JPS5936172B2 - 太陽熱捕集用集熱部材 - Google Patents

太陽熱捕集用集熱部材

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JPS5936172B2
JPS5936172B2 JP53107488A JP10748878A JPS5936172B2 JP S5936172 B2 JPS5936172 B2 JP S5936172B2 JP 53107488 A JP53107488 A JP 53107488A JP 10748878 A JP10748878 A JP 10748878A JP S5936172 B2 JPS5936172 B2 JP S5936172B2
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heat
heat collecting
film
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新生 鴨井
隆 大野
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
Toyo Kohan Co Ltd
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
Toyo Kohan Co Ltd
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S70/00Details of absorbing elements
    • F24S70/10Details of absorbing elements characterised by the absorbing material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、太陽熱捕集用集熱部材に関し、詳しくは、太
陽輻射エネルギーの選択吸収性能を有する膜と金属箔と
の組み合わせによる太陽熱捕集効率の極みて高い集熱部
材に関するものである。
従来市販されてきた集熱部材は、例えば第1図に示すご
とく、集熱基材11として銅、アルミニウム、ステンレ
ス、あるいはこれらの複合材を用い、該集熱基材11の
太陽光線10を吸収する面には黒系統塗膜12を施し、
その背面には、熱交換媒体として、集熱基材11と同質
の細いパイプ13を複数本取り付け、集熱基材11の上
面には保護ガラス板14、下面には断熱材15をセット
したユニット型の構造である。
このようなユニット型集熱部材を用いた太陽熱捕集用集
熱器においては、集熱面積1m2当り約5〜5.5万円
程度の設備費を要し、その半分近くが集熱部材の費用で
あり、特に集熱基材11、パイプ13の費用である。
太陽熱利用システムの中心となるものは、何といっても
この集熱器であり、そのコストダウンが太陽熱利用シス
テム普及の鍵を握っているといっても過言ではない。
したがって、集熱器の要部である集熱部材の性能アップ
さ低床な供給こそが大きな課題である゛。
ところが、従来の集熱基材11については、例えは特開
昭51−29733号に見られるように、片面に黒色酸
化被膜が密着しているフェライト系またはオーステナイ
ト系のステンレス薄板に、他のステンレス薄板を圧接−
溶接、拡散接合等の手段で接合して用いており、集熱基
材11の製造が複雑でコストも高いものとなっている。
また、特開昭53−50541号では、銅板または銅合
金板に、酸化第一銅と酸化第二銅の被膜を重ねた複合銅
酸化膜を形成して集熱基材11としているが、特開昭5
1−29733号と同様に集熱基材11の製造が複雑で
コストも高く、しかも耐食性に難点かある。
本発明は、このような従来の太陽熱捕集用集熱器に用い
られている集熱部材の欠陥を解消し、太陽輻射エネルギ
ーの吸収性能を向上させるとともに、廉価に製造される
集熱部材を提供することを目的としたものである。
本発明の特徴と効果を説明するに当り、太陽輻射エネル
ギーを熱源として利用するメカニズトについて説明を加
える。
地上に到達する太陽輻射エネルギーは、平均密度約lK
W/m2で、そのスペクトル密度分布は第2図のaに示
すように、波長帯で0.3〜2.5μmの範囲に亘って
おり、波長λ= 0.5μm近傍で最高レベルを示して
いる。
黒体温度5,900’/(に相当する太陽輻射エネルギ
ーは、波長がλ≦2.12μmにおいて99.9%、λ
≦13μmで約90%の比率を示す状態で分布しており
、この丸陽輻射エネルギーを効率よく吸収できれば、極
めて有利な高温熱源として利用できることはいうまでも
