JPS5936294Y2 - スプレ−ガンの塗料容器 - Google Patents

スプレ−ガンの塗料容器

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Publication number
JPS5936294Y2
JPS5936294Y2 JP7934880U JP7934880U JPS5936294Y2 JP S5936294 Y2 JPS5936294 Y2 JP S5936294Y2 JP 7934880 U JP7934880 U JP 7934880U JP 7934880 U JP7934880 U JP 7934880U JP S5936294 Y2 JPS5936294 Y2 JP S5936294Y2
Authority
JP
Japan
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paint
container
spray gun
cap
lid
Prior art date
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Expired
Application number
JP7934880U
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English (en)
Other versions
JPS572142U (ja
Inventor
一正 笠岡
Original Assignee
株式会社明治機械製作所
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は吸上げ式・重力式等のスプレーガンの塗料容器
の蓋体の一部に容器内外に導通する空隙部である気室を
設けることにより、塗料容器からの塗料の洩出を防止す
るようにしたスプレーガンの塗料容器に関する。
従来、吸上げ式、重力式等の塗料供給方式を具えるスプ
レーガンの塗料容器では、塗料液面に大気圧を付加する
ため、蓋体に直径約2mrllf:度の小孔を穿設し容
器内部と外気とを連通せしめてきたが、塗装作業中にお
・ける揺れ、振動等により前記小孔から塗料の小滴が噴
出、洩出し、被塗装面を汚損する等の欠点があった。
かかる問題点の一端を解決するべく、例えば実公昭53
−3246号公報が開示する、第5図に示すごとき、キ
ャップaにより開閉自在な空気通路を有する空気導入用
の筒体すを蓋体Cに突設したもの、又は実公昭53−4
3896号が開示する、吸上げ管dに気密に貫通する漏
液防止膜eを蓋体C下面に用いた装置(第6図に示す)
等が提案されているが、前者は筒体すが蓋体Cから突出
するため操作の邪魔となり又操作中の衝合により変形し
易くさらに内部の空気流路の洗浄が困難しかも製作が高
価となり、又後者のものは洗浄に際して漏液防止膜eを
吸上げ管dの下端まで引きぬくことが必要となり、その
作業は頻瑣となる。
本考案よかかる問題点を解決しうるスプレーガンの塗料
容器の提供を目的とし、以下その一実施例を図面により
説明する。
第1図よ、本考案に係るスプレーガンの塗料容器を吸上
げ式スプレーガン1に用いたばあいを例示し、図二おい
て、2はスプレーガン本体、3は本考案に係る塗料容器
であって、蓋体4は吸上げ管5に通じる導孔6を有する
保持筒7を介してガン本体2に下段され、又前記導孔6
はスプレーガン2の塗料ノズル8に至る塗料経路9に連
通し、又蓋体4と容器本体10とは、容器本体10両側
に突設される係止ピン11と、該係止ピン11に係合し
かつ前記保持筒7に遊挿されるヨーク12と、その下方
に配着され、る1対の楔片13.13とを有し上方の楔
片13の回動によりヨーク12を引上げるごとくした係
止手段14により、両者は係脱可能かつ蓋体4下面に周
設されるパツキン15を介して両者は密に当接するよう
に取付けられる。
蓋体4は第2図に示すごとく周縁fと保持筒7の基部g
との間の周面に、上方が開口する有底の円形の孔部即ち
円孔部16を設けた例えばアルミダイキャストによる成
形前であって、前記該円孔部16の内周面に母螺を刻設
してキャップ17を螺着することによりその間で空隙部
即ち気室18が形成され、かつキャップ17の着脱によ
り気室18が全面に亘り開放可能とされる。
なお円孔部16は中波がりに形成することもでき、又キ
ャップ17によって該気室18の略全面に亘り開放する
こともできる。
前記円孔部16は、その底部が、中心に偏心した位置を
最下点とするコーン状の傾斜面に形成され、かつその最
下点には直径約2山程度の小孔a19を設けるとともに
キャップ17上壁の中央にも同程度の小径b20が貫設
される。
なお気室18は本実施例ではその内径が約16mm程度
又深さは7 mr4u度の寸度に設定される。
然して本考案の容器において、塗料の使用に伴なう塗料
面の降下に伴ない小孔a19、気室18、小孔b20を
通り外気が吸入され負圧の発生を防ぎ、吸上げ管5から
塗料pを吸上げ塗料経路9に供給しうる一方、使用時に
お・ける容器の揺れ、振動によって塗料が波立ち又跳躍
し、かりに小孔a19内に侵入したとしても、小孔a1
9での通過抵抗により減速され、さらに小孔a19、小
孔b20とは偏心しているたの、キャップ17の土壁に
