JPS5933563B2 - アスピリン/茶共沈物の製造法 - Google Patents

アスピリン/茶共沈物の製造法

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JPS5933563B2
JPS5933563B2 JP48119475A JP11947573A JPS5933563B2 JP S5933563 B2 JPS5933563 B2 JP S5933563B2 JP 48119475 A JP48119475 A JP 48119475A JP 11947573 A JP11947573 A JP 11947573A JP S5933563 B2 JPS5933563 B2 JP S5933563B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は抗炎症組成物に関し、更に詳細には、アスピ
リンの抗炎症作用を保持し、胃への刺激、出血および潰
瘍を防止する茶とアスピリンとの共沈物、この共沈物を
活性成分として含む治療用組成物、および共沈物の製造
方法に関する。
アスピリンを温血動物に経口投与した場合は胃が刺激さ
わ、場合によつては出血および潰瘍を起すことはかなり
前から知られていた。
アスビリン粒子が分散せず胃組織の襞に留まり、あるい
は胃組織の表面に粘着し、あるいはアスピリンを懸濁す
るのに充分な液がない場合がある。これらの条件により
胃が即座に傷害を受け、出血するおそれがある。アスピ
リンは特に、大量投与と長期治療を必要とする患者に害
を与えるおそれがある。胃への刺激を減少させる試みが
、アスピリンをアルミニウムおよびマグネシウム添加物
と組み合わせることにより、あるいは他の緩衝物質を使
用することによりなされてきているが、これら組み合わ
せの効力は充分ではなく、いまだ医学論争の主題である
。胃に対する刺激の減少が、アスピリンーカゼイン酸塩
を使つてFeinblatt、、T、M、とFergu
son、E、A、により゛アスピリン裸剤に胃感受性を
持つ患者に対するアスピリンーカゼイン酸塩の投与(A
spirin−CaseinateinPatient
swithGastricSensitivityto
PlainAspirin)’’(NewYorkSt
ateJournalofMedicine、、Vol
、63(19)、1963年10月1日発行、2805
〜2807頁に報告されている。高度の抗炎症作用を有
することが実証されており、かつ胃に対する刺激を防止
する、リクソスルホン酸塩−と抗炎症化合物の共沈物は
、1972年7月14日アメリカで出願された特許出願
(洗271986)の主題であり、この出願は、今は放
棄されている。
1970年11月16B出願された特許出願(/F68
9999)のCIP出願である。
高度の抗炎症作用を持つことが実証されており、かつ胃
への刺激を防止する、タンニン酸と抗炎症化合物との共
沈物は、1973年3月30提出されたアメリカ特許出
願7f6.345802の主題であり、この出願は、今
は放棄されているアメリカ特許出願./F6.l89O
4Oの継続出願である。
一般に、天然タンニン類は2つのグループ、(a)糖(
通常はグルコース)と1つ以上のトリヒドロキシベンゼ
ンカルボン酸類とのエステルである水解性タンニン;と
(b)フラボノール類の誘導体、すなわち縮合タンニン
;に分類されている(TheMerckIndex、8
版、1012頁、発行社:Merck&CO.、Nc.
、Rallway..N.J.)。
タンニン酸が属するのは最初に述べたグループ(a)で
あり、この発明が関するのは二番目に述べたグルーブ(
b)、すなわち非水解性フラボノールベースタンニン類
および茶タンニン酸化物である。
この発明は、茶浸出液またはインスタント茶溶液とアス
ピリンから簡易に共沈物が製造できること、この共沈物
を温血動物に経口投与する時、そのアスピリン部分の治
療作用が保持されること、および、アスピリン単独の経
口投与に伴なうことが多い胃への刺激、胃粘膜の潰瘍お
よび出血を防止するのにこの共沈物が特に有効であるこ
との発見に基づく。この明細書において、“茶”は茶植
物の水溶性部分(この部分はフラボノールベースタンニ
ン類を含む)、通常茶植物の乾燥により得られる生成物
および溶解抽出物の噴霧乾燥品をさす。
アスピリンと共沈物を形成する縮合タンニン類の供給源
となりえる茶植物にはカメリアシネシス(Cameli
