JPH0629006A - 高圧放電ランプ - Google Patents
高圧放電ランプInfo
- Publication number
- JPH0629006A JPH0629006A JP5049059A JP4905993A JPH0629006A JP H0629006 A JPH0629006 A JP H0629006A JP 5049059 A JP5049059 A JP 5049059A JP 4905993 A JP4905993 A JP 4905993A JP H0629006 A JPH0629006 A JP H0629006A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuse
- lamp
- discharge lamp
- pressure discharge
- ignition circuit
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/56—One or more circuit elements structurally associated with the lamp
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高圧放電ランプに設けるヒューズの信頼性を
高める。 【構成】 高圧放電ランプの点弧回路10に設けるヒュ
ーズ7を酸化雰囲気中に配置する。
高める。 【構成】 高圧放電ランプの点弧回路10に設けるヒュ
ーズ7を酸化雰囲気中に配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口金が装着された外管
により空間を介して囲まれた放電容器と、ヒューズを含
む点弧回路とが設けられた高圧放電ランプであって、前
記の放電容器には電極が設けられ、これら電極間でラン
プの点灯状態中放電が生じ、各電極は関連の電流供給導
体に接続されている当該高圧放電ランプに関するもので
ある。
により空間を介して囲まれた放電容器と、ヒューズを含
む点弧回路とが設けられた高圧放電ランプであって、前
記の放電容器には電極が設けられ、これら電極間でラン
プの点灯状態中放電が生じ、各電極は関連の電流供給導
体に接続されている当該高圧放電ランプに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上述した種類のランプは欧州特許出願公
開第EP−A−431,696号(特開平3−2505
54号公報)に開示されており既知である。この既知の
ランプでは、点弧回路は交流電圧源でバラスト(安定
器)と直列に動作させるのに適したものであり、外管内
に配置されている。既知のランプは高圧水銀放電ランプ
に対し設計した装置で点灯させるのに適した高圧ナトリ
ウムランプである。関連のバラストは一般に、ランプ、
特にその点弧回路を流れる短絡電流の形態の負荷に対し
て保護されない。これが、点弧回路にヒューズが設けら
れている理由であり、このヒューズが点弧回路の短絡の
場合に溶融し、従ってバラストを過度に大きな電流に対
して保護する。
開第EP−A−431,696号(特開平3−2505
54号公報)に開示されており既知である。この既知の
ランプでは、点弧回路は交流電圧源でバラスト(安定
器)と直列に動作させるのに適したものであり、外管内
に配置されている。既知のランプは高圧水銀放電ランプ
に対し設計した装置で点灯させるのに適した高圧ナトリ
ウムランプである。関連のバラストは一般に、ランプ、
特にその点弧回路を流れる短絡電流の形態の負荷に対し
て保護されない。これが、点弧回路にヒューズが設けら
れている理由であり、このヒューズが点弧回路の短絡の
場合に溶融し、従ってバラストを過度に大きな電流に対
して保護する。
【0003】ヒューズは真空中に配置されている。外管
によって囲まれる空間は排気するのが好ましい。その理
由は、ランプの発光効率にとってこのようにするのが好
ましい為である。
によって囲まれる空間は排気するのが好ましい。その理
由は、ランプの発光効率にとってこのようにするのが好
ましい為である。
【0004】既知のランプにおけるヒューズの溶融度は
主としてこのヒューズを形成するワイヤの直径に依存す
るものであり、このヒューズを溶融させるには比較的大
きな電流を必要とし、しかも実際に溶融が行われる前に
この電流が流れる時間(溶融時間)が著しく変化すると
いうことを実際に確かめた。特に溶融時間のこの広がり
は重大な欠点となるものである。その理由は、これによ
りヒューズの信頼性を著しく低下させる為である。
主としてこのヒューズを形成するワイヤの直径に依存す
るものであり、このヒューズを溶融させるには比較的大
きな電流を必要とし、しかも実際に溶融が行われる前に
