JPS5932274Y2 - 振出し釣竿 - Google Patents

振出し釣竿

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JPS5932274Y2
JPS5932274Y2 JP11834081U JP11834081U JPS5932274Y2 JP S5932274 Y2 JPS5932274 Y2 JP S5932274Y2 JP 11834081 U JP11834081 U JP 11834081U JP 11834081 U JP11834081 U JP 11834081U JP S5932274 Y2 JPS5932274 Y2 JP S5932274Y2
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JP
Japan
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rod
tip
base
tapered
diameter
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Expired
Application number
JP11834081U
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English (en)
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JPS5826861U (ja
Inventor
恒夫 赤塚
Original Assignee
ソマ−ル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、振出し釣竿に関する。
振出し釣竿は、釣竿の全長をほぼ数個に分割し、元竿に
第2番目の中間竿を、第2番目の中間竿に第3番目の中
間竿を嵌入せしめる(以下オン状態と称する)と言った
具合にして最終番目の中間竿に釣糸が固着されるべき先
竿が嵌入するので、竿の長さを数分の1に短縮すること
ができ、これを釣場まで運搬することが容易であり、釣
場において、夫々を引出しく以下オフ状態と称する)こ
れを一本の長い竿となすことができるので、釣場のポイ
ントが遠くにあっても、その位置に釣糸を垂れることが
できる便利なものである。
しかしながら、従来の振出し釣竿は、順次小径に形成さ
れたテーパー状の中空竿を数本順次嵌装したものであっ
て、この方式の釣竿では振出した場合(オフにした場合
)釣竿の全長は常に一定となり、釣場所の広狭、釣条件
によって釣竿の長さを適宜に調整できない欠陥かあった
本考案は、上記欠陥を除去するため、振出し釣竿の中間
竿をオン・オフ自在となし、適宜釣竿の長さを選択し得
る振出し釣竿を提供することを目的としたものである。
図面について、本考案に係る6段式振出し釣竿の実施例
について説明する。
第1図はそのオン状態を示すもので、元竿10は、その
基部11より先端部12より約2crfL乃至3Crr
L位基部11側に形成される折曲部13に至る間は、そ
の外径14および内径がそれぞれ同径であり、従って、
その肉厚が等しい管状をなしており、上記折曲部13よ
り先端部12の間はテーパー状に絞り込まれ、絞り部1
6を形成している。
そして絞り部16の最も先端部12に近い部分は、僅か
の長さ、先端側同径部20を構成している。
上記元竿10に嵌入する最外側の中間竿20aは、その
基部21aより上記元竿10の折曲部13に対応する折
曲部23aに至る間の内径25aは同径であって、折曲
部23aより先端部22aに至る間の内径は絞られて絞
り部26aを形成している。
そして上記中間竿20aの先端部22a側の上記絞り部
26a外に先端側テーパー状隆起部27aが形成され、
更に元部21a側には、元部側テーパー状隆起部28a
が元部21aより約1crrL乃至4cIrLの変径部
29aより元部21aにかけて形成され、上記先端側テ
ーパー状隆起部27aの先端部22a側近傍には先端側
同径部30aが形成され、また上記元部側テーパー状隆
起部側同径部31aが形成され、先端側同径部30aの
外径は、元竿10の絞り部16の先端側同径部20の内
径と一致し、また元部側同径部31aの外径は、上記同
径部20より大きく、元竿10の内径15と一致してい
る。
上記最外側の中間竿20aに嵌入する2番目の中間竿2
0bは、上記最外側の中間竿20aと同様に、上記した
折曲部23a1絞り部26a1先端部側テーパー状隆起
部27a1元部側テーパー状隆起部28a、先端部側同
径部30a、元部側口径部31aに対応する屈曲部23
b1絞り部26bと、先端部側テーパー状隆起部27a
、元部側テーパー状隆起部28a、先端部側同径部30
aおよび元部側同径部31aに夫々対応する、屈曲部2
3b、絞り部26b、先端部側隆起部27b1元部側テ
ーパー状隆起部28b1先端部側同径部30aおよび元