当って外部へは散逸することなく気室18内に一時貯留
されたのち、塗料の使用による液面の低下とともに直ち
に容器3内部に吸引され、従って外部への漏れ事故を防
止しえる。
さらに前記キャップ17は容易に取外すことができ又取
外しにより気室18全面が開口する結果、内部を容易か
つ完全に洗浄できる。
さらに本実施例ではキャップ17には小孔b20が中央
に設けられているため着脱に際してもその位置は不変と
なる。
第3図は蓋体14に下方に開口する円孔部16を設けて
キャップ17によりその下面を封栓し気室18を形成す
るばあい、又第4図は蓋体4の螺孔21に下キャップ2
2を螺入し、該下キャップ22に嵌着されるキャップ1
7により気室18を形成する本考案の容器の他の実施例
を示す。
なお第3図において23はキャップ17の端面により円
孔部16の段差との間でOリング24を介し挟持される
細孔の網状体であり、気室18内に一時的に貯留し内部
へ吸引される前の塗料の波立ちを防止しうる。
叙上のごとく本考案の容器は蓋体に気室を設けかつ小孔
をへて外気、容器内部に導通しているため容器の振れに
よる跳躍塗料を減速しがっ気室が貯留機能を発揮すると
ともに使用により塗料が容器内部に吸い込まれることに
よって塗料の外気への漏出を完全に防止し、又キャップ
の取外しによって気室は全面に亘り開放しうるためその
洗浄を完全になしうろことができ、さらに気室は扁平に
なしうるため操作等の阻害ともならず又強固に形成しう
る結果、従来容器の問題点を完全に解決しうる。
なお第2図に示す実施例において円孔部16の中央位置
に小孔a19を設はキャップ17にはその偏心位置に小
孔b20を設けてもよく、又本考案の容器は、重力式の
スプレーガンにも当然採用でき、又容器本体10と蓋体
4とはヨークではなく、螺結させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例を示す一部破断正面図
、第2図はその要部拡大断面図、第3〜4図は他の実施
例を示す要部断面図、第5〜6図は従来装置を例示する
部分断面図である。 2・・・・・・スプレーガン本体、3・・・・・・塗料
容器、4・・・・・・蓋体、9・・・・・・塗料経路、
10・・・・・・容器本体、16・・・・・・円孔部、
17・・・・・・キャップ、18・・・・・・気室、1
9・・・・・・小孔a、20・・・・・・小孔す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに係脱可能な蓋体と容器本体とを具えかつスプレー
    ガン本体に付設される塗料容器であって、前記蓋体に、
    該蓋体の一部に形設される有底の孔部と前記蓋体に着脱
    自在に装着できかつ取外しによって前記孔部を略全面に
    亘り開放しうるキャップとにより気室を形成する一方、
    蓋体とキャップとに前記気室を塗料容器と外気に夫々導
    通する小孔を設けてなるスプレーガンの塗料容器。
JP7934880U 1980-06-05 1980-06-05 スプレ−ガンの塗料容器 Expired JPS5936294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7934880U JPS5936294Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05 スプレ−ガンの塗料容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7934880U JPS5936294Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05 スプレ−ガンの塗料容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS572142U JPS572142U (ja) 1982-01-07
JPS5936294Y2 true JPS5936294Y2 (ja) 1984-10-05

Family

ID=29441836

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7934880U Expired JPS5936294Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05 スプレ−ガンの塗料容器

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US9079201B2 (en) * 2010-01-22 2015-07-14 Finishing Brands Holdings Inc. Liquid supply system for a gravity feed spray device

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Publication number Publication date
JPS572142U (ja) 1982-01-07

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