JPS5935586B2 - 「す」の把持方法 - Google Patents

「す」の把持方法

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JPS5935586B2
JPS5935586B2 JP52066006A JP6600677A JPS5935586B2 JP S5935586 B2 JPS5935586 B2 JP S5935586B2 JP 52066006 A JP52066006 A JP 52066006A JP 6600677 A JP6600677 A JP 6600677A JP S5935586 B2 JPS5935586 B2 JP S5935586B2
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hook
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tribute
cam
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JP52066006A
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勝 浅川
感 市川
道生 石本
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Howa Kogyo KK
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Howa Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本願は積み重ねられた管層から順次一枚ずつ簀を取り出
す簀の自動取出し方法に係り、特に抄造脱水が終り海苔
が添着している簀の取出しに適用して有効な発明である
抄造脱水の終った簀を乾燥機で乾燥する際、乾燥機に簀
を自動的に装着する自動装着装置が各種提案されている
これ等の自動装着装置は夫々形式は異なっているが、乾
燥機への装着動作と関連シ多数の簀が積み重ねられてい
る管層から簀を一枚ずつ取出して供給してやらなければ
ならない。
この簀の自動供給が確実に行なわれないと、自動装着装
置が空運転となり作業効率を低下させるので、管層から
簀を取り出す取出し装置は当然の事ながら把持ミスがな
く確実に簀を取り出すとともに添着している海苔を痛め
ないようにしなげればならない。
而して従来の簀の把持方法を観るに、把持針を貢杆に刺
し込んで把持する方法と、引掛爪を貢杆の間に挿入し引
掛爪にて簀を把持する方法とに大別する事ができる。
しかしながらこれ等従来の方法は全て簀に張力を付与し
て伸長させ緊張把持を行う方法で、張力によって伸長し
平板状になっている簀を管層から引き離して取り出しを
行なっていた。
このような従来方法は簀に張力を与える際に把持される
最上位の簀が引き伸ばされるので下位の簀と摺接し、下
位の簀に添着している海苔を痛めるのみならず、平板状
に伸長している簀を急激に引き離すと、簀の間に吸引気
流が作用し把持される簀の下位の簀の海苔が部分的には
がれたり、海苔の表面が荒らされて製品価値を失う事故
が多発し実用に供し得ない。
本出願人は上記した従来把持方法の欠点に鑑み、引掛爪
を貢杆の間に挿入して引掛爪にて簀を引掛把持し、更に
簀を管層から引き離す際に、簀の両端を互いに近接させ
引きめくるようにして簀の取り出しを行う、人手による
最も理想的な引き離し動作と近似した方法で引き離す方
法を特願昭52−48754号として出願した。
しかしながらこの出願においては簀を把持した後の引き
めくり動作は極めて良好に作動するが、引掛爪を簀層の
間に挿入する際に簀の編成の疎密、簀の載置位置及び簀
層の形状等各種の要因により確実性を欠き把持ミスを起
す欠点があった。
本願はこの欠点を改良したもので引掛爪に振動を与え、
振動により引掛爪の先端で簀層の間を探るようにし、引
掛爪の圧接力と相俟って確実に簀層の間に入り込んで簀
を把持するようにしたもので、以下図面に示す実施例に
よって本願を詳細に説明するが、本願の説明に先立ち本
願を適用する特願昭52−48754号について説明す
る。
図面に示す実施例は簀の把持位置Aから開放位置B迄所
定角度の揺動運動を行なう管移送手段1、多数の簀3が
積み重ねちれた質層3aから一枚ずつ簀3を引掛は把持
する引掛爪5,5aを有する爪装置4と、簀3を把持し