この電流が流れる時間(溶融時間)が著しく変化すると
いうことを実際に確かめた。特に溶融時間のこの広がり
は重大な欠点となるものである。その理由は、これによ
りヒューズの信頼性を著しく低下させる為である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特
に、ヒューズの信頼性を著しく改善しうる手段を提供せ
んとするにある。
に、ヒューズの信頼性を著しく改善しうる手段を提供せ
んとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、口金が装着さ
れた外管により空間を介して囲まれた放電容器と、ヒュ
ーズを含む点弧回路とが設けられた高圧放電ランプであ
って、前記の放電容器には電極が設けられ、これら電極
間でランプの点灯状態中放電が生じ、各電極は関連の電
流供給導体に接続されている当該高圧放電ランプにおい
て、前記のヒューズが酸化雰囲気中に配置されているこ
とを特徴とする。
れた外管により空間を介して囲まれた放電容器と、ヒュ
ーズを含む点弧回路とが設けられた高圧放電ランプであ
って、前記の放電容器には電極が設けられ、これら電極
間でランプの点灯状態中放電が生じ、各電極は関連の電
流供給導体に接続されている当該高圧放電ランプにおい
て、前記のヒューズが酸化雰囲気中に配置されているこ
とを特徴とする。
【0007】ヒューズを酸化雰囲気中に配置することに
より、ヒューズが比較的低電流強度及び比較的短い時間
で溶融し、これにより溶融時間の広がりが殆ど無くなる
ようにこのヒューズを実現しうるということを確かめ
た。このことは、ヒューズの信頼性が著しく改善され、
従ってランプの品質が改善されるということを意味す
る。
より、ヒューズが比較的低電流強度及び比較的短い時間
で溶融し、これにより溶融時間の広がりが殆ど無くなる
ようにこのヒューズを実現しうるということを確かめ
た。このことは、ヒューズの信頼性が著しく改善され、
従ってランプの品質が改善されるということを意味す
る。
【0008】ヒューズは気密な、例えばガラスカプセル
中に装着するのが好ましい。このようにすることによ
り、従来から知られており適切であると確かめられてい
る技術によりヒューズを外匣内に入れることができ、従
って製造が簡単で信頼的となるという利点が得られる。
酸化雰囲気に対しては、N2 及びO2 の混合気体が最も
適している。その理由は、その入手に殆ど制限がない為
である。他の気体又は混合気体、例えば純粋なO2 や、
O2 とSF6 との混合気体や、O2 と希ガスとの混合気
体も適している。
中に装着するのが好ましい。このようにすることによ
り、従来から知られており適切であると確かめられてい
る技術によりヒューズを外匣内に入れることができ、従
って製造が簡単で信頼的となるという利点が得られる。
酸化雰囲気に対しては、N2 及びO2 の混合気体が最も
適している。その理由は、その入手に殆ど制限がない為
である。他の気体又は混合気体、例えば純粋なO2 や、
O2 とSF6 との混合気体や、O2 と希ガスとの混合気
体も適している。
【0009】点弧回路が電圧依存キャパシタを有する場
合には、この電圧依存キャパシタをヒューズと一緒に気
密カプセル中に装着するのが好ましく、この場合、電圧
依存キャパシタ及びヒューズを単一素子に一体化するこ
とができる。ヒューズをワイヤの形態の別個の素子とし
て構成する場合には、このヒューズは電圧パルスのレベ
ルをキャパシタによって発生させるのに特に適した電圧
依存キャパシタに対する可撓性装着手段としても作用し
うる。このようにすることによりキャパシタの動作寿命
も好影響を受ける。
合には、この電圧依存キャパシタをヒューズと一緒に気
密カプセル中に装着するのが好ましく、この場合、電圧
依存キャパシタ及びヒューズを単一素子に一体化するこ
とができる。ヒューズをワイヤの形態の別個の素子とし
て構成する場合には、このヒューズは電圧パルスのレベ
ルをキャパシタによって発生させるのに特に適した電圧
依存キャパシタに対する可撓性装着手段としても作用し
うる。このようにすることによりキャパシタの動作寿命
も好影響を受ける。
【0010】気密ガラスカプセルに放射反射層を設ける
ことによりランプを更に改善することができる。このよ
うにすることにより、ランプの動作状態中にキャパシタ
が加熱されるのを著しく制限するのを簡単且つ有効に達
成しうる。放射反射層は気密ガラスカプセルの外側又は
内側に設けることができる。電圧依存キャパシタは、放
電容器の長手軸線が通常ディスク状のキャパシタと共通
な一平面内にほぼ位置するように配置するのが好まし
い。このようにすることにより、キャパシタに放射が当
たるのを最小にすることができる。
