JPS593493Y2 - 金属蒸気放電灯 - Google Patents

金属蒸気放電灯

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Publication number
JPS593493Y2
JPS593493Y2 JP11239380U JP11239380U JPS593493Y2 JP S593493 Y2 JPS593493 Y2 JP S593493Y2 JP 11239380 U JP11239380 U JP 11239380U JP 11239380 U JP11239380 U JP 11239380U JP S593493 Y2 JPS593493 Y2 JP S593493Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
arc tube
lamp
discharge lamp
vapor discharge
Prior art date
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Expired
Application number
JP11239380U
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English (en)
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JPS5734961U (ja
Inventor
晴夫 古久保
憲一 畑
Original Assignee
日本電池株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサーマルスターター内蔵形高圧ナトリウムラン
プの改良に関するものである。
最近、透光性セラミック管体又は単結晶サファイヤ管か
らなる発光管内にナトリウム、水銀及び始動用希ガスを
封入した高圧ナトリウムランプにおいて、外球内に発光
管と並列に抵抗体とバイメタルスイッチの直列回路より
なるサーマルスターターを接続し、該バイメタルスイッ
チが開路する時に生じるキック電圧により発光管を始動
させる方式が用いられている。
図1は従来のこの種ランプの構造を示したもので1はガ
ラス外球であり、内部は所望のランプ特性を得るために
高真空に保たれている。
2は口金である。
3は例えば定格220Wのものでは内径8mm、長さ9
Qmmの透光性セラミックよりなる発光管で、金属リー
ド線4,4′にニオビウムからなる金属バンド5,5′
を介して支持されている。
発光管内部にはナトリウム5mg、水銀35mg及びキ
セノンガスが300トール封入されている。
この発光管3を始動させるために抵抗体6とタングステ
ンフィラメント7及びバイメタルスイッチ8の直列回路
からなるサーマルスターターが発光管3と並列に接続さ
れ、又始動を容易にするために発光管に近接して始動補
助導体9がバイメタルスイッチ10を介して設けられて
いる。
このランプに安定器を通して交流電源が印加されるとサ
ーマルスターター回路に約IAの電流が流れることによ
り、タングステンフィラメント7は約1200℃に加熱
され、その熱でバイメタルスイッチ8が開路し同時にこ
の時に生じるキック電圧で発光管3が点灯する。
抵抗体6はこのキック電圧を制限するために約200
、Qに設定されている。
このランプが点灯するとバイメタルスイッチ8及び10
はランプ点灯中の熱で開路状態を保つようになっている
このような機能を有するサーマルスターター及始動補助
回路は、ガラス製絶縁支持体11,12.13により、
機械的、電気的に支持、固定されている。
ガラス製絶縁支持体には支柱として主にモリブデン又は
タングステン棒が用いられており、該モリブデン又はタ
ングステン棒に熱膨張係数が略合ったガラス材により封
着されている。
このように構成されたランプにおいてランプ点灯による
熱サイクルによりガラス材とモリブチ゛ン又はタングス
テン棒の熱膨張係数の差あるいは熱ひずみが原因でモリ
ブデ゛ン又はタングステン棒が゛脱落するという故障が
発生する欠点がある。
又ランプ内部組立構造が煩雑、複雑であるために外部か
らの振動、衝撃により各々の位置関係の狂いが生じラン
プ始動時に動作不良を生じたり、前述したようなガラス
製絶縁部材の破損あるいは接続部が離脱してしまう等の
大きな欠点があった。
本考案はこのような欠点を除去したもので、耐熱絶縁性
磁器からなる支持体に発光管を位置決めするための溝又
は穴を設けるとともに該支持体にサーマルスターター及
び始動補助導体の少なくとも一部を固定することにより
ランプの信頼性及び耐振性を改良、向上させるものであ
る。
次に本考案の実施例を説明する。
図2は本考案に係るランプの透視図であり、図3は図2
の要部拡大図、図45図5はそれぞれ支持体14.15
の上面図及び下面図である。
従来、図1で説明したようにサーマルスターター、始動
補助導体を固定支持するためにガラス製絶縁支持体を用
