JPS5935646A - 電気接点材料 - Google Patents
電気接点材料Info
- Publication number
- JPS5935646A JPS5935646A JP58131598A JP13159883A JPS5935646A JP S5935646 A JPS5935646 A JP S5935646A JP 58131598 A JP58131598 A JP 58131598A JP 13159883 A JP13159883 A JP 13159883A JP S5935646 A JPS5935646 A JP S5935646A
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- JP
- Japan
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- alloy
- oxide
- amount
- weight
- total weight
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- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
従来から内部酸化法で製造される銀争酸化物合金ではA
g−Cd0合金が広く実用化されているが、さらにAg
−Cd0合金に他元素を添加して耐火度を高めることに
より、その用途も大電流の遮断領域へと広げられつつあ
る。
g−Cd0合金が広く実用化されているが、さらにAg
−Cd0合金に他元素を添加して耐火度を高めることに
より、その用途も大電流の遮断領域へと広げられつつあ
る。
これらのAg−Ca2系合金は通常その酸化物量が重量
比で6〜15%含有されているものであるが、Cdは有
害元素であるのでCdを使用しない元素で性能が同等以
上である材料開発が本発明の主旨である。
比で6〜15%含有されているものであるが、Cdは有
害元素であるのでCdを使用しない元素で性能が同等以
上である材料開発が本発明の主旨である。
即ち、本発明の5n(70重畢%以ヒで5全重量%以」
二)とS b (0,2全重量%以−1−の残部重量%
)を含み、このSnとsbとの和が6〜15全重量%で
あり、更にIn(2全重量%以上)を含み、溶質金属が
全量で8〜17全重昂%である銀合金の内部酸化はこの
Inの存在により成功した。もっとも、この内部酸化の
成功には酸素気圧も鍵となる。
二)とS b (0,2全重量%以−1−の残部重量%
)を含み、このSnとsbとの和が6〜15全重量%で
あり、更にIn(2全重量%以上)を含み、溶質金属が
全量で8〜17全重昂%である銀合金の内部酸化はこの
Inの存在により成功した。もっとも、この内部酸化の
成功には酸素気圧も鍵となる。
一例を挙げると、Sn7%、Zn3%、In2%の如き
本発明に類似するAg合金に於ては、高い酸素圧力が必
要となり、−気圧雰囲気中では合金の表面に酸化スケー
ルが発生して酸化進行は認めらず、本発明の成分範囲の
合金では1.5気圧以にで溶質濃度が大になるにつれて
、酸素気圧を増加することが内部酸化を成功する為に必
要で′あることが実験から得られた。
本発明に類似するAg合金に於ては、高い酸素圧力が必
要となり、−気圧雰囲気中では合金の表面に酸化スケー
ルが発生して酸化進行は認めらず、本発明の成分範囲の
合金では1.5気圧以にで溶質濃度が大になるにつれて
、酸素気圧を増加することが内部酸化を成功する為に必
要で′あることが実験から得られた。
因みに、従来のAg−Cd合金又はAg−Zn(5%)
の如く内部酸化が容易な合金成分のものに於ては、酸素
圧力は単なる酸化速度を増すだけの効果であった。
の如く内部酸化が容易な合金成分のものに於ては、酸素
圧力は単なる酸化速度を増すだけの効果であった。
本発明において、Agに対する添加溶質金属元素の全重
量比が8%以ドでは分散強化型材料としての電気的性質
が劣るし、17%以北になると合金の加工性が乏しくな
る。またSnとsbの溶質金属がAg中に全重量比で6
%以り存在すると合金に所期の耐溶着性は得られるが、
内部酸化の過程でこれら溶質金属の酸化における核発生
と核成長とのバランスがとれないために酸化表面被膜が
生成し、内部酸化の進行が阻害されて内部酸化が不可能
になる。また前記の金属元素の全重量比が15%を越え
ると合金の加重性が悪くなりクラックその他の障害が生
じやすくなる。
量比が8%以ドでは分散強化型材料としての電気的性質
が劣るし、17%以北になると合金の加工性が乏しくな
る。またSnとsbの溶質金属がAg中に全重量比で6
%以り存在すると合金に所期の耐溶着性は得られるが、
内部酸化の過程でこれら溶質金属の酸化における核発生
と核成長とのバランスがとれないために酸化表面被膜が
生成し、内部酸化の進行が阻害されて内部酸化が不可能
になる。また前記の金属元素の全重量比が15%を越え
ると合金の加重性が悪くなりクラックその他の障害が生
じやすくなる。
ところがAg中での拡散速度の遅いSnにInを添加し
て拡散速度を調整することにより、内部酸化の進行に伴
い適当な析出酸化物粒子の成長があり、内部酸化が成功
する。
て拡散速度を調整することにより、内部酸化の進行に伴
い適当な析出酸化物粒子の成長があり、内部酸化が成功
する。
本発明の成分範囲の合金では、Inが2%以下の場合で
はSn、Sbの溶質金属との相乗作用効果(即ちAg中
でSnよりも早い拡散速度を有するInの添加によって
酸化核成長のバランスがとれる)が薄く、溶質金属のA
g中での拡散速度がそれ程に昇せず、内部酸化が完全に
行ない得ない。しかも酸素気圧が低い雰囲気中では安定
した酸化は得られない。
はSn、Sbの溶質金属との相乗作用効果(即ちAg中
でSnよりも早い拡散速度を有するInの添加によって
酸化核成長のバランスがとれる)が薄く、溶質金属のA
g中での拡散速度がそれ程に昇せず、内部酸化が完全に
行ない得ない。しかも酸素気圧が低い雰囲気中では安定
した酸化は得られない。
またSnとsbの添加量の和が6〜15全重量%と多い
ことが従来のAg−Ca2系合金に比して耐久性、耐溶
着性を向上させるのである。
ことが従来のAg−Ca2系合金に比して耐久性、耐溶
着性を向上させるのである。
この添加量のうちの大部分(即ち70重量%以ト)は非
常に高融点の金属酸化物をっくるSnであるが、その−
・部(0,2全重量%以−1−で30重量%以下)はs
bである。sb酸化物は本発明の材料の接点開閉時の接
触の安定性を増すためのものであり、特にSnが5全重