た引掛爪5,5aを管移送手段1の揺動による簀の持上
げ動作と関連して互いに近接させ、開放位置Bに至る間
に近接した引掛爪5,5aを旧に復させる簀めくり装置
6とからなる把持手段2を要部となし、更に本願におい
ては以上の諸装置に加え、引掛爪5,5aが簀3に当接
する直前から、簀の持上げ動作が開始された直後の間引
掛爪5゜5aを振動させる振動装置50を設けたもので
夫夫は次のように構成されている。
1は揺動腕でブラケット8に枢支した支軸9に固定され
、図示しない駆動機構により簀自動装着装置(図示せず
)の作動と関連し、把持位置Aから開放位置B迄の間を
連続した揺動運動を行なう。
揺動腕γに固着した軸10には機枠11が枢支され、該
機枠11に固定した回動輪12と支軸9に取付けた固定
輪13との間に無端鎖状帯14を懸回し、揺動腕γが揺
動してもこれと無関係に機枠11は設定された所定位置
を保持するようになされている。
尚図面において無端鎖状態を懸回するように記したが、
これは途中にバネを介在させたワイヤーを懸回し、ワイ
ヤーと回動輪12とを固定するようにしても同様の効果
を奏する。
6は把持手段2を構成する簀めくり装置で、所定間隔(
簀層より少し狭い間隔)で機枠11に対設されたボス1
5,15aに、先端に後記する爪装置4の爪杆16,1
6aを保持する円筒状のホルダー17.17aを、他端
にベベルギヤー18゜18aを取付げた把持軸19,1
9aを回動自在に保持し、このベベルギヤー18,18
aと、機枠11に枢支した駆動軸20に取付けられたベ
ベルギヤー21,21aとを、把持軸19,19aが互
いに反対方向に回動するように噛合し、更に駆動軸20
を第1図において反時計方向に回動するようにバネ22
にて付勢する。
従って第3図において把持軸19は反時計方向に又把持
軸19aは時計方向に回動せんとする回動力が付与され
ている。
23は駆動軸20に固着されたカムレバーで、先端のカ
ムボール23aが簀自動装着装置のローラーコンベヤー
24の機台25に取付げたカム板26に当接し、上記駆
動軸200回動を制している(第1回)。
而して第1図に示す如くにカム板26とカムボール23
aが当接している時、把持軸19.19aに取付けたホ
ルダー11゜17aは、質層3aの平面と略垂直で平行
な状態となるように把持軸19,19aの取付位置が設
定されている。
次に21は軸10に固定したカム板28は駆動軸20に
固定した先端にカムボール28aを有するカムレバーで
、この両者により揺動腕1の揺動に伴なって上記の如く
回動している駆動軸20の回動を揺動運動の途中におい
て制し、更に続いて行なわれる揺動運動により駆動軸2
0を付勢バネに抗して逆回させるもので、第1図に示す
ように把持位置Aにおいてカム板21とカムレバー28
先端のカムボール28aは、所定の間隔を持って対峙す
るように夫々軸10及び駆動軸20に取付けられている
前記したようにして駆動軸20が回動するとカムレバー
23も第1図において反時計方向に回動し、一方カム板
21は揺動腕1が揺動する事により軸10も又第1図に
おいて反時計方向に回動するように機枠11とお相対関
係が変化して行くので、結果的に反時計方向に回される
ような形となり、前記したカムレバー23のカムボール
23aがカム板26から引き離される時期と前後して、
第1図C点に仮想線で示すようにカム板27とカムボー
ル28aは当接し、カムレバー23が付勢バネ22のバ
ネ力により更に反時計方向に回動せんとするのを一旦停
止させる。
しかしながら揺動腕7は更に開放位置Bに向って揺動を
続けるので、第1図C点においてカムボール28aと当
接したカム板27は、付勢バネ22のバネ力に抗してカ
ムボール28aを押し上げ、駆動軸20を前記と逆方向
即ち時計方向に逆回させ、揺動腕1が開放位置B迄揺動
した時、把持軸19.19aのホルダー17,11aを
第3図把持位置Aと同様垂下平行状態に復帰させる。
ホルダー17,17aに保持され簀3を把持する爪装置
4は次の如くである。
29,29aはホルダー17,17aに嵌合固着された
筒体で後記する係止機構30が設けられている。
16,16aは先端に引掛爪5,5aが設けられた爪杆
で上記筒体29に上下及び回動自在に貫挿され、引掛爪
5.5aは第12,13図に示すように周縁31が弧状
で上縁32は略水平な銀杏の葉状で断面形状は楔形状を
なしており、上縁32と基部33との間に前杆3bの直
径よりやや大きい挾持部34が形成されている。