ことによりランプを更に改善することができる。このよ
うにすることにより、ランプの動作状態中にキャパシタ
が加熱されるのを著しく制限するのを簡単且つ有効に達
成しうる。放射反射層は気密ガラスカプセルの外側又は
内側に設けることができる。電圧依存キャパシタは、放
電容器の長手軸線が通常ディスク状のキャパシタと共通
な一平面内にほぼ位置するように配置するのが好まし
い。このようにすることにより、キャパシタに放射が当
たるのを最小にすることができる。
【0011】本発明によるランプは特に高圧水銀ランプ
の代わりに用いるのが特に適している。ランプの点弧特
性を改善するために、放電容器に外部点弧アンテナを設
け、この外部点弧アンテナを少なくともランプの非点灯
状態で放電容器にほぼ対接させるようにすることができ
る。
の代わりに用いるのが特に適している。ランプの点弧特
性を改善するために、放電容器に外部点弧アンテナを設
け、この外部点弧アンテナを少なくともランプの非点灯
状態で放電容器にほぼ対接させるようにすることができ
る。
【0012】本発明によるランプの点弧回路はSIDA
Cのような電圧依存降服素子を有するようにもしうる。
Cのような電圧依存降服素子を有するようにもしうる。
【0013】
【実施例】図1に示す本発明によるランプ2には、口金
31が装着された外管30によって、排気空間6を介在
させて囲まれている放電容器3と、電圧依存キャパシタ
8及びヒューズ7が含まれている点弧回路10とが設け
られている。ヒューズ7は電圧依存キャパシタ8と一緒
に、外管30により囲まれた排気空間6中の気密ガラス
カプセル内に装着されている。放電容器3には電極4及
び5が設けられ、ランプの動作状態中これら電極間に放
電が生じる電極4及び5は関連の剛固な電極供給導体4
0及び50にそれぞれ接続されている。電流供給導体4
0は口金31のランプ接続点Cに接続されている。電流
供給導体50も同様に口金31のランプ接続点Dに接続
されている。点弧回路10を有する気密ガラスカプセル
12は電流供給導体40及び50間に装着されている。
この気密ガラスカプセルには、室温で500ミリバール
の圧力となるN2 及びO2 の混合気体よりなる酸化雰囲
気が充填されている。
31が装着された外管30によって、排気空間6を介在
させて囲まれている放電容器3と、電圧依存キャパシタ
8及びヒューズ7が含まれている点弧回路10とが設け
られている。ヒューズ7は電圧依存キャパシタ8と一緒
に、外管30により囲まれた排気空間6中の気密ガラス
カプセル内に装着されている。放電容器3には電極4及
び5が設けられ、ランプの動作状態中これら電極間に放
電が生じる電極4及び5は関連の剛固な電極供給導体4
0及び50にそれぞれ接続されている。電流供給導体4
0は口金31のランプ接続点Cに接続されている。電流
供給導体50も同様に口金31のランプ接続点Dに接続
されている。点弧回路10を有する気密ガラスカプセル
12は電流供給導体40及び50間に装着されている。
この気密ガラスカプセルには、室温で500ミリバール
の圧力となるN2 及びO2 の混合気体よりなる酸化雰囲
気が充填されている。
【0014】図1のランプとバラスト(安定器)との回
路を示す図2において、図1の部品に相当する部品に図
1と同じ符号を付した。AおよびBは交流電圧源を接続
するための接続端子である。端子Aはバラスト1を経て
ランプ接続点Cに接続される。端子Bはランプ接続点D
に接続される。ヒューズ7及び電圧依存キャパシタ8よ
り成る点弧回路10はバラスト1と相俟って、ランプ接
続点C及びD間に、従ってランプ電極4及び5間に既知
のようにして点弧電圧パルスを発生する。放電容器3に
は点弧補助としての外部補助電極を設けることができ
る。
路を示す図2において、図1の部品に相当する部品に図
1と同じ符号を付した。AおよびBは交流電圧源を接続
するための接続端子である。端子Aはバラスト1を経て
ランプ接続点Cに接続される。端子Bはランプ接続点D
に接続される。ヒューズ7及び電圧依存キャパシタ8よ
り成る点弧回路10はバラスト1と相俟って、ランプ接
続点C及びD間に、従ってランプ電極4及び5間に既知
のようにして点弧電圧パルスを発生する。放電容器3に
は点弧補助としての外部補助電極を設けることができ
る。
【0015】本発明によるランプの実際例は、電力定格
が110Wで排気外管を有する高圧ナトリウム放電ラン
プである。このランプはフィリップス社製の型番BHL
125Lのバラストを介して220V、50Hzの電圧
源で点灯せしめることができる。放電容器には外部補助
電極を設けるのが好ましい。ヒューズ7は、空気にさら
した際に0.5Aの電流で約8秒で溶融するように直径
を選択したタングステンワイヤを以て構成する。TDK
