JPS5936068Y2 - カラ−テレビジヨン受像機の波形成形回路 - Google Patents
カラ−テレビジヨン受像機の波形成形回路Info
- Publication number
- JPS5936068Y2 JPS5936068Y2 JP13417279U JP13417279U JPS5936068Y2 JP S5936068 Y2 JPS5936068 Y2 JP S5936068Y2 JP 13417279 U JP13417279 U JP 13417279U JP 13417279 U JP13417279 U JP 13417279U JP S5936068 Y2 JPS5936068 Y2 JP S5936068Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- capacitor
- waveform shaping
- trailing edge
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Synchronizing For Television (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカラーテレビジョン受像機の波形成形回路に関
する。
する。
最近のカラーテレビジョン受像機においては、回路の集
積回路化が進み、これに応じてパーストゲートパルス作
成回路も集積回路に合せる構成をもつようになった。
積回路化が進み、これに応じてパーストゲートパルス作
成回路も集積回路に合せる構成をもつようになった。
すなわち従来第1図に示すように、同期分離回路1及び
パーストゲートパルス作成回路2を集積回路3内に形成
し、集積回路をもつ垂直同期回路4を集積回路3の外部
に設けると共に、垂直同期回路4の入力段部を利用して
パーストゲートパルス作成回路2の波形成形回路5を形
成するようになされていた。
パーストゲートパルス作成回路2を集積回路3内に形成
し、集積回路をもつ垂直同期回路4を集積回路3の外部
に設けると共に、垂直同期回路4の入力段部を利用して
パーストゲートパルス作成回路2の波形成形回路5を形
成するようになされていた。
ここで、集積回路3の内部に形成された同期分離回路1
には端子T1を通じて合成ビデオ信号VDが到来すると
、同期分離回路1は第1段トランジスタQ1で同期信号
を分離して第2段及び第3段トランジスタQ2及びQ3
を通じ、さらに第4段増幅用トランジスタQ4及びQ5
を通じて同期検出出力端子T2に接続された入力抵抗R
11に分離同期信号を送出する。
には端子T1を通じて合成ビデオ信号VDが到来すると
、同期分離回路1は第1段トランジスタQ1で同期信号
を分離して第2段及び第3段トランジスタQ2及びQ3
を通じ、さらに第4段増幅用トランジスタQ4及びQ5
を通じて同期検出出力端子T2に接続された入力抵抗R
11に分離同期信号を送出する。
しかるにこの分離同期信号aはコンデンサC12、C1
3及び抵抗R12,R13でなる垂直同期回路4に与え
られ、分離同期信号のうち垂直同期信号成分のみを積分
して垂直同期検出信号VSDを送出する。
3及び抵抗R12,R13でなる垂直同期回路4に与え
られ、分離同期信号のうち垂直同期信号成分のみを積分
して垂直同期検出信号VSDを送出する。
一方抵抗R11の両端に現われた分離同期信号のうち水
平同期信号に対して、その波形の後縁部を引延すための
コンデンサC11が抵抗R11に並列に接続され、これ
により第2図Aに示す如くビデオ信号に含まれて到来し
た水平同期信号H8が立下った時点以後、後縁部がゆっ
くりと立下るような第2図Bに示すような水平同期検出
信号H3Dが抵抗R11の両端間に現われるようになさ
れている。
平同期信号に対して、その波形の後縁部を引延すための
コンデンサC11が抵抗R11に並列に接続され、これ
により第2図Aに示す如くビデオ信号に含まれて到来し
た水平同期信号H8が立下った時点以後、後縁部がゆっ
くりと立下るような第2図Bに示すような水平同期検出
信号H3Dが抵抗R11の両端間に現われるようになさ
れている。
この水平同期検出信号H5Dは、パーストゲートパルス
作成回路2の差動スイッチ10に与えられる。
作成回路2の差動スイッチ10に与えられる。
