JPS593393A - 原子炉における冷却材の漏洩流量推定方法 - Google Patents

原子炉における冷却材の漏洩流量推定方法

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JPS593393A
JPS593393A JP57112760A JP11276082A JPS593393A JP S593393 A JPS593393 A JP S593393A JP 57112760 A JP57112760 A JP 57112760A JP 11276082 A JP11276082 A JP 11276082A JP S593393 A JPS593393 A JP S593393A
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JP
Japan
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reactor
flow rate
coolant
water
pressure
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Pending
Application number
JP57112760A
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English (en)
Inventor
滝沢 洋二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nippon Genshiryoku Jigyo KK
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Original Assignee
Nippon Genshiryoku Jigyo KK
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Genshiryoku Jigyo KK, Tokyo Shibaura Electric Co Ltd, Nippon Atomic Industry Group Co Ltd filed Critical Nippon Genshiryoku Jigyo KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野1 本発明は原子炉における冷却材の漏洩流量推定方法に関
する。
[発明の技術的背景とその問題点] 一般に原子炉に接続する、例えば再循環ラインのような
大口径配管が瞬時に完全破断したような場合は自動的に
短時間で減圧され、非常用炉心冷却系により冠水される
処置がとられている。
しかし現実には、このような大破断事故の起こる可能性
は非常に低く、むしろ小さな漏洩事故の方が発生する可
能性が高い。小漏洩事故で゛は事故事象の展開が緩慢で
あり、従って運転員の判断に基づく、事故を軽減する操
作が期待される。
事故時の現象は破断口の大ぎさ、すなわち漏洩流量によ
つC変り、もし漏洩流量の推定がつけば今後の事象展開
の予想および事故対策手段(例えば水位維持に必要な注
水量、注水システムの評価等)の確立において有効な情
報となり得る。しかしながら従来原子炉には漏洩する冷
却材の流量を検出する装置は設置されていなかった。
[発明の目的コ 本発明はこのような点に対処してなされたもので・、冷
却材の漏洩流量の推定を行なう方法を提供することを目
的とする。
[発明の概要] すなわち本発明方法は、原子炉に流入りる冷却材の間と
、流出する冷却材の饋および原子炉水位の変化割合とか
ら原子炉に生じた破断口からの冷却材の漏洩流量を推定
することを特徴とするものである。
なお本発明において冷却材とは液相にある冷却材、気相
にある冷却材を総称Jるものである。
[発明の実施例1 以下図面に示す一実施例についC説明する。
第1図は本発明方法を説明するための沸騰水型の原子炉
の概略を示す図である。
本発明においては、まず次のようにして原子炉内に流入
する冷却材量および原子炉から流出する冷却材量および
原子炉水位が測定される。
図においC原子炉1に流入される冷却材は、通常給水系
3と制御棒駆動水圧冷却水系水系4の9つの系から供給
されるものが主体となつCいる。また万−事故等が起こ
り炉水が減少すると原子炉隔離時冷却系10や非常用炉
心冷却系である高圧炉心スプレィ系8、低圧炉心スプレ
ィ系7、低圧炉心注入系6系から注水されて、炉水確保
が行なわれる。これらの系にはいずれも流量計がつい−
Cあり流量を測定することができる。
さらに制御棒による炉出力の低下が行なえない場合には
ホウ酸水注入系5からホウ耐水が注入される。ホウ酸水
注入系5には流ff1W+がついていないので流量はホ
ウ耐水注入系5のタンク水位変化から換綽して求める。
原子炉1より流出される冷FiI材は、通常の状態ぐは
主蒸気管12から蒸気としで流出するものだけであるが
、何らかの異常によつC原子炉1内の圧力が高くなると
逃し安全弁11が開いてここから冷却材が放出されるこ
とがある。この逃し安全弁11からの冷却材の流量は臨
界流となるので炉圧力さえ与えられれば精度よく計算す
ることがCきる。
また、原子炉隔離時に使う原子炉隔離時冷却系のタービ
ン駆動蒸気ライン13および減圧のために蒸気を抽気し
凝縮する蒸気凝縮ライン14からも冷却材は流出する。
これらのラインには従来の原子炉では流量計は取付けら
れていないがlilの設置は可能である。なおブローダ
ウン系を用いた場合には原子炉冷却材浄化系により冷却
材が流出するが、この流量も測定される。
次に以上のようにして測定された原子炉1に流入する冷
却材の合計量と流出する冷却材の合計量とが計算される
冷却材の合計流入量 Wi =W 3−1−W 4−1−W5 +W6 +W
 7 +Ws +WI。
(1cだし上式においr w rは流入量合計、Wlは
