JPS5936526B2 - 電気湯沸し保温器 - Google Patents
電気湯沸し保温器Info
- Publication number
- JPS5936526B2 JPS5936526B2 JP5922277A JP5922277A JPS5936526B2 JP S5936526 B2 JPS5936526 B2 JP S5936526B2 JP 5922277 A JP5922277 A JP 5922277A JP 5922277 A JP5922277 A JP 5922277A JP S5936526 B2 JPS5936526 B2 JP S5936526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- heating
- glass container
- container
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Table Equipment (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、魔法瓶等の二重壁を有するガラスの密閉容器
において、ガラスの密閉容器の外壁と内壁との脱気され
た空洞に蒸発性の熱媒体を封入し、密閉容器の一部を加
熱することにより前記熱媒体の蒸発、凝縮作用の相変化
を利用して容器中の湯等の被加熱物の加熱、保温を行な
う電気湯沸し保温器に係り、殊にその安全装置に関する
ものである。
において、ガラスの密閉容器の外壁と内壁との脱気され
た空洞に蒸発性の熱媒体を封入し、密閉容器の一部を加
熱することにより前記熱媒体の蒸発、凝縮作用の相変化
を利用して容器中の湯等の被加熱物の加熱、保温を行な
う電気湯沸し保温器に係り、殊にその安全装置に関する
ものである。
従来、二重構造になったガラスの密閉容器の密閉空洞に
熱媒体を封入し、その一部を加熱することにより容器中
の液体等に内壁全面より熱を加える電気湯沸し保温器に
おいては、落下等の衝撃によってガラスの容器本体が破
損して容器中の熱湯が容器外部に流出して火傷をしたり
、又電気部品に熱湯が浸漬して電気絶縁不良になり感電
したりする危険性がある等の欠点があった。
熱媒体を封入し、その一部を加熱することにより容器中
の液体等に内壁全面より熱を加える電気湯沸し保温器に
おいては、落下等の衝撃によってガラスの容器本体が破
損して容器中の熱湯が容器外部に流出して火傷をしたり
、又電気部品に熱湯が浸漬して電気絶縁不良になり感電
したりする危険性がある等の欠点があった。
本発明は上記の欠点を改良したものであり、本発明の安
全装置ではガラスの容器本体をアルミニウム性の金属薄
板の保護ケースで被覆するので、ガラスの容器本体が破
損しても容器中の熱湯が容器本体の外部に流出しないの
で、電気部品の電気絶縁不良による感電等の危険性、又
熱湯が容器外部に流出して火傷したりする等の心配がな
く、しかも容器本体の外部からの加熱が容易にできるも
のである。
全装置ではガラスの容器本体をアルミニウム性の金属薄
板の保護ケースで被覆するので、ガラスの容器本体が破
損しても容器中の熱湯が容器本体の外部に流出しないの
で、電気部品の電気絶縁不良による感電等の危険性、又
熱湯が容器外部に流出して火傷したりする等の心配がな
く、しかも容器本体の外部からの加熱が容易にできるも
のである。
以下本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す電気湯沸し保温器の断
面図である。
面図である。
1は密閉されたガラスの容器本体で、外壁2と内壁3と
より構成され、脱気された密閉空洞4を有する。
より構成され、脱気された密閉空洞4を有する。
そしてこの密閉空洞4に水、アルコール、フンオン等の
蒸発性の熱媒体5を適量封入してあり、前記熱媒体5は
重力の作用により底部の有底環状突出部の加熱部6に集
まる。
蒸発性の熱媒体5を適量封入してあり、前記熱媒体5は
重力の作用により底部の有底環状突出部の加熱部6に集
まる。
11はアルミニウム等の熱伝導性のよい金属薄板でガラ
スの容器本体1の外周をほぼ全面にわたって覆っている
上部を開口した有底環状の保護ケースであり、その底部
の環状突出部11′が加熱部6の側壁外周部に密着して
いる。
スの容器本体1の外周をほぼ全面にわたって覆っている
上部を開口した有底環状の保護ケースであり、その底部
の環状突出部11′が加熱部6の側壁外周部に密着して
いる。
7は加熱部6外周に設けられたアルミニウム等の熱伝導
性の良い金属の保護ケース11の底部の環状突出部11
′に密着して設けられた環筒状の加熱装置である。
性の良い金属の保護ケース11の底部の環状突出部11
′に密着して設けられた環筒状の加熱装置である。
8は加熱装置7を固定するための環状の止め輪であり、
9は容器ケース、9′は容器本体1の上部止め体、10
は容器本体1中の湯等の液体である。
9は容器ケース、9′は容器本体1の上部止め体、10
は容器本体1中の湯等の液体である。
12ば容器本体1と容器ケース9との間に設けられた硬
質つVタン、ガラスウール、空気、真空等の断熱材であ
る。
質つVタン、ガラスウール、空気、真空等の断熱材であ
る。
13は保護ケース11の底部外壁11〃に密着して設け
られたサーモスタット等の温度検出器で、液体10の液
温を検出して加熱装置7を制御する。
