JPS5935029A - ジルコニア系微粉末の製造方法 - Google Patents
ジルコニア系微粉末の製造方法Info
- Publication number
- JPS5935029A JPS5935029A JP57145169A JP14516982A JPS5935029A JP S5935029 A JPS5935029 A JP S5935029A JP 57145169 A JP57145169 A JP 57145169A JP 14516982 A JP14516982 A JP 14516982A JP S5935029 A JPS5935029 A JP S5935029A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fine powder
- precipitate
- type fine
- base
- zirconia type
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- Pending
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
最近極めて急速な発展を遂げつつある高強度強#;](
/lセラミックスである半安定化ジルコニア焼結体やジ
ルコニア分散セラミックスは何れもジルコニアまたはそ
の1N4溶体の微粒子を必須の成分とし。
/lセラミックスである半安定化ジルコニア焼結体やジ
ルコニア分散セラミックスは何れもジルコニアまたはそ
の1N4溶体の微粒子を必須の成分とし。
出発原料として微粉末が使用される。この微粉末の一般
的な製造方法はジルコニウム塩を含む水溶液に塩)1(
、最も 一般的にはアンモニア水、を加えて得られる水
酸化ジルコニウムの沈澱物または他の水酸化物との共沈
物を2分離して熱処理するものであるが、この様にして
得られるジルコニア系粉末は一般に微粒子が互に接合、
連結した強固な不規則塊状の粗大な2次凝集粒子となり
易い。この原因は沈澱生成時の水酸化ジルコニウムや他
の金属水酸化物が互に連結し易く、また乾燥の際にも水
の作用で強い凝集化が起ることに起因する。通常アルコ
ール、アセトン等で洗滌、脱水、乾燥するなどの方法に
よりなるべく強固な凝集が起らないような処置が不可欠
である。従来の方法ではこの様な処理を行っても、焼結
体用粉末として必ずしも1−分な粉末は得られず、加熱
による加水分解生成物に比らべると粒径の均一性や微粒
子分散性に劣るものである。また、 Y2O3,Mg
O、またはCaO等塩基性の強い酸化物との固溶体の粉
末を作る場合には、 Zr(OH) が先に沈澱し
、 Y(OH) 。
的な製造方法はジルコニウム塩を含む水溶液に塩)1(
、最も 一般的にはアンモニア水、を加えて得られる水
酸化ジルコニウムの沈澱物または他の水酸化物との共沈
物を2分離して熱処理するものであるが、この様にして
得られるジルコニア系粉末は一般に微粒子が互に接合、
連結した強固な不規則塊状の粗大な2次凝集粒子となり
易い。この原因は沈澱生成時の水酸化ジルコニウムや他
の金属水酸化物が互に連結し易く、また乾燥の際にも水
の作用で強い凝集化が起ることに起因する。通常アルコ
ール、アセトン等で洗滌、脱水、乾燥するなどの方法に
よりなるべく強固な凝集が起らないような処置が不可欠
である。従来の方法ではこの様な処理を行っても、焼結
体用粉末として必ずしも1−分な粉末は得られず、加熱
による加水分解生成物に比らべると粒径の均一性や微粒
子分散性に劣るものである。また、 Y2O3,Mg
O、またはCaO等塩基性の強い酸化物との固溶体の粉
末を作る場合には、 Zr(OH) が先に沈澱し
、 Y(OH) 。
Mg(OH) 、 Ca(OH)等の沈澱は再溶解した
り遅れた2 すするので粉子側々の形状のみならず粉子側々の化学組
成も均〜とはならない欠点がある。
り遅れた2 すするので粉子側々の形状のみならず粉子側々の化学組
成も均〜とはならない欠点がある。
本発明は全く特異な、しかし極めて簡+、1tな改良に
よってこれらの欠点を取り除いたものである。
よってこれらの欠点を取り除いたものである。
すなわち、ジルコニウム塩を含む水溶液に塩基を加えて
得られる水酸化ジルコニウムの沈澱または他との共沈物
を分離し熱処理を加えてジルコニア系微粉末を製造する
ー・般的方法において、塩基を加える1:稈の前に過酸
化水素を添加することを特徴とするものである。理由は
必ずしもよく判明していないが、過酸化水素添加の有無
によってジルコニウム、を菖む沈澱物の様態がまるで異
り、乾燥物の状態′l’!jに凝集状態に根本的な差を
生じ、この仮焼によって得られろジルコニア系粉末の特
質にも顕著な優劣を結果し、過酸化水素を加えた場合は
明らかに微細度、均一・性、充填性、成形性、焼結性に
擾れt:微粉末をIjえる。また過酸化水素のさらに重
要な作用は低PH領域での生成ジルコニウム水酸化物の
14溶解である。過酸化水素を加えない場合には低PH
領域でジルコニウム水酸化物が生成するが再溶解しない
ので、 Y、 Mg、Ca等塩基性の高い金属の水
酸化物だけがFIJ−溶解し、稀薄溶液中では均一な共
沈物が得られないが、過酸化水素の存在によってジルコ
ニウム水酸化物の安定生成域は高PH域にシフトし、こ
れによってより均一な共沈物を得ることが可能となるの
である。
得られる水酸化ジルコニウムの沈澱または他との共沈物
を分離し熱処理を加えてジルコニア系微粉末を製造する
ー・般的方法において、塩基を加える1:稈の前に過酸
化水素を添加することを特徴とするものである。理由は
必ずしもよく判明していないが、過酸化水素添加の有無
によってジルコニウム、を菖む沈澱物の様態がまるで異
り、乾燥物の状態′l’!jに凝集状態に根本的な差を
生じ、この仮焼によって得られろジルコニア系粉末の特
質にも顕著な優劣を結果し、過酸化水素を加えた場合は
明らかに微細度、均一・性、充填性、成形性、焼結性に
擾れt:微粉末をIjえる。また過酸化水素のさらに重
要な作用は低PH領域での生成ジルコニウム水酸化物の
14溶解である。過酸化水素を加えない場合には低PH
領域でジルコニウム水酸化物が生成するが再溶解しない
ので、 Y、 Mg、Ca等塩基性の高い金属の水
酸化物だけがFIJ−溶解し、稀薄溶液中では均一な共
沈物が得られないが、過酸化水素の存在によってジルコ
ニウム水酸化物の安定生成域は高PH域にシフトし、こ
れによってより均一な共沈物を得ることが可能となるの
である。
本発明において、加える過酸化水素の量は少量でモ効果
があるが、溶液中のジルコニウムの1モルに対し、!、
/i〜2モルが実際的であり+V2〜1モル程度が最も
好結果をりえる。
があるが、溶液中のジルコニウムの1モルに対し、!、
/i〜2モルが実際的であり+V2〜1モル程度が最も
好結果をりえる。
実施例1゜
Q、Q3+no 17.j の塩化イツトリウムおよび
I nun I/eの塩化ジルコニルを含む水溶液10
0mdに過酸化水素水(31%)を] Qmd 加え
て混合すると微細な発泡が起り液はいくらか黄味を帯び
た。これに5N・アンモニア水3Q+ne を加えた
ところ、微細な沈澱を生じた。これを濾過し、アルコー
ルで洗滌し。
I nun I/eの塩化ジルコニルを含む水溶液10
0mdに過酸化水素水(31%)を] Qmd 加え
て混合すると微細な発泡が起り液はいくらか黄味を帯び