差動スイッチ10は一対の差動トランジスタQ6及びQ
7と、その共通接続エミッタに接続されたスイッチ用ト
ランジスタQ8とを有し、一方の差動トランジスタQ6
のベースに与えられた水平同期検出信号H5Dの電圧値
が他の差動トランジスタQ7のベースに接続された抵抗
R10の両端に形成された基準電圧レベルV1(第2図
B)より大きいとき当該一方の差動トランジスタQ6を
オン動作させるようになされている。
7と、その共通接続エミッタに接続されたスイッチ用ト
ランジスタQ8とを有し、一方の差動トランジスタQ6
のベースに与えられた水平同期検出信号H5Dの電圧値
が他の差動トランジスタQ7のベースに接続された抵抗
R10の両端に形成された基準電圧レベルV1(第2図
B)より大きいとき当該一方の差動トランジスタQ6を
オン動作させるようになされている。
これと共にスイッチ用トランジスタQ8のベースには、
同期分離回路1の第2段トランジスタQ2のエミッタ及
びアース間に接続された抵抗R2−ダイオードD1−抵
抗R3の直列回路からその抵抗R2及びダイオードD1
の接続中点に生じた第2図Cに示すような信号SW(す
なわち第2図Aの到来した水平同期信号H3を反転させ
た波形の信号)が得られ、これがスイッチ用トランジス
タQ8にオフ動作信号として与えられる。
同期分離回路1の第2段トランジスタQ2のエミッタ及
びアース間に接続された抵抗R2−ダイオードD1−抵
抗R3の直列回路からその抵抗R2及びダイオードD1
の接続中点に生じた第2図Cに示すような信号SW(す
なわち第2図Aの到来した水平同期信号H3を反転させ
た波形の信号)が得られ、これがスイッチ用トランジス
タQ8にオフ動作信号として与えられる。
かくして差動スイッチ10において、水平同期検出信号
H5Dの電圧レベルV1以上の波形部分のうち、到来し
た水平同期信号H8と時間的に重なる部分を除いた時間
幅の間だけ差動トランジスタQ6に電流が流れ、かくし
て第2図りに示す如くその時間幅のパルスBPが差動ト
ランジス、りQ6のコレクタに得られ、これがパースト
ゲートパルスとして送出される。
H5Dの電圧レベルV1以上の波形部分のうち、到来し
た水平同期信号H8と時間的に重なる部分を除いた時間
幅の間だけ差動トランジスタQ6に電流が流れ、かくし
て第2図りに示す如くその時間幅のパルスBPが差動ト
ランジス、りQ6のコレクタに得られ、これがパースト
ゲートパルスとして送出される。
以上のように第1図の従来の構成に依れば、集積回路3
の外部に設けられた垂直同期回路4の人力段を構成する
抵抗R11に並列に後縁引延し用コンデンサC11を接
続することにより、引延された水平同期検出信号H3D
の後縁部分を利用して以後集積回路3の内部でパースト
ゲートパルスBPを形成するようになされている。
の外部に設けられた垂直同期回路4の人力段を構成する
抵抗R11に並列に後縁引延し用コンデンサC11を接
続することにより、引延された水平同期検出信号H3D
の後縁部分を利用して以後集積回路3の内部でパースト
ゲートパルスBPを形成するようになされている。
ところがこのようにすると、引延し用コンテ゛ンサC1
1を設けたために、垂直同期回路4がその本来の垂直同
期検出動作をする際に悪影響が出る。
1を設けたために、垂直同期回路4がその本来の垂直同
期検出動作をする際に悪影響が出る。
すなわち、第1に垂直同期回路4の本来の垂直同期検出
動作は第3図Aに示す如く分離同期信号aの垂直同期信
号に対応する信号部分に2を積分して垂直同期検出信号
VSDを形成することにあるのに対して、引延し用コン
テ゛ンサC11を接続したことにより各パルスの後縁の
立下り部分がなまって来ると、垂直同期信号の前後の等
化パルスに相当する信号部分Kl、に3に基づいて積分
動作をしてしまうことになり、そのため第3図Bに示す
如く垂直同期検出信号VSDのレベルが全体として上昇
してしまう。
動作は第3図Aに示す如く分離同期信号aの垂直同期信
号に対応する信号部分に2を積分して垂直同期検出信号
VSDを形成することにあるのに対して、引延し用コン
テ゛ンサC11を接続したことにより各パルスの後縁の
立下り部分がなまって来ると、垂直同期信号の前後の等
化パルスに相当する信号部分Kl、に3に基づいて積分
動作をしてしまうことになり、そのため第3図Bに示す
