JPS5935803Y2 - 汚泥濃度計 - Google Patents

汚泥濃度計

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Publication number
JPS5935803Y2
JPS5935803Y2 JP1126179U JP1126179U JPS5935803Y2 JP S5935803 Y2 JPS5935803 Y2 JP S5935803Y2 JP 1126179 U JP1126179 U JP 1126179U JP 1126179 U JP1126179 U JP 1126179U JP S5935803 Y2 JPS5935803 Y2 JP S5935803Y2
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JP
Japan
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sludge concentration
signal
sludge
piston
error
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Application number
JP1126179U
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JPS55112246U (ja
Inventor
征治 山口
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 本考案は、汚泥濃度を測定する汚泥濃度計に係ジ、特に
汚泥濃度と無関係に誤差信号をモニターして補正および
適切な零点較正時期を判断する汚泥濃度計に関する。
従来の浸漬湿汚泥濃度計は、第1図に示すように下水処
理場の曝気槽1等に充填する汚泥液2の中に濃度検出部
3を浸漬して汚泥濃度を測定している。
4は濃度検出部3の駆動を行なう駆動制御部である。
ところで、従来の濃度検出部3はその1つとして第1図
のような構造のものがある。
即ち、この濃度検出部3は、外筒11の中空部に光源1
2および受光器13を対向配置するとともに、これら光
源12釦よび受光器13を結ぶ線上に位置する外筒11
内壁部にガラス等の透明窓14を設けている。
さらに、外筒11の内壁部によって形成された筒体内空
部15に先端部にワイパーシール16を有するピストン
17が挿通されている。
そして、第2図Aに示すようにピストン17を上昇させ
て筒体内空部15に汚泥液2を取り込み、この状態で光
源12より透明窓14を通して光を投光して汚泥液2を
透過させ、受光器13で受光する受光量から汚泥濃度を
測定している。
次に、第2図Bに示すようにピストン17を下降させて
汚泥液2を排出するとともに、ピストン17先端のワイ
パーシール16で透明窓14を含む外筒11内壁部の汚
れを除去するものである。
以上のような一連の動作即ち汚泥液2の取り込み、測定
および排出の動作は連続して繰返し行なわれる。
しかし、第2図に示す濃度検出部3は、長期間使用して
いると透明窓14の泥れ、光源12の劣化於よび受光器
13の感度変化等の要因により、零点変動を生じこれが
測定誤差となる。
従って、これらの誤差要因を除くために、=定期間ごと
に汚泥液2から濃度検出部3を取り上げた後、清水中に
浸漬して汚れ等を除去した後、零点較正を行ない、再度
濃度検出部3を汚泥液2中に浸漬して測定を行なってい
る。
従って、以上のような汚泥濃度計は、透明窓14がどの
程度汚れているのか把握できないばかりか、経験にたよ
る点が多いので実際に濃度検出部3を取り上げても汚れ
の程度が少ない場合もあり、作業能率上不利である。
また、透明窓14の汚れおよび光源12の劣化等があっ
てもそれらによる測定誤差を含んだ状態で測定せざるを
得す、測定時の誤差補正ができなかった。
本考案は以上のような点に着目してなされたもので、濃
度検出部を汚泥液に入れた状態で測定信号から自動的に
誤差を除去しながら汚泥濃度を測定でき、また測定誤差
の状況を遂次モニターして零点較正を行なうべき適切な
時期を見つけ出して零点較正を行ない、さらに誤差信号
を光を効率よく利用して取出し得る汚泥濃度計を提供す
ることにある。
以下、本考案の一実施例について第3図および第4図を
参照して説明する。
第3図は濃度検出部の機械的構成を示す断面図、第4図
は電気的な信号処理系を示すブロック図である。
なお、これらの図において第2図と同一部分には同一符