爪杆16,16aの上端には逆転レバー35.35aが
取付けられ、かつ付勢バネ36,36a、37,37a
により突出方向と、第2図において爪杆16は反時計方
向に爪杆16aは時計方向に回動するように付勢される
掛止機構30は第4,5図に展開して示したように筒体
29,29aの上端面に略90°の角度で設けられた凹
凸の係合部38,39と逆転レバー35.35aのボス
部40,40aの下端面に設けられた係止片41とから
なり、第1図に示す把持位置Aで係止片41は係合部3
8に係合して爪杆16,16aの回動を制し、この時引
掛爪5゜5aは前杆3bと平行状態となり(第3図)、
爪杆16,16aがバネ36,36aに抗して押し上げ
られ上記係合が開放されると、バネ3γ。
3γaによって爪杆16,16aは夫々係止片41が係
止部39に係止される庖略90°回動し、逆転レバー3
5,35aは第2図仮想線で示されている位置となり、
引掛爪5,5aは前杆3bと直交する。
42,42aは開放位置Bに設けられた逆転ピンで、機
台25aに固着した軸43゜43aに取付けられており
、揺動して来た逆転レバー35,35aと干渉しバネ3
1゜37aに抗して爪杆16,16aを逆回し、係止片
41を係合部38に係合させ、引掛爪5,5aの向きが
再び前杆3bと平行となるように切替える。
以上の如くにおいて、図示しない駆動機構により揺動腕
Tが把持位置A迄揺動し前杆36と平行状態にある引掛
爪5,5aと前杆3bの間に挿入せんとするが、引掛爪
5,5aが密に編成された前杆3bの間に当接した場合
、簀3の載置位置の関係で前杆3bの上に直接当接した
場合又更にこのケースが最も把持ミスの要因となるので
あるが、最近使用されている樹脂製の簀3は前杆3bが
五角形等の多角形の物が多く引掛爪が多角形の前杆3b
の面に当接した場合のいずれの場合でも引掛爪に作用す
る圧接力のみにて引掛爪5,5aを前杆3bの間に挿入
する事は困難で把持ミスの原因となる。
従って本願においては、前記した各装置に加え下記の如
き揺動装置50を設けて引掛爪5゜5aに振動を与え上
記の欠点を除いたもので以下振動装置50について説明
する。
51は機台又はブラケット等適宜の支持方法により、よ
り支持された枢軸52に固着した偏心カムで、枢軸52
は搬送コンベヤー24のローラー24aからベルト53
に2回転が伝えられ連続回転を行っている。
54はブラケット55に枢支した軸56に二本の腕57
,58を取付げてなるベルクランクで、一方の腕51め
先端にカムボール59を有し、他方の腕58はカム板2
6の先端に枢着した振動板60とロッド61にて連結さ
れている。
振動板60は第1図に示すように揺動自在に枢支され、
その形状は上面及び前端面がカム板26の先端と略同じ
形状をなし、把持位置Aにおいてカムボール23aがカ
ム板26に当接した時、同時に振動板60にも当接する
ようになされている。
更にベルクランク54はバネ62によって、第1図にお
いて時計方向に付勢され第1図Aに示すように移送手段
1が把持位置Aにない場合はベルクランク54の軸56
に取付けた腕杆63がストッパー64に当接し、カム板
51とカムボール59は適宜の間隙を持って対峙してい
る。
65はベルクランク54の逆転機構で、上記腕杆63の
先端に押上板66を取付け、一方揺動腕γに取付けた押
上腕61に上記バネ62より強い弾力のバネ68を取付
け、移送手段1が把持位置Aに至る直前にバネ68が押
上板66に当って、これを押し上げ、バネ62に抗して
ベルクランク54を第1図において反時計方向に逆転さ
せ、第1図Aにおいてカム板51と適宜の間隙を持って
対峙していたカムボール59はカム板51に当接するよ
うになされている。
以上の如くにおいて揺動腕1が把持位置Aに向って振動
して来ると、その揺動に伴ない揺動腕1が把持位置Aに
至る直前に上記のようにバネ68が押上板66に当接し
、ベルクランク54をバネ62の付勢力に抗して第1図
Aにおいて反時計方向に回し、カムボール59は連続回
転しているカム板51に当接する。
カム板51は前記したように偏心カムであるので上記の
ようにカムボール59が当接すると、ベルクランク54
はカム板510回転につれて揺動し、その揺動はロッド
61を介して振動板60を振動させる。
而して、このように振動板60が振動させられる位置迄
揺動腕7が揺動して来ると、前記したように当然に駆動
軸20に取付けられたカムレバー23先端のカムボール
23はカム板26に当接し、更にこれのみならずカム板