如く垂直同期検出信号VSDのレベルが全体として上昇
してしまう。
従って後段の垂直同期発振器のトリガスイッチ(図示せ
ず)が第3図Bのレベルv2で動作して第3図Cの発振
出力O5Cが発生してしまうので、垂直同期発振出力の
立上りが移動してしまう不都合がある。
ず)が第3図Bのレベルv2で動作して第3図Cの発振
出力O5Cが発生してしまうので、垂直同期発振出力の
立上りが移動してしまう不都合がある。
第2の悪影響は受信放送波が弱電界のときに生ずるもの
で、この場合到来するビデオ信号VDの同期信号部がつ
ぶれて垂直同期信号のフロントポーチにノイズが混入し
易くなる。
で、この場合到来するビデオ信号VDの同期信号部がつ
ぶれて垂直同期信号のフロントポーチにノイズが混入し
易くなる。
このノイズが分離同期信号内に混入して第3図Bにおい
て点線図示の如く、垂直同期発振器のトリガスイッチが
動作するレベルv2を越えれば、第3図Cに点線図示の
都く垂直同期発振器が発振動作をしてしまい、結局同期
孔れの原因になるという不都合があった。
て点線図示の如く、垂直同期発振器のトリガスイッチが
動作するレベルv2を越えれば、第3図Cに点線図示の
都く垂直同期発振器が発振動作をしてしまい、結局同期
孔れの原因になるという不都合があった。
以上の点を考慮して本考案は、垂直同期回路の動作に生
ずる従来の不都合を有効に解決しようとするもので、か
くするにつきパーストゲートパルスを作成するために、
集積回路の外部に設けた垂直同期回路の入力段部を利用
していた従来の利益を失わないようにしたものである。
ずる従来の不都合を有効に解決しようとするもので、か
くするにつきパーストゲートパルスを作成するために、
集積回路の外部に設けた垂直同期回路の入力段部を利用
していた従来の利益を失わないようにしたものである。
以下第1図との対応部分に同一符号を附して示す第4図
について本考案の一例を詳述しよう。
について本考案の一例を詳述しよう。
第4図の場合同期分離回路1の第4段増幅用トランジス
タQ4及びQ5と、パーストゲートパルス作成回路2の
差動トランジスタQ6のベースとの接続を切り離す。
タQ4及びQ5と、パーストゲートパルス作成回路2の
差動トランジスタQ6のベースとの接続を切り離す。
また垂直同期回路4の入力抵抗R11に並列にダイオー
ドD11及び引延し用コンデンサC11の直列回路を接
続すると共に、引延し用コンデンサC11に並列に放電
用抵抗R14を接続する。
ドD11及び引延し用コンデンサC11の直列回路を接
続すると共に、引延し用コンデンサC11に並列に放電
用抵抗R14を接続する。
これに加えて引延し用コンテ゛ンサC11の両端電圧を
、パーストゲートパルス作成回路2の差動トランジスタ
Q6のベースがら導出した水平同期検出信号入力端子T
3に接続する。
、パーストゲートパルス作成回路2の差動トランジスタ
Q6のベースがら導出した水平同期検出信号入力端子T
3に接続する。
以上の構成において、垂直同期回路4の入力抵抗R11
の両端に形成される電圧波形は、第5図Aに示す如く、
立上り時においてダイオードDllを通じて抵抗R11
と並列にコンデンサC1lが接続されたと等価となるの
で第2図Bについて上述したと同様になまる。
の両端に形成される電圧波形は、第5図Aに示す如く、
立上り時においてダイオードDllを通じて抵抗R11
と並列にコンデンサC1lが接続されたと等価となるの
で第2図Bについて上述したと同様になまる。
これに対して立下り時においてコンデンサC1lはダイ
オードD11によって切離されたと等価となるのでなま
ることなく直に立下る。
オードD11によって切離されたと等価となるのでなま
ることなく直に立下る。
従って第3図A−Cについて上述したように、垂直同期
回路4の入力としては波形の後縁の引延しがないので、
この引延しに起因して垂直同期動作に生じていた悪影響
をなくし得る。
回路4の入力としては波形の後縁の引延しがないので、
この引延しに起因して垂直同期動作に生じていた悪影響
をなくし得る。
一方引延し用コンデンサC1lの充電電圧■1、は第5
図Bに示す如く立上りは第5図Aについて上述したと同
様になまる。
図Bに示す如く立上りは第5図Aについて上述したと同
様になまる。
これに対して立下りはコンデンサC11の充電電荷が抵
