JPH0338620Y2 - - Google Patents

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JPH0338620Y2
JPH0338620Y2 JP1984199757U JP19975784U JPH0338620Y2 JP H0338620 Y2 JPH0338620 Y2 JP H0338620Y2 JP 1984199757 U JP1984199757 U JP 1984199757U JP 19975784 U JP19975784 U JP 19975784U JP H0338620 Y2 JPH0338620 Y2 JP H0338620Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は冷凍や冷蔵等に用いる冷凍装置に関
するものであつて、特に蒸発器に付着した霜を除
去するためのデフロスト機能と、空気温度が適正
範囲内に存することを表示するためのインレンジ
表示手段とを備えた冷凍装置の改良に係る。
(従来の技術) 従来より冷凍装置においては、圧縮機から出た
ホツトガスを直接蒸発器に導入したり、あるいは
電気ヒータを作動させることによつて蒸発器を加
熱して蒸発器の除霜を行う機能、すなわちデフロ
スト機能が設けられている。この機能の起動は、
通常は、蒸発器前後の通過風差圧が大きくなつた
際に作動する圧力スイツチや手動スイツチの作動
によつて行われ、一方その停止は、蒸発出口近傍
が所定温度以上に達したことを検知するサーモの
作動によつて行われている。そして上記サーモの
故障等によつて、デフロスト時間が異常に長くな
るのを防止するために、例えば実公昭52−10121
号に記載されているように、上記デフロストの開
始と共に起動するタイマーを設け、上記サーモか
らの信号が出力されない場合にでも、このタイマ
ーの作動によつてデフロストを終了させることが
行われている。
すなわち、第5図に示すように、デフロスト開
始スイツチDSと並列に、デフロスト時間設定用
のタイマーTの接点T1とデフロスト終了用の高
圧スイツチHPSとデフロスト用のリレーMRの常
開接点MR1との三者直列回路を設け、この並列
回路に前記タイマーTとリレーMRとの並列回路
を直列に接続したものである。
これは、デフロスト開始スイツチDSの閉動作
により、タイマーTが計時開始すると共に、リレ
ーMRの励磁によりその常開接点MR1が閉じ、
自己保持され、デフロストが開始される。なお前
記デフロスト開始スイツチDSはその後開となる。
そしてデフロスト終了は通常は高圧スイツチ
HPSの開動作によりなされるが、高圧が上昇し
ないときは、タイマーTの計時終了に伴つてその
接点T1が開放し、これによりデフロストが強制
的に終了するものである。
一方、コンテナ用の冷凍装置においては、冷凍
庫内の温度を監視するために、インレンジ表示手
段が設けられている。これは庫内の温度が適正な
温度範囲内に存する際に、その旨を可視的に表示
するためのものである。そして上記のようなデフ
ロストを行う場合、それに伴つて庫内温度も上昇
する訳であるが、このような場合にも上記手段に
よつて異常を告知することは、管理体制の煩雑化
につながることから、マスキング機能を設けてそ
の点を防止している。すなわちこのマスキング機
能とは、デフロストを開始してから所定の時間内
は、庫内温度とは無関係に、上記手段にインレン
ジ表示させるためのものである。
従つて、上記のような2つの機能(デフロスト
を終了させる機能とマスキング機能)を装置に付
設しようとすれば、デフロスト時間を定めるため
のタイマーと、マスキング時間を定めるためのタ
イマーとの2つのタイマーが必要となる。それは
両タイマーの使用目的に差異が存するためであ
る。すなわちデフロスト運転時間は、無駄なデフ
ロスト運転を行うことによるランニングコストの
上昇を防止し、庫内温度を適正に制御するという
観点から、適正にデフロストが行われた場合の、
種々の冷凍条件下における最長所用時間に若干の
余裕を加えた時間として設定されているのに対し
て、マスキング時間は、庫内の荷物の品質保持を
考慮しつつ、無用なサービスを除去することによ
つて監視体制の繁雑化を防止するという観点から
設定されているためである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記のように2つのタイマーを用