ない。
一方、黒体輻射について考えると、例えば第2図のbに
示すように600℃の黒体からの輻射エネルギー分布の
ピークは約3μm、同様に第2図のCに示すように40
0°Cの黒体からの輻射エネルギー分布のピークは約5
μmの波長であり、黒体輻射エネルギーの大部分は波長
λ≧2μmに分布している。
第2図から判るように、太陽輻射エネルギーを効率よく
吸収し、そして第6図(後述)に示すような、熱として
置き換えられたエネルギーを外部に透過放出しないよう
な、波長の選択とその選択吸収能の適用が考えられなけ
ればならない。
これに関して第3図に示したが、ある波長λ。
を境界として、これより短い波長に対しては吸収率α=
100%であり、逆に波長λ。
より長い波長に対しては輻射率ε−〇%である理想的な
特性Pを有する選択吸収面あるいは選択吸収膜の存在が
最も望ましいことはいうまでもない。
しかしながら、従来市販の選択吸収膜の一例の特性は、
破線で示すQのように、境界域の波長λ。
213〜1.8μm、吸収率α=80〜90%、輻射率
ε=i。
〜20%程度のものが多い。
通常、太陽熱捕集用の集熱部材としては、太陽輻射エネ
ルギー吸収率αの大きな黒色塗膜を受光面に形成するが
、これは、太陽光線の全波長域(0,3〜20μm)に
亘って吸収特性及び輻射特性ともに96%前後の一定値
を示している。
すなわち、黒色塗膜は選択吸収特性をもたないというこ
とである。
そこで、太陽光線の熱エネルギー吸収効率は極めて高く
、そして吸収した熱量の輻射による熱放出を極力抑える
、所謂選択吸収性能を付加して、集熱部材の集熱効率を
高めるためには、 (1) 可視領域においては黒体に近い黒色で、近赤
外領域まで黒体と同等の熱吸収特性を有し、(2)赤外
線領域においては任意に設定する温度、例えば熱媒体温
度50〜90℃に設定したとき、熱放射が極めて少ない
という集熱部材の実現が必要である。
この実現には、基材と選択吸収膜との組み合わせ方が肝
要であり、これに関連する諸因子を挙げて見ると、(イ
)基材の材質、(ロ)選択吸収面の粗度、(/→熱的安
定性、に)環境安定性、等があり、これら諸因子との関
連性を踏まえて、本発明の特徴と効果について説明する
まず、基材の材質を、軽量で耐食性、熱伝導性に優れた
、そして安価に入手できる金属箔としたことである。
従来の銅、アルミニウム、ステンレス等の、板厚0.5
〜2朋のものは、耐食性、価格のいずれかに難点があり
適していない。
つぎに、選択吸収面を構成する基材の表面粗度であるが
、太陽光線受光面が梨地粗面として露光表面積を広くし
、太陽光線の入射角変化による影響を極力少なくすると
ともに、その背面は光輝鏡面として遠赤外領域に対して
、これを最少限に抑えるごとくしたことである。
特に、背面には更に、40〜100℃の温度に対応する
8〜9μmの波長を透過しない特性をもつ合成樹脂によ
る選択透過フィルムを積層してその効果を高めている。
従来のものにはこのような配慮は見受けられない。
更に、熱安定性、環境安定性であるが、熱衝撃のみなら
ず長期に亘る熱サイクルによる繰返し熱歪みの発生と、
これに起因する疲労現象(膜組成変化、膜剥離等)、あ
るいは空炊きによる異常高温状態での膜破壊、紫外線及
び環境雰囲気による膜特性の変化、集熱機構上膜面に発
生する結露現象の影響等に対して、集熱特性をそこなわ
ないような充分なる配慮がなされていることである。
前述のような本発明の特徴が、太陽輻射エネルギーの効
果的吸収と、吸収した熱エネルギーの輻射を最小限に抑
えて、極めて高い効率の集熱部材を構成したものである
以下、本発明の構成を図面に従って詳しく説明する。
第4図に本発明の集熱部材の構成を例示したが、金属箔
20の受光面を梨地粗面21として黒色被膜23を施し
、その背面を光輝鏡面22とし、該光輝鏡面22にはそ
の光輝性を失うことなく、かつ変色することのない条件
下で、第6図に示すような、温度40〜lOO℃の輻射
の透過率0であるような選択透過フィルム30を積層し
て、吸収された熱エネルギーを熱媒体50に蓄熱すると
ともに、該熱媒体50の熱エネルギーの輻射を防止する
機能をもたせている。
また、第5図には、第4図に示した集熱部材の耐久性向
」−と、更に、選択吸収性に優れ、赤外線領域での光学
的分光特性が梨地粗面21の選択吸収性能を助長するご
とく作中する合成樹脂フィルム40を、梨地粗面21に
、黒色被膜23を介して積層したものである。
ここで、金属箔20は、銅、アルミニウム、鉄系のもの
が考えられるが、製造コスト面から、耐食性を付与した
鉄系あるいは鉄合金系が適している。
そして、その厚みは一般的な箔の厚みの範囲すなをち1