asinesis)種とカメリアアサミカ(Camel
laassamica)種、および、シネシスとアサミ
カの間の種々の中間体の植物がある。
“茶成分゛とはその出所が茶植物の葉、幹および醗酵で
ある、共沈物中の物質の総称である。この茶成分は主と
して茶タンニンからなる。フラボノールベースタンニン
類を含む茶植物の葉と幹から、飲み物を作るのに適する
熱浸出液を製造後冷却すると、沈殿物が通常形成される
この沈殿物は当業界で良く知られており1茶クリーム゛
と呼ばれている。この6茶クリーム”は主として、茶植
物の葉と幹の乾燥中に生ずる酵素的酸化生成物であるテ
アフラピン類(Theaflavins)、テアルビジ
ン類(Thearubigins)等の特定タンニン物
質とカフエインの錯化合物である。テアフラピン類とテ
アルビジン類は、この発明のアスピリンとの共沈物を製
造するのに適したタンニン物質の主要部を形成する。茶
クリーム中のタンニン類は初めの浸出液に残つているタ
ンニン類と共に“茶タンニン″゛と呼ばれる。更に、こ
れらタンニン物質を共沈物中に配合するためにはタンニ
ン物質は当業界で知られている溶解茶クリームなどの可
溶体であることが必要であることが発見された。この溶
解茶クリームは例えばアメリカ特許第3151985号
の方法により、茶クリームを酸素、オゾンまたは過酸化
水素で処理することにより製造できる。上記特許には即
席茶に使用するのに使う茶タンニン類の製法が記述され
ている。様々な即席茶がこの発明の実施に使用できるが
、好ましい即席茶は紅茶葉(カメリアシネシスCame
liasinesis)を熱水で抽出し、冷却して茶ク
リームを沈殿させ、沢取し、含有茶タンニンの酸化によ
り溶解性にし、沢液に加え、▲液を濃縮し、乾燥するこ
とにより製造されるものである。この発明の共沈物の製
造に使用される浸出液と即席茶を得るのに適した紅茶は
天然醗酵法により得られるものか、アメリカ特許第34
84246号に教示されたようにして得ることができる
。この発明の新規共沈物は茶植物から得られる茶タンニ
ンを使い作られる。すなわち、共沈物は(a)アスピリ
ンと即席茶との溶液、(b)アスピリンと溶解茶クリー
ムとの溶液、(c)アスピリンと日常茶(不溶性茶クリ
ームを除いた茶)との溶液、(d)アスピリンと脱カフ
エイン即席茶との溶液、および(e)アスピリンと茶浸
出液との溶液から製造できる。上記共沈物の全てが簡単
に製造でき、この発明の実施に使用できるが、好ましい
共沈物は即席茶と脱カフエイン即席茶から作られるもの
であり、これら即席茶は共に茶タンニンと酸化タンニン
の全てを含む。新規共沈物の茶部分はほとんど独占的に
茶タンニンからなる。共沈物は約10〜16%の茶を含
む。すなわち、この発明の新規共沈物中には、この共沈
物を作るのに使用した茶溶液中に最初に存在した茶タン
ニンの約30〜50%が存在する。カフエインを含む茶
を使う時は共沈物は少量のカフエインを含むが、このカ
フエインは実施例7と9によつて示されるように、アス
ピリンにより起こされる潰瘍と出血を防ぐ、この発明の
共沈物で観察される現象に必要ではない。
実施例7と9′の場合共沈物ぱカフエインを含まない。
この発明Q新規なアスピリン/茶共沈物はその水不溶性
により示されるように、アスピリンと茶の単なる混合物
ではない。
このアスピリン/茶共沈物をくりかえし洗水後乾燥して
も実験誤差内の同一分析値をもつていた。アスピリンと
茶の単なる混合物を洗うと混合物の茶部分が溶け、アス
ピリン部分が固体残渣として残る。分析により残渣がア
スピリンであり、非常に少量のサリチル酸が存在するこ
とが示される。このアスピリン残渣はアスピリン/茶混
合物を製造するのに使つた量と実験誤差内で等しい。以
上の要約は次の様に例示される。サンプル250−01
5と250−021(実施例11と12)をそれぞれ1
0倍容量の水で洗つた。
混合物は5倍重量の水で洗つた。茶部分は実施例11と
12以外の共沈物からアスピリンをクロロホルムで抽出
して除いて分離した。このように単離した茶成分をアス
ピリンと簡単な機械的混合物の形で浸出テストで使用し
た時、この茶成分は水と共にアスピリンから簡易に分離
した。この茶部分はゼラチン溶液と混合した時に不溶性
沈殿物を形成し、その100倍量の1%硝酸第二鉄溶液
で処理した時に緑色を形成した。新規なアスピリン/茶
共沈物は2〜15%の茶成分と85〜98%のアスピリ
ンを含有できる。
好ましい共沈物は4〜10%の茶成分と90〜96%の
アスピリンを含む。%は重量%である。それ故、この発