いた場合には、当然のことながらそのコストが高
くなり、また2個分の設置スペースを要すること
から装置自体が大型化し、さらに故障頻度が多く
なるため保守サービスが繁雑になるという欠点が
ある。
そこで本考案者等は、1つのタイマーでデフロ
スト時間とマスキング時間との両者を等しく設定
できないかどうか、現状の運転状態について検討
を行つた。その結果、デフロスト運転は、ほとん
どの場合にはサーモ等の信号によつて正常に終了
し、終了後に庫内温度が制御温度範囲に復帰する
までの時間は、通常はマスキング時間よりも短い
こと、デフロスト運転がタイマーで終了すること
は稀であり、上記のようにデフロスト運転がタイ
マーで終了するのは本来異常な状態であること、
マスキング時間も冷凍運転状態からすれば本来異
常な状態であること、つまり、マスキング時間
は、荷物の品質保持の観点から定められている訳
であるから、逆にいえば、もし仮にこれと同じ時
間だけデフロスト運転が行われたとしても荷物の
品質低下を招くような事態にはならないというこ
とであり、これらを勘案すると1つのタイマーで
もつてデフロスト時間とマスキング時間とを等し
く設定したとしても両者の上記目的に反すること
にはならないということを知見するに至つた。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案の冷凍装置においては、第1図
に示すように、デフロスト開始信号によつてその
作動を開始するデフロスト機能と、上記デフロス
ト開始信号によつて起動され一定時間経過後にタ
イムアツプ信号を発するタイマー手段19とをそ
れぞれ設けると共に、上記デフロスト機能は、上
記タイマー手段19からタイムアツプ信号が出力
されたときにその作動を停止すると共に、さらに
タイムアツプ信号の出力前にこれ以外のデフロス
ト終了信号が出力されたときにもその作動を停止
すべく構成し、さらに雰囲気温度の検出手段を有
する制御部22からの信号によつて該雰囲気温度
が所定温度範囲内にあるインレンジ状態を可視的
に表示するインレンジ表示手段21と、上記デフ
ロスト開始信号によつてその作動を開始し、上記
制御部からの信号に拘わらず上記インレンジ表示
手段にインレンジ状態を表示させるマスキング機
能とを設けて成る冷凍装置において、上記マスキ
ング機能を、上記タイマー手段19からのタイム
アツプ信号によつて停止させる。
(作用) 上記のように1つのタイマー手段19でもつ
て、デフロスト時間とマスキング時間とを等しく
設定するようにしてあるので、従来装置に比較し
て、低コストでかつコンパクトに構成できると共
に、保守サービスを簡素化することが可能であ
る。この場合、デフロストがサーモ等のデフロス
ト終了信号によつて停止した場合には、従来と同
じ作動が得られ、一方デフロスト運転が上記タイ
マー手段19の作動によて終了した場合でも、上
記タイマーの設定時間を従来のマスキング時間と
略同程度の時間に設定しておけば、これは従来よ
り許容されていた範囲内の異常時間であるため
に、荷物等の品質の低下を招くことはない。
(実施例) 次ぎにこの考案の冷凍装置の具体的な実施例に
ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第4図に示したものは、一例としての海上コン
テナ用冷凍装置の冷媒回路で、圧縮機A、凝縮器
B、膨張弁C、蒸発器Dが冷媒配管接続され、圧
縮機Aの吐出ガス管に設けられた電動三方弁Eの
一方の出口側と蒸発器Dの入口側に設けられた分
流器Hとを、デフロスト運転及び冷蔵運転時ホツ
トガスを流すホツトガスバイパス管Iで接続する
と共に、凝縮器Bと膨張弁Cとの間の液管に第
1、第2電磁弁F、Gを介設している。
この冷凍装置は、デフロスト時においては、デ
フロスト運転に入る前に第1電磁弁Fを開、第2
電磁Gを閉状態として圧縮機Aを駆動しポンプダ
ウン運転し、ポンプダウン運転終了時一旦圧縮機
Aを停止し、前記第1電磁弁Fを閉、第2電磁弁
Gを開として両電磁弁F、G間の一定量の液冷媒
を蒸発器D側に放出し、電動三方弁Eをホツトガ
スバイパス管I側に全開とし、この状態で再度圧
縮機Aを駆動し、ホツトガスを圧縮機A→電動三
方弁E→ホツトガスバイパス管I→分流器H→蒸
発器D→圧縮機Aと流通してデフロスト運転する
ものである。
