JPS593473B2 - チカンスルフオンジイミンルイノ セイホウ - Google Patents
チカンスルフオンジイミンルイノ セイホウInfo
- Publication number
- JPS593473B2 JPS593473B2 JP49020904A JP2090474A JPS593473B2 JP S593473 B2 JPS593473 B2 JP S593473B2 JP 49020904 A JP49020904 A JP 49020904A JP 2090474 A JP2090474 A JP 2090474A JP S593473 B2 JPS593473 B2 JP S593473B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- substituted
- seihou
- ruino
- chicansulfondiimine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、界面活性剤や撞々の合成中間体として有用な
、スルホンジイミン類中間体、N−置換30スルホニル
スルフイルイミン類(以下置換スルホンジイミン類と略
す。
、スルホンジイミン類中間体、N−置換30スルホニル
スルフイルイミン類(以下置換スルホンジイミン類と略
す。
)の製造方法に係る。詳記すれば、スルフイルイミン類
を、式R3−S02N/X(式中R3はアルキル、\ 置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキ
ノレ、置換シクロアルキルを、xはハロゲンOAウを、
Aは金属原子又は場合によりアンモニウム基を表わす。
を、式R3−S02N/X(式中R3はアルキル、\ 置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキ
ノレ、置換シクロアルキルを、xはハロゲンOAウを、
Aは金属原子又は場合によりアンモニウム基を表わす。
)なる化合物(以下クロラミン類と略す。)と反応させ
る、置換スルホンジイミン類の製造方法に関する。従来
スルホンジイミン類は、液体アンモニア中でジアルキル
ジアリールスルフイドとターシヤリーブトキシクロラィ
ドとを反応させる方法(ケミッシエベリヒテ Clem
ischeBerichte) 99巻3103頁、1
966年)やジアルキルスルフイドにクロラミンとアン
モニアとを反応させる方法(ジャーナル オブ ザ ア
メリカン ケミカルソサイテイ 89頁 2435−2
443頁)等により製せられていた。
る、置換スルホンジイミン類の製造方法に関する。従来
スルホンジイミン類は、液体アンモニア中でジアルキル
ジアリールスルフイドとターシヤリーブトキシクロラィ
ドとを反応させる方法(ケミッシエベリヒテ Clem
ischeBerichte) 99巻3103頁、1
966年)やジアルキルスルフイドにクロラミンとアン
モニアとを反応させる方法(ジャーナル オブ ザ ア
メリカン ケミカルソサイテイ 89頁 2435−2
443頁)等により製せられていた。
しかしながら前者は、アルキル基やベンゼン核がクロル
化したものが大量に副成し、その為生成物の収率は極端
に悪く、後者は操作上の難点や反応に長時間を要し収率
もI低く、又事実上ジアルキル誘導体のような特定のス
ルホンジイミン類の合成にしか応用出来ない等種々の欠
点があり、いずれも工業的製法としては到低採用し難く
、工業的容易な合成法が待望されて久し’−.−o本発
明者等は、上述した如く従来法はいずれも欠点があるの
に鑑み鋭意検討し、スルフイルイミン類をクロラミン類
と反応させることにより、高収率で工業的容易に置換ス
ルホンジイミン類を得る製法を.見出し、本発明を完成
した。
化したものが大量に副成し、その為生成物の収率は極端
に悪く、後者は操作上の難点や反応に長時間を要し収率
もI低く、又事実上ジアルキル誘導体のような特定のス
ルホンジイミン類の合成にしか応用出来ない等種々の欠
点があり、いずれも工業的製法としては到低採用し難く
、工業的容易な合成法が待望されて久し’−.−o本発
明者等は、上述した如く従来法はいずれも欠点があるの
に鑑み鋭意検討し、スルフイルイミン類をクロラミン類
と反応させることにより、高収率で工業的容易に置換ス
ルホンジイミン類を得る製法を.見出し、本発明を完成
した。
かくして得られた置換スルホンジイミ瀕は、濃硫酸と反
応後アルカリ処理することにより、容易に定量的収率で
、工業的に有用なスルホンジイミン類を与える。本発明
の方法を反応式で示せば次の如くである。
応後アルカリ処理することにより、容易に定量的収率で
、工業的に有用なスルホンジイミン類を与える。本発明
の方法を反応式で示せば次の如くである。
即ち、スルフイルイミン類〔I〕をクロラミン類〔〕と
混合し、例えばメタノール中常温付近で反応させれば、
置換スルホンジイミン類〔〕が得られる。本発明に使用
するスルフイルイミン類とは、式(式中R1、R2はア
ルキル、アリール、置換アルキル、置換アリールを示す
。
混合し、例えばメタノール中常温付近で反応させれば、
置換スルホンジイミン類〔〕が得られる。本発明に使用
するスルフイルイミン類とは、式(式中R1、R2はア
ルキル、アリール、置換アルキル、置換アリールを示す
。
またR1とR2とが環を成していてもよい。)なる化合
物で例えば、ジメチルスルフイルイミン、ジブチルスル
フイルイミン、ビス(パラメトキシフエニル)スルフイ
ルイミン、ジフエニルスルフイルイミン、ペンタメチレ
ンスルフイルイミン、フエニルメチルスルフイルイミン
