JPS60104570A - 吸収性植物材料およびその製造法 - Google Patents

吸収性植物材料およびその製造法

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JPS60104570A
JPS60104570A JP59166664A JP16666484A JPS60104570A JP S60104570 A JPS60104570 A JP S60104570A JP 59166664 A JP59166664 A JP 59166664A JP 16666484 A JP16666484 A JP 16666484A JP S60104570 A JPS60104570 A JP S60104570A
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water
chloroform
plant material
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トマス、フロイド、リツチ
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Procter and Gamble Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、植物起源の新規吸収性材料、およびこのよう
な吸収性材料の製造法に関する。
使い捨て吸収性製品(例えば、使い捨ておむつ、生理用
ナプキン等)は、一般に木材Aルプ繊維の吸収性ウェブ
を含有する。気候に応じて、木が伐採できる状態に成長
しきるのに約四年〜約40年がかる。従って、吸収性材
料中に使用すべき木材パルプ繊維の需要を満たすために
は、大面積の土地が、木の成長に必要である。別の結果
として、木(8) 材・ぐルプ繊維は、多分、今日入手できる使い捨て吸収
性製品中で使用するのに最も経済的な材料であるとして
も、実質的な支出が、木の収穫および成長に払われてい
る。それ故、好ましくは更新しうる源からの別の安価な
吸収性材料の継続的必要がある。
成る種のペクチン含有農業副産物が、比較的単純かつ安
価な方法によって、使い捨て吸収性製品中に使用するの
に好適な高吸収性材料に転化され得ることが今や発見さ
れている。本発明の吸収性材料用の原料として好適な農
業副産物の典型例は、柑橘類のジュースプロセッサーお
よびテンサイ精糖所からの残余物である。それ故、これ
らの材料は、低コストで豊富に入手できる。
ペクチン含有農業残余物は、廃物中に存在するペクチン
メチルエステルを加水分解または部分加水分解し、その
後前記物質を洗浄し、そして乾燥することを包含する方
法によって高吸収性材料に転化され得る。前記物質の吸
収性は、それらを漂白工程に付すことによって更に改善
され得る。このような漂白工程は、製品の外観も改善し
、それによって使い捨て吸収性製品中で使用するのを更
に許容できるようにさせる。植物由来の吸収性材料は、
典型的には、通常の木材・ぞルプ繊維ウェブの吸収能力
の2〜5倍である吸収能力を有する。
それ故、これらの材料は、それらの収容能力を維持しな
がら吸収性製品の嵩を減少する機会を提供する。
それ故、本発明の目的は、使い捨て吸収性製品中に使用
するのに好適な安価な吸収性材料を提供することにある
。本発明の別の目的は、成る種のペクチン含有農業廃物
を本発明の吸収性材料に転化する方法を提供することに
ある。
発明の背景 本発明の吸収性材料の製造用の出発材料として好適な実
業廃物は、多量に生産されている。皮〔即ち、アルベド
(albedo )およびフラペド(flavedo 
) )およびラッグ(r−g )からなる柑橘類のジュ
ースプロセッサーからの廃物は、一般に、「石灰脱水法
」と称される方法によって牛用飼料に加工される。この
方法は、廃物を1石灰」(酸化カルシウム、水酸化カル
シウム、または炭酸カルシウムさえ)で処理して泥のよ
うな圧縮不能の状態から水のような圧縮可能の状態に変
え、変えられた廃物をプレスし、そして乾燥することか
らなる(例えば、米国特許第2,147,521号明細
書、米国特許第2,215,944号明細書、米国特許
第2.362,014号明細書参照)。
比較的少量の柑橘類の廃物は、ペクチン源として使用さ
れ、食品において増粘剤として使用され得る。食品増粘
剤は、柑橘類の皮材料を粉砕し、そして柑橘類の戊申の
ペクチン材料のエステル化度を酵素または化学薬品処理
によって低下させることによっても調製され得る。この
アプローチは、米国特許第3,982,003号明細書
および米国特許第4 、143 、172号明細書に開
示されている。柑橘類の廃物を人間消費用の食品添加剤
に転化する別の試みは、米国特許第4 、225 、6
28号明細書に開示されている。この文献に記載の方法
によれば、柑橘類の皮粒子は、牛用飼料生産に使用され
た石灰脱水(11) 法と非常に類似の方法によって脱水される。その後、前
記物質は、ごま穀粒フラワーと混合され、粉砕され、乾
燥され、そして所望の粒径にミル処理される。米国特許
第4,379,782号明細書は、柑橘類のアルベドま
たはテンサイパルプを食物繊維として使用することを開
示している。前記物質は、水またはイソプロ/eノール
で抽出されて可溶性炭水化物および着色物質およびフレ
ーバー物質を除去する。柑橘類の廃物用に更に有利な用
途を見い出そうとするこれらの試みにも拘らず、ジュー
スかん詰製造所からの柑橘類廃物のほとんどすべては、
依然として牛用飼料に転化されており、そして加工コス
トの回収をほとんど与えない価格で販売されている。
柑橘類の残余物のように、テンサイ残余物(普通、テン
サイパルプと称される)は、一般に牛用飼料に転化され
る。柑橘類の残余物の場合のように、テンサイ・ぞルプ
を入間消費用に好適な食品添加剤に転化する試みが、報
告されている。例は、特開昭57−54573号明細書
である。この特許は、(12) 、eルプをpH6,5〜7,5で次亜塩素酸中で漂白し
、水洗し、そして乾燥することによってテンサイパルプ
を品質改良することを開示している。前記物質は、その
重量の約90%の水を吸収できると報告されている。
発明の概要 本発明は、(a)エステル化度約1%〜約45%を有す
るペクチン約15チ〜約80%(ペクチンの約50チ未
満は、二価陽イオンの塩の形態である)、(b)セルロ
ース、ヘミセルロース、リグニン、およびそれらの混合
物からなる群から選択される物質約15チ〜約80%、
(c)クロロホルム可溶性脂質O%〜約1%、および(
d)クロロホルム、メタノールおよび水の混合物中に抽
出できる非脂質有機物質01〜約10チ(前記混合物は
、クロロホルム対メタノール対水の容蓋比2o:4二1
を有する)、および(e)水溶性金属塩0%〜約6%か
らなる植物吸収性材料に関する。
本発明は、更に、(a)植物材料を平均粒径約0.05
ti1m〜約3 Ilmに粉砕し、(b)ペクチンをエ
ステル(t[約45チ未溝に脱エステル化し、(C)植
物材料を軟水中で洗浄し、そして(d)植物材料を含水
量15チ未満に乾燥することからなるペクチン含有植物
材料からの吸収性材料の製造法に関する。
3、発明の詳細な説明 本発明は、新規の植物吸収性材料、吸収性材料の製造法
、およびこれらの新規吸収性材料からなる吸収性製品に
関する。
本発明は、ペクチン含有植物材料が比較的単純かつ安価
な方法を使用して吸収性材料に転化され得るという発見
に基づいている。本発明の吸収性材料の製造用の出発材
料として好適であるペクチン含有植物材料は、ペクチン
少なくとも約15%を含有する。例は、リンゴ、ホンア
ンズ、柑橘類の皮、テンサイおよびスイカの皮である。
例えばペクチン含量約8%を有するズッキーニは、好適