給水系の流量、W4は制御棒駆動水圧冷却水系の流量、
W5はホ・り耐水注入系の流量、W6は低圧炉心注入系
の流量、Wlは低圧炉心スプレィ系の流量、W8は高圧
炉心スプレィ系の流量、Wl。
は原子4融1ift時冷却系の流量) 冷却材の合計流出量 Wo =W+ I +W+ 2 +W+ 3 +W+ 
<(ただし上式においでWOは流出量の合計tn1W+
+は逃し安全弁の流量、Wl2は主蒸気管の流量、Wl
3はタービン駆動蒸気ラインの流量、Wl4は蒸気凝縮
ラインの流量) 次に水位計の計測値ぐある差圧の変化率ΔPより炉内の
冷却材変化量Mを計算する。
M−ΔP−A  (L) ここでA :水位しにより求められる原子炉断面積 L :水位 以上のWi 、WO、M  から冷u]材の漏洩流量W
 は以下の式により求められる。
W  =Wi −Wo −M なお、周知のように原子炉が減圧する過程では炉水は減
圧による沸騰を起こし、水位は見かけ上上昇する。しか
しながら本発明の対象とする原子炉の小漏洩事故では以
下述べるように沸騰による水位誤差はほとんど無視でき
る程度のものCあり、適用可能な範囲を予め明確にしで
おけばこれによる問題を生じるようなことはない。
一般的に原子炉に小漏洩があった場合の原子炉圧力の応
答は第2図に示づようにA−Cの3つのタイプに分ける
ことができる。
Aタイプは、炉水位の低下等により原子炉が隔離され、
また冷却水の注入もほと/Vど停止しているため逃し安
全弁によって圧力の上昇が制限されCいるものである。
Bタイプは、原子炉の隔離が行われず圧力制御器により
主蒸気管からの流出蒸気が制御され圧力もほぼ一定にな
っているものである(これが最も普通に考えられるタイ
プである)。Cタイプは、比較的漏洩が大きく冷却水が
多量に注入され圧力が降下していくものである。
このように本発明の対象とする原子炉の小漏洩事故Cは
圧力は比較的一定に落ち着くか、また降下しても減圧は
ゆっくりであり、かつ冷却水の注入により冷却されるの
で減圧沸騰は起こりにくい。
このことから原子炉が減圧するような時に前)ボの漏洩
量の計算を行なうのは以下の状態の時とする。
一定期間の圧力の負の変化率の絶対値〈にこぐCは正の
定数である。
このことにより急激な減圧に伴う誤情報が避りられる。
なお漏洩流は一般に臨界流量となることが知られており
、漏洩流量の推定から破断口の大きさも推定Cきる。
第3図は本発明方法を適用した装置の概略を示づ図であ
る。
図においてセンサ15により流量信号、水位、水位割差
圧、圧力等の入力信号18がマイクロコンピュータ16
に入力され、このマイクロコンピュータで入力信号が処
理されて漏洩流量が出力信号19として表示管17に出
力されるようになつ−Cいる。
[発明の効果] 以」−説明したように本発明り法によれば、原子炉の漏
洩流量が検出C゛ぎ、その情報は運転員に操作上の判断
を行なう上で有効なものとなり、的確な操作、信頼性の
向上に奇ちする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明り法を説明するための沸騰水型原子炉の
概略を示す図であり、第2図は小漏洩時に予想される原
子炉圧力を示すグラフC・あり、第3図は本発明方法を
適用した装置の概略を示す図である。 1・・・・・・・・・・・・原子炉 3・・・・・・・・・・・・給水系 4・・・・・・・・・・・・制御棒駆動水圧冷却水系5
・・・・・・・・・・・・ホウ酸水注入系6・・・・・
・・・・・・・低圧炉心注水系7・・・・・・・・・・
・・低圧炉心スプレィ系8・・・・・・・・・・・・高
圧炉心スプレィ系10・・・・・・・・・・・・原子炉
融離時冷却系11・・・・・・・・・・・・逃し安全弁
12・・・・・・・・・・・・主蒸気管13・・・・・
・・・・・・・タービン駆動蒸気ライン14・・・・・
・・・・・・・蒸気凝縮ライン15・・・・・・・・・
・・・センサ 16・・・・・・・・・・・・マイクロコンピュータ1
7・・・・・・・・・・・・表示管 18・・・・・・・・・・・・入力信号19・・・・・
・・・・・・・出力信号代理人弁理士   須 山 佐
 − 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原子炉に流入する冷却材の量と、流出する冷却材の蟻お
    よび原子炉水位の変化割合とから原子炉に生じた破断口
    からの冷却材の漏洩流量を推定することを特徴とする原
    子炉における冷却材の漏洩流量推定方法。
JP57112760A 1982-06-30 1982-06-30 原子炉における冷却材の漏洩流量推定方法 Pending JPS593393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57112760A JPS593393A (ja) 1982-06-30 1982-06-30 原子炉における冷却材の漏洩流量推定方法

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JP57112760A JPS593393A (ja) 1982-06-30 1982-06-30 原子炉における冷却材の漏洩流量推定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS593393A true JPS593393A (ja) 1984-01-10

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ID=14594843

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JP57112760A Pending JPS593393A (ja) 1982-06-30 1982-06-30 原子炉における冷却材の漏洩流量推定方法

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