、フエニルエチルスルフィルィミン、p−トリルフエニ
ルスルフイルイミン、p−クロロフエニルフエニルスル
フイルイミン、p−ニトロフエニルフエニルスルフイル
イミン、フエニルシクロプロピルスルフイルイミン、p
−トリルメチルスルフイルィミン等が挙げられる。本発
明に使用するクロラミン類と&A式 (式中R3はアルキル、置換ア ルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置
換シクロアルキルを、Xはハロゲンを、Aは金属原子又
は場合に゜よりアンモニウム基を表わす。
物で例えば、ジメチルスルフイルイミン、ジブチルスル
フイルイミン、ビス(パラメトキシフエニル)スルフイ
ルイミン、ジフエニルスルフイルイミン、ペンタメチレ
ンスルフイルイミン、フエニルメチルスルフイルイミン
、フエニルエチルスルフィルィミン、p−トリルフエニ
ルスルフイルイミン、p−クロロフエニルフエニルスル
フイルイミン、p−ニトロフエニルフエニルスルフイル
イミン、フエニルシクロプロピルスルフイルイミン、p
−トリルメチルスルフイルィミン等が挙げられる。本発
明に使用するクロラミン類と&A式 (式中R3はアルキル、置換ア ルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置
換シクロアルキルを、Xはハロゲンを、Aは金属原子又
は場合に゜よりアンモニウム基を表わす。
)なる化合物で、例えばN−クロルベンゼンスルホンア
ミ ドナトリウム、トシルクロルアミドナトリウム、N
−ブロムメタンスルホンアミドカリウム等が挙げられる
。反応に使用するクロラミン類は、スルフインジイミン
類に対し当量乃至若干過剰量用いるのが好ましい。
ミ ドナトリウム、トシルクロルアミドナトリウム、N
−ブロムメタンスルホンアミドカリウム等が挙げられる
。反応に使用するクロラミン類は、スルフインジイミン
類に対し当量乃至若干過剰量用いるのが好ましい。
反応温度頃化合物の種類により最適条件が適宜選ばれる
が、通常室温乃至反応溶媒の還流下の温度で行なわれる
。かくして得られた置換スルホンジイミン類を、濃硫酸
と反応後アルカリで中和すれば、殆んど定量的にスルホ
ンジイミン類が得られる。
が、通常室温乃至反応溶媒の還流下の温度で行なわれる
。かくして得られた置換スルホンジイミン類を、濃硫酸
と反応後アルカリで中和すれば、殆んど定量的にスルホ
ンジイミン類が得られる。
使用する硫酸濃度は、85%以上であるのが好ましく、
それ以下の濃度では目的物の収率が非常に低下する。中
和するアルカリとしては、通常の有機、無機の塩基が支
障なく使用される。以上述べた如く、本発明方法を使用
することにより、界面活性剤、種々の合成中間体として
非常に有用なスルホンジイミン類を、容易に且つ高収率
で提供することを可能としたものであり、斯様に貢献す
る処極めて大きい。
それ以下の濃度では目的物の収率が非常に低下する。中
和するアルカリとしては、通常の有機、無機の塩基が支
障なく使用される。以上述べた如く、本発明方法を使用
することにより、界面活性剤、種々の合成中間体として
非常に有用なスルホンジイミン類を、容易に且つ高収率
で提供することを可能としたものであり、斯様に貢献す
る処極めて大きい。
以下に実施例、参考例を述べ、本発明を更に説明する。
実施例、参考例中数量を表わす部は重量部である。実施
例 1 ジフエニルスルフイルイミン(1)(200〜)とクロ
ラミンT(400〜)とをメタノール中室温で反応させ
る。
例 1 ジフエニルスルフイルイミン(1)(200〜)とクロ
ラミンT(400〜)とをメタノール中室温で反応させ
る。
溶媒を留去すると、スルホンジイミン()とスルホキシ
イミン()とがそれぞれ54%、39%の収率で得られ
る。融点151.5〜152℃の化合物()が分離する
、そしてベンゼンから再結晶する。()の構造は、元素
分析、IR.n.m.r分光分析等の手段で決定される
。()のフエニルプロトンのN.m.r化学シフトは、
N−P−トシルスルフィルィミンではなく、N−P−ト
シルスルホキシイミンやスルホンの化学シフトに似てい
る。更に、()は酸にもアルカリにも安定であり、3価
のS構造Ph2S−N−NHT8ではなく、4価のS構
造()をとつていることを立証している。
イミン()とがそれぞれ54%、39%の収率で得られ
る。融点151.5〜152℃の化合物()が分離する
、そしてベンゼンから再結晶する。()の構造は、元素
分析、IR.n.m.r分光分析等の手段で決定される
。()のフエニルプロトンのN.m.r化学シフトは、
N−P−トシルスルフィルィミンではなく、N−P−ト
シルスルホキシイミンやスルホンの化学シフトに似てい
る。更に、()は酸にもアルカリにも安定であり、3価
のS構造Ph2S−N−NHT8ではなく、4価のS構
造()をとつていることを立証している。
()を濃硫酸で処理すると、ジフエニルスルホンジイミ
ン()を定量的に与える。Nl.p.88−89℃、ν
3170(NH)、1130、1095、1065、9
30(SN)、δ(CDCl3)2.2−2.6(2H
,.NH)、7.15−7.50(6H..m.p.−
PhH)、7.80−8.20(4H10−PhH)、
化合物()は同様に33%の収率で得られる。融点14
5.5−146℃であり、元素分析、分光分析等の手段
によつてその構造が決定される。参考例 1 シクロプロピルフエニルスルフイルイミン17部、トシ
ルクロルアミドナトリウム28部、エタノール200部
とを、20−30℃で2時間反応させる。
ン()を定量的に与える。Nl.p.88−89℃、ν