た。これに5N・アンモニア水3Q+ne を加えた
ところ、微細な沈澱を生じた。これを濾過し、アルコー
ルで洗滌し。
乾燥後、600゛Cで仮焼した。仮焼物はボールミル中
数時間の摩砕で1・分にほぐれ、この乾燥物は1t/(
塘で成形後1400°Cの焼成で相対密度約95 ’t
’0の焼結体を与えた。同様の実験を過酸化水素を使用
せずに行った場合には焼結体の相対密度は90’i’o
までしか1−昇しなかっ1:、。
数時間の摩砕で1・分にほぐれ、この乾燥物は1t/(
塘で成形後1400°Cの焼成で相対密度約95 ’t
’0の焼結体を与えた。同様の実験を過酸化水素を使用
せずに行った場合には焼結体の相対密度は90’i’o
までしか1−昇しなかっ1:、。
23
Claims (1)
- ジルコニウム塩を含む水溶液に塩基を加えて得られる沈
澱を分離し熱処理を加えてジルコニア系微粉末を製造す
る一般的方法において、塩基を加える工程の前に過酸化
水素を添加することを特徴とするジルコニア系微粉末の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57145169A JPS5935029A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | ジルコニア系微粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57145169A JPS5935029A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | ジルコニア系微粉末の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5935029A true JPS5935029A (ja) | 1984-02-25 |
Family
ID=15379023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57145169A Pending JPS5935029A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | ジルコニア系微粉末の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935029A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62128924A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-11 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 酸化ジルコニウム系微粉末の製法 |
JPS62212224A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-18 | Taiyo Yuden Co Ltd | ジルコニア系固溶体結晶質微粉末の製造方法 |
GB2204573B (en) * | 1987-03-31 | 1991-03-27 | Shinagawa Refractories Co | Spinning solution for producing zirconia fibers. |
US5391362A (en) * | 1990-06-05 | 1995-02-21 | Shell Oil Company | High surface area zirconia |
JPH0834613A (ja) * | 1994-04-05 | 1996-02-06 | Natl Inst For Res In Inorg Mater | 高均質高純度イットリウム含有ジルコニア粉末の製造法 |
JPH0834614A (ja) * | 1994-04-05 | 1996-02-06 | Natl Inst For Res In Inorg Mater | 高均質高純度イットリウム含有ジルコニア粉末の製造方法 |
JPH0834612A (ja) * | 1994-04-05 | 1996-02-06 | Natl Inst For Res In Inorg Mater | 高均質イットリウム含有ジルコニア粉末の製造法 |
WO1997044793A1 (en) * | 1996-05-21 | 1997-11-27 | British Nuclear Fuels Plc | Decontamination of metal |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5426997A (en) * | 1977-08-03 | 1979-02-28 | Murata Manufacturing Co | Method of making high purity oxide |
-
1982
- 1982-08-20 JP JP57145169A patent/JPS5935029A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5426997A (en) * | 1977-08-03 | 1979-02-28 | Murata Manufacturing Co | Method of making high purity oxide |
Cited By (9)
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JPS62128924A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-11 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 酸化ジルコニウム系微粉末の製法 |
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JPH0834613A (ja) * | 1994-04-05 | 1996-02-06 | Natl Inst For Res In Inorg Mater | 高均質高純度イットリウム含有ジルコニア粉末の製造法 |
JPH0834614A (ja) * | 1994-04-05 | 1996-02-06 | Natl Inst For Res In Inorg Mater | 高均質高純度イットリウム含有ジルコニア粉末の製造方法 |
JPH0834612A (ja) * | 1994-04-05 | 1996-02-06 | Natl Inst For Res In Inorg Mater | 高均質イットリウム含有ジルコニア粉末の製造法 |
WO1997044793A1 (en) * | 1996-05-21 | 1997-11-27 | British Nuclear Fuels Plc | Decontamination of metal |
US6169221B1 (en) | 1996-05-21 | 2001-01-02 | British Nuclear Fuels Plc | Decontamination of metal |
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