なお、22は制御部でありRSは吸込側センサ
ー、SSは吐出側センサーである。
次ぎに、上記デフロスト時の制御のための具体
的電気回路を第1図に示す例に基づいて説明する
と次ぎの通りである。
第1図において、1は電源側の母線、2はアー
ス側の母線をそれぞれ示しており、両母線1,2
間に、デフロスト回路3、タイマー回路4、マス
キング及びインレンジ表示回路5がそれぞれ接続
されている。
デフロスト回路3は、上記母線1に、圧縮機駆
動用リレーのa接点6aを介して接続されたデフ
ロスト開始接点群7と、この接点群7に直列に接
続されたデフロスト終了接点群8と、この接点群
8にさらに直列に接続さたリレー群9とを有して
いる。上記デフロスト開始接点群7は、互いに並
列に接続された3つの接点、すなわち手動デフロ
ストスイツチ接点10、デフロスト開始タイマー
接点11及び蒸発器前後の通風差圧が大きくなつ
た際に作動するエアプレツシヤスイツチ接点12
より成るもので、これら接点群7及び上記圧縮機
駆動用リレーのa接点6aには、後記するデフロ
スト用第1リレー16のa接点16aが並列に接
続されている。
また上記デフロスト終了接点群8は、蒸発器出
口の吸入配管に取着された一対のサーモの作動に
よつて開閉される2つのb接点14,15より成
るもので、両接点は、互いに直列に接続されてい
る。
上記リレー群9は、互いに並列に接続された3
つのリレー、すなわちデフロスト用第1リレー1
6、第2リレー17及び第3リレー18より成る
ものである。上記第1リレー16は、互いに並列
に接続された第3リレー18のb接点18bと、
後記するマスキング用リレー20のa接点20a
とを介して、上記接点群8に接続されている。ま
た上記第2リレー17と第3リレー18とは互い
に並列に直結されると共に、圧縮機駆動用リレー
のb接点6bを介して上記接点群8に接続されて
いる。そして上記圧縮機駆動用のリレーのb接点
6bに並列で、かつ上記両リレー17,18とは
直列に第2リレー17のa接点17aが接続され
ている。
上記タイマー回路4は、上記母線1,2間に、
上記リレー16のa接点16cを介して接続され
たタイマー手段としてのタイマー19を有してお
り、このタイマー19には、該タイマー19が一
定時間(例えば90分)経過後信号を発する、すな
わち、この信号の具体的例としての限時接点19
bを介してマスキング用リレー20が並列に接続
されている。また上記第1リレー16のa接点1
6cとは並列に、上記マスキング用リレー20の
a接点20cが接続され、さらにこのa接点20
cは上記タイマー19及びマスキング用リレー2
0の両者に対して直列に配置されている。
一方上記マスキング及びインレンジ表示回路5
には、表示手段としてのインレンジ表示ランプ2
1が設けられているが、このランプ21の一端は
手動スイツチ23を介して制御部22に、その他
端は上記アース側の母線2に接続されている。制
御部22は、庫内適所の調整された雰囲気温度を
検出する検出手段(第1図における吸込センサー
RS、吐出センサーSSのこと)を有しており、冷
凍運転時は吸込センサーRSにより、また冷蔵運
転時は吐出センサーSSにより検出された検出温
度が所定温度範囲内である場合に、上記ランプ2
1への出力を行い、該ランプ21にインレンジ状
態を表示させるような機能を有している。また上
記ランプ21と制御部22とを結ぶラインには、
上記マスキング用リレー20のa接点20dを介
して上記電源側の母線1が接続されている。つま
りマスキング用リレー20が作動することによつ
て上記a接点20dを閉じ、母線1の出力をラン
プ21に供給することにより、制御部22からの
出力に拘わらず、該ランプ21にインレンジ表示
をさせ得るようなされている訳である。
次ぎに上記装置の作動状態について第2図、第
3図を参照して説明するが、まず最初にデフロス
ト運転開始時の作動について説明する(第2図参
照)。
デフロスト運転を開始する際には、デフロスト
開始接点群7のいずれかの接点10,11,12
を作動させる。そうすると、圧縮機駆動用リレー
のa接点6a、デフロスト終了接点群8の各接点
14,15及びデフロスト用第3リレー18のb
接点18bがいずれも接続状態にあるので、デフ
ロスト用第1リレー16が励磁され作動する。こ
のとき圧縮機は駆動されているので、b接点6b
は開となつており、リレー17,18は消磁状態
