JPS6334899A - X線装置の高電圧制御用真空管のフイラメント加熱回路 - Google Patents

X線装置の高電圧制御用真空管のフイラメント加熱回路

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JPS6334899A
JPS6334899A JP17775386A JP17775386A JPS6334899A JP S6334899 A JPS6334899 A JP S6334899A JP 17775386 A JP17775386 A JP 17775386A JP 17775386 A JP17775386 A JP 17775386A JP S6334899 A JPS6334899 A JP S6334899A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、X線装置においてx4@管の管電圧を制御す
る高電圧制御用真空管のフィラメント加熱回路に関する
ものである。
[発明の背景コ 従来のこの種の回路が適用されたX線装置を第3図に示
す。この第3図において、摺動トランス1は高圧トラン
ス2に印加する一次電圧を調整するものであり、この高
圧トランス2の二次側に発生した高電圧を整流器3a+
3bにて整流した後、高圧コンデンサ4a* 4bにて
平滑し、高電圧制御用真空管、ここでは高圧四極真空管
(以下テトロードチューブと称す) 5a+ sbのグ
リッド電圧を可変するバイアス回路6atSbをもって
制御することによりxa管7に任意の電圧を印加する。
X線管電圧制御回路8はX線条件設定器18により設定
され、CPU9から出力された設定X線管電圧データを
ディジタル/アナログ変換器10aによりアナログ量に
変換してなる設定X線管電圧信号と1分圧器11により
取り出された実X線管電圧信号とを比較制御し、X線放
射スイッチ17が閉略されたときをもって起動される限
時回路12により設定された時間中に設定X線管電圧を
X線管7に印加すべくテトロードチューブ5a、5bを
動作せしめるものである。
加熱トランス13aは、X線管7のフィラメントに電圧
を印加するものであり、X線条件設定器18により設定
されたCPU9からの設定X線管電流データをディジタ
ル/アナログ変換器tabによりアナログ量に変換して
なる設定X線管電流信号をもって加熱用回路14により
フィラメント印加電圧を可変する。開閉器15はX線放
射準備スイッチ16が閉路された時をもって図示しない
リレー回路により投入され、摺動トランス1の出力電圧
を高圧トランス2の一次側に印加するものである。
なお、テトロードチューブ5ay sbのフィラメント
加熱回路を構成するフィラメント加熱トランス13b、
 13cは、摺動トランスlの入力側に直結されており
、装置ffi源投入後はテトロードチューブフィラメン
トに常に定格電圧を印加している。
次に上述装置の動作を説明する。装置電源が投入された
だけの状態(定常状態)においては、開閉器15は開放
されており、高圧トランス2には電源は供給されない、
テトロードチューブ5a、5bはグリッドバイアス回路
6ae Sbをもってカットオフ状態にあるが、そのフ
ィラメントには加熱トランス13b* 13cにより定
格電圧が印加されている。一方、X線管7のフィラメン
トには加熱トランス13、によってその定格電圧に比べ
て微小な電圧が印加されている。これは、X線管7のフ
ィラメント温度が規定の管電流を流し得る温度に達する
のに完全に冷却状態にあると時間を要するからである。
xIi!放射準備スイッチ16が閉路された時をもって
開閉器15が投入され、高圧トランス2、整流器3aw
3b、高圧コンデンサ4a* 4bを経てテトロードヂ
ューブFe1t sbに高圧直流が印加される。この時
点でCPU9よりX線条件設定器18にてあらかじめ設
定されたX線管電圧値に応じた信号がD/A変換器10
Bを経てX線管電圧制御回路8に出力されるが、限時回
路12よりX線放射の信号がないのでテトロードチュー
ブ5ay sbはまだカットオフ状態にあり、X線管7
には電圧は印加されない。また、同時にCPU9よりX
線条件設定器18にて設定されたX線管電流値に応じた
信号がD/A変換器10bを経て加熱用回路14に出力
され、加熱トランス13aにより設定X線管電流値に応
じたフィラメント電圧の印加、すなわちxg管7のフィ
ラメント加熱が開始される。
続いてX線放射スイッチ17が閉路された時をもって、
限時回路12よりX線放射信号がX線管電圧制御回路8
に出力され、テトロードチューブ5ay5、は導通状態
となりX線管7に設定電圧が印加され、X線管7のフィ
ラメント加熱と相まって設定管電圧・管電流に従った、
X線を放射する。X線の放射は、X線条件設定器18に
よりあらかじめ設定された時間に応じて限時回路12に
よりテトロードチューブ5a+”&を再びカットオフ状
態とすることで停止する。テトロードチューブ5ap5
bへの電圧の印加は、X線放射準備スイッチ16を開路
することにより開閉器15が開放され、遮断される。同
時にX線管7のフィラメント電圧も微小値に戻る。
上述説明から分かるように、従来の高電圧制御用真空管
のフィラメント加熱回路は、X線装置i!電源投入中、
高電圧制御用真空管(上述回路ではテトロードチューブ
5ae 5b)には常時そのフィラメントの定格電圧を
印加するように構成されていた。
このためフィラメント寿命、ひいては高電圧制御用真空
管自体の寿命を短縮、特にX線装置使用後にその電源を
切り忘れることによっては著しく短縮させるという問題
点があった。
[発明の目的] 本発明は上記のような問題点を解消するためになされた
