JPS5936576B2 - 凹凸模様付き建築用板の製造法 - Google Patents
凹凸模様付き建築用板の製造法Info
- Publication number
- JPS5936576B2 JPS5936576B2 JP51154096A JP15409676A JPS5936576B2 JP S5936576 B2 JPS5936576 B2 JP S5936576B2 JP 51154096 A JP51154096 A JP 51154096A JP 15409676 A JP15409676 A JP 15409676A JP S5936576 B2 JPS5936576 B2 JP S5936576B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin layer
- heat
- uneven pattern
- foamable resin
- foaming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は硬質熱可塑性樹脂の板状体1の表面に加熱発泡
性樹脂層2を設けると共に裏面に発泡時に発熱を伴なう
発泡性樹脂層3を設け、表面側に凹凸金型4を当接させ
て上記発泡性樹脂層3を発泡させ、生じた熱にて加熱発
泡性樹脂層2を凹凸金型4に沿つて発泡させることを特
徴とする凹凸模様付き建築用板の製造法に係り、その目
的とするとこは凹凸差の大きな凹凸模様を板状体に熱変
形を来たすことなく簡単に施し得る凹凸模様付き建築用
板の製造法を提供するにある。
性樹脂層2を設けると共に裏面に発泡時に発熱を伴なう
発泡性樹脂層3を設け、表面側に凹凸金型4を当接させ
て上記発泡性樹脂層3を発泡させ、生じた熱にて加熱発
泡性樹脂層2を凹凸金型4に沿つて発泡させることを特
徴とする凹凸模様付き建築用板の製造法に係り、その目
的とするとこは凹凸差の大きな凹凸模様を板状体に熱変
形を来たすことなく簡単に施し得る凹凸模様付き建築用
板の製造法を提供するにある。
例えば扁平溝状の建築用板は硬質ポリ塩化ビニルを押出
成形することにより得られるが、このような板状体は凹
凸を施すために熱を加えると変形が生じやすいために0
.2〜0.3n程度の極く浅い凹凸模様しか施せない欠
点があつた。
成形することにより得られるが、このような板状体は凹
凸を施すために熱を加えると変形が生じやすいために0
.2〜0.3n程度の極く浅い凹凸模様しか施せない欠
点があつた。
本発明はかかる従来の欠点を解消せんとするもので、以
下添付図に基づいて詳細に説明する。
下添付図に基づいて詳細に説明する。
板状体1は例えばポリ塩化ビニルのような硬質熱可塑性
樹脂を第1図のような扁平逆薄溝状に押出成形して得ら
れるもので、表面に例えば発泡剤配合のポリ塩化ビニル
ゾルコートの如き加熱発泡性樹脂層2を薄く塗布形成し
てあり、この板状体1を第2図のように凹凸模様が施さ
れた凹凸金型4に加熱発泡性樹脂層2がその凹凸模様側
に接するように載置すると共に板状体1の裏面側に例え
ば発泡性硬質ウレタン樹脂のように自己接着性を有しか
つ発泡時に発熱を伴なう発泡性樹脂層3を充填し離型処
理した蓋板5で覆つてこれを発泡させる。この発泡によ
り発泡性樹脂層3は発熱しつつ板状体1の裏面に充満し
て接着すると共に、その発熱により同時に加熱発熱性樹
脂層2も第3図のように凹凸金型4の凹凸模様に沿つて
発泡するものである。このようにして得られた建築用板
は例えばバスルームその他の断熱内装材として用いられ
る。本発明にあつては上述のように熱可塑性樹脂の板状
体の表面に加熱発泡性樹脂層を設けると共に裏面に発泡
時に発熱を伴なう発泡性樹脂層を設け、表面側に凹凸金
型を当接させて上記発泡性樹脂層を発泡させているから
、この発泡にて生ずる発熱により表面側の加熱発泡性樹
脂層が発泡するものであり、表面側に配置した凹凸金型
の凹凸模様に応じて任意の凹凸模様が現出すると共に裏
面側の樹脂の発熱が表面側の樹脂層の発泡エネルギーと
して吸収されるために板状体に熱変形が生ずることが防
止でき、またこの方法は従来と異なり、ゾルコートの厚
みと発泡剤の添加量によりエンボスの深さを任意に調整
が可能であり、裏面発泡体成時に同時にエンボス模様を
付与せしめることができるために簡単に加工が行なえる
。以下本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
樹脂を第1図のような扁平逆薄溝状に押出成形して得ら
れるもので、表面に例えば発泡剤配合のポリ塩化ビニル
ゾルコートの如き加熱発泡性樹脂層2を薄く塗布形成し
てあり、この板状体1を第2図のように凹凸模様が施さ
れた凹凸金型4に加熱発泡性樹脂層2がその凹凸模様側
