JPS5934861A - 柑橘類果実の搾汁粕から吸液性パルプの製法 - Google Patents
柑橘類果実の搾汁粕から吸液性パルプの製法Info
- Publication number
- JPS5934861A JPS5934861A JP57147270A JP14727082A JPS5934861A JP S5934861 A JPS5934861 A JP S5934861A JP 57147270 A JP57147270 A JP 57147270A JP 14727082 A JP14727082 A JP 14727082A JP S5934861 A JPS5934861 A JP S5934861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- pulpy
- pulp
- water
- liquid absorbing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は柑橘類果実の搾汁粕から吸液性パルプ(食物N
i1維)の製法に関する。
i1維)の製法に関する。
柑橘類果実(温州ミカン、伊予柑、へ朔柑、バレンシャ
、11夏柑、玉宝柑など)は、果汁製造工場において、
搾汁処理の際、さのう部、しょうのう部などのパルプ質
副産物を生しる。従来、このパルプ質副産物は特に利用
の道がなく、専ら廃棄されるのみであったが、これらに
吸着されている糖分なとめために腐敗しやすく、公害の
原因ともなっている。
、11夏柑、玉宝柑など)は、果汁製造工場において、
搾汁処理の際、さのう部、しょうのう部などのパルプ質
副産物を生しる。従来、このパルプ質副産物は特に利用
の道がなく、専ら廃棄されるのみであったが、これらに
吸着されている糖分なとめために腐敗しやすく、公害の
原因ともなっている。
本発明者らは、このように格別の用途がなく、公害の原
因ともなっている」1記パルプ質副産物の利用の道を開
くべく種々研究の結果、rノ、下に説明するとおり、極
めて簡単な方法で吸液性にすぐれたバルブを製造するこ
と1こ成功した。
因ともなっている」1記パルプ質副産物の利用の道を開
くべく種々研究の結果、rノ、下に説明するとおり、極
めて簡単な方法で吸液性にすぐれたバルブを製造するこ
と1こ成功した。
すなわち、本発明の要旨は、柑橘類果実の搾汁−]−程
において生ずるパルプ質副産物を水洗して糖分などを除
去し、これを脱水して水分70・・90%とし、これを
湿度60〜90%および温度30〜45°Cの雰囲気下
に太陽光線または紫外線を照射して脱色を行い、これを
乾燥させて水分を10%以下にすることを特徴とする吸
液性パルプの製法に存する。
において生ずるパルプ質副産物を水洗して糖分などを除
去し、これを脱水して水分70・・90%とし、これを
湿度60〜90%および温度30〜45°Cの雰囲気下
に太陽光線または紫外線を照射して脱色を行い、これを
乾燥させて水分を10%以下にすることを特徴とする吸
液性パルプの製法に存する。
以下、本発明方法を現実の製造工程に則して詳細に説明
する。
する。
先ず、柑橘類果実の搾汁工程におり・で生ずるパルプ質
副産物の適量を布製の袋に入れ、これを<ルプ洗滌水槽
に装着する。30・−60℃の温水をそそぎ入れながら
よく攪拌し、ついでよく脱水する。このような洗滌操作
を15〜20回繰返し、洗諌水から糖分が検出されなく
なるまで、充分に水洗を行う。この温水洗滌は通常6(
)〜120分で達成される。
副産物の適量を布製の袋に入れ、これを<ルプ洗滌水槽
に装着する。30・−60℃の温水をそそぎ入れながら
よく攪拌し、ついでよく脱水する。このような洗滌操作
を15〜20回繰返し、洗諌水から糖分が検出されなく
なるまで、充分に水洗を行う。この温水洗滌は通常6(
)〜120分で達成される。
水洗後のパルプ質副産物はパルプの重さの数十倍の水を
吸着しているか呟適宜の脱水機を使用することによって
水分が概ね70〜90%、特に“80%曲後となるまで
脱水する。脱水後のパルプには、末だ相線類果実に特有
のカロチノイド系色素なとがかなり残留しているため、
橙色を呈している。
吸着しているか呟適宜の脱水機を使用することによって
水分が概ね70〜90%、特に“80%曲後となるまで
脱水する。脱水後のパルプには、末だ相線類果実に特有
のカロチノイド系色素なとがかなり残留しているため、
