JPS5936322Y2 - 円筒コロ軸受のラジアルスキマ調整装置 - Google Patents
円筒コロ軸受のラジアルスキマ調整装置Info
- Publication number
- JPS5936322Y2 JPS5936322Y2 JP8579577U JP8579577U JPS5936322Y2 JP S5936322 Y2 JPS5936322 Y2 JP S5936322Y2 JP 8579577 U JP8579577 U JP 8579577U JP 8579577 U JP8579577 U JP 8579577U JP S5936322 Y2 JPS5936322 Y2 JP S5936322Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical roller
- roller bearing
- bearing
- oil supply
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/04—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Turning (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、円筒コロ軸受のラジアルスキマ調整装置、
特に工作機械用円筒コロ軸受の低速重切削時と高速精密
軽切削時における軸受のラジアルスキマを必要に応じて
調整自在とするための装置に関するものである。
特に工作機械用円筒コロ軸受の低速重切削時と高速精密
軽切削時における軸受のラジアルスキマを必要に応じて
調整自在とするための装置に関するものである。
工作機械では、低速時には重切削、高速時には精密軽切
削が行われ、軸受には低速時には小さなスキマ又は予圧
を与え、高速時には低速時より大きなスキマを与えるこ
とが必要である。
削が行われ、軸受には低速時には小さなスキマ又は予圧
を与え、高速時には低速時より大きなスキマを与えるこ
とが必要である。
ところで、従来の軸受装置は、円筒コロ軸受内輪内径面
をテーパ一孔とし、スピンドル軸のテーパ一部に嵌合さ
せて、締付ナツトで軸受のラジアルスキマの減少を調整
しており、スキマ減少量はナツトの送り量による計算値
と経験値によって決まり、特にそのラジアルスキマの量
を運転中に変化させることは出来なかった。
をテーパ一孔とし、スピンドル軸のテーパ一部に嵌合さ
せて、締付ナツトで軸受のラジアルスキマの減少を調整
しており、スキマ減少量はナツトの送り量による計算値
と経験値によって決まり、特にそのラジアルスキマの量
を運転中に変化させることは出来なかった。
この考案は上記従来例の欠点に鑑み之れを開発したもの
で、以下この考案の構成を添附の図面に従って説明する
と次の通りである。
で、以下この考案の構成を添附の図面に従って説明する
と次の通りである。
図面において、１は工作機械のスピンドル軸、２は軸受
箱、３はアンギュラ玉軸受、４は円筒コロ軸受、５は外
輪間座、６は内輪間座、７，８は止め輪、９はナツト、
１０はカラー、１１は給油環、１２、１３はＯリングシ
ールである。
箱、３はアンギュラ玉軸受、４は円筒コロ軸受、５は外
輪間座、６は内輪間座、７，８は止め輪、９はナツト、
１０はカラー、１１は給油環、１２、１３はＯリングシ
ールである。
軸受箱２の端部外径は環状に所定寸法切欠かれ、この切
欠段部１４に内径が空洞１５で且つ空洞への給油孔１６
を有する給油環１１が嵌装される。
欠段部１４に内径が空洞１５で且つ空洞への給油孔１６
を有する給油環１１が嵌装される。
１８は給油環１１の空洞１５と軸受の外輪外径面１７を
結ぶ油路１８である。
結ぶ油路１８である。
即ち、軸受箱２に油圧ポンプ（図示せず）を取り付ける
ことによって、軸受箱内径と外輪外径との間に圧力油膜
を介在させ、その油圧により軸受外輪を収縮させて、軸
受のラジアルスキマを調整し、目標スキマに達した時油
の供給を止めて、軸受のラジアルスキマを低速時と高速
時に必要に応じ自由に変化させる装置を提供するもので
ある。
ことによって、軸受箱内径と外輪外径との間に圧力油膜
を介在させ、その油圧により軸受外輪を収縮させて、軸
受のラジアルスキマを調整し、目標スキマに達した時油
の供給を止めて、軸受のラジアルスキマを低速時と高速
時に必要に応じ自由に変化させる装置を提供するもので
ある。
以上説明したように、この考案は工作機械のスピンドル
軸を軸受箱に回転自在に軸承させるため、該スピンドル
軸と軸受箱との間に装着される円筒コロ軸受のラジアル
スキマ調整装置において、円筒コロ軸受の装着部に対応
する軸受箱の外径面に気密に嵌装され、該円筒コロ軸受
の軸方向幅寸法と略同幅をなし、内径面に空洞をもち、
かつ、該空洞へ通じる給油孔を有する環状の給油環と、
該給油環の空洞から円筒コロ軸受の外輪外径面に通じる
ように上記軸受箱の内外径面を半径方向に貫通させて形
成された複数個の油路と、上記円筒コロ軸受の軸方向両
端位置の外輪外径面と軸受箱内径面との間に装着され、
上記外輪外径面の軸方向両端位置を気密にシールするＯ
リングシールと、上記給油環の給油孔に圧力制御可能な
高圧油を供給する油圧供給手段とよりなり、該油圧供給
手段の供給油圧を制御することにより、上記外輪外径面
に作用する油圧力で上記円筒コロ軸受のラジアルスキマ
を調整せしめるようになしたがら、低速重切削から高速
軽切削に移行するとき、又は、逆のとき、スピンドル軸
の回転を停止させることなく、単に、給油環への供給油
