JPS5932807Y2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPS5932807Y2
JPS5932807Y2 JP17257979U JP17257979U JPS5932807Y2 JP S5932807 Y2 JPS5932807 Y2 JP S5932807Y2 JP 17257979 U JP17257979 U JP 17257979U JP 17257979 U JP17257979 U JP 17257979U JP S5932807 Y2 JPS5932807 Y2 JP S5932807Y2
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JP
Japan
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combustion
secondary air
supply hole
air
wing body
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Expired
Application number
JP17257979U
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English (en)
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JPS5689523U (ja
Inventor
澄夫 小沢
久好 水野
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、石油等をガス化し、空気と混合して燃焼さ
せる燃焼装置に関するものである。
上記この種の従来の燃焼装置としては、第1図に示すよ
うに燃焼用フレーム101の中央に形成された二次空気
供給孔102の燃焼部103に臨むその空気出口に陣笠
と称されている円錐プロフィルの空気案内部材104が
取付けられているものがある。
空気案内部材104は、その頂端部を空気出口の中心に
整合させ倒立状態に固定されており、二次空気供給孔1
02から送られてくる燃焼用空気を、その外表面に母線
に対し若干の角度をもって取付けられた複数の補助板1
05に沿って周方向へ拡開させ、燃焼部へ噴出するので
ある。
しかし、このような構成の空気案内部材104による供
給空気は、空気案内部材104での空気流路が長いので
擾乱が少なく層流状態に近いものである。
従って、二次空気供給孔102から送られる空気の燃焼
用空気としての寄与率が低くなり勝ちであり、安定燃焼
範囲の下限が悪くなり、燃焼部103における火炎も長
いものとなる。
このように火炎が長いと、燃焼用空間が大きくなり、C
O下限界も悪くなるものである。
さらに従来の空気案内部材104ではその内側の空間S
Oが著しく深いため、当該空間SOの空気圧が燃焼空間
のそれに対し負圧になり勝ちで、高温の燃焼ガスの空間
SOへのまわり込みが生じ、空気案内部材104の赤熱
化を促すうえ、燃焼停止とともに空間SOにまわり込ん
でいた燃焼ガスが滞溜し、その臭気が問題となるもので
ある。
本考案は、上記した従来の問題点を解消することを目的
とした、二次空気供給孔から送られる空気の燃焼空気と
しての寄与率が高く、燃焼状態の安定した燃焼装置を提
供するものである。
次に本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて具体的
に説明する。
第2図に示す本考案の適用例としての石油ガス化燃焼装
置の本体1は、中心に中心線に沿って貫通した二次空気
供給孔2をもつ、円筒容器構造の燃焼用フレーム3を主
体に構成されている。
燃焼用フレーム3にはリング形の空間部が形成され、そ
の上部には上下二重のバーナプレート4,5がほぼ水平
に装着されている。
上部のバーナプレト4は、二次空気供給孔2の外壁構造
2Aにボス部においてねし装着され、放射状に形式され
た多数のスリット6を表面に備えている。
下部のバーナプレート5は、上部のバーナプレート4の
下方に燃焼用フレーム3の内周壁から内方へ突出し、上
部のバーナプレート4と上下千鳥に組合わさって、燃焼
用フレーム3の上部にリング形の燃焼部7を形式してい
る。
バーナプレート4,5で仕切られた燃焼用フレーム3の
空間部は、混合室Sであり、燃焼用フレーム3の外周壁
に形式された空気取込口8と通じ、空気取込口8からひ
き込まれた燃料ノズル9から噴射され、ガス化した燃料
と、空気取込口8からとり込まれた空気との混合気が形
式される空間である。
混合室S側に面した上部のバーナプレート4の各スリッ
ト6には、逆火を防ぐための金網10が付設されている
混合室Sの混合気は燃焼部7においてヒータ11などで
着火されて燃焼する。
燃焼部7への二次空気の供給は、燃焼部7の外周と、前
記二次空気供給孔2とから行なわれる。
二次空気供給孔2は、燃焼部7の中央にその空気出口2
Bが開口している。
そして、その空気出口2Bの直上には、空気出口2Bの
口径より大径の固定翼体12が中心を二次空気供給孔2
の中心線に合わせて、二次空気供給孔2に通された固定