50μm以下ならよいが、取り扱いの面を考慮すれば2
5〜100μmの範囲が適当である。
この金属箔は、冷間圧延により得られたものに電気化学
的あるいは化学的処理を施して得る方法もあるが、前述
した表面特性をもつ金属箔を直接、電気化学的に電着さ
せるかあるいは電気鋳造法によって得る方法がより効果
的である。
梨地粗面21の表面粗度は、選択吸収効果をもたせるた
めに、JIS B 0601に基づく単位で表わせ
ば、2〜3μmR2,0,5〜0.8 μmRaの範囲
が好ましく、また、光輝鏡面22の表面粗度は、0.9
μmRz以下、0.3 μmRa以下の極力緻密なも
のが望ましい。
良好な梨地粗面21を得るためには、光輝鏡面21に選
択透過フィルム30を積層した後に、エツチング、電解
研摩、メッキ等による表面改質処理を施すこともできる
選択透過フィルム30あるいは合成樹脂フィルム40に
ついては、第6図に例示するような特性を考慮して選ぶ
必要がある。
すなわち、第6図にはFEP(テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体)の透過率特性を
例示したもので、波長λ≦7μmでは透下率90%以上
を示し、波長λ二8,8〜15μmでは平均透過率50
%程度となっており、斜線部分域はウィーンの法則によ
り計算して40〜100℃の温度に相当する波長λ=9
2〜7.8μm程度で、この領域では透過率0である。
一方、ポリアルキルメタクリレート系フィルムの透過率
を第6図に破線で示したが、FEPの特性傾向と同様に
40〜lOO℃の温度における波長λ=92〜7.8μ
m程度の領域において透過率Oであり、ただその前後の
波長の領域では、透過率はFEPの約半分程度である。
さて、光輝鏡面22に積層する選択透過フィルム30は
、気体または液体の熱媒体50に一旦吸収された熱エネ
ルギーの輻射を防止するものであり、積層に際して光輝
鏡面22の光沢を損なうことなく、また変色することの
ないことが肝要であり、必要に応じて、光輝鏡面22に
予め錫めっきを施すこともできる。
一方、梨地粗面21に、黒色被膜23を介して積層する
合成樹脂フィルム40は選択吸収性とともに耐候性に優
れ、変色のないものが要求される。
これらのフィルム(30及び40)に要求される基本的
特性として、太陽光線の輻射エネルギーの選択吸収性す
なわち、波長λ≦2.5μmの太陽スペクトル領域及び
波長λ=2.5〜5μmの近赤外線領域に対して透過率
が大きく、波長λ〉5μmの遠赤外線領域(低温輻射領
域)に対しては透過率が0に近いことが挙げられる。
このような要求に適する合成樹脂フィルムとして、(1
)ポリアルキルメタクリレート系、(2)ポリエステル
系、(3)ふっ素糸重合体、等のフィルムがあるが、(
1)は選択透過性、耐候性に優れるも強度面では必ずし
も充分とはいえず、(2) ? (3)はわずかに選択
透過性で(1)に劣るが耐候性、強度面で優れており、
適用することができる。
ふっ素糸重合体樹脂フィルムには、 PTEF・・・・・・(ポリテトラフルオロエチレン)
PCTFE・・・(ポリクロロトリフルオロエチレン)
PVDF・・・・・・(ポリぶつ化ビニリデン)FEP
・・・・・・・・・(テトラフルオロエチレン−ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体) E−TFE・・−(テトラフルオロエチレン−エチレン
共重合体) PFA・・・・・・・・・(テトラフルオロエチレン−
クロロアルキルビニルエーテル共重合体) E−CTFE(クロロトリフルオロエチレン−エチレン
共重合体) 等がある。
これ等の中で前述の機能と特性の優れたもの;加工性の
優れたもの、製造コストの廉価なもの等を綜合的に勘案
すれば、FEP、PFA。
E−TFE、E−CTFE、PVDF(7,)適用が好
ましい。
このような観点から、選択透過フィルム30にはふっ素
糸重合体樹脂フィルムを適用し、梨地粗面23の上に積
層する合成樹脂フィルム40にはポリアルキルメタクリ
レート系フィルムを適用するのが効果的である。
フィルム厚みについては、集熱器の操作ミス等による空
炊き等を考慮すると、稼働時の熱媒体50の温度に安全
を見込んだ160℃以上での耐熱性、耐食性が要求され
るので、選択透過フィルム30、合成樹脂フィルム40
の厚みを100μm以下とし、その積層に当っては、フ
ィルム材質と金属箔の組み合せを考慮して、接着法また
は熱融着法のいずれかを選ぶ。
しかしながら、フィルム厚みの一般的なものとしては、
加工性、経済性を考慮して25μm程度を標準と考えて
よい。
フィルム積層の手順としては、金属箔20の光輝鏡面2