明の第一の目的はアスピリンととの新規共沈物を供給す
ることである。もう一つの目的は炎症組織により起こさ
れる痛みを軽減するのに有用な、アスピリンと茶との新
規共沈物を供給することである。更にもう一つの目的は
炎症組織により起こされる痛みを軽減させ、かつ副作用
が最小である、アスピリンと茶との新規共沈物を供給す
ることである。別の目的は炎症組織の治療に有用な、ア
スピリンと茶との共沈物が製造できる方法を供給するこ
とである。他の目的は当業者に容易に明白であり、それ
以外の目的は以下に明らかになる。上記目的および他の
目的は、アスピリンと茶との新規共沈物の供給により達
成される。
この共沈物はそれらがアスピリンの価値ある治療作用を
保持し、かつ副作用が最小である点において特に有益で
ある。この発明の新規なアスピリン/茶共沈物は、調節
された条件下でアセチルサリチル酸(アスピリン)の塩
と茶を含む水溶液を酸性にすることにより製造できる。
アスピリン塩(例えばアセチルサリチル酸ナトリウム)
水溶液はアセチルサリチル酸を塩基性溶液と接触させて
溶かすことにより製造される。塩を形成するのに使用で
きる塩基の例はアルカリ金属水酸化物と炭酸塩、カルシ
ウムおよびアンモニウムの水酸化物と炭酸塩、クエン酸
ナトリウムそして酢酸ナトリウムである。炭酸ナトリウ
ムが好ましい。使用できる酸には塩酸、硫酸、リン酸等
の強酸、氷酢酸、酢酸水溶液、クエン酸水溶液、乳酸水
溶液等の弱酸である。氷酢酸が好ましい酸である。方法
は−2℃〜約25℃の温度で実施できるが、好ましい温
度は約0〜10℃である。この発明の新規共沈物の一般
製法は次の通りである。
塩基水溶液はアルカリ金属炭酸塩を水に溶かして作られ
る。
ほぼ理論量のアスビリンを冷(2〜12℃)溶液に加え
、完全に溶けるまで攪拌する。この溶液のPHは7より
小さいが、過剰の塩基を加えるならば塩基側のPHにで
きる。発生する二酸化炭素は溶解中に完全に除かれる。
固形即席茶または茶溶液を加える。消泡剤を加え発泡を
減少できる。1つの適当な消泡剤はタウ・コーニング8
(DOwCOrning8)消泡性FG−10乳剤食品
グレード消泡剤であり、この消泡剤はその活性主成分と
してジメチルポリシロキサンを含む。
冷(2〜12℃)攪拌溶液に酸、好ましくは氷酢酸、の
全量の1部分を加え、更に酸を加える前に攪拌を続けた
。この間の溶液のPHは約3.7〜4,2である。残り
の酸を徐々に加えるが、この添加中の反応混合物のPH
ぱ約3.5〜4.2である。共沈物の巨晶質外観は一般
に球状であり、アスピリンの鋭く角ばつた結晶に比べる
とロゼツト型結晶になる傾向がある。共沈物を形成後放
置して沈殿させ、上澄み液はデカンテーシヨンにより除
き、共沈物を▲取する。この共沈物を洗い反応液を除く
。水、グリシン緩衝溶液(PH2.6)または約3のP
Hを持つ酸洗液を使用して満足な結果を得ることができ
る。残留溶解アスピリンを沈殿させたり生成物を汚すこ
とのない水性洗液ならどれでも使用できる。共沈物を風
乾して一定量にする。好ましい方法において、冷(0〜
10℃)溶液は、炭酸ナトリウムとアスピリンを蒸留水
に加え、全ての固形物が溶けるまで攪拌して製造される
それから即席茶を加え、全ての茶が溶けるまで攪拌する
(溶液A)。溶液Aの1部分を冷(0〜10℃)蒸留水
に加え、ついで氷酢酸全量の1部分を加える。この混合
物を一定時間攪拌後に溶液Aの残りを等量部ずつ加え、
溶液Aの添加後毎に一定量の氷酢酸を加える。これら添
加は一定期間をおいて行なう。最終添加後に共沈物を放
置して沈殿させ、上澄みはデカンテーシヨンにより除き
、共沈物はグリシン緩衝溶液でスラリーとし、それから
沢取した。共沈物を洗うのに使用するグリシン緩衝溶液
(PH2.6)ぱ22.57のグリシンと17.55t
の塩化ナトリウムを2980dの蒸留水に溶かすことに
より製造される。
酸性溶液は、8.2dの濃塩酸を蒸留水に溶かし、この
溶液をメスフラスコ中で1.01に希釈することにより
製造される。グリシン緩衝溶液は70.2aのグリシン
塩類溶液と29.8TI11の上記酸性溶液を混合して
PH2.6のグリシン緩衝溶液100.0aを得ること
により製造される。出血 潰瘍および ただれ 追つて述べる実施例にそつて製造した共沈物を10%崩
壊性コーンスターチと混合し、得た混合物を麻酔にかけ
個々の観察用ガラスケースに入れたキヤツトの胃粘膜の
多く(2〜3)の部位(5cd)に塗付し、塗付部位か
らの分泌液を排除することなく=定時間、通常60分迄
