JPS5934858Y2 - 蒸発器の除霜監視装置 - Google Patents

蒸発器の除霜監視装置

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JPS5934858Y2
JPS5934858Y2 JP16513879U JP16513879U JPS5934858Y2 JP S5934858 Y2 JPS5934858 Y2 JP S5934858Y2 JP 16513879 U JP16513879 U JP 16513879U JP 16513879 U JP16513879 U JP 16513879U JP S5934858 Y2 JPS5934858 Y2 JP S5934858Y2
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JP
Japan
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evaporator
temperature
time
switch
defrosting
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JP16513879U
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JPS5682481U (ja
Inventor
博文 手塚
Original Assignee
株式会社岡村製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冷凍冷蔵装置等において、蒸発器の除霜が毎
回完全に行われているかどうかを検知する装置に関する
ものである。
冷凍冷蔵装置等においては、使用中蒸発器に次第に着霜
して冷却能力が低下するので、定期的に除霜する必要が
あり、通常、手動により、あるいは、自動的に行うよう
になっている。
しかして、一定時間毎に自動的に除霜を行う場合、設定
時間が不適切で、除霜期間経過後に完全に除霜されてい
ないと、次回の除霜期間経過後に残留する着霜量が増加
するようになる。
この状態を繰返すと、蒸発器の着霜量が次第に累積増加
して、気付かぬうちに、冷却能力が著しく低下するよう
になる。
勿論除霜の状況は、目視で判断できるが、毎回点検する
ことは実際には困難であり、通常は、冷却不良による悪
影響が生じて、始めて気付いて、対応処置を行うのが実
状であった。
本考案は、蒸発器の除霜不完全の場合、直ちに警報を発
して、適切な対策を採らしめるようにして、冷却不良の
発生を防止するようにしたもので、以下添付の図面に基
いて具体的に説明する。
第1図の曲線1は、蒸発器2の冷却期間中の温度が一1
0℃で、8時間毎に1時間の除霜を行うようにした冷却
装置が、適切に除霜が行われている時における蒸発器2
の時間に対する温度変化を示すものである。
第2図において曲線1が示すように、冷却期間が終って
除霜期間に入り、適宜の手段で蒸発器2が加熱されると
、蒸発器2の温度は、着霜とともに上昇し、0℃に達す
ると着霜が融解を始める。
すると、大きな融解熱を蒸発器2より奪うので。
完全に除霜されるまで、蒸発器2の温度は0℃より上昇
しない。
除霜が完了すると、蒸発器2の温度は急速に上昇し、つ
いで冷却期間に入り、急速に一10℃まで下降する。
しかし、冷却装置の冷却と除霜の設定時間が不適切であ
ったり、外気の温度が異常に高くなったりして、蒸発器
2に着霜が残留したまま冷却期間に入ると、蒸発器2の
温度は、第2図想像線で示すような経過をとる。
第3図は、蒸発器2の温度が、第2図想像線のような経
過をとった時には、直ちに警報するようにした本考案装
置を示すもので、蒸発器2の要所には、温度センサー3
が貼着されている。
4は温度センf−3により作動し、蒸発器2の温度がた
とえば8℃以上となった時に閉じるリセット用の温度ス
イッチで、5は温度スイッチ4と直列に接続され、温度
スイッチ4が閉じた時にすセットされる遅延タイマーで
、その遅延時間は、冷却装置の除霜間隔より若干長く設
定しである。
この遅延タイマー5は、たとえば、通電されることによ
り、内蔵モータ(図示路)が回転して、適宜の短時間の
うちに、渦巻きはね(図示路)が巻き締められ、リセッ
ト状態となり、非通電時に渦巻きばねの付勢力により、
遅延時間設定用指針が漸時0点に近づくようにした、公
知の自己リセット式のタイマーの如きものである。
なお、温度スイン′f−4を、設定温度8℃以上になっ
たときに開く常閉スイッチとした場合には、タイマー5
を、通電と同時に作動して、設定時間が進行し、通電が
遮断されることにより設定時間がクリアーされるように
した電気時計式のタイマーとしてもよい。
6は、タイマー5に付属し、その設定時間経過後に閉じ
るスイッチで、このスイッチ6と直列に警報ランプ7が
接続されている。
温度スイッチ4およびタイマー5の直列回路と、スイッ
チ6およびランプ7の直列回路は、互いに、並列に接続
されている。
上述装置において、蒸発器2の温度センサー3の温度が
8℃以上になると、温度スイッチ4が閉じ、タイマー5
においては、たとえば渦巻きばね等が内蔵モータ等によ
り、一定石時間のうちに巻き締められて、リセット状態
となる。
タイマー5の遅延時間は、冷却装置の除霜間隔より長い
ので、遅延時間内に次回の除霜期間が入り、この除霜期
間において、再び温度センサー3の温度が8℃を越せば
、すなわち、蒸発器2の温度が第2図実線のように経過
して、除霜が正常に行われた時は、タイマー5には、そ
の時点で改めて遅延時間が設定される。
従って、除霜が常に正常に行われている限り、ランプ7
は点灯しない。
しかし、除霜期間において、温度センサー3の温度が8
℃に達せず、温度が第2図想像線のように経過して、除
霜が不完全な場合には、タイマー5がリセットされず、
設定時間経過後スイッチ6が閉じ、ランプ7が点灯して
警報を発するので、この時除霜が完全になるように冷却
装置を適宜調整すれば、冷却不良となることを防止する
ことができる。
勿論、ブザーやチャイムをもってランプ7に代えたり、
あるいはこれらを併用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、冷却装置における蒸発器の温度変化を示す図
、第2図は、第1図の一部拡大図、第3図は、本考案装
置を使用した冷却装置の略図である。 1・・・・・・曲線、2・・・・・・蒸発器、3・・・
・・・温度センサー、4・・・・・・温度スイッチ、5
・・・・・・タイマー、6・・・・・・スイッチ、7・
・・・・・ランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定時間毎に一定時間、自動的に除霜する冷凍冷蔵庫等
    において、蒸発器の要所に温度センサーを配設し、蒸発
    器が所定温度に上昇した時に作動する温度スイッチと、
    冷凍冷蔵庫の予め設定された除霜間隔より長い時間に設
    定され、上記温度スイッチが作動する毎にリセットされ
    る遅延タイマーとを直列に接続するとともに、遅延タイ
    マーの設定時間経過後に閉じるスイッチと、警報機器と
    を直列に接続し、かつ両直列回路を並列に接続してなる
    蒸発器の除霜監視装置。
JP16513879U 1979-11-29 1979-11-29 蒸発器の除霜監視装置 Expired JPS5934858Y2 (ja)

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JP16513879U JPS5934858Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 蒸発器の除霜監視装置

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Publication Number Publication Date
JPS5682481U JPS5682481U (ja) 1981-07-03
JPS5934858Y2 true JPS5934858Y2 (ja) 1984-09-27

Family

ID=29676061

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