圧を制御するだけで、円筒コロ軸受外輪の外径面に作用
する油圧力による外輪の縮径量を変化させて、円筒コロ
軸受のラジアルスキマを簡単がっ、容易に、しかも微小
かつ正確に調整することができて、直ちに低速重切削或
いは高速軽切削に移行することができ、切削作業の能率
及び加工精度の向上を図ることができ、連続加工を可能
とし得るものである。
軸を軸受箱に回転自在に軸承させるため、該スピンドル
軸と軸受箱との間に装着される円筒コロ軸受のラジアル
スキマ調整装置において、円筒コロ軸受の装着部に対応
する軸受箱の外径面に気密に嵌装され、該円筒コロ軸受
の軸方向幅寸法と略同幅をなし、内径面に空洞をもち、
かつ、該空洞へ通じる給油孔を有する環状の給油環と、
該給油環の空洞から円筒コロ軸受の外輪外径面に通じる
ように上記軸受箱の内外径面を半径方向に貫通させて形
成された複数個の油路と、上記円筒コロ軸受の軸方向両
端位置の外輪外径面と軸受箱内径面との間に装着され、
上記外輪外径面の軸方向両端位置を気密にシールするＯ
リングシールと、上記給油環の給油孔に圧力制御可能な
高圧油を供給する油圧供給手段とよりなり、該油圧供給
手段の供給油圧を制御することにより、上記外輪外径面
に作用する油圧力で上記円筒コロ軸受のラジアルスキマ
を調整せしめるようになしたがら、低速重切削から高速
軽切削に移行するとき、又は、逆のとき、スピンドル軸
の回転を停止させることなく、単に、給油環への供給油
圧を制御するだけで、円筒コロ軸受外輪の外径面に作用
する油圧力による外輪の縮径量を変化させて、円筒コロ
軸受のラジアルスキマを簡単がっ、容易に、しかも微小
かつ正確に調整することができて、直ちに低速重切削或
いは高速軽切削に移行することができ、切削作業の能率
及び加工精度の向上を図ることができ、連続加工を可能
とし得るものである。
図面は、この考案に係る実施例の断面図である。
２・・・・・・軸受箱、４・・・・・・円筒コロ軸受、
１１・・・・・・給油環、１４・・・・・・切欠段部、
１５・・・・・・空洞、１６・・・・・・給油孔、１７
・・・・・・軸受外輪外径面、１８・・・・・・油路。
１１・・・・・・給油環、１４・・・・・・切欠段部、
１５・・・・・・空洞、１６・・・・・・給油孔、１７
・・・・・・軸受外輪外径面、１８・・・・・・油路。
Claims (1)
- 工作機械のスピンドル軸を軸受箱に回転自在に軸承させ
るため、該スピンドル軸と軸受箱との間に装着される円
筒コロ軸受のラジアルスキマ調整装置において、円筒コ
ロ軸受の装着部に対応する軸受箱の外径面に気密に嵌装
され、該円筒コロ軸受の軸方向幅寸法と略同幅をなし、
内径面に空洞をもち、かつ、該空洞へ通じる給油孔を有
する環状の給油環と、該給油環の空洞がら円筒コロ軸受
の外輪外径面に通じるように上記軸受箱の内外径面を半
径方向に貫通させて形成された複数個の油路と、上記円
筒コロ軸受の軸方向両端位置の外輪外径面と軸受箱内径
面との間に装着され、上記外輪外径面の軸方向両端位置
を気密にシールするＯリングシールと、上記給油環の給
油孔に圧力制御可能な高圧油を供給する油圧供給手段と
よりなり、該油圧供給手段の供給油圧を制御することに
より、上記外輪外径面に作用する油圧力で上記円筒コロ
軸受のラジアルスキマを調整せしめるようになしたこと
を特徴とする円筒コロ軸受のラジアルスキマ調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8579577U JPS5936322Y2 (ja) | 1977-06-28 | 1977-06-28 | 円筒コロ軸受のラジアルスキマ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8579577U JPS5936322Y2 (ja) | 1977-06-28 | 1977-06-28 | 円筒コロ軸受のラジアルスキマ調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5412652U JPS5412652U (ja) | 1979-01-26 |
| JPS5936322Y2 true JPS5936322Y2 (ja) | 1984-10-06 |
Family
ID=29009772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8579577U Expired JPS5936322Y2 (ja) | 1977-06-28 | 1977-06-28 | 円筒コロ軸受のラジアルスキマ調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936322Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3023283C2 (de) * | 1980-06-21 | 1982-09-09 | Zahnräderfabrik Renk AG, 8900 Augsburg | Getriebe mit Lastausgleich |
-
1977
- 1977-06-28 JP JP8579577U patent/JPS5936322Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5412652U (ja) | 1979-01-26 |
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