ではない。柑橘類の皮およびテンサイパルプ(その各々
は重要な農業の副産物である)は、多量に低コストで入
手でき、それ数本発明の吸収性材料の製造用の好ましい
出発材料である。
植物出発材料の組成パラメーターおよび加工時に得られ
る植物吸収性材料の組成ノミラメ−ターは、以下に与え
られる包括的分析プロトコールにおいて測定されている
。本明細書で使用される材料の成分のチは、ポリガラク
ツロン酸の全量の当量チ(equivalent pe
rcentages )である「二価金属当量チ」およ
び「エステル化度」を除いて、この分析プロトコールに
よって測定されるような重量%である。しかしながら、
異なる分析法によって得られるデータは、異なることが
あり、このことはこのようなデータとの直接の比較を排
除する。特に、間接的にめられるペクチン含量、セルロ
ース含量およびヘミセルロース含量およびエステル化度
は、使用される分析法に敏感であるパラメーターである
分析プロトコールにおいて、分析すべき材料の試料の含
水量は、カールフィッシャー滴定法によって測定される
。カルシウム、マグネシウム、ナトリウムおよびカリウ
ムの量は、乾式灰化した後、これらの金属をフレーム原
子吸光分析することに(15) よって測定される。材料の第三試料は、水抽出に付され
た後、クロロホルムでの40時間のソックスレー抽出に
付される。抽出液中の脂質の量は、重量測定される(以
下、「クロロホルム可溶性脂質」と称される)。分析す
べき材料が、水溶性であるとともにクロロホルム可溶性
である成分を含有しないならば、クロロホルム抽出前の
水抽出は、省略され得る。このように、柑橘類の皮由来
の吸収性材料のクロロホルム抽出物は、水溶性成分を含
有していないが、テンサイ由来の吸収性材料は、クロロ
ホルム抽出物中に水溶性成分を含有することが見出され
ている。それ故、柑橘類の皮由来の材料は、前の水抽出
なしにクロロホルムで抽出でき、そしてクロロホルム可
溶性脂質の量の正確な読みは、得られる。一方、テンサ
イ由来の材料は、クロロホルム抽出前に水で抽出されて
クロロホルム可溶性脂質の量の正確な測定を得るように
しなければならない。
第四試料は、クロロホルムで抽出され、その後クロロホ
ルム/メタノール/水(20/4/1、(16) v/v/v)での40時間のソックスレー抽出に付され
る(クロロホルム可溶性脂質の測定が、前の水抽出なし
になされたならば、その試験の残留物は、このクロロホ
ルム/メタノール/水抽出用に使用され得る)。重量測
定される抽出物質の量は、水溶性金属塩および非脂質有
機物質の量の和である。金属陽イオンは、フレームイオ
ン化によって測定される。水溶性金属塩の量(以下、「
水溶性金属塩」と称される)は、広く用いられている陰
イオンの分子量(試料の加工の歴史から既知である;垣
素漂白の場合には、例えば広く用いられている陰イオン
は、クロリドである)を使用して、それから計算される
。非脂質有機物質の量(以下、「非脂質有機物質」と称
される)は、水浴性金属塩の量をクロロホルム/メタノ
ール/水混合物で抽出された物質の全量から引くことに
よってめられる。
クロロホルム/メタノール/水抽出の残留物は、セルロ
ース、ヘミセルロース、リグニン、ペクチンおよびペク
チン酸塩を含有する。残留物は、4つの部分に分割され
る。第一部分は、セルロースおよびヘミセルロースの酸
加水分解に付された後、糖のアルドノニトリルペルアセ
テート誘導体のGC分析に付される。残留物の第二部分
は、タンパク質について分析される。タンAり質含量は
、ネスラー試薬を使用して比色的に測定される窒素値か
ら計算される。残留物の第三部分は、重量法TAPPI
 T222−O8−74を使用してリグニンについて分
析される。残留物の第四部分は、乾式灰化した後金属を
フレーム原子吸光分析することによって、カルシウム、
マグネシウム、ナトリウムおよびカリウムについて分析
される。ペクチンの量は、結合金属(即ち、クロロホル
ム抽出またはクロロホルム/メタノール/水抽出によっ
て除去できない金属)およびメトキシ含量の全量から計
算される。結合カルシウムおよびマグネシウムの量およ
び試料中のペクチンの量から、二価金属当量チは、二価
金属塩として存在するポリガラクツロン酸の当t%とし
て計算される。同様に、エステル化度は、メトキシ含量
および試料中のペクチンの全量から、メチルエステルと
して存在するポリガラクツロン酸の当量チとして計算さ
れる。
分析プロトコールは、第1図の流れ図によって図示され
る。含水量1は、カールフィッシャー滴定法によって測
定される。メトキシ含量2は、塩基加水分解した後遊離
メタノールをGc分析することによって測定される。全
金属3は、乾式灰化した後金属をフレーム原子吸光分析
することによって測定される。脂質4は、クロロホルム
での40時間のソックスレー抽出後、重量測定によって
測定される。次いで、クロロホルム抽出の残留物は、ク
ロロホルム/メタノール/水(20/4/1、v / 
v / v )での40時間のソックスレー抽出に付さ
れ、他の抽出性物質5は、重量測定される。リグニン6
は、TAPPI法T222−O8−74を使用して重量
測定によって測定される。タン、eり質7は、ネスラー
試薬を使用して比色的に測定される窒素値から計算され
る。セルロースおよびヘミセルロース8は、酸加水分解
した後糖のアルドノニトリルペルアセテート誘導体をG
C分析することによ(19) って測定される。結合金属12は、乾式灰化した後、金
属をフレーム原子吸光分析することによって測定される
。ペクチン9は、メトキシ含量2および結合金属12の
和から計算される。結合カルシウム12およびペクチン
9から、カルシウム当量%1]が計算される。メトキシ
含量2およびペクチン9から、メチルエステルとして存
在するポリガラクツロン酸の当量チとしてエステル化度
10計算される。
この方法によって測定されるような「ペクチン」は、メ
チルエステルを生成できるかポリガラクツロン酸として
計算される金属を結合できる組成物中の物質である。暗
黙の仮定は、ペクチンが如何なる遊離酸基も含有しない
こと、すべてのペクチンが無水ガラクツロン酸であるこ
と、およびカルシウム塩以外の不溶性アルカリ土類金属
塩が存在しないことである。これらの仮定は、独立の方
法によって合理的な信頼限界内で正しいことが立証され
ている。
セルロースとヘミセルロースとの和は、クロロホルムで
の抽出およびクロロホルム/メタノール(20) /水混合物での抽出後に試料中に残る中性糖の合計であ
るととられる。セルロースは、グルコースの合計量とし
て別個に測定され得る。中性糖の残部は、ヘミセルロー
スである。
組成物中のペクチンは、材料の吸収性を決定する際に重
要な役割をはだすことが発見されている。
組成物は、種の間および棟内で異なるが、植物材料中の
ペクチンの60%よりも多(は、一般にメチルエステル
の形態で存在する。オレンジの皮の場合、20%程度が
カルシウム塩として存在する。残部は、一般にプロトン
化形態、またはアルカリ金属塩、大抵カリウム塩である
。本発明の植物材料中のペクチンは、エステル化度約4
5チ未満を有する。それ故、植物出発材料は、脱エステ
ル化工程に付されなければならない。脱エステル化工程
は、pH約8〜約13でのアルカリ処理により、または
酵素例えばペクチンエステラーゼにより実施され得る。
酵素は、柑橘類の皮に天然に存在する。
二価金属ペクチン酸塩の量が実質上増大されないように
注意が払われるべきである。特に、ペクチン酸カルシウ
ムは、材料の吸収性に有害であることが見出されている
。更に、一旦生成されたペクチン酸カルシウムは、他の
ペクチン物質、例えばアルカリ金属塩またはペクチン酸
には容易には転化できない。一般に、二価金属の合計当