いていたが、本考案による実施例ではアルミナよりなる
セラミック製絶縁支持体(以下支持体と云う)14.1
5を使用している。
支持体14にはバイメタルスイッチ支持用、始動補助導
体支持用及び支持体自身を支持させるために約1.0φ
の鉄−ニッケル合金よりなる金属棒が4本支持体に銀ロ
ウ付(図中黒くぬりつぶした部分)されている。
同様に支持体15には6本の金属棒が銀ロウ付されてい
る。
又、支持体には発光管端部を位置決めするための溝aが
設けられている。
支持体14には近接補助導体用のバイメタルスイッチ1
0及び近接補助導体9の一端が前記金属棒に固定されて
おり、支持体15にはタングステンフィラメント7、バ
イメタルスイッチ8、近接補助導体9の他端及び抵抗体
6の一端が電気溶接により前記金属棒に固定されている
又支持体14.15自身はリード線4,4′に同様固定
支持されている。
発光管3は支持体14.15の溝aに前記発光管の端部
に設けられた金属性排気管をはめ込んだ形で位置決めさ
れ、ニオブバンド5,5′を介して電気的に1−ド線に
接続されている。
このように構成されたランプは、従来ガラス製絶縁支持
体の場合に発生した支持体自身の破損が皆無となった。
又、発光管、サーマルスターター及び始動補助導体の位
置関係のバラツキがなくなり、従来点灯中の発光管から
受ける熱の差によって生じるバイメタルスイッチの動作
不良等が原因となるランプ特性不良の発生率が大幅に改
善された他、個々の支持体を一体化することによりラン
プの耐振性能が飛躍的に向上した。
尚支持体の溝aのかわりに支持体に発光管端部を貫通し
支持させるために穴を設けても同様の効果が得られる。
又、支持体に直接銀ロウ付又はかしめ支持等の方法で近
接補助導体等を固定することも可能である。
以上詳述したように、耐熱絶縁性磁器からなる支持体で
、発光管を位置決めし、かつサーマルスターター及び近
接補助導体の少なくとも一部を固定、支持することによ
り、ランプの信頼性及び耐振性を高めることができると
共にランプ組立工数を大幅に削減し製品のコストダウン
にも寄与することができ、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
図1は従来ランプの透視図、図2は本考案にか・る実施
例ランプの透視図。 図3は図2の要部拡大図、図4は上記本考案の実施例ラ
ンプに使用した支持体14の上面図、図5は同じく支持
体15の下面図である。 3・・・・・・発光管、7・・・・・・タングステンフ
ィラメント、8.10・・・・・・バイメタルスイッチ
、9・・・・・・近接補助導体、11,12.13・・
・・・・ガラス製絶縁支持体、14.15・・・・・・
セラミック製絶縁支持体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透光性セラミック管からなる発光管と、該発光管と並列
    に接続したバイメタルスイッチと抵抗との直列回路から
    なるサーマルスターターを共通の外球内に内蔵した金属
    蒸気放電灯において、前記発光管を該発光管の端部金属
    排気管の位置で耐熱絶縁性磁器からなる支持体で支持す
    ると共に、該支持体にサーマルスターターおよび始動補
    助導体の少なくとも一部を固定したことを特徴とする始
    動器内蔵形金属蒸気放電灯。
JP11239380U 1980-08-07 1980-08-07 金属蒸気放電灯 Expired JPS593493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11239380U JPS593493Y2 (ja) 1980-08-07 1980-08-07 金属蒸気放電灯

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JP11239380U JPS593493Y2 (ja) 1980-08-07 1980-08-07 金属蒸気放電灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5734961U JPS5734961U (ja) 1982-02-24
JPS593493Y2 true JPS593493Y2 (ja) 1984-01-31

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ID=29473450

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JP11239380U Expired JPS593493Y2 (ja) 1980-08-07 1980-08-07 金属蒸気放電灯

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JPS5734961U (ja) 1982-02-24

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