JPS5936064Y2 - 飛点走査器の光量差補正装置 - Google Patents

飛点走査器の光量差補正装置

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JPS5936064Y2
JPS5936064Y2 JP1976011376U JP1137676U JPS5936064Y2 JP S5936064 Y2 JPS5936064 Y2 JP S5936064Y2 JP 1976011376 U JP1976011376 U JP 1976011376U JP 1137676 U JP1137676 U JP 1137676U JP S5936064 Y2 JPS5936064 Y2 JP S5936064Y2
Authority
JP
Japan
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light
film
scanning
transmission hole
agc amplifier
Prior art date
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Application number
JP1976011376U
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English (en)
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JPS52103027U (ja
Inventor
光久 中川
昭三 横山
Original Assignee
赤井電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は走査円板により映画フィルムの画像をテレビジ
ョン受像機等に描出する飛点走査器に係り、とくに上記
走査円板を使用した飛点走査器における光量差を補正す
るための飛点走査器の光量差補正装置に関する。
従来よりテレビジョン等において表示用または撮像用に
、光源からの光のビームを飛点走査するために上記した
走査円板を使用して機械的にフィルム画像の送像を行な
うものが知られている。
上記した走査円板は、周知のニポー円板の原理を応用し
たものであり、該円板上の周囲にはフィルムの駒の横巾
に相当するピッチで゛円板の中心に向い螺旋状に所要個
数の透過孔が配設されており、更に最先位置に配設され
る透過孔と最終位置に配設される透過孔とはフィルムの
駒の一駒分(フィルムの駒の縦巾)に相当する距離だけ
隔てられている。
而して、フィルム画像の一駒分は上記走査円板の最先位
置に配設された透過孔により走査円板の回転とともに水
平方向に飛点走査され、フィルム画像の右端部へくると
、次の透過孔による飛点走査が行なわれ以下同様の走産
が行なわれて、最終位置に配設された透過孔の走査が完
了されてフィルム画像の一駒分の全走査が完了する。
従って上記走査円板の一回転により水平および垂直走査
が行なわれる。
上記の水平走査から考えて、透過孔の径が小さく数が多
いほど水平走査線数が増大し解像度が上がることが容易
に推察できる。
しかしながら、上記の透過孔の数がある程度増大すると
走査円板上での透過孔の製作が困難となり、各透過孔の
孔径を均一にすることが非常にむずかしく、孔径の異な
る透過孔により飛点走査を行なった場合は、光源からの
透過孔を通した受光量が変りレベル変動を起すものであ
る。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、上記した
欠点である透過孔径の違いによる受光量のレベル変動を
抑止すべく、各々の透過孔からの受光量を測定し、この
測定光量に基づき電気的に信号利得を制御してレベル変
動を抑止するようにした飛点走査器の光量差補正装置を
提供することを目的とする。
以下、本考案による一実施例を図面を参照しながら説明
する。
第1図は本考案による一実施例を示すものである。
図中1は光源であり、該光源1からの光はフィルム2を
介して集光レンズ4により集光されて走査円板5に導か
れる。
更に上記光源1からの光線は走査円板5上に前述した如
く配設された透過孔5A、5B・・・を通して受光器6
に入り、前置増巾器7において増巾され、更にAGCア
ンプ8および比較回路9において、後述する素通し部分
2Bにおける受光器6への入射光量の違いに対して一定
出力を得る如く利得制御が行なわれ、出力端子10より
一定の出力を得るように構成されている。
向上記フィルム2には、フィルム端側近傍に線状の不透
明部3が設けられており、フィルム画像のある部分2A
とフィルム画像のない素通し部分2Bとに別れている。
また走査円板5はその一部分が図示されているが、該走
査円板上における透過孔5A、5B・・・は前述したよ
うな構成で配設されている。
而して、上記構成からなる装置の動作を説明すると、光
源1からの光がフィルム2上に照射され、集光レンズ4
により集光されて走査円板5上に配設されている透過孔
5A、5B・・・に到る。
今説明を容易とするために、透過孔5A(走査円板5上
の最先位置に配設された透過孔)がフィルム2の最上端
の最左端から走査を行なうものとして説明する。
フィルム2上の最上端の最左端から走査円板5上に配設
された透過孔5Aにより飛点走査が開始されると、まず
透過孔5Aにはフィルム2の素通し部分2Bを通した光
源1からの光が直接に集光レンズ4により集光されて入
ってくる。
そして透過孔5Aを介した上記した光は、例えば光電子
増倍管等の受光器6に入射し、前置増巾器7において増
巾される。
この場合の前置増巾器7からの出力は第2図aに示され
ている。
すなわち、上記したフィルム2の素通し部分2Bを通っ
てきた光は、第2図aのSlで示されている。
次に走査円板5が図示矢印方向に回転されるに従い、透
過7L5Aは線状の不透明部3を境としてフィルム画像
の部分2Aを走査していくが、この時の前置増巾器7の
出力は第2図aの■1で示されている。
上記の如くして透過孔5Aがフィルム2の最上端の最右
端に達すると、水平方向の一水平線の走査が終了し、次
に走査円板5上の第2番目に配設された透過孔5Bによ
り、透過孔5Aが走査したすぐ下の水平線に対する飛点
走査が行なわれる。
第2図aのSlおよびv2は透過孔5Bにより走査した
ときの、前置増巾器7の出力を透過孔5Aの場合と同様
に示している。
Slおよび■1に比較してSlおよび■2の出力が低下