橙色を呈している。
この力ロチ/イド系色素などを除くには、エーテルなど
の有機溶媒で処理すればよいが、有機溶媒の使用は火災
の危険があり、かつ人体に対する安全に好ましくないの
みか、経済的に不利である。
の有機溶媒で処理すればよいが、有機溶媒の使用は火災
の危険があり、かつ人体に対する安全に好ましくないの
みか、経済的に不利である。
漂白剤の使用も考えられるが、高濃度では容易に脱色で
きるものの処理後のパルプにおける漂白剤の残留が問題
となり、低濃度では残留は問題とならぬものの脱色が不
充分となる。本発明者らは、適量の水分を含有する着色
パルプに対し、適当な湿度と温度條件下に太陽光線か紫
外線を照射すると、極めて容易に脱色が行われる事実を
見出し、これを本発明方法の脱色工程で採用することと
した。
きるものの処理後のパルプにおける漂白剤の残留が問題
となり、低濃度では残留は問題とならぬものの脱色が不
充分となる。本発明者らは、適量の水分を含有する着色
パルプに対し、適当な湿度と温度條件下に太陽光線か紫
外線を照射すると、極めて容易に脱色が行われる事実を
見出し、これを本発明方法の脱色工程で採用することと
した。
すなわち、前記の如く水分80%程度の着色パルプをよ
くほぐして乾燥箱に拡げ、サランランプ、ガラスのよう
な光透過性のもので覆い、天日に曝すか紫外線電球で照
射する。このようにして着色パルプを湿度60〜90%
、温度30〜45°Cの條けに保持させる。脱色は1〜
2時間で始まるか呟時々かきまぜて光が均一にあたるよ
うにして脱色を促進させ、白色のパルプを得る。脱色後
は被覆などを取り去って含水量が約] f’1%以下に
なるまで乾燥をつづける。
くほぐして乾燥箱に拡げ、サランランプ、ガラスのよう
な光透過性のもので覆い、天日に曝すか紫外線電球で照
射する。このようにして着色パルプを湿度60〜90%
、温度30〜45°Cの條けに保持させる。脱色は1〜
2時間で始まるか呟時々かきまぜて光が均一にあたるよ
うにして脱色を促進させ、白色のパルプを得る。脱色後
は被覆などを取り去って含水量が約] f’1%以下に
なるまで乾燥をつづける。
なお、脱色パルプは、必要に応して脱色後すくに凍結乾
燥すると7レーク状となる。また水分10%程度のもの
を適宜の粉砕機で粉砕すると粉末状のものか得られる。
燥すると7レーク状となる。また水分10%程度のもの
を適宜の粉砕機で粉砕すると粉末状のものか得られる。
」1記の如き本発明方法によって得られたパルプ製品は
、通常、ペクチン3()〜45%、セルロース:(f+
・−・・10%、蛋白質4〜7%、脂肪3〜5%、灰
分3〜7%、水分5・〜10%から成り、水、油などの
吸収力が太軽い点に特徴を有する。たとえば、水に刻し
てはその重量の30倍程度まで、油に刑してはその重量
の20倍程度まで吸収することが可能である。このよう
な性質を利用し、その無害性に鑑み、たとえば食品に対
する増量剤など食物繊維として使用することが小米る。
、通常、ペクチン3()〜45%、セルロース:(f+
・−・・10%、蛋白質4〜7%、脂肪3〜5%、灰
分3〜7%、水分5・〜10%から成り、水、油などの
吸収力が太軽い点に特徴を有する。たとえば、水に刻し
てはその重量の30倍程度まで、油に刑してはその重量
の20倍程度まで吸収することが可能である。このよう
な性質を利用し、その無害性に鑑み、たとえば食品に対
する増量剤など食物繊維として使用することが小米る。
実施例1
相線類果実の搾21工程において副生じたパルプ質副産
物(さのう部、しょうのう部など)を布製の袋に入れ、
これをパルプ洗滌水槽に装着し、30へ60℃の温水卆
Jそぎ入れながらよく攪拌後、脱水する。この操作を洗
滌水から糖分が検出されなくなるまで15〜2(、)回
繰返し行う。この温水洗滌は通常6 (1−・] 20
分で達成される。洗滌の終っtこものは脱水(代で水分
的80%となるまで脱水し、橙色にM色したパルプを得
る。
物(さのう部、しょうのう部など)を布製の袋に入れ、
これをパルプ洗滌水槽に装着し、30へ60℃の温水卆
Jそぎ入れながらよく攪拌後、脱水する。この操作を洗
滌水から糖分が検出されなくなるまで15〜2(、)回
繰返し行う。この温水洗滌は通常6 (1−・] 20
分で達成される。洗滌の終っtこものは脱水(代で水分
的80%となるまで脱水し、橙色にM色したパルプを得
る。