放置した。
アスピリンとスターチを使つた対照を同一キャツトの胃
粘膜の等面積部位に塗付した。塗付部位はアツト・ラン
ダムに選択した。通常30分後と60分後に各キヤツト
の組織の出血、ただれ、および潰瘍を肉眼と顕微顕で調
べた。
出血における薬理学的結果は各実施例の最後にある。結
果の意義をあられす値(確率、“P値”)はコンピユー
タ一・プログラムにより、6標準T−テスト”で決定し
た。
標準誤差(S.E.)に影響する様々な因子、P値決定
を強く左右する重要な変量は次の通りである。1.サン
プル数(薬物部位数)〜使用したキャツトの数で表わす
2.各キヤツトの薬物に対する感受性の違い。
3、胃部位の薬物感受性Q違い。
これらのうちで、少ない数のキヤツトを使用した場合(
実施例5、7、8、9および13030分後)は有意性
(P=〉0.05、すなわち95%より小さい有意性)
の低下に大きく貢献する。
上記各実施例の場合、出血箇所の平均数が大いに減少し
たことは観察された。抗炎症評価 各群10匹のラツトを使う、アスピリン対実施例1のア
スピリン/茶共沈物の抗炎症効果の調節された評価にお
いて、300ワ/Kgのアスピリンを含む経口投与物を
アスピリン/茶共沈物またはアスピリン単独の形で、カ
ラゲニン(1.0%サスペンション0.2m0を右後足
の足裏表面に注入する30分前に胃チユーブにより体重
125〜1507のメスラツトに経口投与した。
等容量の塩類を左足に注入した。
薬物投与3.5時間後にラツトを殺し、後両足を切除し
、量つた。対照動物と処置済動物の足の重さを比較して
浮腫減少を測定した。300〜/K9の経口投与量でア
スピリン/茶共沈物はその抗炎症効果においてアスピリ
ンに匹敵する結果を与えた。
すなわち十匹のラツトにおいて共沈物は44.9%以上
足浮腫を減少させ、アスピリンは平均40.2%足浮腫
を減少させた。血中量研究 この研究に先立ち、体重130〜160yのメスチヤー
ルズ・リパーラツトを48時間絶食させ、300TI1
9/Kgのアスピリン/茶共沈物またはアスピリンを経
口投与し、各群5匹の群に入れた。
投薬後15分、30分、60分、120分、240分に
ラツトをCO2大気中に入れ殺した。心臓穿刺により、
血液サンブルを胸腔の穴より採取した。少量の蓚酸カリ
ウム20窩液を抗凝固剤として使つた。血液サンブル(
3.5〜5.0d)を10分間18000rpmで遠心
分離した。プラズマを取り出し、全サリチル酸塩量分析
のために使用した。分析の結果、両方ヴヒ合物のプラズ
マ中量は常に非常に似ており、投薬後少なくとも240
分まで生残させたラツトの場合、いずれの化合物の場合
も30分後には血液1d当たりのサリチル酸塩量は60
0〜625T1Zgに土昇したことがわかつた。以下の
実施例はこの発明Q新規共沈物を作る方法を例示するも
のである。これら実施例は単なる例示であり、この発明
を限定するものではない。実施例 1アセチルサリチル
酸ナトリウムの冷(10℃)溶液を、257のアスピリ
ン、8.65yの炭酸ナトリウム、250T1Ltの蒸
留水を使い作つた。
完全に溶けるまで攪拌した。茶の冷(5℃)溶液を、6
.257の即席茶を750m1,の蒸留水に溶かして作
つた。2つの冷溶液をあわせ、10℃以下に維持し、1
8.0dの氷酢酸を加えながら攪拌した。
1時間後25m1の氷酢酸を15分毎に5aずつ追加し
た。
最終添加後に20分攪拌し、デカンテーシヨンにより澄
明な上澄み液を除いた後に共沈物を沢取し、200dの
グリシン緩衝液で完全に洗つた。風乾後13yあつた。
分析により共沈物が95.5%のアスピリン、3.67
%の茶成分、0.23%のサリチル酸、0.6%の水を
含むことが示された。実施例 2 71の蒸留水(10℃)に攪拌下363.37の炭酸ナ
トリウム水和物と1050.07のアスピリンを連続し
て加えた。
全ての固形物が溶けた後に262.6yの即席茶を加え
た。8.0′の攪拌蒸留水(10℃)に2.641の上
記アスピリン/茶浴液、ついで200m1の氷酢酸を加
え、1時間攪拌した。
それから各340dずつ(1回は320a14回は30
0d)の上記アスピリン/茶を11回加えた。このアス
ピリン/茶溶液添加後にまず20m1,の、以下10d
ずつ増しながら氷酢酸を加えた。添加は15分毎に行な
つた。最後の15分経過後に共沈物を沈殿させ、デカン
テーシヨンにより上澄み液を除き、共沈物を沢取し、グ
リシン緩衝溶液で洗い、風乾した。815yあつた。
分析により共沈物が95.80%のアスピリン、3.6