号を付して詳しい説明は癌略する。
先ず、第3図に示す濃度検出部3は、ピストン17の胴
部でそのピストン17の昇降方向と直交する方向に前記
透明窓14の窓径とほぼ等しい孔径を有する透光部17
aが形成され、第3図Aの汚泥濃度測定モードから同図
Bのような排出状態とした時、光源12の光が透明窓1
4.$、i−よびピストン17の透光部17aを通って
受光器13に入るようになっている。
従って、以上のような構造にすると、汚泥液2の排出後
ピストン17の透光部17aを通って受光器13で受光
する受光量は、汚泥濃度に全く無関係であるのでそれを
測定誤差として検知することが可能である。
しかるに、第3図のような構造の濃度検出部3では測定
誤差を知ることが可能であるが、その構造の持つ機能を
有効に利用するには後続の信号処理回路が必要であり、
また零点較正を行なうべき適切な時期を見い出すことが
必要である。
そこで、本考案に係る汚泥濃度計は、第3図の機械的構
成を有する濃度検出部に第4図のような信号処理系を付
加し、零点較正を行なうべき適切な時期を見出すもので
ある。
第4図において13は濃度検出部の受光器であって、こ
れはCds、フォトダイオード又は太陽電池等を用いる
21は受光器13で光電変換された電気信号を増幅する
増幅器、22は汚泥濃度測定モードと誤差測定モードと
を選択するモード選択回路であって、このモード選択は
外部の選択制御回路23で行なう。
この選択制御回路23はピストン17の昇降動作のタイ
ミングに連動して選択制御信号を出力するものである。
24はモード選択回路22が誤差測定モードを選択して
いる時にその測定誤差信号をモニターするモニター回路
であって、ここでモニターされた信号は表示部(図示せ
ず)に表示されて零点較正すべき時期の判断に供される
25はモード゛選択回路22を経て入力される汚泥濃度
信号に対しモニター回路24でモニターした測定誤差を
ホールドして常時又は必要な時に補正する補正回路であ
る。
26は補正回路25で補正して出力された汚泥濃度信号
を適宜な信号に変換する信号変換回路である。
次に、第3図会よび第4図で構成される汚泥濃度計の作
用を説明する。
先ず、汚泥濃度を測定する場合、ピストン17を上昇さ
せて汚泥液2を筒体内空部15に取り入れるとともに、
選択制御回路23からの信号によりモード選択回路22
は汚泥濃度測定モードに設定される。
この結果、光源12より汚泥液2を透過して受光器13
で受光された受光量は増幅器21於よびモード選択回路
22を経由して直接補正回路25に入る。
ここで、モニター回路24から得た測定誤差をホールド
しているので、この測定誤差を補正して真の汚泥濃度信
号を出力し信号変換回路26に供給する。
そして、この信号変換回路26で適宜な信号に変換して
出力する。
一方、汚泥液2の排出の場合は、第3図すのようにピス
トン17を下降させて光源12と受光器13を結ぶ線上
に透光部17aを位置させる。
この時、選択制御回路23から選択制御信号が出てモー
ド選択回路22は誤差測定モードに設定される。
而して、光源12からでた光は汚泥液2を介することな
く直接透光部17aを通って受光器13に入る。
この場合受光器13で得た受光量は汚泥濃度に関係なく
、透明窓14の汚れ、光源劣化および受光器13の感度
変化等によって減衰した値となる。
そして、受光器13で得た受光量に係る電気信号は増幅
器21およびモード選択回路22を経てモニター回路2
4に入り、ここから出力した信号は表示部(図示せず)
で表示される。
また、モニター回路24に入った測定誤差は補正回路2
5によってホールドされ、次の汚泥濃度測定モードの補
正信号となる。
従って、以上のような汚泥濃度計にあっては、モニター
回路24でとらえた測定誤差を汚泥濃度の補正信号とし
て利用するとともに、直接表示部で監視可能であるので
、その測流誤差の大きさを正確に確認して適切な時期に
零点較正をすることができる。
なお、本考案は上記実施例に限らずその要旨を逸脱しな
い範囲で種々の変形実施が可能である。
例えば第3図に示すピストン17の透光部17aは直接
孔を穿けたものであるが、孔の代りに光を透過する物質
(ガラス、透明プラスチックス等)を嵌挿した構造とし
てもよい。
なお、上記のようにピストン17の一部を透明物質とし
たものでは、長期間の使用によりピストン17の外面が
汚れてくると透明物質本来の機能が失なわれてくるので
、ピストン17の外面、特に光の透過する透明物質より
なる透光部17aの汚れを除去するため第5図のように