これをよくほぐしながら乾燥箱中に拡げ、さらに→ノラ
ンラノプやガラスで箱を覆・・)、天日【こ曝すか、ま
たは紫外線電球で照射する。時間の経過とともにパルプ
は湿度80%前後、温度35〜4()°Cの條件下にお
かれるようになる。1〜2時間て゛脱色が始まるか駅時
々パルプをかきまぜて脱色を促進させる。脱色と同時に
乾燥も進行する力C1脱色後は被覆を取I)去って乾燥
をつづけ、水分を10%とする。
ンラノプやガラスで箱を覆・・)、天日【こ曝すか、ま
たは紫外線電球で照射する。時間の経過とともにパルプ
は湿度80%前後、温度35〜4()°Cの條件下にお
かれるようになる。1〜2時間て゛脱色が始まるか駅時
々パルプをかきまぜて脱色を促進させる。脱色と同時に
乾燥も進行する力C1脱色後は被覆を取I)去って乾燥
をつづけ、水分を10%とする。
なお、脱色された直後のパルプを凍結乾燥すると7レー
ク状のものかえられる。また水分10%のものを粉砕機
で粉砕すると粉末状となる。
ク状のものかえられる。また水分10%のものを粉砕機
で粉砕すると粉末状となる。
ここに得られた白色パルプは吸液性に冨み、そのまま食
品の増量剤として使用すること力ξ出来る。
品の増量剤として使用すること力ξ出来る。
Claims (1)
- 1、柑橘類果実の搾汁工程において生ずるパルプ質副産
物を水洗して糖分などを除去し、これを脱水して水分7
0〜90%とし、これを湿度60〜90%および温度3
0〜45℃の雰囲気下に太陽光線または紫外線を照射し
て脱色を行い、これを乾燥させて水分を10%以下にす
ることを特徴とする吸液性パルプの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57147270A JPS5934861A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 柑橘類果実の搾汁粕から吸液性パルプの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57147270A JPS5934861A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 柑橘類果実の搾汁粕から吸液性パルプの製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5934861A true JPS5934861A (ja) | 1984-02-25 |
Family
ID=15426414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57147270A Pending JPS5934861A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 柑橘類果実の搾汁粕から吸液性パルプの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934861A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150010735A (ko) * | 2012-04-18 | 2015-01-28 | 더 코카콜라 컴파니 | 과일 섬유질물품 및 그의 제조 |
US8945657B2 (en) | 2010-06-22 | 2015-02-03 | The Coca-Cola Company | Dehydrated pulp slurry and method of making |
-
1982
- 1982-08-24 JP JP57147270A patent/JPS5934861A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8945657B2 (en) | 2010-06-22 | 2015-02-03 | The Coca-Cola Company | Dehydrated pulp slurry and method of making |
KR20150010735A (ko) * | 2012-04-18 | 2015-01-28 | 더 코카콜라 컴파니 | 과일 섬유질물품 및 그의 제조 |
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