JPS5933199Y2 - X線管電流自動切替回路 - Google Patents

X線管電流自動切替回路

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JPS5933199Y2
JPS5933199Y2 JP4942578U JP4942578U JPS5933199Y2 JP S5933199 Y2 JPS5933199 Y2 JP S5933199Y2 JP 4942578 U JP4942578 U JP 4942578U JP 4942578 U JP4942578 U JP 4942578U JP S5933199 Y2 JPS5933199 Y2 JP S5933199Y2
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JP
Japan
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ray
ray tube
tube current
relay
taps
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Application number
JP4942578U
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JPS54152666U (ja
Inventor
岑夫 加野
Original Assignee
株式会社日立メデイコ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、X線撮影装置のX線管電流切替回路に係り、
特にX線制御装置のフィラメント加熱回路の電圧を自動
的に切替え、所定の管電流値に設定するためのX線管電
流自動切替回路に関するものである。
一般的なX線装置に釦ける写真撮影は、あるしきい値一
点でのX線量(管電圧、管電流、放射時間を設定)で撮
影しているため、X線管電流はX線管フィラメント用ト
ランスの一次側コイルニ設けた抵抗の値を変えることに
より被写体に応じた適正なX線エネルギーを得ることが
できる。
また、従来はこれを抵抗に設けた複数のタップ切替を押
釦スイッチ形式により行なっており、それでも十分その
機能を果し得た。
これは、X線が発生するX線エネルギー(Key)はX
線管電流を制御することにより変え得、そのX線管電流
はX線管フィラメント電圧を制御することにより変え得
るからである。
ところが、ファンビーム状のX線で被写体を輪切るよう
に走査すると共に、被写体を透過したX線量を複数枚の
検出素子から成る検出器により検出し、そのアナログ信
号をディジタル信号に変換し、コンピュータで演算処理
して断面像を画像として表示するようにした、いわゆる
コンピユータ化X線断層装置に釦いては、そのX線検出
器としてイオンチャンバ方式の検出器が使用されるが、
これは被写体に対する検出器の減弱特性が広範囲に直線
性を有しないため、何点かのX線量に対し補正してやる
必要が生じてくる。
従来は、これを前述の如く一般のX線装置と同様にX線
管フィラメントトランスの一次側フイルに接続した複数
個の抵抗のタップを人為的(押釦方式)に切替えていた
が、これによると操作が複雑で時間がかかり最適値に設
定することは非常に困難で、かつ再現性に乏しいもので
あった。
すなわち、これが検出X線量をコンピュータ処理し、再
生像を得るこの種のX線撮影装置には高速化、高精度化
を達成するに大きなネックとなっていた。
本考案の目的は、前述の従来技術にかける欠点をなくし
、それまで人為的に行なっていたX線管電流値の切替え
を自動化し、ファンビームX線量を検出するX線検出器
の広範囲な直線性の補正をなし得るX線管電流自動切替
回路を提供することにある。
本考案は、X線検出器からの直線性の補正に必要な数点
の管電流値に対する信号を受け、それを駆動パルスとし
て作動する継電器(ステッピングリレー)を設け、その
継電器の接点を、X線管フィラメント加熱回路に設けた
抵抗タップに挿入し、補正命令に応じてその抵抗値を変
えることによって管電流値を適宜に選ぶようにしたもの
である。
以下、その具体的な実施例を示し本考案を詳述する。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図で、図中、1は
高電圧発生回路で、X線管2に高電圧を印加するための
ものである。
3はX線管2のフィラメン)2aに電流供給するための
安定化交流電源(AC200V)で、その出力端子の一
方にはX線管フィラメント加熱用トランスTの一次側コ
イル端子に接続してあシ、他方には抵抗R1,R2R3
,R4が直列接続され、透視撮影開始用の継電器6Dの
常閉接点6Dbを介してフィラメント加熱用トランスT
のもう一方の一次側コイル端子に接続しである。
このフィラメント加熱回路のフィラメント電圧値は、操
作盤4の透視撮影開始スイッチSWIを閉成することに
よって継電器6Dが駆動され、その接点6Da、6Db
により切替えられるものである。
オた、抵抗R2、R3にはそれぞれ2ケ所のタップが取
り出してあり、それには後記説明の継電器ID、2D、
3D、4Dの常用接点IDa。
2Da 、3Da 、4Daが挿入され、その一端は共
通に接続されて継電器6Dの常開接点6Daに接続しで
ある。
5Dは直流電源回路(+12V)に挿入したステッピン
グ継電器で、トランジスタITrのコレクタに直列接続
したカウントコイル7D、トランジスタ2Trのコレク
タに直列接続したリセットコイル8D、並びにカウント
コイル7Dの駆動により作動する接点端子81〜S4を
有するスイッチSW2から成る継電器である。
會た、スイッチSW2の接点端子S1.S2.S3゜S
4各々と、アース間には継電器ID、2D。
3D、4Dが挿入され、前述抵抗R2,R3のタップに
設けた接点IDa〜4Daを切替制御し、適宜の管電圧
値になるよう補正できるように構成しである。
また、5は、コンピユータ化X線断層撮影装置の透過X
線検出部を概略にて示したもので、それぞれ、6はファ
ンビームX線管2のコリメータ、7は被写体、8は複数
枚の検出板から成るイオンチャンバ方式のファンビーム
X線検出器、9は増幅器、10は複数の並列入力信号を