部側同径部31bが形成されている。
以下同様の構成にて、3番目の内竿20cも形成された
いるのであるが、最も内側の中間竿40a1並びにこれ
に嵌入する先竿60の構成は、それぞれそれらの外側の
中間竿(図示20cおよび40a)に対して緩く嵌入す
るよう構成されている。
即ち、中間竿40aについては、折曲部43aを有する
こと、およびこれより先端部側42に向って絞り部46
aが形成されている点は、他の中間竿20a乃至20c
と同じであるが、先端側テーパー状隆起部は形成されて
おらず、元部側テーパー状隆起部48aは形成されてい
ても、これは中間竿20cの内径25cに比較して径が
細く、その絞り部27cの先端22cの内径よりやや大
きく形成され、従って元部側同径部も、先端部側同径部
も形成されていない。
また先竿60は、折曲部も絞り部も形成されておらず、
元部側テーパー状隆起部68のみが形成されるが、その
最大外径は、最内側の中間竿40aの内径45cに比し
て小さく、上記中間竿40aの絞り部43cの最小内径
より大きく構成されている。
そして元部側同径部も先端側同径部も形成されていない
元竿10の元部側上にはエンドキャップ7aが形成され
、これにエンドキャップ底板7bが螺合しており、エン
ドキャップ底板7bと各元竿、中間竿、先竿の元部側の
端面との間に平担なゴム板8が挿入されている。
以上の如く構成されていて、第1図に示すオン状態にお
いては、各竿の元部側端はゴム板8上に乗り、先竿60
と最も内側の内竿40aを除く、各竿の元部側テーパー
状隆起部の元部側同径部は夫々その外側の竿の内径にし
っかりと嵌入し、両者は面接触しているので、がたつく
ことなく、外側の竿内に支持される。
ただ上記した先竿と最も内側の内竿とは、その外側の竿
に緩く嵌合しているので若干はがたつくが、これは後述
する如く各竿を振出してオフ状態にするとき、その引出
しを容易とするものである。
万一、先竿を含めて倒れかの竿が破損したときは、エン
ドキャップ底板をねじにより外し、ゴム板8を取除いて
各竿を元部側に引出し、破損した竿のみ交換すればよい
次に、これを第2図に示す如くオフ状態に引き出すには
、先端部12を下方へと傾けると、中間竿20a、20
b、20cは、夫々の先端部側同径部と元部側同径部と
は、その外側の竿と前記した如く緊く接しているので抜
は出さないが、最も内側の中間竿40aと先竿60とは
、先端部側テーパー状隆起部を具備していないし、元部
側テーパー状隆起部は、その外側の竿に緩く嵌合してい
るので、重力によってオフ状態に抜は出し、先竿の先端
部を引き出すと、夫々の元部側テーパー状隆起部はその
外側の竿の絞り部にしっかりと摺接しオフ状態となるが
、これらが完全に抜は出してしまうのは阻止される。
これと共に最も内側の中間竿40aを更に引出すと、各
中間竿の先端側テーパー状隆起部はその外側の竿から滑
って抜は出し、また元部側テーパー状隆起部の同径部は
、外側の竿の内面をその摩擦に抗して滑って、滑って先
端側へと移動し、外側の竿の絞り部の先端同径部に上記
元部側テーパー状隆起部の同径部が接して面接触をし、
これらが完全に抜は出るのは防止されてオフ状態となる
オフ状態となった釣竿の全長を所望の長さに近い長さに
調節せんとするときは、任意の内字をオン状態にしてや
れば、その長さを所望の長さに選択することができる。
ここで重要なことは、最も内側の中間竿及び先竿に先端
側テーパー状隆起部を設けないことである。
これは、オフ状態となったとき、これ等に節を形成せず
釣糸を介して先竿に伝達される当りがよく元側まで伝達
され、且つこれを視覚することができ、釣竿全体に屈折
部を形成しないためである。
第3図に示す実施例は、オン状態において、元竿および
中間竿の長さを僅かずつ内側の竿の先端部が、その外側
の竿より突出する如く、長さを長くした実施例で竿の全
長を調節するとき、どの中間竿をオフ状態にするかを選
択し得るようなし、併せてその引出しを容易となした実
施例である。
以上の実施例は、6段式振出し釣竿について述べたが、
その段数は6段に限るものではなく、これを所望の段数
になすことができ、且つ6段式のものにおいて先竿と最
も内側の1段の中間竿の先端側テーパー状隆起部を除去
しているが、段数の多い際には、内側から2番目の内字
の先端側テーパー状隆起部を除去し、且つその元部側テ
ーパー状隆起部をその外側の竿の内径に対して小さく構
成し、緩く嵌入するようになしてもよい。
本考案は、上記した如く、各外側に位する中間竿のオン
、オフを適宜選択することによって、振出し釣竿の全長
を随意に調節することができ、しかもその構成は簡単で
量産に適する等種々の実用上の効果を奏するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のオン状態における縦断側面
図、第2図は同上実施例をオフ状態になした際の縦断側
面図、第3図は同上他の実施例のオン状態における先端
部の縦断側面図である。 7a・・・・・・エンドキャップ、7b・・・・・・エ