もので、高電圧制御用真空管を長寿命化することができ
る高電圧制御用真空管のフィラメント加熱回路を提供す
ることを目的とする。
[発明の概要コ 本発明は、X線管に管電圧を実際に印加する時間は従来
回路における高電圧制御用真空管のフィラメント定格電
圧印加時間中のごくわずかな時間だけであることに着目
してなされたもので、前記管電圧を実際に印加する場合
に必要とする最小時間を除いては、前記フィラメントに
は微小電圧を印加し、上述目的を達成するようにしたも
のである。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第1図
は本発明回路が適用されたX線装置の一例を示す回路図
で、図中10.はCPU9からの信号をアナログ信号に
変換するディジタル/アナログ変換器、19はこの変換
W110cからの信号によりテトロードチューブ5a+
5bのフィラメントに電圧を印加し、加熱する加熱用回
路である。この場合、CPU9からディジタルlアナロ
グ変換器10cに送られる信号は、テトロードチューブ
5a+5bのフィラメントに対し、X線装置電源投入時
からは定格電圧に比べて微小電圧を印加させ、少なくと
もX線管7の管電圧を印加する一定時rm(アイドリン
グ時間)前から印加終了時までの時間にはX線条件設定
器18であらかじめ設定されたX線条件に応じた電圧を
印加させることを内容とする信号である。
テトロードチューブ5av sbのフィラメントに必要
な印加電圧は、X線管7のフィラメント印加電圧と同じ
く管電流に依存する。したがって、ここではX線管7の
フィラメント電圧を印加するためのCPU9からの信号
を共通に用いてテトロードチューブ5a+5bのフィラ
メント印加電圧を制御するようにした。これによりテト
ロードチューブ5ae5bのフィラメントには、X線条
件設定器18により設定されたXd管電流が得られるた
めに最適な電圧が印加されることになる。
その他、この第1図において第3図と同一符号は同−又
は相当部分を示す。
第2図は、このようなX線装置の動作を示すタイムチャ
ートで、図中A点においてX線条件設定を変更(管電圧
を高く、管電流を少なく、放射時間を短く)シた場合を
例示している。
次に上述本発明回路の動作について説明する。
まずX線装置電源は投入されているがX線管電圧を印加
させることのない状態(定常状態)においては、X線管
7のフィラメントと同様に、テトロードチューブ5a+
5bのフィラメントにも加熱トランスi3b、 13c
によってその定格電圧に比べて微小な電圧が印加されて
いる。これは、テトロードチューブフィラメントが全く
の冷却状態から、設定されたX線管電流を流し得る温度
まで達するには時間を要するからであるとともに、冷却
状態から急激に電圧を印加した時に生ずる突入電流によ
りテトロードチューブ5at sbの寿命を縮めてしま
うことを防止するためである。
このような状態からX線放射準備スイッチ16が閉路さ
れると、その時をもってX線条件設定器18によりあら
かじめ設定されたX線管電流値に応じた信号(設定X線
管電流データ)がCPU9から°出力される。この信号
は、ディジタル/アナログ変換器10゜を経て加熱用回
路19に与えられ、加熱トランス13bによって設定X
線管電流値に応じたテトロードチューブフィラメント電
圧の印加が開始され、アイドリング状態となる6 X線放射準備スイツチ16は、その後の一定時間のX線
放射スイッチI7の閉路、すなわち管電圧印加(X線放
射)を経て開路するが、その開路時から前記テトロード
チューブ5a+ sbのフィラメント印加電圧は微小電
圧に戻るものである。
[発明の効果] 以上述べたように本発明は、X線装置の定常状態にあっ
ては高電圧制御用真空管のフィラメントへの印加電圧を
微小電圧で一定としたので、その真空管の寿命を大幅に
延ばすことができる。特に、X線装置使用後の電源切り
忘れにより前記真空管の寿命を縮めることは極めて大き
な損失であるが、本発明によればこのような場合でもそ
の損失を最小限に抑えることができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明回路が適用されたX線装置の一例を示す
回路図、第2図は同装置の動作を示すタイムチャート、
第3図は従来回路を備えたX線装置の回路図である。 2・・・高圧トランス−5ap sb・・・テトロード
チューブ、7−X線管、 9 ・= CP U 、 1
0b −10c ”・ディジタル/アナログ変換器、1
3a”13c・・・加熱トランス、14、19・・・加
熱用回路、15・・・開閉器、1G・・・X線放射準備
スイッチ、17・・・X線放射スイッチ、■8・・・X
線条件設定器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高圧トランスとX線管の間に設けられた高電圧制御用真
    空管で前記X線管の管電圧を制御するX線装置において
    、前記高電圧制御用真空管のフィラメントに対し、X線
    装置電源投入時からは定格電圧に比べて微小電圧を印加
    させ、少なくとも前記X線管に管電圧を印加する一定時
    間前から印加終了時までの時間にはあらかじめ設定され
    たX線条件に応じた電圧を印加させる印加電圧制御手段
    を具備することを特徴とするX線装置の高電圧制御用真
    空管のフィラメント加熱回路。
JP17775386A 1986-07-30 1986-07-30 X線装置の高電圧制御用真空管のフイラメント加熱回路 Expired - Lifetime JPH0665188B2 (ja)

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