JPS5936380Y2 - ダンパゴム圧入装置 - Google Patents
ダンパゴム圧入装置Info
- Publication number
- JPS5936380Y2 JPS5936380Y2 JP11043381U JP11043381U JPS5936380Y2 JP S5936380 Y2 JPS5936380 Y2 JP S5936380Y2 JP 11043381 U JP11043381 U JP 11043381U JP 11043381 U JP11043381 U JP 11043381U JP S5936380 Y2 JPS5936380 Y2 JP S5936380Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- workpiece
- damper rubber
- rubber
- damper
- Prior art date
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- Expired
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- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ダンパプーリ等において、ダンパゴムの圧
入に供される装置に関する。
入に供される装置に関する。
自動車用エンジンのクランクシャフトの回転をクーリン
グファンあるいはコンプレッサ等に伝達するためには、
エンジンの運転中に発生する回転振動を防止して伝達す
ることがコンプレッサ等を円滑に駆動するために必要で
ある。
グファンあるいはコンプレッサ等に伝達するためには、
エンジンの運転中に発生する回転振動を防止して伝達す
ることがコンプレッサ等を円滑に駆動するために必要で
ある。
このためにトーショナルダンパブーりが利用されている
。
。
これは、クランクシャフトに設けたハブの外側にリング
状のゴムを介してプーリを固定したものである。
状のゴムを介してプーリを固定したものである。
このトーショナルダンパプーリにおいて、リング状のゴ
ムの挿着方法としては様々な方法があるが、発明者等は
鋭意研究の結果、ハブとプーリとの間にリング状のゴム
を圧入する方法が最も確実に回転振動を吸収できること
を見い出し、ダンパゴム圧入装置の開発をおこなってき
た。
ムの挿着方法としては様々な方法があるが、発明者等は
鋭意研究の結果、ハブとプーリとの間にリング状のゴム
を圧入する方法が最も確実に回転振動を吸収できること
を見い出し、ダンパゴム圧入装置の開発をおこなってき
た。
これまでのダンパゴム圧入装置を第1図に示す。
リング状の外側部材1と、外側部材1の内周径より小さ
いリング状の内側部材とで構成されるワークを下型5の
上に載置する。
いリング状の内側部材とで構成されるワークを下型5の
上に載置する。
このとき下型5の上面に設けられた環状凹部5aにより
前記外側部材はその外周面で位置決めされる。
前記外側部材はその外周面で位置決めされる。
又前記内側部材2は、前記環状凹部5aの軸心部に設け
られた穴5bに嵌着され、上方に突出するマンドレル6
で、内側部材の心穴2aを貫通させることにより位置決
めされる。
られた穴5bに嵌着され、上方に突出するマンドレル6
で、内側部材の心穴2aを貫通させることにより位置決
めされる。
このように外側部材と内側部材をそれぞれ位置決めして
同心状に載置すると外側部材1の内周面1aと内側部材
2の外周面2bとの間に隙間3が形成される。
同心状に載置すると外側部材1の内周面1aと内側部材
2の外周面2bとの間に隙間3が形成される。
この隙間3に、隙間3より大きな肉厚を有し、隙間3に
対して適度の圧入代を有するリング状のゴム4をポンチ
9により圧入して外側部材1と内側部材2とを組付ける
ようになっている。
対して適度の圧入代を有するリング状のゴム4をポンチ
9により圧入して外側部材1と内側部材2とを組付ける
ようになっている。
このように外側部材1と内側部材2との間の隙間3にゴ
ムを圧入する際、その隙間3の間隔が均一でないと、圧
入が円滑におこなえず、圧入時間が長くかかり、内圧穴
されたゴムの端面が平にならず、組付後の外側部材1と
内側部材2とは軸方向が一致しない等の製品欠陥を引き
起すため、隙間3の間隔を均一にすることが特に大切で
ある。
ムを圧入する際、その隙間3の間隔が均一でないと、圧
入が円滑におこなえず、圧入時間が長くかかり、内圧穴
されたゴムの端面が平にならず、組付後の外側部材1と
内側部材2とは軸方向が一致しない等の製品欠陥を引き
起すため、隙間3の間隔を均一にすることが特に大切で
ある。