2に選択透過フィルム30を積層した後、梨地粗面21
に黒色被膜23を化成処理により施し、その後、合成樹
脂フィルム40の積層を行なう。
なお、積層した選択透過フィルム30、合成樹脂フィル
ム40は、必要に応じて無光沢粗面に仕上げてもよい。
前述のように、本発明の集熱部材の構成、作用について
説明を加えたが、ここに具体的な一実施を示して詳しく
説明する。
表面粗さ0.7 μmRz、0.3 μmRaに鏡面仕
上げした厚さ5關のステンレス板を陰極とし、陽極に厚
さ2mmの低炭素鋼板を用い、塩化第一鉄500g/A
’を含むPH0,8の電解液にて、液温95℃、電流密
度10A/di’の条件で、前記ステンレス板に厚み2
5μmの鉄を電着し、この電着した金属箔20をステン
レス板より剥離した。
得られた金属箔20の表面粗さは、 梨地粗m21 : 2.9μmRz 20.8μmRa
光輝鏡面22 : 0.7μmRz 、 0.3μmR
a(ステンレス板表面粗度に同じ) であった。
梨地粗面21については更に、5%N1talで化学研
摩し、表面粗度1−2 μmRz 、 0.3μmR,
aとした。
このように電着法により製作した金属箔20について、
その光輝鏡面22に厚み25μmのFEPフィルムを選
択透過フィルム23として積層し、その後、梨地粗面2
1を黒化処理して黒色被膜23を形成させ、集熱部材と
した。
この集熱部材を用いて、次の通り吸収率、輻射率及び上
昇温度について測定した。
(1) 吸収率の測定結果 太陽輻射エネルギー吸収性能として波長06μm以下の
領域を、積分球付きの分光光度計により測定したところ
、この領域全般に亘って吸収率α−93% の結果が得られた。
(2)輻射率の測定 太陽輻射エネルギーの選択吸収性を調べるため、熱媒体
の作動条件として最も多いと考えられる黒体輻射を分光
輻射率計により測定したところ 輻射率ε=15% の結果が得られた。
(3)上昇温度の測定 内法寸法30CrIIX 30CrILX 30cmの
木箱の上部を開放とし、このフランジ部に本発明の集熱
部材を取り付け、空気を熱媒体として、その表面温度を
連続測定し、その結果を第1表に示した。
なお、比較のために従来市販の集熱部材についても本発
明の集熱部材と同様の条件で測定し、その結果を第1表
に併記した。
測定月日 :昭和53年7月23日 測定場所 二千葉県銚子市(地上1mの位置)測定日の
天気:晴天 このように、本発明の太陽熱捕集用集熱部材は、その厚
さ0.1〜0.3u+に過ぎないが、極めて優秀な太陽
輻射エネルギー吸収効率をもつものであり、しかも、耐
食性、熱的環境的安定性に優れ、かつ廉価であり、更に
極めて軽量コンパクトなものとして提供できるものであ
る。
なお、本発明の集熱部材は、その製造の一貫化が図られ
、工業化に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の集熱部材の構造を示す断面図、第2図は
物体の輻射特性を示す線図、第3図は物体の選択吸収面
に要求される輻射特性を示す線図である。 第4図及び第5図は本発明の実施例を示し、集熱部材の
構造を示す実施態様図である。 第6図は合成樹脂フィルムの赤外線領域における透過率
特性を示す線図である。 11・・・・・・集熱基材、12・・・・・・黒系統塗
膜、13・・・・・・パイプ、14・・・・・・保護ガ
ラス板、15・・・・・・断熱材、20・・・・・・金
属箔、21・・・・・・梨地籾面、22・・・・・・光
輝鋼面、23・・・・・・黒色被膜、30・・・・・・
選択透過フィルム、40・・・・・・合成樹脂フィルム
、50・・・・・・熱媒体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属箔の片面を粗面梨地、他面を光輝鏡面として集
    熱基材とし、前記粗面梨地に黒色被膜を施して太陽光線
    受光面となし、前記光輝鏡面に選択透過フィルムを積層
    してハ島体に接するごとく構成した太陽熱捕集用集熱部
    材。 2 金属箔の片面を粗面梨地、他面を光輝鏡面として集
    熱基材とし、前記粗面梨地に黒色被膜を施し、更に選択
    吸収性能を有する合成樹脂フィルムを積層して太陽光線
    受光面となし、前記光輝鏡面に選択透過フィルムを積層
    して熱媒体に接するごとく構成した太陽熱捕集用集熱部
    材。
JP53107488A 1978-09-04 1978-09-04 太陽熱捕集用集熱部材 Expired JPS5936172B2 (ja)

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