られたサーモスタット等の温度検出器で、液体10の液
温を検出して加熱装置7を制御する。
13′は温度検出器130ケースであり、14は上蓋、
15は加圧ポンプで、容器中の液体10を通出管16に
よって外部へ取り出すようになっている。
15は加圧ポンプで、容器中の液体10を通出管16に
よって外部へ取り出すようになっている。
17は容器ケース9の底部内周に設けられたネジ板であ
り、18は容器本体1の下部受は体でネジ板17にネジ
締めされて固着している。
り、18は容器本体1の下部受は体でネジ板17にネジ
締めされて固着している。
19は容器ケース9の底部にネジ締めされている底板で
あり、19′は底板19にあけられた複数の小孔である
。
あり、19′は底板19にあけられた複数の小孔である
。
20は容器ケース9の底部側壁に設けられたプラグ受け
である。
である。
次に上記の動作について説明する。
加熱装置7によって熱媒体5が加熱されると熱媒体5は
潜熱として熱を奪い蒸発し、蒸気となり圧力差によって
蒸気は空洞4中に速やかに移動する。
潜熱として熱を奪い蒸発し、蒸気となり圧力差によって
蒸気は空洞4中に速やかに移動する。
そして加熱部6より低温である外壁2、内壁3上で疑縮
し熱を放出する。
し熱を放出する。
その際主として内壁3で疑縮する。疑−縮した熱媒体5
は重力にて再び加熱部6へ戻される。
は重力にて再び加熱部6へ戻される。
前記サイクルを繰り返すことにより容器本体1中の液体
10の加熱、保温を行なう。
10の加熱、保温を行なう。
その際容器本体1の熱媒体5の蒸気温度はほぼ容器中の
液体10の温度と等しくなり加熱部6の温度上昇は小さ
く、小さな加熱面積にもかかわらず、加熱装置7で発生
した熱は容易に熱媒体5rlc伝熱され、殆んど温度差
なく速やかに容器中の液体10を加熱する。
液体10の温度と等しくなり加熱部6の温度上昇は小さ
く、小さな加熱面積にもかかわらず、加熱装置7で発生
した熱は容易に熱媒体5rlc伝熱され、殆んど温度差
なく速やかに容器中の液体10を加熱する。
もし誤って電気湯沸し保温器を落下したりしてガラスの
容器本体1を破損しても、本発明によるアルミニウム等
の金属薄板の保護デース11でガラスの容器本体1が被
覆されているので容器中の熱湯の液体10の流出を防止
でき、加熱装置7、温度検出器13、プラグ受け20等
電気製品に熱湯が浸漬して電気絶縁不良になり感電した
り、熱湯による火傷をしたりする危険がなく、安全であ
る。
容器本体1を破損しても、本発明によるアルミニウム等
の金属薄板の保護デース11でガラスの容器本体1が被
覆されているので容器中の熱湯の液体10の流出を防止
でき、加熱装置7、温度検出器13、プラグ受け20等
電気製品に熱湯が浸漬して電気絶縁不良になり感電した
り、熱湯による火傷をしたりする危険がなく、安全であ
る。
又加熱装置7によって容易に加熱部6中の熱媒体5を加
熱することができる。
熱することができる。
第2図は本発明の他の実施例を示す電気湯沸し保温器の
断面図である。
断面図である。
ガラスの容器本体1の底部加熱部6′を半球面状にして
、その下部表面に保護ケース111の底部11′が密着
し更に半球面状の加熱装置7′が密着し、加熱装置支え
体8′によって支えられているので、容器本体1の構造
が簡単となり製作が容易になる。
、その下部表面に保護ケース111の底部11′が密着
し更に半球面状の加熱装置7′が密着し、加熱装置支え
体8′によって支えられているので、容器本体1の構造
が簡単となり製作が容易になる。
そして保護ケース11□の上部は容器本体1の上部止め
体9′マで伸びて、ガラスの容器本体1が破損した場合
に上部からも熱湯の液体10が流出しないようKなって
いる。
体9′マで伸びて、ガラスの容器本体1が破損した場合
に上部からも熱湯の液体10が流出しないようKなって
いる。
第3図は本発明の他の実施例の要部断面図であり、容器
本体10半球面状の加熱部6′の下部表面に密着した半
球面状の保護ケース111の底部11’rtJ状の熱伝
導性の良いアルミニウム等の加熱体7、・を密着させ、
その下部表面に平面状の加熱装置7〃を密着させ、支え
体8′によって固定する。
本体10半球面状の加熱部6′の下部表面に密着した半
球面状の保護ケース111の底部11’rtJ状の熱伝
導性の良いアルミニウム等の加熱体7、・を密着させ、
その下部表面に平面状の加熱装置7〃を密着させ、支え
体8′によって固定する。
加熱装置が平面状なので製作が容易になる。
第4図は、本発明の一実施例を示す電気湯沸し保温器の
配線図であり、7は加熱装置、13はサーモスタット等
の温度検出器、21 &j、温度ヒユーズ、22は電流
ヒユーズ、23は通電表示ランプである。
配線図であり、7は加熱装置、13はサーモスタット等
の温度検出器、21 &j、温度ヒユーズ、22は電流
ヒユーズ、23は通電表示ランプである。
以上の説明から明らかなように、本発明は二重構造のガ
ラス容器本体の底部に加熱部を設け、そのガラス容器本
体を被覆したアルミニウム等の金属薄板の保護ケースを
設けることによって次に列記する効果を奏する。
ラス容器本体の底部に加熱部を設け、そのガラス容器本
体を被覆したアルミニウム等の金属薄板の保護ケースを
設けることによって次に列記する効果を奏する。
(1) ガラス容器本体が破損した場合でも、熱湯等
の液体の流出を防止できるので、火傷、火災、感電の心
配がなく安全である。
