JPS5935886A - 鋼板と銅パイプの接合方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は薄肉鋼板と銅パイプの接合方法に関するもので
ある。

従来、薄肉鋼板と銅パイプの端部とを接合する場合には
、第１図に示すように薄肉鋼板１に孔１ａを設け、この
孔１ａに銅パイプ２の端部を挿入した後にろう付け３を
施して両者１．２を接合していた。このような接合方法
では、ろう付け３の施工後にフラックスなどを除去する
ために、酸洗いなどの追加工種を必要とするから極めて
不経済である。

本発明は上記欠点を解消することを目的とするもので、
鋼板に設けた孔に銅パイプを挿入して接合する際に、不
活性カス雰囲気中で非消耗電極によるアーク熱により、
銅パイプの端部を浴融し凝固させて鋼板に接合するよう
にしたものである。

」ソ下本発明の実施例を図面について説明する。

第２図において、１し１、孔１ａを有する薄肉鋼板、２
は鋼板１の孔ｌａ内に挿入された銅パイプ、４は非消耗
性電極、５は′に極４のアークである。前記銅パイプ２
を鋼板１に接合する場合には、同図に示すように銅板１
の孔ｌａ内に銅パイプ２の端部を押入し、その端部を鋼
板１０表面から適当に突出させて保持する。この状態に
おいて、不活性ガス雰囲気中における非消耗性電極４に
よるアーク５によ如、銅パイプ２の旬１１面上を加熱し
て浴融すれば、この溶融金１Ｉ４６を介して第３図に示
すように銅パイプ２を鋼板１に接合させることができる
。

第４図に示す他の実施例は、鋼板１の孔１ａに予め開先
１ｂを設けておき、との開先ｌｂ内に銅パイプ２の端部
を挿入した後、前記実施例と同様な手段により溶融金属
６を介して銅パイプ２を鋼板１に接合させるものである
。前記開先１１１　ｉ、１１７１１ａをあける際に塑性
加工により容易に設けることができる。このような本実
施例によれば、接合面積の増加により強度を強大きせる
ことかできる利点がある。

以上説明したように本発明によれば、不活性ガス雰囲気
中で浴融と凝固が行われ、かつ鋼板への浴込みを極力少
なくすることができるので、接合部およびその近傍を非
常に美麗な表面に形成することができるから、表面処理
のための後工程が全く不要となる。

また本発明によれば、銅バイブ自身が浴融して浴着金属
となるので、追加浴接部が不要となるから極めて簡単に
接合を行うことができる。したがって本発明は自動化に
最適であり、量産製品に適用すれば顕著な効果を発揮す
る利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の四合方法による鋼板と銅パイプとの接合
部の断面図、第２図および第３図はそれぞれ本発明の接
合方法の一実施例を示す断面図および接合部の断面図、
第４図は本発明に係わる他の実施例の接合部の断面図で
ある。 １・・・鋼板、ｌａ・・・・ｆ１２、ｌｂ・・・開先、
２・・・銅パイプ、５・・・アーク、６・・・浴融金属
。 第１図 第２１２］ 第３図 第　４　図 ｃＬ６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、鋼板に設けた孔に銅パイプの端部を挿入して接合す
   る際に、不活性ガス雰囲気中でアーク熱により銅パイプ
   の端部を浴融して鋼板と接合させることを特徴とする鋼
   板と銅バイブの接合方法。 ２　鋼板に設けた孔の周辺に予め開先を設け、この開先
   内に銅パイプの端部を挿入して鋼板と接合させることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の鋼板と銅パイプ
   の接合方法。