量チは、50%未満でなければならない。カルシウムの
当量係は、好ましくは30%未満である。実際問題とし
て、これは、水酸化カルシウムまたは炭酸カルシウムが
アルカリ性脱エステル化用に使用できないことを意味す
る。しかしながら、蒸留水または脱イオン水を使用する
ことは必要ではない。水硬度が約7グレン/ガロン(C
aCO3約120 ppmに相当)を超えず、かつ過剰
の水が使用されないならば、水道水は、材料の吸収性を
著しくは減少しないことが見出されている。それ故、本
明細書で使用される「軟水」なる用語は、硬度7グレン
/ガロン未満(CaCO3約120 ppm未満)を有
する水を意味する。
特に、柑橘類の廃物が使用されるときには、植物出発材
料は、脂質および脂質様物質、および他の非重合体有機
物質の複雑な混合物を含有できる。
得られる吸収性材料の吸収性は、これらの有機抽出性物
質を除去することによって大幅に増大され得る。有機抽
出性物質は、一般に2種、即ちクロロホルムに溶けかつ
大抵非極性脂質(これらの物質は、本明細書で1−クロ
ロホルム可溶性脂質」と称される)と同定されている第
一種の物質、およびクロロホルム単独には溶けないがク
ロロホルム、メタノールおよび水の混合物〔クロロホル
ム対メタノール対水=20: 4 : 1 (v/v/
v ) ]に溶ける第二種の物質の1つに属することが
発見されている。この第二種の物質は、非脂質有機物質
および水浴性金属塩からなる。本発明の吸収性材料は、
約1%よりも多いクロロホルム可溶性脂質を含有しては
ならす、約10%よりも多い非脂質有機物質を含有して
はならず、そして約6チよりも多い水溶性金属塩を含有
してはならない。
従って、本発明は、(a)ペクチン約15−〜約60チ
(前記ペクチンは、エステル化度約1チ〜約45チを有
し、そしてペクチンの約50%未満は、二価金(23) 属塩の形態である)、(b)セルロース、ヘミセルロー
ス、リグニンおよびそれらの混合物からなる群から選択
される物質約15チ〜約80%、(C)クロロホルム可
m性脂質O%〜約1%、(d)クロロホルム、メタノー
ルおよび水の混合物に抽出できる非脂質有機物質0%〜
約10%(前記混合物は、クロロホルム対メタノール対
水の容量比20:4:1を有する)、および(e)水溶
性金属塩0チ〜約6%からなる植物吸収性材料に関する
ペクチンのエステル化度は、吸収性材料の最終吸収能力
に対して主要な効果を有していないらしいが、低エステ
ル化度は、材料の良好な灯心作用性(wickingp
roperties )を促す。高灯心作用速腿は、液
体の迅速な取込みに重要である。吸収性製品、例えば使
い捨ておむつ、生理用ナプキン等に使用するためには、
吸収性材料の良好な灯心作用性は、高度に望ましい。そ
れ故、吸収性材料は、エステル化度約45%未満、好ま
しくは約20%未満を有するペクチンを含有しなげれば
ならない。
ペクチンに次いでの吸収性材料の第二主成分は、(24
) 一般にセルロース、ヘミセルロースおよびリグニンの混
合物である。この混合物の実際の組成は、大部分、原料
の選択によって決定され、そして若干方法によって決定
される。例えば、ヘミセルロースは、加工時に部分的に
除去されるらしい。このことは、混合物中のセルロース
およびリグニンの相対量を増大する。原料源に応じて、
リグニンの量は、少し変化できる。例えば、柑橘類の廃
物は、テンサイパルプよりもかなり少量のリグニンを有
する。なお非常に良好な吸収性材料が、いずれの出発材
料からも調製され得る。
二価金属ペクチン酸塩、特にペクチン酸カルシウムは、
吸収性に関してアルカリ金属ペクチン酸塩(例えば、ペ
クチン酸ナトリウム)よりもはるかに劣ることが発見さ
れている。これは、多分、ペクチンの二価金属塩が「架
橋」され、それによって二価金属イオンが2つの隣接ペ
クチン分子間のリンクとして役立つという事実による。
この架橋は、ペクチンの膨潤を防止し、それによってそ
の吸収性を減少すると信じられる。ペクチンの若干は、
天然にカルシウム塩として存在する。ペクチン酸カルシ
ウムの量を更に増大しないように注意が払われなければ
ならない。それ故、加工時に、材料は、過剰量のカルシ
ウムにさらされるべきではない。カルシウムがエステル
化ペクチンと相互作用できない不溶性鉱物塩の形態で存
在するならば、カルシウムの存在は、多分、全く有害で
はな(1゜ 本発明の1つの特定の具体例は、(a)ペクチン約20
%未満60%(前記ペクチンは、エステル化度約20%
未満を有し、そしてペクチンの約30%未満は、二価金
属塩の形態である)、(b)セルロースとヘミセルロー
スとの混合物約30%〜約60%、(C)クロロホルム
可溶性脂質O%〜約1%、(d)クロロホルム、メタノ
ールおよび水の混合物中に抽出できる非脂質有機物質0
チ〜約10%(前記混合物はクロロホルム対メタノール
対水の容量比2o: 4 : 1を有する)、および(
、)水浴性金属塩0%〜約6チからなる柑橘類の皮由来
の吸収性材料である。好ましくは、熟したオレンジまた
はグレープフルーツの皮は、出発材料として使用され、
そして本法は、ヘミセルロースの過度の除去を避けるよ
うな方式で実施される。
本発明の第二の特定の具体例は、(a)ペクチン約15
チ〜約35%〔前記ペクチンは、エステル化度約45チ
未満(好ましくは約20%未満)を有し、そしてペクチ
ンの約30%未満は、二価金属塩の形態である1、(b
)セルロースとヘミセルロースとの混合物約20%〜約
80%、(C)クロロホルム可溶性脂質0饅〜約1%、
(d)クロロホルム、メタノールおよび水の混合物中に
抽出できる非脂質有機物質04〜約10チ(前記混合物
は、クロロホルム対メタノール対水の容量比20:4:
1を有する)、および(、)水溶性金属塩0%〜約6%
からなるテンサイ由来の吸収性材料である。
方 法 ペクチン含有出発材料からの植物吸収性材料の製造法は
、太いに、使用すべき出発材料に依存する。本法は、材
料中のペクチンのエステル化度を減少し、そして過剰量
の抽出性物質を除去するこ(27) とを目的とする。それ故、本法は、(a)ペクチン含有
植物材料を粒径的0.05龍〜約3關に粉砕し、(b)
ペクチンをエステル化度約45チ未溝に脱エステル化し
、(e)植物材料を軟水中で洗浄し、そして(d)植物
材料を含水量15%未満に乾燥することからなる。
脱エステル化の実施法は、臨界的ではなく、そして例え
ば酵素または化学薬品脱エステル化であることができる
ペクチンの化学薬品脱エステル化は、酸性またはアルカ
リ性のpHにおいて実施され得る。酸性脱エステル化は
、遅くかつ二価イオン抽出およびヘミセルロース劣化の
両方をもたらすので好ましくない。アルカリ性脱エステ
ル化は、好ましいが、注意が払われなければならない。
ペクチンメチルエステルは、β−説離機構によって劣化
してしまい、それ故pHおよび温度は、注意深く制御さ
れるべきである。酵素脱エステル化は、酵素ペクチンエ
ステラーゼを使用して実施され得る。これは、酵素ペク
チンエステラーゼが柑橘類の皮に天然に(28) 存在するので柑橘類の皮が出発材料として使用されると
きに特に好都合である。或いは、脱エステル化は、植物
材料粒子をアルカリ金属水酸化物の溶液にソーキングす
ることによって実施され得る。
反応速度は、ヒドロキシルイオンの濃度に応じて増大し
、それ故pHが高ければ高いほど、反応は速いであろう
。それ故、pHは、約8よりも高くあるべきであり、好
ましくは約9よりも高い。過度に高いpH値は、ヘミセ
ルロースおよび他の望ましい物質の除去を生ずる傾向が
ある。それ故、pHは、約13を超えるべきではなく、
好ましくは約12よりも低い。エステル化度45%未満
は、一般KpH9,5以上において約2分後に達成され
る。