敬%以−1;の儂度で含まれて材料全体の硬度が高くな
りすぎる傾向のときには、該sb酸化物の存在は接触抵
抗の安定化のために効果がある。ただし、Snに対して
sbの比が30重量%以]二になると内部酸化が難かし
くなることが分った。sbが0.2全重策%以下である
ときは意図しない不純物とみられるので、少なくとも0
.2全東量%以りの量でSnとの比が30重量%以下で
あればsbの添加は従って効果的である。
常に高融点の金属酸化物をっくるSnであるが、その−
・部(0,2全重量%以−1−で30重量%以下)はs
bである。sb酸化物は本発明の材料の接点開閉時の接
触の安定性を増すためのものであり、特にSnが5全重
敬%以−1;の儂度で含まれて材料全体の硬度が高くな
りすぎる傾向のときには、該sb酸化物の存在は接触抵
抗の安定化のために効果がある。ただし、Snに対して
sbの比が30重量%以]二になると内部酸化が難かし
くなることが分った。sbが0.2全重策%以下である
ときは意図しない不純物とみられるので、少なくとも0
.2全東量%以りの量でSnとの比が30重量%以下で
あればsbの添加は従って効果的である。
本発明の合金成分値を理解に便なるために、以下に図解
する。
する。
(以下余白)
−26:
、0
リー
リ 〃−<
以ド、実施例により本発明の効果について述べる。
実施例
A g −S n 5.8%−3bO,2%−In2%
の合金を作り、これを圧延鍛造して2mII+の板とし
、酸素気圧10気圧、温度650°Cで72時間内部酸
化した。得られた電気接点用合金材の高度(HRF)、
電導度(IACS)および比重は次の通りであった。
の合金を作り、これを圧延鍛造して2mII+の板とし
、酸素気圧10気圧、温度650°Cで72時間内部酸
化した。得られた電気接点用合金材の高度(HRF)、
電導度(IACS)および比重は次の通りであった。
硬度 電導度 比重
85 68 10.2
この実施例の合金と従来のAg−Cd系の合金を内部酸
化したものとについて下記の試験条件により耐溶着性の
比較試験をしたところ、次表のような結果を得た。
化したものとについて下記の試験条件により耐溶着性の
比較試験をしたところ、次表のような結果を得た。
試験条件
電 圧 D、C,200V初期電流
5700A 接触圧力 200g 各試料5個につき20回づつ測定 材料 溶着回数1 、 Ag−
(:dl 5% 42 、 Ag
−5n5.8%−9bO,2%−In2% l試料番
号2は本発明品であって上記実施例にて得られたもので
あり、試料の大きさは外径6m+eX厚さ2mmである
。
5700A 接触圧力 200g 各試料5個につき20回づつ測定 材料 溶着回数1 、 Ag−
(:dl 5% 42 、 Ag
−5n5.8%−9bO,2%−In2% l試料番
号2は本発明品であって上記実施例にて得られたもので
あり、試料の大きさは外径6m+eX厚さ2mmである
。
以上のように、本発明にかかる材料は接触が安定してい
て耐溶着性に優れた電気接点材ネ°1であることが認め
られた。
て耐溶着性に優れた電気接点材ネ°1であることが認め
られた。
Claims (1)
- 酸化錫が酸化インジウムとで主酸化物をなす内部酸化し
たlRφ酸化物合金であって、金属成分でsbに対し7
0重量%以1−で5全重量%以にのSnとこのSnに対
し金属成分で0.2全重量%以」二の残部重量%のsb
を含みSn、!=Sbの和が金属成分で6〜15全重嵯
%であり、更に金属成分で2全重量%以上のInを含み
、溶質金属の金属成分が全量で8〜17全重量%である
電気接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58131598A JPS5935646A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 電気接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58131598A JPS5935646A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 電気接点材料 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13174073A Division JPS5526176B2 (ja) | 1973-07-20 | 1973-11-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5935646A true JPS5935646A (ja) | 1984-02-27 |
JPS648061B2 JPS648061B2 (ja) | 1989-02-13 |
Family
ID=15061802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58131598A Granted JPS5935646A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 電気接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935646A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0889943A (ja) * | 1991-08-27 | 1996-04-09 | Hanshin Suido Kigyodan | 流動層式活性炭吸着水槽及びその活性炭層検知方法 |
-
1983
- 1983-07-19 JP JP58131598A patent/JPS5935646A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0889943A (ja) * | 1991-08-27 | 1996-04-09 | Hanshin Suido Kigyodan | 流動層式活性炭吸着水槽及びその活性炭層検知方法 |
JP2593833B2 (ja) * | 1991-08-27 | 1997-03-26 | 阪神水道企業団 | 流動層式活性炭吸着水槽及びその活性炭層検知方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS648061B2 (ja) | 1989-02-13 |
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