JPH0445791Y2 - - Google Patents

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JPH0445791Y2
JPH0445791Y2 JP1986039880U JP3988086U JPH0445791Y2 JP H0445791 Y2 JPH0445791 Y2 JP H0445791Y2 JP 1986039880 U JP1986039880 U JP 1986039880U JP 3988086 U JP3988086 U JP 3988086U JP H0445791 Y2 JPH0445791 Y2 JP H0445791Y2
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work table
thrust
work
radial
oil
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Description

【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る歯切盤のワー
クテーブルの構造を表わす断面図、第2図はホブ
盤の構造を表わす側面図、第3図は従来のホブ盤
のテーブル支持構造を表わす断面図である。 図面中、11はワークテーブル、11aはテー
ブル部、11bはテーブル軸部、13はテーブル
ベース、14は上部スラスト受け、15はラジア
ル受け部、16はスラストポケツト、20はラジ
アルポケツトである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〈産業上の利用分野〉 本考案は歯切盤におけるワークテーブルの支持
    構造に関する。 〈従来の技術〉 代表的な歯切盤にホブ盤が知られており、ホブ
    盤はホブカツタを用いて歯車を創成加工する歯切
    工作機械の主要機種である。ホブ盤は、その側面
    を表わす第2図に示すように、ベツド1上にはワ
    ークテーブル2が回転自在に支持され、ワークテ
    ーブル2には取付具を介してワークが固定され
    る。ベツド1にはコラム3が設けられ、コラム3
    の前側にはホブカツタが取付けられるホブヘツド
    4が設けられている。数値制御ホブ盤の場合、ホ
    ブカツタを駆動するホブ軸とワークテーブル2を
    駆動するテーブル軸は独立したサーボモータによ
    り駆動される。ワークテーブル2の支持構造は、
    その断面構造を表わす第3図に示すように、ワー
    クテーブル2のテーブル軸5は、上部スラスト受
    部6と、ラジアル方向の精度を補償して回転精度
    を出すテーパ部7と、テーブル軸5の持上りを防
    止する下部スラスト受部8とによりベツド1に支
    持されている。 上記構成によるワークテーブル2は、上部スラ
    スト受部6、テーパ部7、下部スラスト受部8に
    薄い潤滑油膜を形成してベツド1に支持され、ワ
    ークテーブル2は高精度に回転する。 〈考案が解決しようとする問題点〉 従来のホブ盤のワークテーブル2は、薄い潤滑
    油膜によつて回転可能に支持されているため回転
    に必要なトルクは特に油温が低い起動時には大き
    いものであり、また、高速回転を行なう場合には
    摺動部に焼付が生じる虞がある等実現が困難な状
    況である。従つて、従来のホブ盤におけるワーク
    テーブル2では以下に示す問題が生じる。 (1) CNC機械では速度「0」の場合でもサーボ
    モータには回転指令が「0」と出されるため、
    ワークテーブル2が停止した時に偏差が残ると
    この偏差を打消すようにサーボモータに電流が
    流れる。起動トルクが大きく偏差を打消すこと
    ができない場合、電流値は大きくなつてサーボ
    モータは加熱されてしまう。 (2) CNC機械の利点を生かすためには、ワーク
    テーブル2の許容回転数を高くするとよく、こ
    のようにすることで各種の加工方法が採用でき
    る。しかし、例えばワークテーブル2の回転数
    を最大20rpmとすると、サーボモータは最大
    1200rpmで減速比が1/60でサーボモータの必
    要トルクは172Kgcmとなる。市販されているサ
    ーボモータのトルク容量は200Kgcm程度である
    ため、汎用のサーボモータによりワークテーブ
    ル2を駆動するためにはワークテーブル2の駆
    動トルクはできるだけ低くする必要がある。 ワークテーブル2の駆動トルクを低減させる
    手段として、ころがりベアリングを採用するこ
    とが考えられるが、ころがりベアリングを採用
    する場合ワークテーブル2の径が小さければ特
    に問題はないが、径が大きくなると、ころがり
    ベアリングではコスト高、精度低下、納
    期の長期化等の問題が生じてしまう。 本考案は上記状況に鑑みてなされてもので、回
    転駆動トルクの小さな歯切盤のワークテーブルを
    提供し、もつてワークテーブル回転の高速化とワ
    ークテーブルの剛性向上を図ることを目的とす