外筒11内壁部にワイパーシール27を取着する構造と
するのがよい。
以上詳記したように本考案によれば、濃度検出部の光学
系にモード選択回路を接続し、ピストンの下降による汚
泥液の排出時にピストン自体の透光部を利用して汚泥液
と無関係に光を受光器で受光し、かつモード選択回路を
誤差測定モードに設定して受光器から出力された測定誤
差をモニター系で監視するようにしたので、汚泥濃度と
全く関係なく透明窓の汚れ、光源劣化および受光器の感
度変化等の誤差成分のみ常時監視することができ、しか
も濃度検出部を汚泥液に入れた11の状態で零点較正を
行なうべき適切な時期を見い出すことができる。
また、ピストンを上昇させて汚泥液を取り入れている時
は、モード選択回路を汚泥濃度測定モードに設定して受
光器から出力する汚泥濃度信号を補正回路に入れ、前記
モニターの測定誤差を補正信号として用いて補正するた
め、濃度検出部を汚泥液に入れた状態で自動的に誤差成
分を取り除いて真の汚泥濃度信号を出力できる。
従って、この点でも汚泥濃度を高精度に測定でき機器の
信頼性を高めることができる。
また、汚泥液排出時に両透明窓の中心軸線上に位置する
ようにピストンの一部のみに透光部を設けたので、光源
の光を効率よく受光器へ送ることができ、高精度に誤差
分を得ることができ、ひいては零点較正の時期を正確性
を判断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は汚泥濃度計の一般的な据付は図、第2図は従来
の汚泥濃度検出部の断面図であって同図Aは汚泥液の取
り入れ時、同図Bは汚泥液の排出時を示す。 第3図および第4図は本考案に係る汚泥濃度計の一実施
例を説明するために示したもので、第3図はピストンに
透光部を設けて汚泥濃度と無関係に測定誤差信号を得る
ようにした汚泥濃度検出部の断面図であって、同図Aは
汚泥液の取り入れ時、同図Bは汚泥液の排出時を示す図
、第4図は本考案に係る汚泥濃度計の信号処理系を示す
ブロック図、第5図は汚泥濃度検出部の他の例を示す断
面図である。 2・・・汚泥液、3・・・汚泥濃度検出部、11・・・
外筒、12・・・光源、13・・・受光器、14・・・
透明窓、15・・・内空部、16・・・ワイパーシール
、17・・・ピストン、17a・・・透光部、22・・
・モード選択回路、23・・・選択制御回路、24・・
・モニター回路、25・・・補正回路、26・・・信号
変換回路、27・・・ワイパーシール。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)筒体の内空部に挿通ずるピストンを上昇させて汚
    泥液を取り入れて光学的に汚泥濃度を測定する汚泥濃度
    計において、前記ピストンの一部に設けられ、このピス
    トンの下降による汚泥液排出時に汚泥濃度測定用光学系
    の誤差信号を測定するための該光学系の光路となる透光
    部と、前記光学系に接続され、前記ピストンの昇降タイ
    ミングに応じて入力される信号によって誤差測定モード
    と汚泥濃度測定モードとを交互に選択するモード選択回
    路と、このモード選択回路が前記誤差測定モードを選択
    した時、前記光学系から出力する前記誤差信号をモニタ
    ー用信号釦よび補正用信号として出力するモニター回路
    と、このモニター回路から出力されるモニター信号を表
    示して誤差信号の誤差の大きさから零点較正時期を判断
    させる表示部と、前記モード選択回路が前記汚泥濃度測
    定モードを選択した時、前記光学系の出力信号を前記補
    正用信号で補正して汚泥濃度信号として出力する補正回
    路とを備えてなることを特徴とする汚泥濃度計。
  2. (2)ピストンは、その一部に透明物質を用いて透光部
    とした実用新案登録請求の範囲第1項記載の汚泥濃度計
  3. (3)筒体の内壁部にワイパーシールを装着し、透光部
    の外面の汚れを除去する実用新案登録請求の範囲第1項
    又は第2項記載の汚泥濃度計。
JP1126179U 1979-01-31 1979-01-31 汚泥濃度計 Expired JPS5935803Y2 (ja)

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JPS55112246U JPS55112246U (ja) 1980-08-07
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