JPS5935948Y2 - マグネトロン - Google Patents
マグネトロンInfo
- Publication number
- JPS5935948Y2 JPS5935948Y2 JP1976056198U JP5619876U JPS5935948Y2 JP S5935948 Y2 JPS5935948 Y2 JP S5935948Y2 JP 1976056198 U JP1976056198 U JP 1976056198U JP 5619876 U JP5619876 U JP 5619876U JP S5935948 Y2 JPS5935948 Y2 JP S5935948Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air guide
- anode
- band
- magnetron
- radiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は金属板よりなるラジェータフィンをエアガイド
を介して陽極にバンド締めしてなるマグネトロンに関す
るものである。
を介して陽極にバンド締めしてなるマグネトロンに関す
るものである。
マグネトロンはその発熱体となる陽極にラジェータを装
着して放熱を行なうことは周知である。
着して放熱を行なうことは周知である。
従来、このような放熱のために用いられるラジェータと
しては、あらかじめL字状に底形された複数のフィンを
発熱体である陽極の外周面に固定したもの、あるいは第
1図に示すように帯状の金属板を波形に折り曲げたラジ
ェータフィン1を陽極2の外周面に固定したものがあり
、いずれもラジェータフィンの外側を金属バンドで巻回
している。
しては、あらかじめL字状に底形された複数のフィンを
発熱体である陽極の外周面に固定したもの、あるいは第
1図に示すように帯状の金属板を波形に折り曲げたラジ
ェータフィン1を陽極2の外周面に固定したものがあり
、いずれもラジェータフィンの外側を金属バンドで巻回
している。
しかるに前者、すなわちL字状に底形された複数のフィ
ンを用いる構造ではフィンの数が多いことから作業性の
点で問題があり、作業性を考慮する場合には後者、すな
わち帯状の金属板を波形に折り曲げたものが用いられて
いる。
ンを用いる構造ではフィンの数が多いことから作業性の
点で問題があり、作業性を考慮する場合には後者、すな
わち帯状の金属板を波形に折り曲げたものが用いられて
いる。
しかしながら、第1図に示すように帯状の金属板を単に
波形に折り曲げ底形したラジェータフィンは、そのスプ
リングバックなどにより拡開する習性を有することから
、陽極2の所定の位置に装着する時点で第2図に示すよ
うにラジェータフィン1の外側からバンド3で締め付け
て陽極2に密着させている。
波形に折り曲げ底形したラジェータフィンは、そのスプ
リングバックなどにより拡開する習性を有することから
、陽極2の所定の位置に装着する時点で第2図に示すよ
うにラジェータフィン1の外側からバンド3で締め付け
て陽極2に密着させている。
この場合、一般にラジェータフィン1に矢印A方向より
冷却風が入り易くするためエアーガイド4が装着され、
このエアーガイド4を介して前記バンド3により締め付
けられている。
冷却風が入り易くするためエアーガイド4が装着され、
このエアーガイド4を介して前記バンド3により締め付
けられている。
そのためバンド3の締め付は力の大部分は、エアーガイ
ド4に吸収されてしまい、ラジェータフィン1が陽極2
に接触する有効な圧力は非常に小さいものとなっている
。
ド4に吸収されてしまい、ラジェータフィン1が陽極2
に接触する有効な圧力は非常に小さいものとなっている
。
その結果、陽極2で発生する熱が十分にラジェータフィ
ン1に伝達されず、放熱にかたよりが生じて放熱効果が
下り、陽極2の部分的な焼損などの危険があり、ラジェ
ータとしての本来の効果がなくなるという致命的な欠点
がある。
ン1に伝達されず、放熱にかたよりが生じて放熱効果が
下り、陽極2の部分的な焼損などの危険があり、ラジェ
ータとしての本来の効果がなくなるという致命的な欠点
がある。
また従来のような欠点を除去するものとして、エアーガ
イド4の材質をナイロン紙にし、バンド3の締め付は力
がじかにラジェータフィンから陽極2に伝達されるよう
にしたものが提案されている。
イド4の材質をナイロン紙にし、バンド3の締め付は力
がじかにラジェータフィンから陽極2に伝達されるよう
にしたものが提案されている。
しかしこの方法は、高圧部が近くにあり、発火性のおそ
れがあることより自己消炎性のあるナイロン紙を使用し
なければならなく、コスト高になる。
れがあることより自己消炎性のあるナイロン紙を使用し
なければならなく、コスト高になる。
またエアーガイド4の開放端には冷却用ブロアー(図示
せず)が固定されるが、前記ナイロン紙は一般に腰が弱
く何らかの補強が必要となり、そのため構造が複雑でこ
の点からも高価になる欠点を有する。