にある。この際、該リレー16の作動によつて、
上記デフロスト開始接点群7に並列に配置され該
リレー16のa接点16aが接続状態となるの
で、該リレー16は自己保持されることになる。
またこのとき、タイマー19側の該リレー16の
a接点16cも閉じられるので、タイマー19が
起動することになる。一方上記のように第1リレ
ー16のa接点16cが閉じられることによつ
て、タイマー19の限時接点19bを介してマス
キング用リレー20が励磁されて作動し、該リレ
ー20の各a接点20a,20c,20dは閉じ
られることになる。この結果、インレンジ表示ラ
ンプ21には母線1の出力が供給され、インレン
ジ表示ランプ21は制御部22の出力、すなわち
庫内温度に拘わらずインレンジの表示を行うこと
になる。また、上記デフロスト用第1リレー16
の作動によつて圧縮機はポンプダウンする。
そして上記ポンプダウンが完了すると、圧縮機
が停止し、今度は圧縮機駆動用リレーのb接点6
bが閉じられることになる。この結果、デフロス
ト用第2リレー17及び第3リレー18が励磁さ
れ作動すると共に、これら各リレー17,18
は、第2リレー17のa接点17aによつて自己
保持さることになる。またこのように第3リレー
18が作動することによつて、蒸発器フアンが停
止すると共に、圧縮機はデフロストのために再起
動し、圧縮機から蒸発器へとホツトガスが供給さ
れる状態となる。
次ぎに上記デフロスト運転を停止する場合の作
動状態について説明する。まずデフロストが正常
に終了する場合、すなわち蒸発器出口の吸入配管
に取着さたサーモが作動した場合について説明す
る。この場合、デフロスト終了接点群8の、いず
れか一方又は両方の接点14,15が開放される
ので、デフロスト用第1〜第3リレー16,1
7,18はいずれも母線1から切り離されること
になり、この結果、デフロスト運転は停止する。
この際、デフロスト用第1リレー16のタイマー
19側のa接点16cも開放されることになるも
のの、該タイマー19及びマスキング用リレー2
0は、該リレー20のa接点20cによつて自己
保持されているので、インレンジ表示ランプ21
のマスキング状態は、上記タイマー19のカウン
トアツプに至るまで維持されることになる。なお
上記タイマー19の作動後の状態については以下
に説明する。
一方、何らかの原因によつて、上記デフロスト
終了接点群8のいずれの接点14,15もが開放
されない場合、上記デフロスト運転は次のように
タイマー19の作動によつて終了する(第3図参
照)。すなわち、タイマー19が所定時間のカウ
ントを完了すると、該タイマー19の限時接点1
9bが開放される。この結果、マスキング用リレ
ー20の作動が停止され、該リレー20の各a接
点20a,20c,20dは開放されることにな
り、このようにa接点20dが開放されることに
よつて、インレンジ表示ランプ21のマスキング
は終了し、インレンジ表示ランプ21は制御部2
2からの出力によつてその表示を行う状態とな
る。一方、上記リレー20のa接点20aが開放
されることによつて、デフロスト用第1リレー1
6の作動も停止され(この場合、第3リレー18
のb接点18bは開放されている)、上記第1リ
レー16のa接点16aが開放されることにな
る。この結果、デフロスト用各リレー16,1
7,18は母線1から切り離されることになり、
デフロスト運転を終了する。この場合、デフロス
ト終了後、庫内温度が所定範囲内に回復するまで
の間は、インレンジ表示ランプ21のインレンジ
表示が行われず、これによりデフロストがタイマ
ー19の作動によつて終了した旨、つまりデフロ
スト異常が生じたことを使用者に告知する。
以上のように、上記装置においては、デフロス
ト終了接点群8のいずれかの接点14,15が正
常に作動する場合には、この接点14,15の作
動によつてデフロスト運転を終了すると共に、タ
イマー19によつてインレンジ表示ランプ21の
マスキング時間を制御する。一方何らかの原因に
よつて上記接点14,15のいずれもが作動しな
い場合には、上記タイマー19によつてデフロス
ト運転の停止とマスキングの停止とを行うことが
可能である。この場合、デフロスト運転がが正常
に終了すれば、従来と同様に、荷物の品質低下の
問題は生じないし、またデフロスト運転がタイマ
ー19によつて終了しても、このタイマー19の