6%の茶成分、0.14%のサリチル酸、0.40%の
水を含むことが示された。実施例 3 アセチルサリチル酸ナトリウムの冷溶液(10℃)を、
34.6Vの炭酸ナトリウム水和物と100fのアスピ
リンを600dの蒸留水に加え、固形物が完全に溶ける
まで攪拌し、320m1の蒸留水を追加して容器の壁を
洗い落として作つた。
257の即席茶を加え、溶けるまで攪拌した。
750m1の冷(5℃)蒸留水に250W1tの上記ア
スピリン/茶溶液と20dの氷酢酸を加えた。
1時間後;残つているアスピリン/茶溶液を50dずつ
加え、各添加後にまず4.0aの、ついで1.0aずつ
増加しながら氷酢酸を加えた。
各添加の間に10分間の攪拌時間をおいた。放置して共
沈物を沈殿させ、デカンテーシヨンして上澄み液を除き
、共沈物をグリシン緩衝溶液で洗い、沢取した。風乾後
、生成物は79.2yあつた。分析により、共沈物は9
5.3%のアスピリン、4.17%の茶成分、0.03
%のサリチル酸、0.50%の水を含むことが示された
。実施例 3A 同一量、同一比率の原料を使い実施例3の方法をくりか
えし、ベツクマンゼロマチツク8(BeckmanZe
rOmatic8)553pHメーター#96型を使い
2℃で注意深くPHを測定した。
アセチルサリチル酸ナトリウム/茶溶液のPH一5.7
共沈(氷酢酸添加)中のPH=4.2〜4.39最終P
H=4.19実施例 4 溶液A(アセチルサリチル酸ナトリウム/茶溶液)アセ
チルサリチル酸ナトリウムと茶との冷(10℃)水溶液
(溶液A)を、895dの水を使い、攪拌下34.6f
7の炭酸ナトリウム水和物、1007のアスピリン、4
7.0yの即席茶、100〜のダウコーニング8(4)
0wC0rning[F])消泡FG一10乳剤を連続
的に加えて作つた。
次の成分を加える前に各成分は完全に溶かした。共沈過
程 共沈物の形成を2℃で実施した。
750dの攪拌水に250dの溶液Aと40WL1の氷
酢酸を加え、1.0時間攪拌した。
残りの溶液Aを10分毎に50dずつ加えた。各添加の
間に氷酢酸を加えた。最初は10m1で、以後2.5d
ずつ増し、最終添加量は45dだつた。ついで15分攪
拌した。放置して共沈物を沈殿させ、デカンテーシヨン
して土澄み液を除き、共沈物を水とスラリーにして数回
洗い、デカンテーシヨンにより洗水を除いた。生成物を
フイルタ一上に集めた後グリシン緩衝溶液で2度洗い、
フードで風乾した。生成物は79.17あつた。分析し
たら生成物は89.9%のアスピリン、9.4%の茶成
分、0.2%のサリチル酸および0.5%の水分を含ん
でいた。実施例 5 溶液A(アセチルサリチル酸ナトリウム/茶溶液)1℃
で8f!の蒸留水、3897の炭酸ナトリウム水和物、
1.1257の40メツシユアスピリン4507の即席
茶を使い、実施例4のようにして溶液Aを作つた。
消泡剤は使わなかつた。共沈物の製造 57f!(60クオート)入り上端開口(直径1ダ)ス
トツクポツト中の32.751の蒸留水(1℃)に上記
溶液Aを全て加えた。
ポツトの側面からfの位置に取りつけた直径lの船舶用
プロペラを始動して、45分攪拌した。氷酢酸が泡に取
り込まれ、局所的に過酸性になるのを避けるために泡が
最少の位置で1℃の攪拌混合物の表面に930dの氷酢
酸を加え、15分攪拌を続けた。3.511の氷酢酸を
9部に分け15分おきに追加した。
最初は270m1とし、30m1ずつ増加させた。最終
添加後、15分攪拌を続け、デカンテーシヨンにより母
液をほとんど除いた後に共沈物を101f)PH2.6
を持つ塩酸水溶液で洗つた。共沈物をフイルタ一上に集
め、51の塩酸水溶液(PH2.6)で洗つた。フード
沖で空気を流しながら風乾後、美しい褐色吻質は791
yあつた。分析したら共沈物は91.0%のアスピリン
、7.9%の茶成分、0.1%のサリチル酸および1.
0%の水を含んでいた。ペーパークロマトグラフイ一に
より調べたら茶のフエノール性成分は全て共沈物中に存
在した。テラルビジン割合の同様な上昇は明白だつた。
実施例 6 溶液A(アセチルサリチル酸ナトリウム/茶溶液)69
.27の炭酸ナトリウム水和物を室温で攪拌下3.71
の水に溶かし、その後10℃まで冷却した。
2007のアスピリン(40メツシユ)を攪拌下加え溶
かした。
2℃まで溶かし、64yの即席茶を加え、溶けるまで攪
拌した。
共沈物の製造 上記溶液Aを全て2f.の蒸留水(2℃)に攪拌下加え
、ついで160dの氷酢酸を加え、15分攪拌しれ43