しているのは、フィルム2の画像背景によることはもち
ろんであるが、水平走査は極く隣接した線を走査するの
で極端に画像背景が変化することはなく、更に同一光源
1から素通し部分2Bを通して受光されたものの出力が
51に比較してSlの方が低下していることは透過孔5
Aと5Bの径が違っているためである。
すなわち、上記の状態からして透過孔5Aの方が透過孔
5Bの径より大きいことになる。
上記の如く透過孔5A、5B・・・の孔径の違いにより
、第2図aに示したように受光出力にレベル変動をきた
すものである。
この透過孔径の違いによるレベル変動を抑止するために
、前置増巾器7の後段側にAGCアンプ8および比較回
路9からなる利得制御ループを構威し、AGCアンプ8
からの出力中の前記したフィルム2の素通し部分2Bか
らの受光量に対する出力を比較回路で記憶保持するとと
もに、順次に送られてくるAGCアンプ8からの上記素
通し部分2Bを通して入射される光量に対応する出力と
を比較し、その差信号を制御信号としてAGCアンプ8
に帰還することにより、AGCアンプ8からは第2図す
に示す如く、素通し部分2Bを通して入射される光量に
対応する出力が一定となる出力レベルのものを取出すこ
とができる。
すなわち、前置増巾器7の出力(第2図a)から素通し
部分2Bからのレベルが一定になるようにAGCをかけ
ることにより、透過孔径の違いがあっても光源1からの
入射光量が一定になったものと近似することができる。
尚、上記した透過孔5Aの走査時における素通し部分2
Bからのレベルを検出し、それを一定のレベルにすべ(
AGC制御出力は、次の透過孔5Bの走査時における素
通し部分2Bからの出力がくるまで保持されるべきこと
は言うまでもない。
また本考案は上記した一実施例のみならず、フィルム2
と走査円板5との配置を互いに換えて構成しても同様の
効果を得ることができる。
更に光源から受光器間における光学路上に、光源からの
光を二方向に分離する手段を設け、一方の光により直接
光源からの光量を検出してその出力を上記したAGCア
ンプに加える構成としても実施可能であり、この場合は
上記した如(AGC出力を保持する必要がなくなるもの
である。
この考案は上記した如く、複数個の透過孔5A。
5Bが螺線状に配設された走査円板5により機械的に飛
点走査を行なう装置において、光源1からの光をフィル
ム2を通して上記走査円板5上に配設された透過孔5A
、5Bに導く集光レンズ5等よりなる光学的手段と、こ
の透過孔5A、5Bからの光を受光する受光器6と、該
受光器からの信号を増幅するAGCアンプ8と、上記し
た光のうち上記フィルム2上に設けられている素通し部
分2B等の所定量透過部を通った光に基づく上記AGC
アンプ8の出力信号レベルを順次記憶し、該記憶値と一
つ前に上記フィルム2上の上記所定量透過部を通った光
に基づく上記AGCアンプ8の出力信号レベルとを比較
して誤差信号を得る比較回路9とを備え、該誤差信号に
より次々の上記フィルム2上の上記所定量透過部を通っ
た光に基づく上記AGCアンプ8の出力信号レベルが互
いに等しくなるように上記AGCアンプ8の利得を制御
し、これにより上記フィルム2上に設けられた画像のあ
る部分2A等の画面部を通った光に基づく上記AGCア
ンプ8の出力信号が上記透過孔5A、5Bの孔径の不均
一に影響されないようにしたから、上記走査円板上に配
設される透過孔の孔径の違いによる出力のレベル変動を
簡単な構成で補正することのできる飛点走査器の光量差
補正装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2図aは前
置増巾器の出力波形、同図すは利得制御ループにより補
正を施した場合の出力波形である。 1・・・・・・光源、2・・・・・・フィルム、2A・
・・・・・画像部分、2B・・・・・・素通し部分、3
・・・・・・不透明部、4・・・・・・集光レンズ、5
・・・・・・走査円板、5A、5B・・・・・・透過孔
、6・・・・・・受光器、7・・・・・・前置増巾器、
8・・・・・・AGCアンプ、9・・・・・・比較回路
、10・・・・・・出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の透過孔が螺線状に配設された走査円板により機
    械的に飛点走査を行なう装置において、光源からの光を
    フィルムを通して上記走査円板上に配設された透過孔に
    導く光学的手段と、この透過孔からの光を受光する受光
    器と、該受光器からの信号を増幅するAGCアンプと、
    上記した光のうち上記フィルム上に設けられている所定
    量透過部を通った光に基づく上記AGCアンプの出力信
    号レベルを順次記憶し、該記憶値と一つ前に上記フィル
    ム上の上記所定量透過部を通った光に基づく上記AGC
    アンプの出力信号レベルとを比較して誤差信号を得る比
    較回路とを備え、該誤差信号により次々の上記フィルム
    上の上記所定量透過部を通った光に基づく上記AGCア
    ンプの出力信号レベルが互いに等しくなるように上記A
    GCアンプの利得を制御し、これにより上記フィルム上
    に設けられた画面部を通った光に基づく上記AGCアン
    プの出力信号が上記透過孔の孔径の不均一に影響されな
    いようにしたことを特徴とする飛点走査器の光量差補正
    装置。
JP1976011376U 1976-02-02 1976-02-02 飛点走査器の光量差補正装置 Expired JPS5936064Y2 (ja)

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JPS52103027U JPS52103027U (ja) 1977-08-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4811725B1 (ja) * 1968-11-16 1973-04-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4811725U (ja) * 1971-06-21 1973-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4811725B1 (ja) * 1968-11-16 1973-04-16

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