に接するように載置すると共に板状体1の裏面側に例え
ば発泡性硬質ウレタン樹脂のように自己接着性を有しか
つ発泡時に発熱を伴なう発泡性樹脂層3を充填し離型処
理した蓋板5で覆つてこれを発泡させる。この発泡によ
り発泡性樹脂層3は発熱しつつ板状体1の裏面に充満し
て接着すると共に、その発熱により同時に加熱発熱性樹
脂層2も第3図のように凹凸金型4の凹凸模様に沿つて
発泡するものである。このようにして得られた建築用板
は例えばバスルームその他の断熱内装材として用いられ
る。本発明にあつては上述のように熱可塑性樹脂の板状
体の表面に加熱発泡性樹脂層を設けると共に裏面に発泡
時に発熱を伴なう発泡性樹脂層を設け、表面側に凹凸金
型を当接させて上記発泡性樹脂層を発泡させているから
、この発泡にて生ずる発熱により表面側の加熱発泡性樹
脂層が発泡するものであり、表面側に配置した凹凸金型
の凹凸模様に応じて任意の凹凸模様が現出すると共に裏
面側の樹脂の発熱が表面側の樹脂層の発泡エネルギーと
して吸収されるために板状体に熱変形が生ずることが防
止でき、またこの方法は従来と異なり、ゾルコートの厚
みと発泡剤の添加量によりエンボスの深さを任意に調整
が可能であり、裏面発泡体成時に同時にエンボス模様を
付与せしめることができるために簡単に加工が行なえる
。以下本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
但し※はN,N′−ジメチル−N,N′−ジニトロソテ
トラフタールアミドとミナラルオイルの混合である。
トラフタールアミドとミナラルオイルの混合である。
上記発泡性ポリ塩化ビニルをロールコータにて第1図の
ようなポリ塩化ビニル板の表面100μの厚さで塗布し
た後、裏面にウレタン樹脂の発泡成形(発泡倍率3倍)
を行なつた。
ようなポリ塩化ビニル板の表面100μの厚さで塗布し
た後、裏面にウレタン樹脂の発泡成形(発泡倍率3倍)
を行なつた。
この時の反応熱(金型中心温度90℃)により、安定し
たエンボス模様が付与せしめられた。エンボス深さは0
.6〜0.8m1!Lであつた。
たエンボス模様が付与せしめられた。エンボス深さは0
.6〜0.8m1!Lであつた。
第1図は本発明の一実施例の板伏体の斜視図、第2図及
び第3図は同上の概略工程説明図であつて、1は板状体
、2は加熱発泡性樹脂層、3は発泡性樹脂、4は凹凸金
型を示す。
び第3図は同上の概略工程説明図であつて、1は板状体
、2は加熱発泡性樹脂層、3は発泡性樹脂、4は凹凸金
型を示す。
Claims (1)
- 1 硬質熱可塑性樹脂の板状体の表面に加熱発泡性樹脂
層を設けると共に裏面に発泡時に発熱を伴なう発泡性樹
脂層を設け、表面側に凹凸金型を当接させて上記発泡性
樹脂層を発泡させ、生じた熱にて加熱発泡性樹脂層を凹
凸金型に沿つて発泡させることを特徴とする凹凸模様付
き建築用板の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51154096A JPS5936576B2 (ja) | 1976-12-15 | 1976-12-15 | 凹凸模様付き建築用板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51154096A JPS5936576B2 (ja) | 1976-12-15 | 1976-12-15 | 凹凸模様付き建築用板の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5375272A JPS5375272A (en) | 1978-07-04 |
JPS5936576B2 true JPS5936576B2 (ja) | 1984-09-04 |
Family
ID=15576814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51154096A Expired JPS5936576B2 (ja) | 1976-12-15 | 1976-12-15 | 凹凸模様付き建築用板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936576B2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-15 JP JP51154096A patent/JPS5936576B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5375272A (en) | 1978-07-04 |
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