2m1の氷酢酸を8部に分け、最初は40n11、以後
4dずつ増加させながら攪拌下15分毎に追加した。
デカンテーシヨンして母液を除き、共沈物を数回洗つて
微粒子と母液を除いた。共沈物をフイルタ一上に集め、
グリシン緩衝溶液(PH=2.6)で洗い、風乾した。
共沈物は140.4yあつた。共沈物は93.3重量%
のアスピリン、5.6重量%の茶成分、0.5重量%の
サリチル酸および0.6重量%の水を含んでいた。実施
例6で得た共沈物を、次の混合物を7/16″標準凹面
パンチを使い497η/錠で打錠した。錠剤を前述の通
りにテストして次の結果を得た。実施例 7(脱カフエ
イン即席茶の製造) 120yの即席茶を1′のクロロホルムと2時間攪拌し
、フイルタ一土に集め、新鮮なクロロホルムで洗い乾燥
した。
抽出した即席茶粉末を4′の水に溶かし、ナトリウムサ
イクルアンバーライトTM土を通過させて鉄、マンガン
およびカルシウムを除き、それから噴霧乾燥した。この
乾燥即席茶は痕跡量のカフエインを含んでいた。溶液A
(アセチルサリチル酸ナトリウム/茶溶液)34.6y
の炭酸ナトリウム水和物を895m1の水に溶かし、室
温で1007のアスピリン(40メツシユ)を攪拌下溶
かした。
このアスピリン溶液を直ちに2℃の水浴中に入れ、1時
間窒素ガスを通気した。前述の如く製造した脱カフエイ
ン茶をこの溶液に溶かし消泡剤ダウコーニング8(DO
wCOrning9)FG−10消泡剤(25滴)を加
え、この間窒素の通気を続けた。全容量は900m1だ
つた。共沈過程 2℃の水750m1に250m1の冷溶液Aを加えた。
40m1の氷酢酸を加え、この間撹拌下1時間窒素を通
気した。
この間に最初の共沈物が形成した。残りの溶液Aを50
m1ずつ10分毎に加え、各添加5分後に氷酢酸をまず
10d、以後2.5dずつ増加させながら(すなわち2
度目は12.5d13度目は15.0m1)加えた。各
々13回添加した。使用した溶液Aの全容量は900d
であり、使用した氷酢酸の全容量は365dだつた。共
沈物をフィルタ一上に集め、PH2.6のグリシン緩衝
溶液で2度洗つた。共沈物の収量は67.8fIだつた
。分析により共沈物が94.0重量%のアスピリン、5
.1重量%の茶成分、0.2重量%のサリチル酸および
0,7重量%の水を含むことが示された。実施例 8(
アセチルサリチル酸ナトリウム溶液) 50yの40メツシユアスピリン、17.37の炭酸ナ
トリウムおよび440dの水を使つてアセチルサリチル
酸ナトリウムの冷(10℃)溶液を作つた。
完全に溶けるまで攪拌した。茶浸出液 800dの沸騰水に507の茶葉〔ピーコウ(PekO
e)およびオレンジピーコウブレンド〕を加え、15分
浸し、布でこした。
残留葉を約200aの熱蒸留水で洗い、洗液を茶溶液と
あわせた。共沈物の製造 上記浸出液を全て5℃以下に冷却し、攪拌下約5℃に保
ちながら溶液Aの全てを加えた。
この茶とアセチルサリチル酸ナトリウム溶液に25aの
氷酢酸を加えた。1時間攪拌後に6dずつの氷酢酸を1
5分毎に13回加えた。
加えた全氷酢酸量は103dだつた。共沈物を沈殿させ
、デカンテーシヨンし、沢過し、固形物をグリシン緩衝
溶液(PH2.6)で洗八風乾した共沈物生成物は31
yあつた。分析により共沈物は94.6%のアスピリン
、4.9%の茶成分、0.0%のサリチル酸および0.
5%の水を含むことが示された。実施例 9吸着一説着
による茶タンニンの即席茶からの分別300Vの即席茶
を86℃で31の水に溶かした。
120Vのポリクラ一9(POlyclar)AT粉末
〔ポリビニルピロリドンの高分子量交差結合体であり、
アメリカ特許第3117004号により製造され、GA
Gコーポレーシヨン(COrpOratiOn)により
販売されている。
〕を加え、室温に冷却するまで攪拌した。沢過し、固形
物を約700dの50容量%ジメチルホルムアミド(D
MF)/50容量%水溶液にサスペント化た。得た混合
物を沢過し、500d以上の50/50DMF溶液で洗
つた。水とジメチルホルムアミドを回転蒸発器で除き、
その後、残渣を700dの蒸留水に溶かし噴霧乾燥した
。生成物の収量は31.1yだつた。薄層クロマトグラ
フイ一によりカフエインは検出できなかつた。溶液A(
アセチルサリチル酸ナトリウム/茶溶液)712.5m
1の蒸留水を使い、攪拌下6.47yの炭酸ナトリウム
水和物、18.75f7のアスピリン、3.757の上
記製造茶を連続的に加えて水溶液(溶液A)を作つた。