抗R14を通じて放電することにより、第2図Bについ
て上述したと同様に引延される。
抗R14を通じて放電することにより、第2図Bについ
て上述したと同様に引延される。
上述のように本考案に依れば、垂直同期回路4の入力段
部に関連して、垂直同期回路4本来の機能に悪影響を与
えることなくパーストゲートパルス作成回路2に対する
波形成形入力を安定に与えることができる。
部に関連して、垂直同期回路4本来の機能に悪影響を与
えることなくパーストゲートパルス作成回路2に対する
波形成形入力を安定に与えることができる。
第1図は従来の波形成形回路を示す接続図、第2図A−
D及び第3図A−Cはその動作の説明に供する信号波形
図、第4図は本考案に依るカラーテレビジョン受像機の
波形成形回路の一例を示す接続図、第5図A及びBはそ
の動作の説明に供する信号波形図である。 1・・・同期分離回路、2・・・パーストゲートパルス
作成回路、3・・・集積回路、4・・・垂直同期回路、
5・・・波形成形回路。
D及び第3図A−Cはその動作の説明に供する信号波形
図、第4図は本考案に依るカラーテレビジョン受像機の
波形成形回路の一例を示す接続図、第5図A及びBはそ
の動作の説明に供する信号波形図である。 1・・・同期分離回路、2・・・パーストゲートパルス
作成回路、3・・・集積回路、4・・・垂直同期回路、
5・・・波形成形回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 同期分離回路の出力として得られる分離同期信号を
受ける垂直同期回路の入力抵抗に並列に後縁引延し用コ
ンデンサを接続し、上記後縁引延し用コンテ゛ンサの両
端電圧をパーストゲートパルス作成回路に与えるように
してなる波形成形回路において、上記入力抵抗に並列に
ダイオードを介して上記後縁引延し用コンデンサを接続
すると共に、上記後縁引延し用コンテ゛ンサと並列に放
電用抵抗を接続してなるカラーテレビジョン受像機の波
形成形回路。 2 上記同期分離回路及び上記パーストゲートパルス作
成回路を集積回路内に形成すると共に、上記後縁引延し
用コ、ンデンサ、上記ダイオード及び上記放電用抵抗を
上記集積回路の外部に形成してなる実用新案登録請求の
範囲第1項に記載のカラーテレビジョン受像機の波形成
形回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13417279U JPS5936068Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | カラ−テレビジヨン受像機の波形成形回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13417279U JPS5936068Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | カラ−テレビジヨン受像機の波形成形回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5652378U JPS5652378U (ja) | 1981-05-08 |
JPS5936068Y2 true JPS5936068Y2 (ja) | 1984-10-04 |
Family
ID=29365742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13417279U Expired JPS5936068Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | カラ−テレビジヨン受像機の波形成形回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936068Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-28 JP JP13417279U patent/JPS5936068Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5652378U (ja) | 1981-05-08 |
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