β−説離は非常に温度依存性であるので、約5℃以下の
温度が好ましい。植物材料とアルカリ水酸化物溶液との
長期間の接触は、ペクチンの漸進的により低いエステル
化度を生する。この脱エステル化工程を約2時間よりも
長い間継続することは、一般に必要ではない。その理由
は、はとんど何の追加的利益もそのようにすることによ
って得られないからである。
アルカリ性物質および過剰の可溶性物質を除去すること
が必要であるので、材料の洗浄は臨界的である。洗浄は
、水を使用するか有機溶媒を使用して行うことができる
。後者は、材料中で存在できるクロロホルム可溶液脂質
が有機溶媒、例えばアセトンによって一般に成る程度除
去されるが、水洗によっては除去されないという利点を
有する。
洗浄工程は、如都合には次の通り実施され得る。
過剰の液体は、脱エステル化工程の反応混合物から液切
りされる。次いで、固体含量的2%を有するスラリーを
得るのに十分な洗浄液体(即ち、水または有機溶媒)が
、添加される。スラリーは、約5〜15分間平衡され、
次いで洗浄液体は、液切りされる。この洗浄工程は、繰
り返すことができる。洗浄工程の回数は、出発材料中の
汚染物の量および最終吸収性材料の所望の組成によって
決定される。典型的には、2または3回の洗浄工程が、
必要であろう。
過剰の洗浄液体が、最終洗浄工程後に液切りされた後、
残留材料の液体含量は、約90チ程度である。これは、
最適の吸収性を有する吸収性材料を得るために約Δ)%
未満に減少されなげればならない。有機溶媒(例えば、
アセトン、イソゾロビルアルコール、またはメタノール
)が洗浄工程において使用されるならば、この溶媒は、
蒸発することによって簡単に除去され得る。材料は、溶
媒置換によっても乾燥され得る。即ち、水での最終洗浄
工程後、材料は、有機溶媒、例えばアセトンまたはメタ
ノールでスラリー化され、次いで溶媒は液切りされ、そ
して過剰物は蒸発される。
経済的理由で、如何なる有機溶媒も拳法で使用すること
は実行可能ではない。その場合には、水は、通常の乾燥
技術を使用して除去されなければならないであろう。こ
れは、凍結乾燥、真空乾燥または熱乾燥のいずれかであ
ることができる。これらの3つのうち、凍結乾燥は、材
料中に天然に存在する微細毛管の崩壊を生じないので、
最も魅力的である。不都合なことに、凍結乾燥は、これ
らの3つのうちの最も高価な乾燥法でもある。
(31) 熱乾燥は、入手できる経済的に最も魅力的な乾燥法であ
る。洗浄工程からの水分90チの製品が、p内で乾燥さ
れるならば、余り吸収性ではない板紙様材料が、得られ
る。しかしながら、材料は、過熱水蒸気または熱風の向
流に噴霧することによって乾燥され得ることが発見され
ている。入口温度および流量は、出ロ温度約り0℃〜約
75℃を生ずるように制御されるべきである。これは、
含水量15%未満を有する製品を生ずる。熱的に乾燥さ
れた材料は、良好な吸収能力を有するが、このような材
料の吸収速度は、遅い傾向がある。吸収速度は、最終洗
浄工程において界面活性剤をスラリーに添加することに
よって非常に改善され得る。スラリーの量の約1〜約3
重量%の量の界面活性剤が、一般に十分である。界面活
性剤の種類は、臨界的ではない。好適な界面活性剤の例
は、非イオン界面活性剤、例えばエトキシ化脂肪アルコ
ールである。
拳法内に漂白工程を包含することが、高度に望ましい。
好ましくは、漂白は、酸化漂白剤を使用(32) して実施される。好適な漂白剤の例は、過酸化水素、過
ホウ酸塩、次亜塩素酸塩、二酸化塩素および塩素である
。次亜塩素酸ナトリウムは、好ましい漂白剤である。吸
収性材料の最適の性質、およびそれで作られた吸収性製
品の最適の安定性のため、漂白工程で導入された過剰の
漂白剤および電解質は、除去されなければならないであ
ろう。それ故、漂白は、洗浄工程前に最良に実施される
着色化合物が、アルカリ性脱エステル化時に生成される
ことがあるので、アルカリ性脱エステル化が使用される
ならば(酵素脱エステル化と対立して)、漂白工程は、
脱エステル化工程後に最良に実施される。漂白剤の有効
利用を改善するために、特に柑橘類の皮が出発材料であ
るときには洗浄工程を脱エステル化工程後、漂白工程前
に包含することが望ましい。従って、アルカリ性脱エス
テル化および漂白が使用される場合には、プロセス順序
は次の通りである:(a)ペクチン含有植物材料を粒径
的0.05111Im〜約3■に粉砕し、(b)工程(
、)で得られたペクチン含有植物材料粒子をpH約9〜
約12でかつ約り5℃〜約犯℃の温度で水中のアルカリ
金属水酸化物の溶液に約2分〜約120分間ソーキング
し、(C)工程(b)の製品を軟水中で洗浄し、(d)
工程(c)の製品を約5分〜約(イ)分間漂白し、(e
)工程(d)の製品を軟水中で洗浄し、そして(fl工
程(、)の製品を乾燥する。
漂白の効果は、2重である。それは、着色物質を除去し
、それによって本法によって得られる吸収性材料の外観
を非常に改善し、そして消費者製品、例えば使い捨てお
むつ、生理用ナプキン等中で使用するのに更に好適にさ
せる。漂白は、更にクロロホルム可溶性脂質を水溶性フ
ラグメントに分解する傾向がある。従って、漂白工程は
、最終製品内のクロロホルム可溶性物質の量を著しく減
少する。
クロロホルム可湿性脂質の除去は、柑橘類の皮が出発材
料として使用されるときに特に重要である。柑橘類の皮
は、多量のこのようなりローホルム可溶性脂質を官有し
、そして水(有機溶媒と対立して)が本法の洗浄工程に
おいて使用されるならば、漂白は、クロロホルム可溶性
脂質の量を所望量に減少する際に役立つ。
柑橘類の全部の皮が出発材料として使用できるが、フラ
イド部分は、クロロホルム可溶性脂質および着色物質の
負荷を大幅に増大する。それ故、皮のフライド部分を除
去することが望ましい。フライドは、この目的で商業上
入手できかつ設計される機械によって機械的に削られる
。このような装置は、典型的にはアルベド上にフライド
の約関係を残す。これらの機械で削られた皮が前記プロ
セス(漂白工程を包含)に付されるとき、すべてアルベ
ド出発材料(手製)から得られる材料よりもわずかに吸
収性の低い吸収性材料が、得られることが発見されてい
る。柑橘類の全部の皮も、出発材料として使用できる。
高度に許容性の吸収性材料は、漂白化学薬品の多量の使
用の費用にも拘らず、それから調製され得る。
テンサイは、生米、少量の6のクロロホルム可溶性脂質
を含有する。それ故、テンサイパルプを加工するとき、
吸収性が唯一の関心であるならば、(35) 漂白工程をなしで済ますことができる。しかしながら、
アルカリ性脱エステル化時に、テンサイパルプは、持続
的緑色を生じ、そして漂白工程は、美的見地から高度に
望ましく、または必要でさえあることがある。
他のペクチン含有原料の加工は、前記のことから明らか
になるであろう。出発材料が低いクロロホルム可溶性脂
質含量を有しかつほとんど着色物質を含有しないならば
、または吸収性材料の美が比較的重要ではないならば(
例えば、工業用途用を意図するとき)、漂白工程は、な
しで済ますことができる。脱エステル化法(酵素または
アルカリ処理)の選択は、経済的考慮によって大体は決
定される。即ち、酵素脱エステル化は、比較的遅(;ア
ルカリ処理は、より速(、かつプロセスの連続操作によ
り良くかなう。同様に、洗浄液体(水または有機溶媒)
の選択は、化学工学に熟練した者が精通していると思わ
れる経済的考慮によって決定される。
(36) 性能試験 A1分配試験 吸収性材料の試験は、以下に詳述される分配試験に付さ
れた。この試験は、低い液体負荷および高い液体負荷の
条件下の両方における通常のセルロース繊維状ウェブと
競争しての吸収性材料の吸収性能を測定しようとする。
吸収液は、「合成尿」であった〔蒸留水中のNaC11