各成分を完全に溶かした後に次の成分を加えた。得た溶
液は2℃まで冷却した。共沈過程(脱カフエイン生成物
)冷(2℃)攪拌溶液Aに15.5dの氷酢酸を加え、
ついで15分毎に、まず4.5aで始め、以後0.5a
ずつ増しながら合計9回氷酢酸を加えた。
加えた全氷酢酸量は74dだつた。デカンテーシヨン後
、共沈物を洗い、乾燥したら11.5yあつた。分析し
たら生成物は93.6%のアスピリン、5.2%の茶成
分、0.3%のサリチル酸および0.9%の水分を含ん
でいた。薄層クロマトグラフイ一によつてはカフエイン
は検出できなかつた。実施例 10溶液1(アセチルサ
リチル酸ナトリウム溶液)11の蒸留水に34.6f7
の炭酸ナトリウム水和物を加え、冷却(2℃)・攪拌下
100yの40メツシユアスピリンを加えた。
溶液2(即席茶溶液) 1.851の蒸留水に44ηの即席茶を加えた。
共沈過程溶液1と2を冷却し(2℃)、混合し(溶液A
)100〜のダウコーニングD消泡FG−10乳剤を含
む10dの水溶液を加えた。
80aの氷酢酸を加え、1時間攪拌後肉眼観察では沈殿
物は明らかでなかつた。
8m1の氷酢酸を加え15分攪拌した。
初めに8dを加え、以後2aずつ増しながら10回以上
氷酢酸を加えた。添加完了後反応混合物のPHは3.7
5だつた。氷酢酸全添加量は278mtだつた。放置し
て共沈物を沈殿させ、デカンテーシヨンし、グリシン緩
衝溶液(PH2.6)で洗い、風乾した。生成物は63
.47あつた。分析したら共沈物は92.9%のアスピ
リン、0.05%のサリチル酸、5.85%の茶成分お
よび1.2%の水を含むことが示された。実施例 11 同一量、同一原料、同一添加順序を使い実施例10の共
沈方法を10回くりかえした。
実施例10のように洗うかわりに共沈物を3度蒸留水で
洗い、ついで2度グリシン緩衝溶液(PH2.6)で洗
つた。乾燥後10バツチからの全収量は6507だつた
。分析により共沈物が92.3%のアスピリン、5.7
%の茶成分、0.3%のサリチル酸および1.7%の水
分を含むことが示された。実施例 12溶液A(アセチ
ルサリチル酸ナトリウム/茶溶液)実施例4の方法によ
り、181の蒸留水、692yの炭酸ナトリウム水和物
、2000yのアスピリンおよび1200tの即席茶を
使い2℃のアセチルサリチル酸ナトリウムと茶の水溶液
(溶液A)を作つた。
消泡剤は使用しなかつた。共沈過程151の冷(2℃)
蒸留水に2℃で51の溶液Aと11の氷酢酸を加えた。
1時間攪拌した。
溶液Aの残りを1f!ずつ10分毎に15回加え、この
間溶液A添加後5分毎に氷酢酸に加えた(最初は200
d1以後40dずつ増していつた。)。氷酢酸全添加量
は8.21?だつた。最終添加後15分攪拌し、混合物
を放置し共沈物を沈殿させ、デカンテーシヨンにより上
澄み液を除き、共沈物を蒸留水で数回洗つて微粒子を除
いた。共沈物をフイルタ一上に集め、グリシン緩衝溶液
(PH2.6)で洗い、フードで風乾した。生成物は1
115yあつた。分析により共沈物が94.9%のアス
ピリン、4.19%の茶成分、0.20%のサリチル酸
および0.71%の水を含むことが示された。実施例
13溶液1(アセチルサリチル酸ナトリウム溶液)8.
65yの炭酸ナトリウム水和物を水に溶かし、10℃ま
で冷却した。
25yの40メツシユサイズのアスピリンを加え、溶け
るまで攪拌した。
溶液2(可溶性茶クリーム溶液)茶葉の熱浸出液を▲過
し冷却してカフエインとテオフラピン類とテアルビジン
類の不溶性錯化合物を得ることにより得た5.5yの茶
クリームをアメリカ特許第3151985号の方法によ
り過酸化水素塩基性溶液で酸化し可溶化し、攪拌下20
0dの水に加えた。
不溶性物質を400rpmで30分遠心分離して除いた
。得た茶クリーム溶液をデカンテーシヨンし、固形物を
捨てた。溶液A(アセチルサリチル酸ナトリウム/茶溶
液)溶液1と2をあわせてアセチルサリチル酸ナトリウ
ム/茶クリーム溶液(溶液A)を形成した。共沈過程溶
液Aに725dの蒸留水を加え、得た溶液を2℃まで冷
却した。
攪拌下80TItの氷酢酸を加え、攪拌を1時間続けた
。15分毎に10回20dの酢酸を追加した。
追加終了後攪拌を15分続けた。混合物を放置し共沈物
を沈殿させ、デカンテーシヨンして上澄み液を除いた。
固形物を蒸留水で洗い、フイルタ一上に集め、グリシン
緩衝溶液で洗つた。フードで風乾後、生成物は12.4
7あつた。分析により共沈物が93.3%のアスピリン
、5.9%の茶成分、0.3%のサリチル酸および0.