26に取付げられた振動板60にも同時に当接する。
したがってカムレバー23は振動板60の振動によって
揺動し、駆動軸20は第1図において時計反時計方向に
正逆に所定角度回動するのでとの回動はベベルギヤー2
1゜21a、18,18a把持軸19,19aを介して
爪杆16,16aに伝えられるので、引掛爪5゜5aは
簀3に当接する直前から互に反対方向、即ち第3図にお
いて、引掛爪5,5aが互に近接離反するようにしなか
ら貢杆3bと直交方向に振動を行ない爪先にて貢杆3b
の間を探り揺動腕γの揺動にともなう圧接力と相俟って
貢杆3bと平行状態にある引掛爪5,5aが貢杆3bの
間に挿入されるが、引掛爪5,5aは銀杏の葉状でかつ
断面形状が楔形であるから、挿入される際の抵抗が少な
く貢杆3bをわずかに押し広げるようにして確実に挿入
される。
以上のように本願における引掛爪5,5aの貢杆3bへ
の挿入は、貢杆3bと平行状態にある引掛爪5,5aを
貢杆3bと直交方向振動させ、貢杆3bの間を探るよう
にして行うので、前記した簀の編成の疎密や位置の不適
切、貢杆の形状等に左右されることなく確実な挿入が行
なわれる。
又引掛爪5,5aの振巾及び振動速度は、カム板51の
偏心度と回転速度を任意に変更して作業に最も好適な振
巾及び振動回数に設定すれば良く、極言すれば一把持動
作問に一回の振動を行うようにしても目的を達する。
前記のようにして引掛爪5,5aが簀杆3b間に挿入さ
れるとこの挿入後基部33の下面が簀3に当接して爪杆
16,16aの下降は停止するが、ホルダー17,17
aの筒体29,29aはバネ36.36aを圧して下降
し、係合部38と係止片41との係合が外されると同時
にバネ31゜3γaによって係止片41が係合部39と
係止される迄爪杆16,16aは夫々略90°左右に回
動し、との回動により逆転レバー35.35aは第2図
仮想線の位置となり、又今迄貢杆3bと平行状態にあっ
た引掛爪5,5aも回動し貢杆3bと直行する状態とな
り、上縁36で貢杆3bを引掛げかつ基部33との間に
構成された挾持部34で簀3を挾持する形となり簀3の
両側端が引掛爪5.5aにより引掛は挾持される。
而して上記のように引掛爪5,5aが回動する際、引掛
爪5゜5aの上縁36は貢杆3bと滑動するようにして
回動し、貢杆3bを引掛けて簀3をよじらせる事がなく
円滑な回動が行なわれる。
以上の如くにして簀3の引掛は挟持が終ると揺動腕γは
把持位置Aから開放位置Bに向って揺動を行なうが、揺
動が開始されるとカムボール23aは、カム板26のカ
ム面に倣って、カムレバー23が第1図において反時計
方向に回動するので、把持軸19 、19 aは第3図
において互いに反時計及び時計方向に回動し、当然にホ
ルダー1γ、1γaに保持されている爪杆16,16a
も回動するので、引掛爪5,5aは簀3を持上げながら
互いに近接し、把持されている簀3は持ち上げられなが
ら両側端から引きめくられるようにして管層3aから引
き離され、第6図の状態から第1図に示すように次第に
U字状となり、カムボール23aとカム板26との当接
が開放する時には第8図に示す位置迄引掛爪5,5aが
近接し、ここにおいてカムボール28aとカム板21と
が当接する。
このように揺動腕1が把持位置Aから開放位置Bに向っ
て揺動を行なうとストッパー64又は押上板66の調整
位置によってタイミングに多少のズレは生ずるが、引掛
爪5,5aが簀3を管層3aから引き離した直後にバネ
68と押上板66との当接が開放され振動を停止する。
而して上記した簀3を持ち上げながら互いに内側に近接
させ引きめくるように管層3aから引き離す方式は人手
により装着を行なう場合に簀の一側を持ち簀を折り曲げ
るようにしながら引き離す。
海苔を痛めない最も理想的な人手による引離し動作を簀
30両側端から同時に行なうもので、これにより従来の
取り出し動作に伴なう海苔を損傷させる欠点は除去され
る。
振動腕7の揺動により簀3がU字状に持上げられ、上記
の如くカムボール28aとカム板21が当接しカムレバ
ー230回動が制されても揺動腕1は尚も開放位置Bに
向って揺動するのでとの揺動によりカム板27はカムボ
ール28aを押し駆動軸20をバネ22に抗して先と反
対方向、即ち第1図において時計方向に逆転させるので
当然に把持軸19,19aも又、前記と反対方向に回動
し、近接してた引掛爪5,5aは互いに遠ざかり第8図
の状態から第9図の状態を経て機枠11が第1図仮想線