の支持棒13の先端に固定されている。
固定翼体12は、第3図に示すように複数のねじれ羽根
14をもつプロペラ羽根状で、金属板からなる一体成形
品である。
上述の構成の石油ガス化燃焼装置は、二次空気供給孔2
から送り込まれる空気が空気出口2B近傍で固定翼体1
2に当たり、固定翼体12の複数のねじれ羽根14の作
用で旋回流となって燃焼部7へ供給されるのである。
つまり、二次空気供給孔2からの空気は攪乱状態で燃焼
部7へ供給されるのである。
従って、二次空気供給孔2から送られる空気の燃焼用空
気としての寄与率は高く、空気の流路が短く乱流化する
ため、安定燃焼範囲の下限が向上し、かつ火炎の長さも
短くなり、CO下限界も向上するものである。
また、固定翼体12の背後に深い空間がないばかりでな
く当該部に旋回流が形成されるから、固定翼体12背後
への燃焼ガスのまわり込みがほとんどなく、固定翼体1
2の赤熱化および燃焼停止時における燃焼ガスの滞溜の
いずれも防ぐことができるのである。
なお、固定翼体12ば、金属板の切り起こしによる一体
成形品の方が強度面、コスト面で有利であるが、ボス部
にねじれ羽根14を固着したものであってもよい。
また、固定翼体12の固定形式としては前述のように支
持棒13による態様の他に、固定翼体12に数体の取付
脚(図示しない)を設け、この取付脚の二次空気供給孔
2部への取付けによる固定形式とすることも可能である
以上、実施例による説明からも明らかなように本考案の
燃焼装置は、燃焼部の中央に開口した二次空気供給孔の
空気出口に臨んで羽根車状の固定翼体を設けたものであ
る。
従って、二次空気を固定翼体によって旋回させ攪乱状態
にして燃焼部へ供給することができる。
すなわち、二次空気の燃焼用ガスとしての寄与率を高く
でき、火炎との混合拡散が良好に行なわれうるので、安
定燃焼範囲の下限が向上し、また火炎の長さも短く安定
したものとなしうる。
そして、これに伴い燃焼用空間が小さくなり、CO下限
界も良好となしうるのである。
さらに固定翼体の背後に負圧空間が形式されず、当該部
には旋回空気流が形式されるため、高温の燃焼ガスの固
定翼体背後へのまわり込みによる固定翼体の赤熱化と、
燃焼停止時における燃焼ガスの当該部での滞溜による臭
気問題をいずれも解消することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例としての燃焼装置の要部を示す縦断面図
、第2図は本考案の適用例としての燃焼装置の要部を示
す縦断面図、第3図は、第2図における固定翼体のみを
示す平面図である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 1・・・・・・本体、2・・・・・・二次空気供給孔、
2B・・・・・・空気出口、3・・・・・・燃焼用フレ
ーム、4,5・・・・・・バーナプレート、6・・・・
・・スリット、7・・・・・・燃焼部、9・・・・・・
燃料ノズル、12・・・・・・固定翼体、13・・・・
・・支持棒、14・・・・・・ねじれ羽根、S・・・・
・・混合室。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)燃料と空気の混合気を形成する混合室を持つ筒形
    の燃焼用フレームの燃焼部の中央に、中心線に沿って形
    成された二次空気供給孔の空気出口に臨んで、二次空気
    を燃焼部に旋回させて供給する羽根車状の固定翼体を設
    けたことを特徴とする燃焼装置。
  2. (2)固定翼体が、二次空気供給孔に通された固定の支
    持棒によって支持固定されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の燃焼−装置。
  3. (3)固定具体がプロペラ羽根状に、金属板で一体成形
    されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項又は第2項記載の燃焼装置。
JP17257979U 1979-12-13 1979-12-13 燃焼装置 Expired JPS5932807Y2 (ja)

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JP17257979U JPS5932807Y2 (ja) 1979-12-13 1979-12-13 燃焼装置

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JPS5689523U JPS5689523U (ja) 1981-07-17
JPS5932807Y2 true JPS5932807Y2 (ja) 1984-09-13

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ID=29717299

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JPS5689523U (ja) 1981-07-17

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