直列的に切替えるための切替スイッチ、11はアナログ
X線量をディジタル化するA/[換器である。
とのA/D変換器11のディジタル変換完了信号はトラ
ンジスタITrのベースに印加される。
すなわち、第1〜第nのディジタル変換完了の信号であ
るEOC(エンド・オブ・コンバージョン)信号がトラ
ンジスタITrのベースi子に印加されることによって
、カウントコイル7Dに電流を供給し、スイッチSW2
の接点S2s 83 、 S4に切替制御し、さた、外
部からのリセット信号によりトランジスタ2Trは動作
し、スイッチSW2の接点を81接点に戻すような機能
を有するものである。
次にこの回路を第2図のタイムチャートと共に説明する
まず、図示していない本装置の電源スィッチを投入した
時点では、加熱回路は透視撮影継電器6Dの不動により
、接点6Db並びに抵抗R1〜R4を介した予備加熱状
態にある。
また、この時、A/D変換器11からのカウント信号は
ないので、管電流切替継電器1D〜4Dの接直は第2図
の如く、1段目の継電器1Dが動作している状態にある
すなわち、フィラメント電圧は最小値にある。ここで、
撮影に切替えるため、スイッチSW1を閉路し、驚電器
6Dを作動させることによってその接点6Daは閉路す
ると共に、継電器1Dの接点I D aを閉路する。
これによりフィラメント電流は抵抗R1,抵抗R2のタ
ップ分を合成上た抵抗弁を介して最大の電流が流れる。
そして、ある一定時間になると、A/D変換器11から
第1のカウント信号t1 (EOC信号)が到来し、ト
ランジスタITrを動作させ、ステッピング継電器5D
内のカウントコイル7Dに電圧Vc cが印加される。
この時、スイッチSW2の接点はS□から82に切替わ
り、管電流切替用の継電器2Dが動作する。
すなわち、その接点2Daの閉路により抵抗弁は増し、
フィラメント電流はその分だけ減少する。
こうしてカウント信号の順次全快によりスイッチSW2
の接点が84 に達し、カウント信号t3を受けたとこ
ろで継電器4Dが動作した状態にある。
すなわち、透視撮影状態にあ・ける管電流は最小にある
前述の如き制御により一連の撮影が終了すると、高電圧
の印加を遮断すると同時に、外部からのリセット信号Q
がリセット駆動用トランジスタ2Trを動作させ、ステ
ッピング継電器5Dのリセットコイル8Dに電圧Vc
cを与える。
それによって、スイッチSW2の接点はS4 から初期
の81に戻される。
このようにして自動的にフィラメント電圧を変え、同時
に管電圧の管電流値に対する補正も行なうものである。
なお、上述実施例では管電流制御抵抗を4段階に切替え
制御する場合について述べたが、ステッピング継電器の
選定によりさらに多段に切替え得るものであり、当然の
ことながら本考案は本実施例に何ら限定されるものでは
なへ 上述の実施例からも明らかなように本考案は、フィラメ
ント加熱回路に複数個のタップを取出した抵抗を挿入す
ると共に、そのタップに、検出器出力信号のA/D変換
を完了したパルス信号により駆動する継電器の接点を挿
入し、X線管フィラメントに供給する電流を自動的に制
御するようにしたものである。
これにより従来、人為的に行なっていたフィラメントの
電流制御が自動的に行ない得、高速処理するコンピユー
タ化X線断層装置には省力化が図れ、再現性もよく最適
のものといえる。
【図面の簡単な説明】
添付図は本考案の一実施例を説明するためのものであっ
て、第1図はX線管フィラメント加熱回路部を具体的に
示した図であり、第2図はそのフィラメント加熱回路に
挿入した抵抗の抵抗値を切替えた場合の動作説明図であ
る。 1・・・・・・高電圧発生回路、2・・・・・・X線管
、2a・・・・・・フィラメント、4・・・・・・操作
盤、6・・・・・・コリメータ、7・・・・・・被写体
、8・・・・・・検出器、11・・・・・・A/D変換
器、R1−R4・・・・・・抵抗、1D〜6D・・・・
・・継電器、1Da〜4Da、6Da、6Db・・・・
・・接点、7D・・・・・・カウントコイル、8D・・
・・・・リセットコイル、SWI 、SW2・・・・
・・スイッチ、ITr。 2Tr・・・・・・トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ファンビーム状のX線で被写体を輪切るように走査する
    と共に、該被体を透過したX線量を複数検出素子から成
    る検出器により検出し、それをディジタル信号に変換し
    た後コンピュータで演算処理し、断面像を画像として表
    示するようにしたコンピユータ化X線断層装置にかいて
    、X線管フィラメント加熱回路に複数個のタップを取出
    した抵抗を直列接続すると共に、該タップ各々k、前記
    検出器出力信号のA/D変換完了のディジタル信号によ
    り作動するステッピング継電器の接点回路に設けた継電
    器の接点を並列接続し、前記フィラメント加熱回路に設
    けた抵抗値を自動的に切替え得るように構成したことを
    特徴とするX線管電流自動切替回路。
JP4942578U 1978-04-17 1978-04-17 X線管電流自動切替回路 Expired JPS5933199Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4942578U JPS5933199Y2 (ja) 1978-04-17 1978-04-17 X線管電流自動切替回路

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JP4942578U JPS5933199Y2 (ja) 1978-04-17 1978-04-17 X線管電流自動切替回路

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Publication Number Publication Date
JPS54152666U JPS54152666U (ja) 1979-10-24
JPS5933199Y2 true JPS5933199Y2 (ja) 1984-09-17

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