で示す開放位置Bになった時には爪杆16,16aは再
び把持位置Aと同じ状態に復帰し、把持されている簀3
はU字状から平板状の原状に復し、開放位置Bに至って
把持した簀3を開放するが、開放動作は本願に直接関係
ないので詳細な説明は省略する。
上記の実施例は振動源として偏心カムを使用しているが
これに限定されるものでなく、第1図Bに示すように円
周に連続的に弧状の凹面を設けたカム板51aでも実施
可能であり、要するにベルクランク54を連続的に揺動
させ、引掛爪5゜5aと振動させ得るものであれば構成
の如何を問わず本願の目的を達する。
又以上の説明はメカニカルな機構によって引掛爪5,5
aを振動させる方法について述べたが、本願の目的を達
する引掛爪5,5aの振動は電気又は空圧にても実施可
能である。
即ち機枠11又は爪杆16,16aの頂部等適宜の場所
に電気、空圧作動の振動モーター(バイブレータ−)を
取付け、リミットスイッチ等の検出手段によって揺動腕
1の揺動位置を検出し、検出信号によって振動モーター
を所定時間作動させることにより、本願の目的は容易に
達し得る。
更に引掛爪5,5aの振動するタイミングと振動方向に
ついてであるが、前記した実施例では引掛爪5,5aが
前杆3bに当接する直前から簀3の持上げが開始された
直後の間、前杆3bと直交する方向に振動させているが
、本願の目的を達する最低の振動タイミングは、引掛爪
5,5aが前杆3bに当接する直前から前杆3bの間に
挿入される迄の間で良く、これを前記メカニカルな機構
で実施するには、例えばカム板51を回転させるのに単
独モーターを使用し、揺動腕7の揺動位置を上記振動モ
ーターの場合と同様の検出手段で検出し、単独モーター
をON、OFFさせれば容易に実施可能であり、振動モ
ーターを使用する場合この制御は更に容易である。
又引掛爪5,5Aの振動を所要時のみに限ることなく、
揺動腕1の全揺動行程中連続的に揺動させても本願の目
的は何等阻げられるものではない。
次に引掛爪5゜5aの振動方向であるが前杆と平行状態
にある引掛爪5,5aを、前記実施例のように前杆3b
と直交する方向に振動させるのが最も好ましいが、前杆
3bと平行方向以外の揺動であれば本願の目的を達する
尚当然の事ながら引掛爪5,5aの形状は本願の実施例
に限定されるものではない。
本願は以上のように引掛爪5,5aを前杆3bの間に挿
入する際に引掛爪5,5aを揺動させ、従来の把持方法
の欠点を除いたもので、把持の確実さを向上させる極め
て有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願要部の側面図、第1図Aは振動装置が不作
動状態を示す側面図、第1図Bはカム板の他の実施例を
示す側面図、第2図は第1図を縮少して示した平面図、
第3図は1部を省略した正面図、第4図及び第5図は係
止装置の展開図、第6図〜第9図は簀の取り出し状態を
示す説明図、第10図、第11図は引掛爪の拡大図、第
12図は引掛爪の他の実施例である。 主要部分の符号の説明、50・・・・・・振動装置、5
L51a・・・・・・カム板、54・・・・・・ベルク
ランク、57.58・・・・・・腕、59・・・・・・
カムボール、60・・・・・・振動板、61・・・・・
・ロッド、62,68・・・・・・バネ、63・・・・
・・腕杆、64・・・・・・ストッパー、66・・・・
・・押上板、61・・・・・・押上腕。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 積載した管層の両側端附近の貢杆の間に夫々引掛爪
    を挿入し、引掛爪にて簀を引掛けるように把持して所定
    の開放位置迄1枚ずつ簀を取り出す方法において、引掛
    爪を振動させ、振動する引掛爪にて貢杆の間を探るよう
    にし爪の圧接力と相俟って引掛爪を貢杆の間に挿入し、
    簀を把持するようにした簀の把持方法。 2 引掛爪を貢杆と直交する方向に振動させて貢杆の間
    に挿入し、簀を把持するようにした特許請求の範囲第1
    項記載の簀の把持方法。 3 引掛爪が貢杆に当接する直前に引掛爪の振動が始ま
    り貢杆の間に引掛爪が挿入されると振動を中止するよう
    にした、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の簀の把
    持方法。
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