そのためには外側部材1と内側部材2とを位置決めする
ガイド面の加工精度を上げる必要がある。
ガイド面の加工精度を上げる必要がある。
しかしながら上記したように、位置決めのためのガイド
面を外側部材1の外周面1b、内側部材2の内周面2a
とする場合には、この部分は製品全体から見た場合、特
に加工精度がいらないにもかかわらず、最も精度を必要
とする部位と同程度に仕上げなければならないという欠
点があった。
面を外側部材1の外周面1b、内側部材2の内周面2a
とする場合には、この部分は製品全体から見た場合、特
に加工精度がいらないにもかかわらず、最も精度を必要
とする部位と同程度に仕上げなければならないという欠
点があった。
本考案は、上記のような欠点を解決するために、製品全
体で見た場合、ダンパ特性を確保するため特に高精度に
仕上げられている外側部材1の内周面1aと内側部材2
の外周面2bをガイド面として利用したことを特徴とす
るダンパゴム圧入装置を提供することを目的としたもの
である。
体で見た場合、ダンパ特性を確保するため特に高精度に
仕上げられている外側部材1の内周面1aと内側部材2
の外周面2bをガイド面として利用したことを特徴とす
るダンパゴム圧入装置を提供することを目的としたもの
である。
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第2図において、外側部材21.内側部材22はともに
リング状をしており、少なくとも外側部材21の内周面
21 a側及び内側部材22の外周面22 b側近傍で
の両部材の高さは同一になっている。
リング状をしており、少なくとも外側部材21の内周面
21 a側及び内側部材22の外周面22 b側近傍で
の両部材の高さは同一になっている。
外側部材21.内側部材22を載置する下型25の中央
部に設けられた凹所25 bにはマンドレル26を固着
し、上型に向けて突出させている。
部に設けられた凹所25 bにはマンドレル26を固着
し、上型に向けて突出させている。
又下型25には凹所31が設けられており、この凹所内
には下型25の上面から上方に突出するようにスプリン
グ32により押圧されてかつ上下摺動可能に芯出しガイ
ド33が設けられている。
には下型25の上面から上方に突出するようにスプリン
グ32により押圧されてかつ上下摺動可能に芯出しガイ
ド33が設けられている。
上型29は、中心部にマンドレル26を挿入する軸穴2
9 aを有し、下面側にはダンパゴム24を挿入できる
円環状の溝、上面側にはこのダンパゴムを下方に押圧す
るポンチ28が摺動する穴又は円環状の溝が設けられて
いる。
9 aを有し、下面側にはダンパゴム24を挿入できる
円環状の溝、上面側にはこのダンパゴムを下方に押圧す
るポンチ28が摺動する穴又は円環状の溝が設けられて
いる。
又図示はしないが上型29を上下動させる駆動手段、ポ
ンチを上下動させる駆動手段も当然のことながら通常の
プレス装置のごとく設けられていることはいうまでもな
い。
ンチを上下動させる駆動手段も当然のことながら通常の
プレス装置のごとく設けられていることはいうまでもな
い。
次に、本件考案のダンパゴム圧入装置の作用について説
明する。
明する。
まず内側部材22をマンドレル26を通して、芯出しガ
イド33の内周面に沿わせて下型25の上に載置する。
イド33の内周面に沿わせて下型25の上に載置する。
次に外側部材21を芯出しガイド33の外周面に沿わせ
て下型25の上に載置する。
て下型25の上に載置する。
このとき内側部材22と外側部材21との同心度は芯出
しガイド33によりダンパゴムの圧入に支障がないよう
に保たれている。
しガイド33によりダンパゴムの圧入に支障がないよう
に保たれている。
次に上型29を内側部材22と外側部材21とで構成さ
れるワークの上にマンドレル26に沿って降下させる。
れるワークの上にマンドレル26に沿って降下させる。
このときワークのダンパゴム圧入側の高さは上型29が
ワーク上で水平になるように精度よく仕上げであること
はいうまでもない。
ワーク上で水平になるように精度よく仕上げであること
はいうまでもない。
その後ポンチ28を降下させると、上型下面側に挿入さ
れていたダンパゴム24はワークの隙間23に圧入され
る。
れていたダンパゴム24はワークの隙間23に圧入され
る。
そしてポンチが降下端に達した時点では、ダンパゴム2
4はワークの隙間23に完全に圧入される。
4はワークの隙間23に完全に圧入される。
このとき、ワークの同心度を保つべく隙間23に介装さ
れていた芯出しガイド33はダンパゴム24に押されて
下型25に設けられた凹所31に押し込められる。
れていた芯出しガイド33はダンパゴム24に押されて
下型25に設けられた凹所31に押し込められる。