せず)が固定されるが、前記ナイロン紙は一般に腰が弱
く何らかの補強が必要となり、そのため構造が複雑でこ
の点からも高価になる欠点を有する。
本考案は上記従来の欠点に鑑みなされたもので、簡単な
構造でラジェータの本来の機能を十分発揮し得るマグネ
トロンを提供することを目的とする。
構造でラジェータの本来の機能を十分発揮し得るマグネ
トロンを提供することを目的とする。
以下本考案を図示の実施例に基ずき説明する。
第3図は本考案の一実施例を示す側面図である。
なお第2図と同じまたは相当部分には同じ番号を付して
説明する。
説明する。
第3図において、エアーガイド4は従来と同じように金
属よりなり、そしてバンド3で締め付けられる近傍にス
リット5を設け、エアーガイド4が変形しやすくしたも
のである。
属よりなり、そしてバンド3で締め付けられる近傍にス
リット5を設け、エアーガイド4が変形しやすくしたも
のである。
このように、エアーガイド4にスリット5を設けてなる
ので、バンド3でエアーガイド4を締め付けた場合、エ
アーガイド4は変形し、かつ不定形な変形は防止され、
バンド3の締め付は力は減殺されることなくラジェータ
フィン1を陽極2に圧着させる。
ので、バンド3でエアーガイド4を締め付けた場合、エ
アーガイド4は変形し、かつ不定形な変形は防止され、
バンド3の締め付は力は減殺されることなくラジェータ
フィン1を陽極2に圧着させる。
また締め付は力が陽極の外周に沿ってほぼ均一となるの
で陽極お・よびフィンの肉厚を薄くすることも可能にな
る。
で陽極お・よびフィンの肉厚を薄くすることも可能にな
る。
なお・前記スリット5の数、形状、巾および個所などは
特に限定されるものではなく、マグネトロンの種類に応
じ適宜法められるものである。
特に限定されるものではなく、マグネトロンの種類に応
じ適宜法められるものである。
以上の説明から明らかな如く、本考案になるマグネトロ
ンによれば、エアーガイドにスリットを設けた簡単な構
造でラジェータとしての機能を十分発揮する安価なもの
が得られる。
ンによれば、エアーガイドにスリットを設けた簡単な構
造でラジェータとしての機能を十分発揮する安価なもの
が得られる。
第1図は従来のラジェータフィンを具備するマグネトロ
ンの要部斜視図、第2図は従来のマグネトロンの一部切
欠き側面図、第3図は本考案になるマグネトロンの一実
施例を示す側面図である。 1・・・・・・ラジェータフィン、2・・・・・・陽極
、3・・・・・・バンド、4・・・・・・エアーガイド
、5・・・・・・スリット。
ンの要部斜視図、第2図は従来のマグネトロンの一部切
欠き側面図、第3図は本考案になるマグネトロンの一実
施例を示す側面図である。 1・・・・・・ラジェータフィン、2・・・・・・陽極
、3・・・・・・バンド、4・・・・・・エアーガイド
、5・・・・・・スリット。
Claims (1)
- 金属板よりなるラジェータフィンをエアーガイドを介し
て陽極にバンド締めしてなるマグネトロンにおいて、バ
ンド締め近傍におけるエアーガイドにスリットを設けた
ことを特徴とするマグネトロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976056198U JPS5935948Y2 (ja) | 1976-05-06 | 1976-05-06 | マグネトロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976056198U JPS5935948Y2 (ja) | 1976-05-06 | 1976-05-06 | マグネトロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52148037U JPS52148037U (ja) | 1977-11-09 |
JPS5935948Y2 true JPS5935948Y2 (ja) | 1984-10-04 |
Family
ID=28515172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976056198U Expired JPS5935948Y2 (ja) | 1976-05-06 | 1976-05-06 | マグネトロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935948Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5026758U (ja) * | 1973-07-02 | 1975-03-27 |
-
1976
- 1976-05-06 JP JP1976056198U patent/JPS5935948Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52148037U (ja) | 1977-11-09 |
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