    る。 〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本考案の構成は、テ
    ーブルベースにワークテーブルを回転自在に支持
    してなる歯切盤のワークテーブルにおいて、スラ
    スト方向の位置決めを行なう位置決め軸受を介し
    て前記テーブルベースに前記ワークテーブルを回
    転自在に設け、前記テーブルベースに対する前記
    ワークテーブルのスラスト方向及びラジアル方向
    の支持を静圧の供給路が独立した静圧支持とした
    ことを特徴とする。 〈作用〉 テーブルベースとワークテーブルのスラスト面
    及びラジアル面に流体圧を加え、スラスト方向に
    はワークテーブルの変位を少なくし、ラジアル方
    向にはワークテーブルの振動を少なくする。 〈実施例〉 第1図には本考案の一実施例に係る歯切盤のワ
    ークテーブルの構造を表わす断面を示してある。 ワークテーブル11には油圧式のワーククラン
    プ装置12が設けられ、図示しないワークはワー
    ククランプ装置12によりワークテーブル11に
    固定される。ワークテーブル11はテーブル部1
    1aとテーブル軸部11bとから構成され、ワー
    クテーブル11はテーブルベース13に回転自在
    に支持されている。テーブルベース13の上面部
    にはワークテーブル11のテーブル部11aが支
    持されて上部スラスト受け14が形成され、テー
    ブルベース13の内周部にはワークテーブル11
    のテーブル軸部11bが支持されてラジアル受け
    部15が形成されている。上部スラスト受け14
    には周方向に八個のスラストポケツト16が設け
    られ、各スラストポケツト16にはテーブルベー
    ス13に四箇所設けられた油圧供給口17から圧
    油が供給される。スラストポケツト16に圧油を
    供給することによりワークテーブル11の負荷変
    動に対抗している。スラストポケツト16の外周
    部におけるスラスト受け14にはドレン用の溝1
    8が形成され、溝18の外周部におけるスラスト
    受け14には切削油混入防止のパツキン部材19
    が設けられている。ラジアル受け部15には上下
    方向にラジアルポケツト20が八箇所設けられ、
    ラジアルポケツト20にはテーブルベース13に
    設けられた油圧供給口21から圧油が供給され
    る。ラジアルポケツト20に圧油を供給すること
    によりワークテーブル11の切削抵抗による中心
    ずれ及び傾きを防止している。図中21はワーク
    テーブル11のスラスト方向の位置決めを行なう
    位置決め軸受としてのころがりベアリング、22
    は調整カラーであり、ころがりベアリング21と
    調整カラー22の調整によりテーブル軸部11b
    の持ち上がりを防止している。 上記構成のワークテーブル11では、回転時に
    は油圧供給口17からスラストポケツト16に圧
    油を供給しテーブルベース13とテーブル部11
    aの間に約10μm程度の油膜を形成してスラスト
    方向の負荷を静圧でもつて受け、油圧供給口21
    からラジアルポケツト20に約10Kgf/cm2の圧油
    を供給してラジアル方向の負荷を静圧でもつて受
    けるようにしている。ワークテーブル11のスラ
    スト方向及びラジアル方向の負荷を静圧でもつて
    受けることにより、ワークテーブル11はスラス
    ト方向には変位が少なく剛性が高く、ラジアル方
    向には振動が少なくなる。このため断続切削であ
    る歯切り加工におけるワークテーブル11は、回
    転中に負荷が変動しても高剛性で回転精度が安定
    し、且つ振動が生じにくくなる。従つて、静圧で
    もつて負荷を受ける上述したワークテーブル11
    は駆動トルクが低く且つスラスト剛性が高いもの
    となる。 〈考案の効果〉 本考案の歯切盤のワークテーブルはテーブルベ
    ースに対するワークテーブルのスラスト方向及び
    ラジアル方向の支持を静圧支持としたので、回転
    駆動トルクが小さくなる。その結果、ワークテー
    ブルの回転の高速化とワークテーブルの剛性向上
    を図ることが可能になる。
JP1986039880U 1986-03-20 1986-03-20 Expired JPH0445791Y2 (ja)

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JPS62153023U JPS62153023U (ja) 1987-09-28
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JPS5884825U (ja) * 1981-11-30 1983-06-08 豊田工機株式会社 回転テ−ブル

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JPS62153023U (ja) 1987-09-28

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