%、MgCl2・6H200゜06%およびCaCl2
・2H200,03%の溶液;溶液の表面張力は、オク
チルフェノキシポリエトキシエタノール界面活性剤約0
.0025% (ローム・エンド・ハース・カンパニー
からのトリトン(Triton ) X−100)で4
5ダイン/αに調製された〕。この試験は、おむつにお
いて吸収性芯として使用したときの吸収性材料の典型的
使用条件下での吸収能力を予測できることが見出されて
いる。
分配試験は、次の通り実施された。ポリエチレンシート
片(使い捨ておむつにおいてパックシートとして一般に
使用される材料の種類)が、平らな非吸収性表面上に置
かれた。被試験吸収性材料の丸い試料(直径57mm)
が、このパックシートの上部に置かれた。その上部に、
使い捨ておむつにおいてエンベロープティシュとして一
般に使用される種類のペーパーティシュ片が置かれた。
エンベローシティシュの上部に、参照材料の試料〔サザ
ーン針葉樹スラッシュパイン(5lash pine 
) 9維状ウエブ、密度0.1 g/cm’ 1が置か
れた。試料および参照の両方が、できるだけ0.6gに
近い重it(坪量約0.02 g/c、i2に相当)を
有するように調製された。頂部試料が、所定量(約1g
)の合成尿で湿潤化され、パンクシートの別の片で覆わ
れ、その上に4.4ボンド(約2ゆ)の分銅が置かれた
この分銅は、閉込圧力1 psi (約7 XION7
m )をかげる(閉込時に、試料は直径約60111を
有する)。
5分の平衡時間後、分銅は取り外され、そして吸収性材
料の2つの試料は、別々に秤量された。取り外しを容易
にするために、プラスチック製メツシュスクリーンが、
試験前に試料間に置かれた。
吸収性材料1g当たり吸収された合成尿の量(g)と定
義される「X負荷」は、各試験について計算された。次
いで、試料は、閉込分銅の下に戻して置かれ、そして合
成尿の追加量で処理され、平衡され、そして秤量された
。これは数回(典型的には8〜10回程度)繰り返され
、それ故広範囲のX負荷にわたっての試験材料の相対吸
収性能は、参照上層における負荷の関数として得られた
B9毛管収着試験 吸収性材料の吸収性は、それらの1合成尿」吸収および
脱着挙動によって測定された。装置の基本操作およびデ
ザインは、パージエニおよびカブール、[繊維塊中の毛
管収着平衡J Textile Re5ea−rch 
Journal 、 37(1967) 362 に記
載されている。
試験は、吸収速腿を測定するのに特に直用である。
吸収装置は、弁によって液体貯蔵器に連結された長さ約
12011.11の水平毛管からなっていた。管の末端
は、タイボン(tygon ) 管によってASTM 
4〜8ミクロンのフリットを収容するガラス製漏斗に連
結され、フリットの上には吸収性材料の試料が閉込圧力
1 psi (約7 X 10’ N/m2)下で置か
れた。ガラスフリット漏斗は、垂直極上に装着され(3
9) た。毛管以上のフリットの高さは、試料にかげるべき静
水吸引力を決定した。典型的な吸収/脱着実験において
は、吸収された合成尿の容量は、100 cInで出発
して静水吸引力の関数として測定された。
単純化された試験が、吸収性ウェブの有用能力を測定す
るために開発された。この試験においては、−23cm
静水圧で吸収された容量が、測定された(「25α、吸
収」)。次いで、試料を含有するフリットは、零の静水
圧に下げられ、そして収着された容量の平衡値が、測定
された(IQ(m、空隙容量」)。次いで、フリットは
、再び25αのマークに上げられ、そして脱着法におい
て一23cRで吸収された容量が、測定された(「25
α、脱着」)。
25crn吸収および251脱着容量の読みは、加分の
平衡時間後になされた。Qcm空隙容量の読みは、加分
の平衡時間後になされた。
例I AMC抽出器でジュースをしぼったフロリダ・バレンシ
アオレンジが、手でむかれてフライドおよ(40) びラッグを除去した。アルドPは、ウルシエル粉砕機で
粉砕された。固体11.96%の粉砕原料23ポンド(
約10kg)が、水75ポンド(約34ゆ)にスラリー
化されて固体2.8%のスラリーを調製した。
スラリーは、pH9,5に滴定され、そして苛性物添加
によって、このpHに加分間維持された。滴定は、IN
水酸化ナトリウム1,251 を要した。
材料は、バスケット遠心分離機において脱水された。そ
れは、遠心分離機においてスピン運動しながら水75ポ
ンド(約34kg)で洗浄され、そして再び脱水された
。これから生じた固体10.71%の濾過ケーク14,
7ボンド(6,7kg)が、水43ポンド(19,5k
y)にスラリー化されて固体268%のスラリーを調製
した。5.25%次亜塩素酸ナトリウム溶H3,szが
、スラリーに祭加され、そして15分間混合された。漂
白された材料は、遠心分離機において脱水された。それ
は、スピン運動しなから水75ボン)′(約34ky)
で再び洗浄され、次いで脱水された。これは、固体10
.3%の材料12.2ボンド(5,5に++)を生じた
(収率45.7係)。
材料は、含水量約10%に凍結乾燥された。化学組成は
、前記分析法によって測定された。吸収性は、前記毛管
収着試験および分配試験によって測定され、そして通常
の木材/eルプ繊維ウェブの吸収性と比較された。
A、概略(gross )化学組成 成 分 組成(乾燥重量のチ) ペクチン 44.0 他の重合体 52.7 クロロホルム可溶性脂質 0.70 非脂質有機物質 2.49 水溶性金属塩 0.13 B、ペクチン成分の分布 成 分 ポリガラクツロン酸当量チ メチルエステル 14.4 二価金属塩 29.8 −価金属塩 55.8 C1毛管収着能力 25(:In吸収、加分 1.9 8.40crn空隙
容量、加分 4,5 9.425α脱着、」分 3,8
 8.5 D1分配試験 0.8 3.6 1.0 5,5 1.5 7.1 2.4 8.1 3.7 8.7 4.9 9.7 データが示すように、高吸収性材料が得られた。
この材料の吸収性は、通常の木材パルプ繊維ウェブの吸
収性よりもはるかに優れている。
柑橘類の皮の吸収性材料の第二パッチが、同一(43) 法によって調製される。このパッチは、次の通りフラッ
シュ乾燥法において乾燥される。最後の遠心脱水工程後
に得られた濾過ケークは、1係界面活性剤溶液〔ケーク
トール(Tergitol ) 15−8−9]に混入
されて固体礼5%のスラリーとする。
スラリーは、15分間混合される。材料は、バスケット
遠心分離機において脱水される。得られた濾過ケークは
、2パスでフラッシュ乾燥される。第一、eス時に、空
気入口温度は、150℃〜200℃に維持され、そして
気流は維持、されて出口温度(イ)℃〜65℃を生ずる
。第二Aス時に、入口温度は90℃〜125℃に維持さ
れ、そして出口温度は、50’C〜55℃に維持される
。高吸収性材料が、得られる。
例2 固体16.38%の微粉砕テンサイ牛用飼料434gが
、水31にスラリー化されて固体2.1%のスラリーを
調製した。スラリーは、pH9,5に滴定され、そして
苛性物添加によって加分間維持される。
滴定は、IN水酸化ナトリウム12rnlを要した。材
料は、バスケット遠心分離機において脱水された。
(44) それは、遠心分離機においてスピン運動しなから水涸ポ
ンド(22,7kg)で洗浄され、次いで脱水された。
これから生じた固体12.03 %の濾過ケーク462
gが、水31にスラリー化されて固体1.6%のスラリ
ーを調製した。5.25%次亜塩素酸ナトリウム50O
Nが、これに添加され、そして17分間混合された。漂
白された材料は、遠心分離機において脱水された。それ
は、スピン運動しながら水関ポンド(20,7kg)で
再び洗浄され、次いで脱水された。これは、固体11.
