JPH03504305A - テレビ映画装置におけるドリフト修正 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 テレビ映画装置におけるドリフト修正 本発明は飛点テレビ映画装置によって提供されるビデオ信号レベル内のドリフト 、特に不安定性から生じるドリフト或いはテレビ映画設備の予備段階での累進的 なドリフトを修正するための方法および装置に関する。

このようなエラーは例えば飛点テレビ映画設備で使用された陰極線管（“ＣＲＴ 　”　、　ｃａｔｈｏｄｅ　ｒａｙ　ｔｕｂｅ）走査手段の出力の強度の変化に よって、或いは光電子増倍管の感度或いはその増幅器利得の変化によって誘発さ れ得る。これらの変化は通常比較的長期間の特性である。換言すれば、それらは ビデオ信号レベル或いは色のバランスを数分或いはそれ以上の期間にわたってド リフトさせる。

光電子増倍管の感度の変化による信号ドリフトを、管に隣接して取付けた加熱素 子にそれらを一定の温度に維持させることによって減少させようとする試みが為 されてきた。これによっである程度まで信号ドリフトが減少する一方、その結果 上昇した温度は光電子増倍管および隣接する増幅器からの出力信号に対する雑音 への寄与を増加する。さらに加熱素子の取付けは、温度以外の要因によるドリフ トには効果をもたらさない。

本発明の方法および装置は、飛点を発生させるために使用される陰極線管（“Ｃ ＲＴ″）走査手段が、テレビ映画装置によって走査されるフィルムストリップ内 の１つ以上の送り穴の位置に対応する領域を走査し、前記領域の走査中に伝送さ れる光を受信する光電検出器からの出力がビデオ信号レベルを調整するための修 正信号を提供することを特徴とする。

したがってフィルム送り穴、　゛フィルムのない状態゛　に相当する、を通過す る光を収集することによって、直接の大きさは上に略述したすべてのエラーの合 成結果から獲得することができる。ビデオ信号レベルはそのとき、増幅器或いは 光電子増倍管の利得を調整することによって、或いはＣＲＴ走査手段の輝度を変 化させることによって修正されることができる。

好ましくは、ビデオ信号ドリフトを修正するためのフィルに行われることである 。

本発明の実施例は以下の図面に関連して例として記載されるであろう。

第１図は飛点テレビ映画装置の概略図であり、第２図は飛点テレビ映画設備のフ ィルムスキッド板の範囲の部分概略図であり、 第３図は本発明による制御回路のブロック図である。

従来の飛点テレビ映画設備における典型例は第１図に概略的に示されており、走 査されるためのフィルム１１０は、それがＣＲＴ走査手段１１４によって発生さ れた飛点によって走査されるところであるフィルムゲート１１２を通過する。フ ィルムの透明なおよび半透明な領域によって伝送された光は、ビーム分割器１１ Ｂで３つ以上の色成分に分割されたおよび他の方法で処理された後、１つ以上の 光電子増倍管１１８によって収集される。光電子増倍管１１８からの出力信号は 、ビデオ信号に対する基礎を形成する。第２図に示されるように、フィルムゲー ト１１２で飛点によって実際に走査されるフィルムストリップ１０の領域は、フ ィルムストリップ１０がその上を通過するスキッド板１４内に形成された視察孔 １２によって規定される。

フィルムストリップ１０は、キャプスタンの手段或いは他の駆動手段によってテ レビ映画フィルムゲート１１２を通って搬送される。画面の同期化は、フィルム ストリップ１ｏの縦の縁に沿って形成された送り穴１６の列に係合する適切なス プロケットからのパルスによって達成される。本発明のテレビ映画設備では、打 抜き孔である第２の孔１８はスキッド板１４内に形成され、ＣＲＴ走査手段１１ ４はフレームブランク期間中に打抜き孔１８を通ってフィルムストリップ送り穴 １６の補助走査を実行させられる。これは、フィルム送り穴１６に相当する位置 において少さい補助走査を生成する適切な波形でＣＲＴ走査手段１１４を駆動す る走査増幅器１２０を設けることによって達成される。その波形は、フィルムス トリップ１０の連続運動の動きを探知するための成分を含む。

補助走査からの光はフィルム送り穴１６およびスキッド板１４の打抜き孔１８を 通過し、光電子増倍管１１ｇによって通常の方法で収集される。したがって補助 走査は、　゛フィルムのない′状態に対応するビデオ信号、換言すればテレビ映 画設備自体の状態のみにそのレベルが依存する信号を発生させる。

補助走査から結果として生じた信号はそのとき、コンパレータ回路２０によって 、調整可能な利得電圧と比較されその結果が制御回路２２に印加される。制御回 路２２は、光電子増倍管に印加される電圧、そしてそれ故にそれらの利得を制御 する光電子増倍管制御出力を、増加し或いは供給（ｄｏｃｕ［ｌ１ｅｎｔ）する 。光電子増倍管利得がエラーを補償するのにちょうど十分であるとき、コンパレ ータ回路２０は閾値に達し、そして次のエラーが生じるまで光電子増倍管制御出 力は一定に保たれるであろう。

光電子増倍管制御出力の増加或いは減少の速度は、ビデオの雑音を、見ている人 に見えてしまうようなフレーム毎のちらつきに変換する可能性を避けるのに十分 であるほどゆっくりでなければならない。しかし、プログラム可能な色の修正技 術を使用するテレビ映画装置では、システム利得を非常に速く変化させる必要が あり得る。これは、利得制御電圧に対する変化が要求されるときはいつでも、利 得制御回路の速度を一時的に増加させることによって達成されることができる。