5%の水を含むことが示された。処方と投与 この発明の抗炎症新規共沈物は加圧またはコーチング錠
に簡易に処方でき、カプセル充填でき、液体サスペンシ
ョンおよび粉末のような他の薬学的投与形に処方できる
様々な薬学的に許容できる薬学的担体のいずれをも使用
でき、例えば、セルロース、コーンスターチ、乳糖およ
びリン酸二カルシウムなどの充填剤、マィズおよびスタ
ーチのような崩壊剤、およびタルク、ステアリン酸のよ
うな潤滑剤がある。この発明の組成物を処方するのに最
も適した方法と技術は当業者に容易に明らかである。こ
の発明の組成物の典型的投与量はかなり広範囲に変わる
例えば340ワのアスピリン/茶共沈物を含む錠剤の場
合は、大人に対する典型的経口投与量は必要に応じ4時
間毎に2錠までである。約680ηのアスピリン/茶共
沈物を含む錠剤の場合は、大人に対する典型的経口投与
量は必要に応じ4時間毎に1錠までである。6〜12才
の子供の場合、あるいは衰弱した患者の場合4ζ もち
ろん更に少ない投与量が一層適切であろう。
一方、痛みによる激烈な不快感をこうむつている患者の
場合は更に頻発な投与を処方できる。それ故、ここに述
べた典型的投与量は単なる例示であり、この発明の実施
に何ら制限を加えるものでないことは当然十分に理解で
きる。分析方法 アセチルサリチル酸およびサリチル酸のクロマトグラフ
イ一による分析(ピーク高さ比法)装置と技術水素フレ
ーム検出器とカラム(4″×4詣。
100/120メツシユガス―クローム(Gas−Ch
l−0n])Q上に2%0V−1と1%0V−17)を
持つガスクロマトグラフミクロTek−220を使つた
温度:オーブン一140TC(入口225℃;検出器2
25℃)。ガス流速:空気〜1.2efh.、H2〜4
0m1/分、He〜60m1/分。次の保持時間が観察
された。試薬と標準物質 1.内標準溶液 ブチルパラベンが10η/dであるクロロホルム溶液を
調製する。
2.シリル化剤 20dのBSAと10dのTMCSを100dメスフラ
スコにピペツトで量り入れ、クロロホルムで希釈する。
3.試薬プランク 10ゴメスフラスコ中で2ゴの内標準溶液と2ゴのシリ
ル化剤と2ゴのクロロホルムをあわせる。
4.アスピリン標準物質 162ゴのアスピリンを25ゴメスフラスコに量り入れ
、クロロホルムで一定容量に希釈する。
10ゴメスフラスコ中で2ゴのこの溶液と2m1の内部
標準溶液と2ゴのシリル化剤をあわせる。5.サリチル
酸標準物質 0.09〜/ゴのサリチル酸を含むクロロホルム溶液を
調製する。
10ゴのメスフラスコ中で2mjの内標準溶液と2ゴの
シリル化剤をあわせる。方法 試薬ブランク クロマトグラフに適量注入し、クロマトグラムを記録す
る。
サリチル酸存在下で直接溶離するBRAからの未知物質
のピーク高さHを求めサンプル:1627nyのアスピ
リンを含むサンプルを量り25ゴメスフラスコに約15
ゴのクロロホルムと共に移す。30分振とうし、一定容
量に希釈する。2ゴの内標準溶液を含む10ゴメスフラ
スコに2ゴのサンプル溶液をピペツトで量り入れる。2
“のシリル化剤を加え、15分間再びすえす。適量の標
準物質とサンプルをクロマトグラフに入れ、クロマトグ
ラムを記録する。サリチル酸、アスピリンおよびブチル
パラベンに対するピーク高さHを得、それぞれの標準物
質に対するめる。同様にサンプルに対するRu値を求め
る。
アスピリン%は次の様に計算する。(式中Wu−サンプ
ル重量、Ws=標準物質重量)サリチル酸%は次の様に
計算する。
論考 アスピリンは極端に少ない量でサリチル酸定量を妨害す
るのに充分なサリチル酸を含むのでアスピリンとサリチ
ル酸に対しては別々の標準物質を調製しなければならな
い。
述べたサリチル酸標準物質は0.1%サリチル酸を表わ
す。サンプルがこれよりはるかに多いサリチル酸を含む
ならば、望ましい濃度の標準物質を同様な方法で調製で
きる。研究により、様々な濃度のサリチル酸標準物質に
対する較正曲線は一次直線であることがわかつている。
サリチル酸存在下での未知物質のビークは時間の経過と
共に上昇するのでサリチル酸標準物質はサンプルと同日
に調製されなければならない。
分析を通じ同一のシリル化剤を使うことが必須である。
水分析 カール・フイツシヤー法により共沈物中の水分を定量し
た。
茶成分 茶成分は差、すなわち100−%ASA−%SalA−
%H2Oにより定量した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 攪拌下−2℃〜25℃の温度で実施する、アスピリ
    ンと茶成分とからなる共沈物の製造方法において、(1
    )アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、水酸化
    カルシウム、水酸化アンモニウム、炭酸アンモニウム、
    クエン酸ナトリウムまたは酢酸ナトリウムが溶かされて
    いる水溶液にアスピリンを溶かし;(2)固形即席茶ま
    たは即席茶溶液を(1)で製造した溶液に加え;(3)
    上記(2)で得た溶液の1部分を水に加え、ついで使用
    する氷酢酸全量の1部分を加え、得た溶液を一定時間攪
    拌し;(4)上記(2)で得た溶液の残りと、氷酢酸を
    代る代る一定間隔で加え;(5)沈殿した共沈物をグリ
    シン緩衝溶液(pH2.6)または水で洗い;そして(
    6)洗つた共沈物を集めて乾燥する; 工程からなる方法。
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