2%の材料496 g (収率78%)を生じた。
材料は、含水量約10%に凍結乾燥された。化学組成は
、前記分析法によって測定された。吸収性は、前記毛管
収着試験および分配試験によって測定された。
A、概略化学組成 ペクチン 15.5 他の重合体 76.1 クロロホルム可溶性脂質 0.40 非脂質有機物質 6,79 水溶性金属塩 1.60 B、ペクチン成分の分布 メチルエステル 22.9 二価金属塩 25.4 −価金属塩 51.7 C分配試験 1.0 3,5 2.0 5,3 3、Q 6,9 (Q 8,3 5.0 10.0 D0毛管収着能力 156L吸収、加分 1,9 6.3 0cIn空隙容量、30分 4.5 7.925+、m
脱着、加分 3,8 6.5データは、材料が高吸収性
であることを実証する。
例3 ンーキングされた固体16.3%の微粉砕牛用飼料(前
記例2で使用されたもの) 500 gが、次亜塩素酸
ナトリウム〔カリフォルニア州オークランドのクロロツ
クス・カンノぐニーからのクロロックス(CLOROX
) 〕の5.2チ浴液1.51および蒸留水1.5A’
と混合され、そして15分間攪拌された。それは、バス
ケット遠心分離機において脱液され、そして蒸留水3t
)lで洗浄された。
材料は、含水量的10%に凍結乾燥された。化学組成は
、前記分析法によって測定された。吸収性(47) は、前記毛管収着試験および分配試験によって測定され
た。
A、概略化学組成 ペクチン 31.2 他の重合体 57.7 クロロホルム可溶性脂質 0.40 非脂質有機物質 10.3 水溶性金属塩 0.85 B、ペクチン成分の分布 メチルエステル 35.4 二価金属塩 18.4 −価金属塩 46.2 (48) C0分配試験 0.9 1.1 1.0 2,8 1.3 4.6 1.8 5.7 2.9 6.5 3.5 7.5 4.2 8.7 D0毛管収着能力 25計吸収、加分 1.9 6.2 Qcz空隙容量、加分 4,5 7.22561脱着、
加分 3,8 6.1 データは、材料が高吸収性であることを実証する。
例4 テンサイ牛用飼料2ポンド(0,9kg)が、蒸留水3
ガロン(111)に室温で一夜ソーキングされた。次い
で、ソーキングされた飼料は、ワーリン1−)レンダ−
において粗砕され、そしてウルシエル粉砕機において微
粉砕された。固体1.5%のスラリーを調製するのに十
分な蒸留水が、添加された。このスラリーに、I N 
NaOH300rllが加分にわたって添加されてスラ
IJ−pHを9.5に維持した。次いで、材料は、スピ
ン運動しながらバスケット遠心分離機において蒸留水u
ガロン(c+IIりで洗浄された。洗浄されたケークは
、次亜塩素酸ナトリウム(カリフォルニア州オークラン
ドのクロロツクス書カンノ七ニーからのクロロックス)
p′5.2%溶液5ガロン(191)および蒸留水5ガ
ロン(19A’)と混合され、そして15分間混合され
た。
漂白された材料は、バスケット遠心分離機において1分
間脱液され、次いで遠心分離機が依然としてスピン運動
している間に蒸留水3ガロン(n/)で洗浄された。洗
浄されたケークは、蒸留水3ガロン(111)にスラリ
ー化され、そして遠心分離機において脱液された。この
操作が、2回繰り返された。
材料は、含水量的10%に凍結乾燥された。化学組成は
、前記分析法によって測定された。吸収性は、前記毛管
収着試験および分配試験によって測定された。
A、概略化学組成 ペクチン 24.7 他の重合体 66.0 クロロホルム可溶性脂質 0.40 非脂質有機物質 8.10 水溶性金属塩 1.17 B、ペクチン成分の分布 成 分 ポリガラクツロン酸当量饅 メチルエステル 16.9 二価金属塩 31.1 −価金属塩 52.0 (51) C1分配試験 0.9 1.0 1.2 2.7 1.7 (4 2,35,5 3,46,3 4,47,3 4,68,3 D1毛毛管層能力 25の吸収、20分 1,9 6.0 0cIL空隙容量、加分 4,5 6.6251脱着、
m分 3.8 6.2 データは、材料が高吸収性であることを実証する。
(52) 例5 ネーブルのパッチが、半分に切断された。ジュースは、
ホームジューサーで抽出された。フライドは、ブラウン
皮むき器を使用して除去された。
アルベド約1200 gが得られ、若干のラッグがつい
ていた。試料の固体含量は、11.5%であった。
試料は、蒸留水3.01と大型ワーリングゾレンダーに
おいて最高速度で2分間混合された。混合物は、2時間
放置され、次いでブフナー漏斗上で脱水され、そして蒸
留水61で洗浄された。湿潤物は、大型容器に入れられ
、そして次亜塩素酸ナトリウム(カリフォルニア州オー
クランドのクロロツクス・カンパニーのクロロックス)
の5.2%溶液3.8ノが、添加された。混合物は、常
温で1時間迅速に攪拌され、次いで脱水され、そしてブ
フナー漏斗上で3回洗浄された。これは、固体含量7.
5%を有するもの590gを生じた。材料は、凍結乾燥
された。
凍結乾燥された材料の吸収性は、前記毛管収着試験を使
用して測定された(蒸留水の場合および合成尿の場合)
。吸収性も、前記分配試験を使用して測定された。
A3毛管収着能力 25tM吸収、加分 1,9 6.0 0cIL空隙容量、加分 4,5 7.625ぼ脱着、
加分 3,8 7.0 能力、蒸留水祷/材料g、 1.Opsi25α吸収、
加分 2.8 5.8 Qcy空隙容量、加分 4,8 13.825α脱着、
加分 3.6 12.1 B1分配試験 1.0 3,3 2.0 5,5 3.0 6,4 4.0 7,2 5.0 8,1 例6 加水分解時間の変動 AMC抽出器でジュースがしぼられたフロリド・バレン
シアオレンジが、ブラウン皮むき器において機械むきさ
れて、フライドの約70%およびラックの90%を除去
した。むかれた皮は、ウルシエル粉砕機において粒径的
0.611+iに粉砕された。ウルシエル粉砕機で粉砕
された固体12.2%の成約195ボンド(88,5k
g)が、蒸留水380ポンド(172,5諭)にスラリ
ー化されて固体4.3%のスラリーを調製した。この時
点で、小パッチは、除去された。
(55) これは、0分の露出パッチであった。一定に攪拌しなが
ら、スラリーは、pH9,8に滴定され、そして苛性物
添加によって、このpHに維持された。
小パッチは、Iおよび120分の露出時間に除去された
。6N塩酸が、添加されて各苛性物処理パッチをpH7
にした。すべての3種のパッチは、バスケット遠心分離
機において脱水され、洗浄され、そして再び脱水された
。それらは、遠心分離機においてスピン運動しながら、
蒸留水約75ボンド(341w)/洗浄脱水された濾過
ケーク17ボンド(7,7に&)で洗浄された。濾過ケ
ークは、固体2.5チのスラリーを調製するのに十分な
2.63%次亜塩素酸ナトリウム漂白液に添加された。
スラリーは、18分攪拌された。漂白された材料は、バ
スケット遠心分離機において脱水され、洗浄され、そし
て再び脱水された。それらは、遠心分離機においてスピ
ン運動しながら、蒸留水約75ポンド(34kg)/洗
浄脱水された濾過ケーク12ポンド(5,4kg )で
洗浄された。漂白、洗浄された材料は、含水量的10%
に凍結乾燥された。化学組成は、(56) 前記分析法によって測定された。
吸収性は、前記毛管収着試験および分配試験によって測
定された。
A、概略化学組成 ペクチン 34.9 43,3 44,1 43.4他
の重合体 34,3 27,9 44,3 45.2ク
ロロホルム可溶性脂質 4,88 1.60 0,78
 0.80非脂質有機物質 25,0 17,7 6,
81 6.99水溶性金属塩 0,88 9,46 3
,99 3.61B、ペクチン成分の分布 メチルエステル 59,8 50.7 17,7 5.
3二価金属塩 30.4 19,2 25.6 28.
6−価金属塩 9,8 30.1 56.7 66.1
C1毛管収着能力 試験条件 0分 30分 120分 25cm吸収、加分 5.1 6,2 6,80cIn
空隙容量、30分 6,0 7,4 7.725い脱着