の液体の流出を防止できるので、火傷、火災、感電の心
配がなく安全である。
(2)保護ケースの下部外周より容易に加熱することが
できる。
できる。
(3)ガラス容器本体が破損した場合でも、その取り替
えが容易となりサービス性がよくなる。
えが容易となりサービス性がよくなる。
(4)保温効果がよいので消費電力が少ない。
(5)製作が容易になり組立ても簡単になる。
(6)安価に提供できる。
など多くの効果を奏するものである。
第1図は本発明の一実施例を示す電気湯沸し保温器の断
面図、第2図は本発明の他の実施例を示す電気湯沸し保
温器晰面図、第3図は本発明の他の実施例を示す要部断
面図、第4図は本発明の一実施例を示す電気湯沸し保温
器の配線図である。 1・・・ガラスの容器本体、2・・・外壁、3・・・内
壁、4・・・空洞、5・・・熱媒体、6,6′・・・加
熱部、7,7′。 7L・・加熱装置、10・・・液体、11,11□・・
・金属の保護ケース。
面図、第2図は本発明の他の実施例を示す電気湯沸し保
温器晰面図、第3図は本発明の他の実施例を示す要部断
面図、第4図は本発明の一実施例を示す電気湯沸し保温
器の配線図である。 1・・・ガラスの容器本体、2・・・外壁、3・・・内
壁、4・・・空洞、5・・・熱媒体、6,6′・・・加
熱部、7,7′。 7L・・加熱装置、10・・・液体、11,11□・・
・金属の保護ケース。
Claims (1)
- 1 二重構造の密閉されたガラスの容器本体の脱気され
た空洞に熱媒体を封入し、ガラスの密閉容器の一部を加
熱することにより、前記熱媒体の蒸発、畏縮の相変化を
利用して容器本体中の液体等を加熱、保温を行なう容器
において、ガラス容器本体を熱伝導性のよい金属薄板の
保護ケースで被覆して保護ケース底部を加熱することを
特徴とする電気湯沸し保温器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5922277A JPS5936526B2 (ja) | 1977-05-20 | 1977-05-20 | 電気湯沸し保温器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5922277A JPS5936526B2 (ja) | 1977-05-20 | 1977-05-20 | 電気湯沸し保温器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53144065A JPS53144065A (en) | 1978-12-15 |
JPS5936526B2 true JPS5936526B2 (ja) | 1984-09-04 |
Family
ID=13107126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5922277A Expired JPS5936526B2 (ja) | 1977-05-20 | 1977-05-20 | 電気湯沸し保温器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936526B2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-20 JP JP5922277A patent/JPS5936526B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53144065A (en) | 1978-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6017493B2 (ja) | エコ調理器具 | |
JPS5936526B2 (ja) | 電気湯沸し保温器 | |
JPH0672723B2 (ja) | 液加熱システム | |
JPS5936527B2 (ja) | 電気湯沸し保温器 | |
JPS601011B2 (ja) | 電気湯沸し保温器 | |
GB2318452A (en) | Electrically heated water boiling vessels | |
JPS6143611B2 (ja) | ||
JPS6026477Y2 (ja) | 加熱式魔法びんの発熱体 | |
JPS623085Y2 (ja) | ||
JPS608567Y2 (ja) | 調理器具 | |
JPH077861Y2 (ja) | ジャーポット温度検知器 | |
JPH0328844Y2 (ja) | ||
JPS5816336Y2 (ja) | 加熱容器 | |
JPS6139577B2 (ja) | ||
JPS5855774B2 (ja) | 電気湯沸し器 | |
JPH0317123Y2 (ja) | ||
JPH038207Y2 (ja) | ||
JPS5822047Y2 (ja) | 液体の昇温用ヒ−タ−装置 | |
JPS5912965Y2 (ja) | 溶剤回収用の蒸発装置 | |
JPS5830017Y2 (ja) | 米飯保温容器 | |
FR2753071A1 (fr) | Chauffe-biberon | |
JPS6228250Y2 (ja) | ||
JPS63117719A (ja) | 電気炊飯器 | |
KR880004020Y1 (ko) | 히트파이프를 이용한 난로 | |
JPS6124189Y2 (ja) |