3170(NH)、1130、1095、1065、9
30(SN)、δ(CDCl3)2.2−2.6(2H
,.NH)、7.15−7.50(6H..m.p.−
PhH)、7.80−8.20(4H10−PhH)、
化合物()は同様に33%の収率で得られる。融点14
5.5−146℃であり、元素分析、分光分析等の手段
によつてその構造が決定される。参考例 1 シクロプロピルフエニルスルフイルイミン17部、トシ
ルクロルアミドナトリウム28部、エタノール200部
とを、20−30℃で2時間反応させる。
溶媒留去後、N−トシルシクロプロピルフエニルスルホ
ンジィミン24部を得た。M.p.ll8−119℃、
IRν3280(NH)、ν1090、ν1040、ν
960(N−S−N)、元素分析値は下表の通り。実施
例 2 ペンタメチレンスルフイルイミン40部とトシルクロル
アミドナトリウム40部とメタノール300部とを混合
し、30−40℃で4時間反応させた。
ンジィミン24部を得た。M.p.ll8−119℃、
IRν3280(NH)、ν1090、ν1040、ν
960(N−S−N)、元素分析値は下表の通り。実施
例 2 ペンタメチレンスルフイルイミン40部とトシルクロル
アミドナトリウム40部とメタノール300部とを混合
し、30−40℃で4時間反応させた。
溶媒留去後、N−トシルペンタメチレンスルホンジイミ
ン48部を得た。M.p.l45.5−146℃、IR
ν3170(NH)、ν1090、ν10401ν96
0(N−S−N)、元素分析値は下表Q通り。参考例
2 N−トルエン−p−スルホニルジフエニルスルホンジィ
ミン37部に90%濃硫酸12部を加え、50℃、12
時間加熱した。
ン48部を得た。M.p.l45.5−146℃、IR
ν3170(NH)、ν1090、ν10401ν96
0(N−S−N)、元素分析値は下表Q通り。参考例
2 N−トルエン−p−スルホニルジフエニルスルホンジィ
ミン37部に90%濃硫酸12部を加え、50℃、12
時間加熱した。
次いで、50%カセイソーダ水溶液20部で中和し、ジ
フエニルスルホンジイミン21部を得た。M.,.88
−89℃、元素分析値は下表の通り。
フエニルスルホンジイミン21部を得た。M.,.88
−89℃、元素分析値は下表の通り。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ なる化合物を、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ なる化合物と反応させることを特徴とする、式▲数式、
化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ なる化合物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49020904A JPS593473B2 (ja) | 1974-02-21 | 1974-02-21 | チカンスルフオンジイミンルイノ セイホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49020904A JPS593473B2 (ja) | 1974-02-21 | 1974-02-21 | チカンスルフオンジイミンルイノ セイホウ |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19209081A Division JPS5911583B2 (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 置換スルホンジイミン類の製法 |
JP19209281A Division JPS57145857A (en) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | Preparation of substituted sulfonediimine compound |
JP19209181A Division JPS57145856A (en) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | Preparation of substituted sulfonediimine compound |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50112321A JPS50112321A (ja) | 1975-09-03 |
JPS593473B2 true JPS593473B2 (ja) | 1984-01-24 |
Family
ID=12040206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49020904A Expired JPS593473B2 (ja) | 1974-02-21 | 1974-02-21 | チカンスルフオンジイミンルイノ セイホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593473B2 (ja) |
-
1974
- 1974-02-21 JP JP49020904A patent/JPS593473B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50112321A (ja) | 1975-09-03 |
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