設定時間を従来のマスキング時間と同程度に設定
しておけば、これは従来より許容される範囲内の
異常時間とされてきたものであるために、荷物等
の品質の低下を招くことはない。このように1台
のタイマー19で、デフロストとマスキングとの
両時間を等しく設定できる結果、従来の装置に比
較して、低コストでコンパクトに構成できると共
に、故障頻度が低下することから保守サービスも
容易に行うことが可能となる。
以上にこの考案の冷凍装置の一実施例の説明を
したが、この考案装置は上記実施例に限定される
ものではなく、種々変更して実施することが可能
である。例えば、上記のおいては、リレーを用い
てシーケンス制御する例を示しているが、マイク
ロコンピユータを用い、論理回路によつて上記の
ような制御を行うことも可能である。また上記に
おけるデフロスト機能としては、ホツトガスを使
用する例を示しているが、このほかヒータを用い
る方式においても上記と略同様にその実施が可能
である。
また第1図に示した例においては、2個のリレ
ー17,18を設けているが、一方のリレー17
あるいは18に1つのa接点と1つのb接点とが
併設されていれば、この2個のリレー17,18
を使用することなく、1個のリレーを使用するよ
うにしてもよい。
また、この例においては、通常タイマー19は
1つの限時接点19bしか付設されていないため
リレー20を別に設けて、このリレー20の3つ
のa接点20a,20c,20dでタイマー19
の信号を取り出すようにしているが、タイマー1
9に3つの接点があれば、前記リレー20を使用
せず、直接タイマー19の各接点を使用するよう
にしてもよいことはいうまでもない。
(考案の効果) この考案の冷凍装置においては、上記のように
1台のタイマーでもつて、デフロストとマスキン
グとの2つの時間を等しく設定することができる
ので、従来装置に比較して、低コストでかつコン
パクトに構成でき、しかも保守サービスを簡略化
することが可能である。
またデフロスト運転がタイマーで終了するのは
本来、異常な状態であるが、このような場合に
は、デフロスト終了と同時にマスキング機能が解
除され、その後、雰囲気温度が所定温度範囲内に
回復するまでの間は、インレンジ表示がなされ
ず、つまり異常である旨の告知がなされることに
なり、これによりデフロスト異常を使用者に告知
し得るという利点も生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の冷凍装置の一例を示す回路
図、第2図はデフロスト運転が正常に終了する場
合の作動ブロツク図、第3図はデフロスト運転が
タイマーによつて終了する場合の作動ブロツク
図、第4図はこの考案の冷凍装置の一例を示す冷
媒回路図、第5図は従来例の電気回路図である。 4……タイマー回路、5……マスキング及びイ
ンレンジ表示回路、7……デフロスト開始接点
群、8……デフロスト終了接点群,19……タイ
マー,21……インレンジ表示ランプ,22……
制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デフロスト開始信号によつてその作動を開始す
    るデフロスト機能と、上記デフロスト開始信号に
    よつて起動され一定時間経過後にタイムアツプ信
    号を発するタイマー手段19とをそれぞれ設ける
    と共に、上記デフロスト機能は、上記タイマー手
    段19からタイムアツプ信号が出力されたときに
    その作動を停止すると共に、さらにタイムアツプ
    信号の出力前にこれ以外のデフロスト終了信号が
    出力されたときにもその作動を停止すべく構成
    し、さらに雰囲気温度の検出手段を有する制御部
    22からの信号によつて該雰囲気温度が所定温度
    範囲内にあるインレンジ状態を可視的に表示する
    インレンジ表示手段21と、上記デフロスト開始
    信号によつてその作動を開始し、上記制御部から
    の信号に拘わらず上記インレンジ表示手段にイン
    レンジ状態を表示させるマスキング機能とを設け
    て成る冷凍装置において、上記マスキング機能
    を、上記タイマー手段19からのタイムアツプ信
    号によつて停止させることを特徴とする冷凍装
    置。
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