そしてワークを構成する内側部材22と外側部材21と
は圧入されたダンパゴム24の摩擦力、弾撥力で互いに
結合される。
は圧入されたダンパゴム24の摩擦力、弾撥力で互いに
結合される。
このようにして製作されたダンパプーリを使用すると、
エンジン等の回転振動をクーリングファン等の従動機器
に伝達することがなく、従動機器を円滑に駆動すること
ができる。
エンジン等の回転振動をクーリングファン等の従動機器
に伝達することがなく、従動機器を円滑に駆動すること
ができる。
以上のように本件考案によれば、ダンパゴムで結合され
る外側部材、内側部材の芯出しガイド面を、ダンパ特性
を確保するためあらかじめ精度良く加工されている前記
両部材のダンパゴムとの結合面としたため、芯出しのた
めに余分に加工精度を上げることがなく芯出しがおこな
えるとともに芯出し機構がシンプルで精度保証の信頼性
の高いダンパゴム圧入装置が得られる。
る外側部材、内側部材の芯出しガイド面を、ダンパ特性
を確保するためあらかじめ精度良く加工されている前記
両部材のダンパゴムとの結合面としたため、芯出しのた
めに余分に加工精度を上げることがなく芯出しがおこな
えるとともに芯出し機構がシンプルで精度保証の信頼性
の高いダンパゴム圧入装置が得られる。
第1図は従来におけるダンパゴム圧入装置、第2図は本
考案にかかるダンパゴム圧入装置である。 1.21・・・・・・外側部材、2,22・・・・・・
内側部材、5゜25・・・・・・下型、8,29・・・
・・・上型、6,26・・・・・・マンドレル、4,2
4・・・・・・ダンパゴム、33・・・・・・芯出しガ
イド。
考案にかかるダンパゴム圧入装置である。 1.21・・・・・・外側部材、2,22・・・・・・
内側部材、5゜25・・・・・・下型、8,29・・・
・・・上型、6,26・・・・・・マンドレル、4,2
4・・・・・・ダンパゴム、33・・・・・・芯出しガ
イド。
Claims (1)
- 内側部材と外側部材とからなり、前記両部材の中間に両
部材を結合するゴム部材が挿入せられる空間を有するワ
ークと、該ワークを載置する下型と、該下型に設けられ
て、前記ゴム部材が挿入せられる空間に介装されるよう
、下型から弾撥的に前記ワークに向けて摺動可能に突出
している芯出しガイドと、前記ワークに対して、被圧入
用のゴム部材が挿着される部分を前記ワークとの当接面
に有する上型と、前記ゴム部材を押圧するため上型内に
摺動可能に保持される押圧手段と、該押圧手段と前記上
型を上下動させる駆動手段とからなるダンパゴム圧入装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11043381U JPS5936380Y2 (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | ダンパゴム圧入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11043381U JPS5936380Y2 (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | ダンパゴム圧入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5827077U JPS5827077U (ja) | 1983-02-21 |
JPS5936380Y2 true JPS5936380Y2 (ja) | 1984-10-06 |
Family
ID=29904797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11043381U Expired JPS5936380Y2 (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | ダンパゴム圧入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936380Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0192549A (ja) * | 1987-10-02 | 1989-04-11 | Hitachi Ltd | 空燃比制御装置 |
-
1981
- 1981-07-24 JP JP11043381U patent/JPS5936380Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5827077U (ja) | 1983-02-21 |
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