当り微細化されて、気流中に
懸濁されるとともに、多翼ファンを使用し、ブレードの
内側の多翼ファンの回転軸を挾んで熱交換器の反対側に
導水管を設けであるためブレードに付着した液滴は遠心
力により気流と同方向にも飛散して、上記熱交換器の全
表面にほぼ均一な薄い液膜を形成することができ、また
、この熱交換器には上記多翼ファンにより送風されるた
め、上記液膜の蒸発も促進され、したがって、この液膜
の蒸発による非常に大きな蒸発潜熱を熱交換器の内部を
流れる流体の冷却に利用できるものである。
また、本考案の熱交換装置は、送風機に微小液滴散布機
能を付加したものであるため、従来のように特別な液滴
散布装置を必要とせず、低コストで、構造も簡単であり
ながら、従来のものより液膜の蒸発が促進されるため高
い伝熱性能が得られるものである。
能を付加したものであるため、従来のように特別な液滴
散布装置を必要とせず、低コストで、構造も簡単であり
ながら、従来のものより液膜の蒸発が促進されるため高
い伝熱性能が得られるものである。
図面は本考案の一実施例におげろ熱交換装置の断面図で
ある。 １・・・・・・熱交換器、２・・・・・・シロッコファ
ン、４・・・・・・導水管、５・・・・・・ブレード。
ある。 １・・・・・・熱交換器、２・・・・・・シロッコファ
ン、４・・・・・・導水管、５・・・・・・ブレード。
Claims (1)
- 空気調和機の凝縮器や放熱器などの熱交換器と、上記熱
交換器に送風する多翼ファンと、その多翼ファンのブレ
ードの内側の、多翼ファンの回転軸を挾んで上記熱交換
器の反対側に、液体を散布する導水管を設けた熱交換装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16522278U JPS5937574Y2 (ja) | 1978-11-29 | 1978-11-29 | 熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16522278U JPS5937574Y2 (ja) | 1978-11-29 | 1978-11-29 | 熱交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5580683U JPS5580683U (ja) | 1980-06-03 |
| JPS5937574Y2 true JPS5937574Y2 (ja) | 1984-10-18 |
Family
ID=29163422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16522278U Expired JPS5937574Y2 (ja) | 1978-11-29 | 1978-11-29 | 熱交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937574Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-29 JP JP16522278U patent/JPS5937574Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5580683U (ja) | 1980-06-03 |
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