、加分 5.2 6,7 6.9D0毛管収着速度 25儒吸収 測定時間 0分I分 120分 15秒 1,4 1,7 3.1 (9)秒 2,2 2,9 5,2 45秒 2.8 4.0 6,0 1分 3.5 4,6 6.3 2分 5,0 5,6 6.6 10分 5.2 6,2 6.7 E0分配試験 1.11・1 1.5 2.7 2.3 4,2 3.8 4.8 4.8 5.9 0.9 1.3 1.1 3.2 1.4 5.0 2.0 6.4 3.3 7,2 4.3 8.0 (59) 0.9 1.2 1.0 3.4 1.2 5.0 2.0 6.4 3.3 7.3 4.4 8.0 出発材料(機械むきのオレンジ皮)は、本発明の吸収性
材料用のクロロホルム可溶性脂質、非脂質有機物質およ
びエステル化度に対して設定された限界を超えた。漂白
されかつ洗浄されている点で出発材料とは異なる0分試
料は、多分、漂白工程のため限度内のクロロホルム可溶
性脂質含量を有していた。水酸化す) IJウムでの加
水分解は、材料の化学組成を更に改善し、吸収能力の対
応の増大を生ずる。低いエステル化度は、試料の収着速
度を増大した。
(60)・ 例7 オレンジの皮の1パツチが、全部の皮を使用しく即ち、
フライドがむき取られなかった)、例7に記載の方法を
使用して吸収性材料に転化された(加水分解時間加分、
漂白時間18分)。同一のオレンジの皮の別のパッチが
、食品増粘剤の調製のための米国特許第3 、982 
、003号明細書の例7に記載の方法に付された(即ち
、p)Iを炭酸ナトリウムで8,5に調整し、18時間
酵素加水分解し、その後脱水し、そして乾燥した)。
本発明に従って調製された柑橘類の吸収性材料(CAM
)は、化学組成および吸収性について出発材料および前
記米国特許第3 、982 、003号明細書に従って
調製された材料と比較された。
A、概略化学組成 ペクチン 25,6 47,4 32.7他の重合体 
20,4 48,1 30.8クロロホルム可溶性脂質
 5,96 0,87 3.91非脂質有機物質 46
.2 3,18 30.7水溶性金属塩 1,80 0
,43 1.85B、ペクチン成分の分布 ポリガラクンロン酸当量チ メチルエステル 59,5 7,2 14.に価金属塩
 31,1 31,7 32.1−価金属塩 9,1 
61,1 53.8C1毛管収着能力 25の吸収、加分 6.6 1,9 0crn空隙谷量、(9)分 8゜24.4251脱着
、加分 7,1 2.5 D1毛管収着速度 2!5cIn吸収 15秒 1,9 0.I I秒 3,1 0.2 45秒 4,1 0.3 1分 5,2 0.3 2分 6,1 0.6 10分 6,5 1.5 (63) 前記米国特許第3,982,003号明細書に記載の方
法は、ペクチンのエステル化度を有効に減少するが、十
分なりロロホルム可溶性脂質または非脂質有機物質を除
去しない。得られた材料は、貧弱な吸収性のみである。
本発明の材料は、優秀な吸収性を有する。
例8 水酸化カルシウムおよび次亜塩素酸カルシウムで処理さ
れたオレンジ皮材料 フロリダ・バレンシアオレンシカ、AMC抽出器でジュ
ースをしぼり、そして皮は、フライトの約70%および
ラックの90%が除去されるようにブラウン皮むき機で
機械むきされた。この材料は、ウルシエル粉砕機におい
て粒径約0.611に粉砕され ”た。固体12.4%
の粉砕原料δポンド(約11.3に&)が、水口ポンド
(27,24k& )にスラリー化されて固体3.4%
のスラリーを調製した。スラリーは、pH9,5に滴定
され、そして苛性物添加によってこのpHに加分間維持
された。滴定は、IN水酸化カルシウム1.IOJを要
した。材料は、バスケラ(64) ト遠心分離機において脱水された。それは、遠心分離機
においてスピン運動しながら水75ポンド(約34に&
)で洗浄され、そして再び脱水された。
濾過ケーク12.5ポンド(5,6kg)が、水65ポ
ンド(29−)にスラリー化された。5.25%次亜塩
素酸カルシウム漂白液3.31が、添加され、そしてス
ラリーは、18分間混合された。漂白された材料は、遠
心分離機において脱水された。それは、スピン運動しな
がら水75ポンド(約34kg)で再び洗浄され、次い
で脱水された。これは、固体14.06%の材料10ポ
ンド(4,45に& )を生じた。
材料は、含水量的10%に凍結乾燥された。材料は、本
質上疎水性であった。
本例は、オレンジ皮材料の吸収性に対してのカルシウム
イオンの有害効果を示す。
例9 クレープフルーツの全部の皮は、フイツツミルで約1/
4〜3/8 インチ(約611Im〜9龍)の立方体に
切断された。切断された皮は、ウルシエル粉砕機で粉砕
された。次いで、この粉砕された皮は、次の通り化学的
に処理された。
粉砕された皮680ポンド(約308 kg )が、5
00ガロン(約18001 ) の容器において強攪拌
下で軟水2500ポンド(約770 kg)にスラリー
化された。このスラリーに、スラリーpHを9.0〜9
.5に維持するのに十分な量のIN水酸化ナトリウムが
、少な(とも四分間添加された。これは、約4ガロン(
約14〕)を必要とした。次いで、スラリーは、水平真
空ベルト濾過器で固体7〜12%に脱水された。
得られた濾過ケークは、再び600ガロン(約1800
1 )のタンクにおいて強攪拌下で軟水2500ポンド
(約770 kg)に再スラリー化された。このスラリ
ーに、濾過ケーク中の固体1ポンド当たり0.10ポン
ド(約45g)の次亜塩素酸ナトリウムが、添加された
。スラリーのpHは、IN水酸化ナトリウムを添加する
ことによって9.0〜11.0に維持された。約3ガロ
ン(約111)が、使用された。
スラリーは、次亜塩素酸塩との接触状態に約45分間維
持され、次いで再び水平真空ベル)濾過器で脱水された
。脱水時に、それは、水2500〜5000ボンド(約
1135 k#〜約2270 kg)ですすがれた。
得られた濾過ケークは、500ガロン(約18001)
のタンクにおいて温和な攪拌下で軟水1600ポンド(
約726 kli )に再びスラリー化された。このス
ラリーに、第二級アルコールエトキシレートである非イ
オン界面活性剤ケージトール15−8−9(ユニオン・
カーバイド)4ポンド(2,9kg’)が添加された。
10分の接触時間後に、スラリーは水平真空ベル)濾過
器でもう一度脱水された(洗浄なし)。
固体8.5%を含有する濾過ケークは、12インチ(3
0+M)ノパール・エンド・マーフィーリングフラッシ
ュ乾燥機においてフラッシュ乾燥されて、最終水分10
係を含有する白色からベージュ色の粒状粉末を調製した
。出発皮から最終製品までの全プロセス収率は、固体基
準で45チであった。
(67) 分配試験 1.0 2,2 2.0 5,0 3.0 6,2 4.0 7.0 5.0 7,9 これらのデータは、グレープフルーツ吸収性材料が高吸
収性であることを実証する。
例IO レッドデリシャスリンゴは、皮むきされ、四等分にされ
、そして芯を取り、次いでAルプは、ディスクシュレッ
ダ−において加工された。固体15.36%の寸断リン
ゴパルプ1000 gが、水4000m1とIN水酸化
ナトリウム25m1との溶液にスラリー化された。スラ
リーのpHは、リンゴパルプの添加後、10.50であ
った。11分後、pHは7.45に落ちた。追加のIN
水酸化ナトリウム111が、ゆっくりと添加されてスラ
リーpHを9.91とした。
(68) 合計時間I分径、スラIJ−pHは、9.10であった
材料は、バスケット遠心分離機において脱水された。そ
れは、遠心分離機においてスピン運動しながら水25ユ
で洗浄され、次いで脱水された。固体8.11%の材料
195gが、捕集された。この材料185gが、水38
00 mlと5.25%次亜塩素酸ナトリウム200m
gとの溶液に再スラリー化され、そして18分間混合さ
れた。漂白された材料は、遠心分離機において脱水され
、次いでスピン運動しながら水25kgで洗浄され、次
いで脱水された。材料は、水23kgで再スラリー化さ
れ、次いでスピン運動しながら水16ユで洗浄され、そ
して脱水された。これは、固体6.61チの材料107
.57 gを生じた (最初の寸断・ぐルプ固体の4.