不透明なフィルム或いはネガフィルムが使用されるところでは、１つ以上の色の 信号が通常よりも大きなシステム利得を必要とすることがあり、送り穴１６の走 査中に、Ｃ）？Ｔ走査手段によって生成された光ビーム全体は光電子増倍管に伝 送される。より大きなシステム利得に伴って、送り穴の走査中に正確な動作を妨 げるようなビデオ信号の過負荷が生じ得るというリスクが存在する。

この困難さを克服するために、減衰フィルタをスキッド板１４内の打抜き孔１８ を覆うように配置することができる。これは結果としてビデオ信号レベルでの全 体的な減少を生じさせ、通常の動作中にはより低い補助走査信号レベルを導くが 、より高い利得が必要とされるときは過負荷の問題を避ける。その代わりにＣＲ Ｔ走査手段の出力は、フィルム送り穴１６の補助走査中にビーム電流を下げるこ とによって減少させられることができる。

上述の方法は、使用中の特定のテレビ映画設備に適切であるような使用している デジタルか或いはアナログの技術のどちらにでも適用することができる。上記方 法は光電子増倍管利得に修正信号を印加するのであるが、それは輝度を制御する ためＣＲＴ走査手段に対し、或いは利得を調整するため増幅器に対しても同様に 適切に印加できることが理解されるであろう。

この方法は、正確な色のバランスを全ビデオ信号レベルと同様に維持するために 、各色に対して独立して適用されることが好ましい。

国際調査報告

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．飛点を発生するための陰極線管（“ＣＲＴ”）走査手段とフィルムストリッ プの画像搭載部分によって伝送された光を検出するための光電検出器とを有する 飛点テレビ映画装置によって提供され、そのテレビ映画装置は、ＣＲＴ走査手段 がテレビ映画装置によって走査されるフィルムストリップ（１０）内の１つ以上 の送り穴（１６）の位置に対応する領域（１２）を走査し、前記領域（１５）の 走査中に伝送される光を受信する光電検出器からの出力がビデオ信号レベルを調 整するための修正信号を形成することを特徴とする、ビデオ信号のレベルでドリ フトを修正する方法。
2. ２．修正信号が光電検出器からの出力と基準信号との間の差を表す信号を提供す るためにそれらを比較することによって獲得され、その差信号が修正信号として 応用される請求項１記載の方法。
3. ３．ラインのプランク期間或いはフレームのブランク期間中に、ＣＲＴ走査手段 がフィルムストリップ内の送り穴に対応する領域を走査する請求項１或いは２記 載の方法。
4. ４．修正信号がＣＲＴ走査手段に印加され、飛点の輝度が調整される請求項１乃 至３のいずれか１項記載の方法。
5. ５．修正信号が光電検出器出力を増幅するために使用される増幅器に印加され、 増幅器の利得が調整される請求項１乃至３のいずれか１項記載の方法。
6. ６．修正信号が光電検出器に印加され、その利得が調整される請求項１乃至３の いずれか１項記載の方法。
7. ７．フィルムストリップによって伝送された光がそれぞれ異なった波長の範囲を 含む複数のビームに分割され、複数の光電検出器が提供されており、それぞれは 前記ビームのそれぞれ１つを受信するために各自配置されて、各光電検出器が波 長の範囲の１つに対して修正信号を形成する、請求項１乃至６のいずれか１項記 載の方法。
8. ８．減衰フィルタが、フィルムストリップ内の１つ以上の送り穴の位置に対応す る前記領域を覆うように設けられる請求項１乃至７のいずれか１項記載の方法。
9. ９．飛点を発生するための陰極線管（“ＣＲＴ”）走査手段と、テレビ映画装置 によって走査されるフィルムストリップ（１０）によって伝送された光を受信す るための光電検出器であり、その光電検出器からの出力信号は出力ビデオ信号を 形成する光電検出器とを具備し、そのテレビ映画装置は、ＣＲＴ走査手段に走査 されるフィルムストリップ（１０）内の１つ以上の送り穴（１６）の位置に対応 する領域（１５）を走査させるための制御手段を具備し、前記領域（１８）の走 査中にその光電検出器からの出力がビデオ信号レベルを調整するための修正信号 を形成することを特徴とする飛点テレビ映画装置。
10. １０．光電検出器からの出力と基準信号との間の差を表す信号を提供するために それらを比較するためのコンパレータ（２０）を具備し、その差信号が修正信号 として応用される請求項９記載の装置。
11. １１．ラインのブランク期間或いはフレームのブランク期間中に、ＣＲＴ走査手 段がフィルムストリップ（１０）内の送り穴（１６）に対応する領域（１８）を 走査する請求項９或いは１０記載の装置。
12. １２．修正信号がＣＲＴ走査手段に印加され、飛点の輝度が調整される請求項９ 乃至１１のいずれか１項記載の装置。
13. １３．光電検出器出力を増幅するために使用される増幅器（２２）を具備し、修 正信号がその増幅器（２２）に印加されその利得を調整する請求項９乃至１１の いずれか１項記載の装置。
14. １４．修正信号が光電検出器に印加され、その利得が調整される請求項９乃至１ １のいずれか１項記載の装置。
15. １５．フィルムストリップによって伝送された光をそれぞれ異なった波長の範囲 を含む複数のビームに分割するための手段を具備し、複数の光電検出器が提供さ れており、それぞれは前記ビームのそれぞれ１つを受信するために各自配置され て、各光電検出器が波長の範囲の１つに対して修正信号を形成する、請求項９乃 至１４のいずれか１項記載の装置。
16. １６．減衰フィルタが、フィルムストリップ（１０）内の１つ以上の送り穴（１ ６）の位置に対応する前記領域（１８）上にある請求項９乃至１５のいずれか１ 項記載の装置。