ンドキャップ底板、8・・・・・・ゴム板、10・・・
・・・元竿、11・・・・・・元部側、12,22a、
22b−・・−・42,62・・・・・・先端部側、1
3,23a、23b、23c。 43 a=折曲部、16 p 26 a z 26 b
。 26 c 、 46 a・・・・・・絞り部、27a、
27b。 27c・・・・・・先端部側テーパー状隆起部、28a
。 28b、28c、48a、6El”元部側テーパー状隆
起部、30 a s 30 b 、30 c・・・・・
・先端側同径部、31a、31b、31c・・・・・・
元部側同径部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.複数段よりなる振出し釣竿において、元部側にエン
    ドキャップを有する元竿10の先端部側に折曲部13を
    形成し、該元竿10の上記折曲部13迄の元竿内径を均
    一になすと共に、該元竿の上記折曲部13より先端部側
    に絞り部を形成してその内径を順次小さくし、且つ該元
    竿10に順次嵌合する比較的外側の中間竿20a。 20b・・・には、上記折曲部と絞り部とを対応して形
    成すると共に、先端部側テーパ状隆起部27a、27b
    ・・・と、元部側テーパ状隆起部28a 、28b・・
    ・を形成し、上記両テーパー状隆起部の両端に、夫々先
    端部側同径部30a。 30b・・・と、元部側同径部31 a s 3 l
    b・・・を形成し、元部側同径部31a、31b・・・
    の外径をその外側の竿の内径と一致せしめると共に、先
    竿および/または内側の中間竿の先端部側テーパー状隆
    起部を除去し、且つ元部側テーパー状隆起部の最大外径
    を、これが嵌合する外側の中間竿の内径より小となし、
    且つ上記最大外径を、その外側の中間竿の絞り部の最小
    内径より犬となしたことを特徴とする振出し釣竿。 2、上記先端部側隆起部を具備しない中間竿および/ま
    たは先竿を除く元竿および中間竿の長さを内側に向うに
    従って順次少しずつ長くなした実用新案登録請求の範囲
    1記載の振出し釣竿。
JP11834081U 1981-08-11 1981-08-11 振出し釣竿 Expired JPS5932274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11834081U JPS5932274Y2 (ja) 1981-08-11 1981-08-11 振出し釣竿

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JP11834081U JPS5932274Y2 (ja) 1981-08-11 1981-08-11 振出し釣竿

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Publication Number Publication Date
JPS5826861U JPS5826861U (ja) 1983-02-21
JPS5932274Y2 true JPS5932274Y2 (ja) 1984-09-10

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ID=29912485

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JP11834081U Expired JPS5932274Y2 (ja) 1981-08-11 1981-08-11 振出し釣竿

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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2508301Y2 (ja) * 1988-06-07 1996-08-21 株式会社シマノ 釣 竿
JP2506474Y2 (ja) * 1988-02-12 1996-08-07 株式会社シマノ 振出竿
JP2526939Y2 (ja) * 1989-07-10 1997-02-26 ダイワ精工株式会社 振出し釣竿
JP2526009Y2 (ja) * 1990-04-11 1997-02-12 株式会社シマノ 伸縮式元竿構造
JP2501102Y2 (ja) * 1992-06-04 1996-06-12 株式会社シマノ 釣 竿
JP2501103Y2 (ja) * 1992-06-04 1996-06-12 株式会社シマノ 釣 竿

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JPS5826861U (ja) 1983-02-21

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