63%)。材料は、凍結乾燥され、そしてその吸収性は
、分配試験によって測定された。
分配試験 1,0 1,9 2.0 4.1 3.0 5.1 4.0 7,5 4.6 8.1 これらのデータは、材料が高吸収性であることを実証す
る。
例11 テンサイ寸断物は、次の通り吸収性材料に加工された。
寸断物は、軟水に1時間ソーキングされ、次いで洗浄さ
れ、次いでコンシスチンシー2%でスプラウトーワルド
ロン(5prout−%Idron )ディスクリファ
イナ−に通過された。精砕後、スラリーのpnは、水酸
化ナトリウムで約9.8に調整され、そしてこの値に約
加分間維持された。次いで、スラリーは、脱水され、そ
して脱イオン水で洗浄され、次いで次亜塩素酸ナトリウ
ム溶液(コンシスチンシー2%で固体1g当たり0.3
 gのCl2)にスラリー化された。漂白液のpHは、
少量の水酸化ナトリウムを添加することによって8.5
よりも高く保たれた。漂白時間は、54分であった。漂
白後、パルプは脱イオン水で洗浄され、そしてスプラウ
トーワルドロンディスクリファイナーに通過された。材
料は、イソプロぎルアルコール(イソフロノeノール)
で4回洗浄され、次いで強制空気炉において70℃で乾
燥された。
得られた材料は繊維状外観を有し、繊維寸法は通常の広
葉樹パルプのものと類似であった。その吸収性は、分配
試験によって測定された。
分配試験 1.0 0,9 2.0 3.1 3.0 5,4 4.0 7.2 4.3 7.8 前記プロセスは、イソプロピルアルコールでの洗浄が省
略された点において修正された。その代わりに、材料は
、軟水で洗浄され、次いでコンシスチンシー2%におい
て0.1%タケートール溶液にスラリー化され、そして
フラッシュ乾燥された。
得られた材料は、インゾロビルアルコール処理および炉
乾燥後に得られた材料と実質上類似であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の吸収性材料を特徴づける際に使用され
る分析プロトコールの流れ図を表わす。 出願人代理人 猪 股 清 手続補正書く方式) 昭和59年12月2y日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1 事件の表示 昭和59年 特許願 第166664号2 発明の名称 吸収性植物材料およびその製造法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 ザ、ブロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 4代理人 昭和59年11月7日 (発送日 昭和59年11月27日) 6 補正の対象 願書の出願人の欄、委任状および図面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)ヘクチン約15%〜約60%(前記ペクチン
    はエステル化度約1チ〜約45%を有し、そしてペクチ
    ンの約50%未満は二価金属塩の形態である)、 (b) セルロース、ヘミセルロース、リグニンおよび
    それらの混合物からなる群から選択される物質的15%
    〜約80%、 (c) クロロホルム可溶性脂質0%〜約1%、(d)
     クロロホルム、メタノールおよび水の混合物中に抽出
    できる非脂質有機物質0%〜約IO%(前記混合物は、
    クロロホルム対メタノール対水の容量比20:4:1を
    有する)、および(e)水溶性金属塩0%〜約6チ からなることを特徴とする植物由来の吸収性材料。 2、ペクチンの約30%未満が、カルシウム塩の形態で
    ある特許請求の範囲第1項に記載の植物由来の吸収性材
    料。 3、ペクチンが、エステル化度約20%未満を有する特
    許請求の範囲第1項に記載の植物由来の吸収性材料。 4、柑橘類の皮、テンサイ、パルプ、リンゴ、またはそ
    れらの混合物から調製される特許請求の範囲第1項に記
    載の植物由来の吸収性材料。 5、(a)ヘクチン約30%〜約6ω%(前記ペクチン
    は、エステル化度約20%未満を有し、そしてペクチン
    の約30%未満は、カルシウム塩の形態である)、 (b) セルロースとヘミセルロースとの混合物約30
    %〜約60%、 (c)クロロホルム可溶性脂質01〜約1%、(d)ク
    ロロホルム、メタノールおよび水の混合物中に抽出でき
    る非脂質有機物質O%〜約10%(前記混合物は、クロ
    ロホルム対メタノール対水の容量比20: 4 : 1
    を有する)、および(、) 水溶性金属塩0%〜約6% からなることを特徴とする柑橘類の皮由来の吸収性材料
    。 6、 (a) ペクチン約15チ〜約35%(前記ペク
    チンは、エステル化度約45%未満を有し、そしてペク
    チンの約))%未満は、カルシウム塩の形態である)、 (b) セルロースとヘミセルロースとの混合物約20
    チ〜約80%、 (c) クロロホルム可溶性脂質Oチ〜約1%、(d)
     クロロホルム、メタノールおよび水の混合物中に抽出
    できる非脂質有機物質0%〜約10チ(前記混合物は、
    クロロホルム対メタノール対水の容量比’20:4:1
    を有する)、および(、) 水浴性金属塩O%〜約6% からなることを特徴とするテンサイ由来の吸収性材料。 7、 (a) 植物材料を粒径約0.05關〜約311
    1に粉砕し、 (b) ペクチンをエステル化度約45チ未満に脱エス
    テル化し、 (c) 植物材料を軟水中で洗浄し、そして(d) 植
    物材料を含水量15%未満に乾燥することを特徴とする
    ペクチン含有植物材料からの吸収性材料の製造法。 8、ペクチンを脱エステル化する工程が、pH約9〜約
    12で軟水中でのアルカリ処理によって実施される特許
    請求の範囲第7項に記載の方法。 9、漂白工程を更に含む特許請求の範囲第7項に記載の
    方法。 10、漂白工程が、ペクチンを脱エステル化する工程後
    、そして洗浄工程前に実施される特許請求の範囲第9項
    に記載の方法。 11、#白工程が、過酸化水素、過ホウ酸塩、次亜塩素
    酸塩、二酸化塩素、塩素、およびそれらの混合物からな
    る群から選択される漂白剤を使用して実施される特許請
    求の範囲第9項に記載の方法。 12、漂白工程が、次亜塩素酸ナトリウムを使用しく3
    ) て実施される特許請求の範囲第9項に記載の方法。 13、ペクチンを脱エステル化する工程が、アルカリ金
    属水酸化物の溶液中で実施される特許請求の範囲第7項
    に記載の方法。 14、乾燥工程直前に植物材料を有機溶媒で洗浄する追
    加の工程を含む特許請求の範囲第7項に記載の方法。 15、ペクチン含有植物材料が、柑橘類の皮、テンサイ
    パルプ、リンゴ、およびそれらの混合物からなる群から
    選択される特許請求の範囲第7項に記載の方法。 16、ペクチン含有植物材料が、柑橘類の皮である特許
    請求の範囲第7項に記載の方法。 17、ペクチン含有植物材料が、テンサイパルプである
    特許請求の範囲第7項に記載の方法。 18、ペクチン含有植物材料が、リンゴパルプである特
    許請求の範囲第7項に記載の方法。 19、 fa) 植物材料を粒径約0.05 all 
    〜約3mmに粉砕し、 (4) (b)工程(、)の製品のスラリーをその自重の約15
    チ〜約50倍の軟水で調製し、 (c)工程(b)で得られたスラリーのpHをアルカリ
    水酸化物で約9.0〜約11.0の値に調整し、(d)
     スラリーOpHをアルカリ金属水酸化物の更に別の添
    加によって約5分〜約印分の期間約9.0〜約l】、0
    の値に維持し、 (e)スラリーを固体含量約5チ〜約25%に脱水し、 (f) 工程(、)の製品のスラリーを軟水で調製しく
    前記スラリーは固体含量約0.5%〜約10%を有する
    )、 (g) アルカリ水酸化物の添加によってスラリーのp
    Hを約8.5〜約11.0に維持しながら、次亜塩素酸
    す) IJウムの固体約5〜約45重量%で約15チ〜
    約60分の期間漂白し、 (h) 工程(g)のスラリーを脱水して固体含量約5
    チ〜約20%を有する濾過ケークとし、(1)濾過ケー
    クを固体の重量の約20〜約6倍の軟水で洗浄し、 (j) スラリーを、軟水中の非イオン界面活性剤の溶
    液で調製しく前記溶液は、濃度約0.1%〜約1チを有
    する)、 (k)工程(j)のスラリーを固体含量約5チ〜約25
    %に脱水し、 (1)工程(k)の製品をフラッシュ乾燥機中において
    最終含水量約5チ〜約15%に乾燥することを特徴とす
    るペクチン含有植物材料からの吸収性材料の製造法。 20、 (a) 植物材料全粒径約0.0511111
    〜約3龍ニ粉砕し、 (b) ペクチンをエステル化度約45%未満に脱エス
    テル化し、 (c) 植物材料を軟水中で洗浄し、そして(d) 植
    物材料を含水量15チ未満に乾燥することを特徴とする
    ペクチン含有植物材料からの吸収性材料の製造法によっ
    て得られた製品。 21、(a) M物材料を粒径約0.05m+i〜約3
    龍に粉砕し、 (b) 工程(a)の製品のスラリーをその自重の約1
    0倍〜約印倍の軟水で調製し、 (C) 工程(b)で得られたスラリーのpHをアルカ
    リ水酸化物で約9.0〜約IJ、0の値に調整し、(d
    ) スラリーのpHをアルカリ金属水酸化物の更に別の
    添加によって約5分〜約(イ)分の期間約9.0〜約1
    1.0の値に維持し、 (e) スラリーを固体含量約5チ〜約25%に脱水し
    、 (f) 工程(、)の製品のスラリーを軟水で調製しく
    前記スラリーは固体含量約0.5〜約10チを有する)
    、 (g) アルカリ水酸化物の添加によってスラリーのp
    Hを約8.5〜約11.0に維持しながら、次亜塩素酸
    ナトリウムの固体約5〜約45重量係で約15分〜約印
    分の期間漂白し、 (h) 工程(g)のスラリーを脱水して固体含量約5
    チ〜約20%を有する濾過ケークとしA(i) 濾過ケ
    ークを固体の重量の約2倍〜約6倍の軟水で洗浄し、 (j) スラリーを、軟水中の非イオン界面活性(7) 剤の溶液で調製しく前記溶液は、濃度約0.1%〜約1
    %を有する)、 (k) 工程(j)のスラリーを固体含量約5チ〜約2
    5チに脱水し、 (11工程(k)の製品をフラッシュ乾燥機中において
    最終含水量約5チ〜約15係に乾燥することを特徴とす
    るペクチン含有植物材料からの吸収性材料の製造法によ
    って得られた製品。
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