社製の電圧依存キャパシタは90℃の限界温度よりも上
で約2nFの一定のキャパシタンス値を有する。プレー
ト状の電圧依存キャパシタは17mm×9mm×0.7mmの
寸法を有する。ヒューズ7はキャパシタ8とで単一素子
に一体化でき、例えば絶縁性の底部層上に薄膜技術によ
りヒューズを設けることができる。
が110Wで排気外管を有する高圧ナトリウム放電ラン
プである。このランプはフィリップス社製の型番BHL
125Lのバラストを介して220V、50Hzの電圧
源で点灯せしめることができる。放電容器には外部補助
電極を設けるのが好ましい。ヒューズ7は、空気にさら
した際に0.5Aの電流で約8秒で溶融するように直径
を選択したタングステンワイヤを以て構成する。TDK
社製の電圧依存キャパシタは90℃の限界温度よりも上
で約2nFの一定のキャパシタンス値を有する。プレー
ト状の電圧依存キャパシタは17mm×9mm×0.7mmの
寸法を有する。ヒューズ7はキャパシタ8とで単一素子
に一体化でき、例えば絶縁性の底部層上に薄膜技術によ
りヒューズを設けることができる。
【0016】このようにして構成した点弧回路は220
V、50Hzの電源に接続すると、電源電圧の各零交差
点通過後約1000Vの点弧電圧パルスを約1ミリ秒発
生する。これによりランプは迅速に且つ信頼的に点弧し
うる。
V、50Hzの電源に接続すると、電源電圧の各零交差
点通過後約1000Vの点弧電圧パルスを約1ミリ秒発
生する。これによりランプは迅速に且つ信頼的に点弧し
うる。
【0017】ランプの点灯状態中、電圧依存キャパシタ
の温度は150℃〜200℃の範囲の温度、従って上述
した上限温度よりも高い温度になるであろう。この場
合、キャパシタンス値は電圧に依存せず、2nFとな
り、従ってパルスの発生が有効に抑圧される。
の温度は150℃〜200℃の範囲の温度、従って上述
した上限温度よりも高い温度になるであろう。この場
合、キャパシタンス値は電圧に依存せず、2nFとな
り、従ってパルスの発生が有効に抑圧される。
【0018】上述したランプの実際例に対し、ヒューズ
7の溶融時間を測定した。比較のために、ヒューズを真
空中に配置した同様なランプに対しても溶融時間を測定
した。これらの測定結果を以下の表に示す。
7の溶融時間を測定した。比較のために、ヒューズを真
空中に配置した同様なランプに対しても溶融時間を測定
した。これらの測定結果を以下の表に示す。
【0019】
【表1】
【0020】上記の表中の結果から明らかなように、ヒ
ューズを酸化雰囲気中に入れ、ヒューズの寸法に適した
溶融電流強度にした場合に、溶融時間の広がりが実際上
完全に無くなった。又、負荷電流を定格溶融電流よりも
20%高くした場合に溶融時間は半分になった。
ューズを酸化雰囲気中に入れ、ヒューズの寸法に適した
溶融電流強度にした場合に、溶融時間の広がりが実際上
完全に無くなった。又、負荷電流を定格溶融電流よりも
20%高くした場合に溶融時間は半分になった。
【0021】既知のランプの場合、溶融電流は、比較し
うるヒューズを酸化雰囲気中に配置した場合よりも可成
り高くなり、一方、溶融時間は著しく変化する。
うるヒューズを酸化雰囲気中に配置した場合よりも可成
り高くなり、一方、溶融時間は著しく変化する。
【0022】点弧回路を変形させた例である図3におい
て、図1の部品と対応する部品には図1と同一の符号を
付した。点弧回路10には抵抗9とバイメタルスイッチ
11とが追加的に設けられている。電圧依存キャパシタ
8と、ヒューズ7と、高オーム抵抗9とが気密ガラスカ
プセル12内のN2 及びO2 の酸化雰囲気内に入れられ
ている。点弧回路10のバイメタルスイッチ11、ヒュ
ーズ7及び電圧依存キャパシタ8と、バラスト1とが相
俟ってランプ接続点C及びD間に、従ってランプ電極4
及び5間に既知のように点弧電圧パルスを発生させる。
ランプが点弧すると、熱が発生する結果としてバイメタ
ルスイッチ11が開放し、他の点弧パルスの発生が有効
に阻止される。電圧依存キャパシタにおける残留電荷は
抵抗9を経て端子Bに引き出すことができる。
て、図1の部品と対応する部品には図1と同一の符号を
付した。点弧回路10には抵抗9とバイメタルスイッチ
11とが追加的に設けられている。電圧依存キャパシタ
8と、ヒューズ7と、高オーム抵抗9とが気密ガラスカ
プセル12内のN2 及びO2 の酸化雰囲気内に入れられ
ている。点弧回路10のバイメタルスイッチ11、ヒュ
ーズ7及び電圧依存キャパシタ8と、バラスト1とが相
俟ってランプ接続点C及びD間に、従ってランプ電極4
及び5間に既知のように点弧電圧パルスを発生させる。
ランプが点弧すると、熱が発生する結果としてバイメタ
ルスイッチ11が開放し、他の点弧パルスの発生が有効
に阻止される。電圧依存キャパシタにおける残留電荷は
抵抗9を経て端子Bに引き出すことができる。
【0023】放電容器3には点弧補助としての外部補助
電極を設けることができる。定格電力が110Wで排気
外管を有する高圧ナトリウム放電型の実際のランプで
は、ヒューズは0.5Aの溶融電流値を有し、抵抗の値
は1MΩである。
電極を設けることができる。定格電力が110Wで排気
外管を有する高圧ナトリウム放電型の実際のランプで
は、ヒューズは0.5Aの溶融電流値を有し、抵抗の値
は1MΩである。
【0024】ランプの点灯状態中200℃よりも高い温
度になるおそれのあるこの値の抵抗は、絶縁性のベース
層上に薄膜技術により製造するセラミック抵抗の形態で
構成するのが完全に適している。この抵抗は、ヒューズ
及び例えばNLB1250型のTDK社製の電圧依存キ
ャパシタと一緒に単一素子に一体化するのが好ましい。
度になるおそれのあるこの値の抵抗は、絶縁性のベース
層上に薄膜技術により製造するセラミック抵抗の形態で
構成するのが完全に適している。この抵抗は、ヒューズ
及び例えばNLB1250型のTDK社製の電圧依存キ
ャパシタと一緒に単一素子に一体化するのが好ましい。
【0025】上述した点弧回路によれば、高圧ナトリウ
ム放電ランプを迅速に且つ信頼的に点弧するのに適した
約1000Vの点弧電圧パルスを発生せしめうる。
ム放電ランプを迅速に且つ信頼的に点弧するのに適した
約1000Vの点弧電圧パルスを発生せしめうる。
【図1】本発明によるランプを示す正面図である。
【図2】図1のランプとバラストとより成る回路を示す
線図である。
線図である。
【図3】点弧回路の変形例を有する回路を示す線図であ
る。
る。
1 バラスト(安定器) 2 ランプ 3 放電容器 4,5 電極 6 排気空間 7 ヒューズ 8 電圧依存キャパシタ 9 抵抗 10 点弧回路 11 バイメタルスイッチ 12 気密ガラスカプセル 30 外管 31 口金 40,50 電流供給導体
Claims (5)
- 【請求項1】 口金が装着された外管により空間を介し
て囲まれた放電容器と、ヒューズを含む点弧回路とが設
けられた高圧放電ランプであって、前記の放電容器には
電極が設けられ、これら電極間でランプの点灯状態中放
電が生じ、各電極は関連の電流供給導体に接続されてい
る当該高圧放電ランプにおいて、 前記のヒューズが酸化雰囲気中に配置されていることを
特徴とする高圧放電ランプ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の高圧放電ランプにおい
て、ヒューズが気密カプセル中に装着されていることを
特徴とする高圧放電ランプ。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の高圧放電ランプ
において、前記の酸化雰囲気がN2 及びO2 の混合気体
から成っていることを特徴とする高圧放電ランプ。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の高
圧放電ランプにおいて、前記の点弧回路が電圧依存キャ
パシタをも有し、この電圧依存キャパシタも気密カプセ
ル内に装着されていることを特徴とする高圧放電ラン
プ。 - 【請求項5】 請求項4に記載の高圧放電ランプにおい
て、ヒューズと電圧依存キャパシタとが単一素子に一体
化されていることを特徴とする高圧放電ランプ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL92200731:5 | 1992-03-13 | ||
EP92200731 | 1992-03-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629006A true JPH0629006A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=8210478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5049059A Pending JPH0629006A (ja) | 1992-03-13 | 1993-03-10 | 高圧放電ランプ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5339006A (ja) |
EP (1) | EP0560441B1 (ja) |
JP (1) | JPH0629006A (ja) |
DE (1) | DE69303070T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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