JP3026378U - 竿類の接続構造 - Google Patents

竿類の接続構造

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JP3026378U
JP3026378U JP1995014543U JP1454395U JP3026378U JP 3026378 U JP3026378 U JP 3026378U JP 1995014543 U JP1995014543 U JP 1995014543U JP 1454395 U JP1454395 U JP 1454395U JP 3026378 U JP3026378 U JP 3026378U
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JP1995014543U
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Inventor
充 富田
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富田工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の金属管の端部を加工したねじ部により
管同士を接続するねじ結合をより確実化する。 【構成】 おねじ部20のねじ山21の螺合方向前後に
位置し、そのねじ山21と前後から係合可能な一対の突
起31、31を管接続部11に内向きに突出させて設
け、これをめねじ部30とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、単一の金属管からなる本体の開口した一端部を管の接続のための管 接続部とし、管接続部に挿入可能なように本体外径よりも管外径を絞った絞り管 部を本体の他端部に形成し、その絞り管部に形成したおねじ部に螺合可能なめね じ部を前記管接続部に設けた竿類の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば継ぎ竿式の物干し竿には、おねじとめねじに相当する構造を各竿の端に 設けたものがある。実公平7−5833号の考案もその一つであり、全体を単一 の金属管のみで構成し、他の部品を一切使用しないことによって製造を容易化す るとともに、金属管の強度を高く維持することを可能にしている。
【0003】 上記考案を実施した物干し竿はねじ構造が外部にあらわれず、扱い易いため好 評である。しかし、そのねじ構造は時に外れる場合があるため改良の余地があっ た。その理由として、上記考案はめねじを1個の内向きの突起で構成しているた め、摩耗や曲げの影響を無視できず、その突起がねじ山から離脱し易いためと考 えられた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は単一の金属管からな る竿類の接続構造において、金属管に加工されたねじによる結合をより確実にす ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、おねじ部20の少なくとも1筋のねじ山2 1の螺合方向の前後に位置して、そのねじ山21と前後から係合可能な一対の突 起31、31を本体10の管接続部11に内向きに突出形成し、めねじ部30と したものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案に係る竿類の接続構造は、単一の金属管からなる本体10を複数個接続 して1本の竿類を構成するためのものである。一方の本体10の開口した端部を 管の接続のための管接続部11とし、そこに挿入可能なように管外径を絞った絞 り管部12は他方の本体10の端部に形成され、絞り管部12にはおねじ部20 を設ける。
【0007】 本体10は一様な外径を有する管であり、例えばステンレススチールを用いて 形成することができる。絞り管部12の開始部分には管外径の差による段状の部 分13が形成され、該段状部分13には管接続部11の先端14が当接可能であ る。故におねじ部20とめねじ部30の螺合は段状部分13と先端14との当接 で停止する。
【0008】 おねじ部20は絞り管部12の外方端部にさらに絞り加工を施すことにより形 成することができる。このおねじ部20は絞り管部12の長さよりも相当短くて 良く、例えばその長さの2分の1乃至3分の1以下で良い。故におねじ部20の ねじ山21の数は数個で足りる。なお、絞り管部12と管接続部11との重なり 合う寸法が長いほど直線状を維持し易く、かつ強度も高まる。
【0009】 本体10の一端の管接続部11に設けるめねじ部30は以下のように形成され る。まず接続端部11は先端14まで一様な外径のままであり、管状部材本来の 強度が保存された状態にあり、その適当な位置に突起31を内向きに突出させて 設ける。この突起31はおねじ部20のねじ山21の、螺合方向前後に係合する ように少なくとも2個一対として一対以上配置する。適当な位置、とはしたがっ ておねじ部20のいずれかのねじ山21と係合可能な位置である。また突起31 の突出量は、おねじ部20のねじ山21の間に入り込み得る寸法である。
【0010】 また2個の突起31、31は余り接近して配置するよりも適当に離した方が良 い。実施例では2筋のねじ山21、21を螺合方向前後から挾む位置に設ける。
【0011】 なお、図2、3に示すように、実施例では2個1対の突起31、31を180 度離れた位置に計2対設けている。しかし、この数に限定されるものではなく、 1対又は3対以上でも良い。
【0012】 このような突起31、31はプレス加工により容易に形成することができ、例 えば円錐形や半円形の断面形状を持たせる。本案構造を3本以上の継ぎ竿に適用 する場合、中間となる部材については本体10の一端部に管接続部11を設け、 他端部に絞り管部12を設ける。しかし、端となる部材については管接続部11 又は絞り管部12のみを形成し、夫々の残りの端部にはカバー15を設ける(図 1参照)。本案構造は横方向にして使用する竿類のほか縦方向に使用する各種支 柱類にも適する。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、おねじ部20のね じ山21を螺合方向前後から挾む2個1対の突起31、31によってめねじ部3 0を構成しているので、単一の金属管からなる継ぎ竿のねじ結合を非常に確固な ものとすることができるという効果を奏する。勿論、おねじ部20及びめねじ部 30共、金属管を塑性加工するだけで良く、また接続部には突起31が数点あら われるだけで外表面が非常に滑らかであり、めねじ部30を設けた管接続部11 は管材そのものの強度に保たれるので、本案の改良の基礎となった物干し竿の接 続構造の特徴や利用は何等損なわず、そのまま保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る竿類の接続構造の1実施例を示す
一部省略正面断面図。
【図2】(a)要部の縦断面図。 (b)図2(a)のB−B線断面図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の金属管からなる本体の開口した一
    端部を管の接続のための管接続部とし、管接続部に挿入
    可能なように本体外径よりも管外径を絞った絞り管部を
    本体の他端部に形成し、その絞り管部に形成したおねじ
    部に螺合可能なめねじ部を前記管接続部に設けた竿類の
    接続構造であって、おねじ部20の少なくとも1筋のね
    じ山21の螺合方向の前後に位置して、そのねじ山21
    と前後から係合可能な一対の突起31、31を本体10
    の管接続部11に内向きに突出形成し、めねじ部30と
    したことを特徴とする竿類の接続構造。
  2. 【請求項2】 1対の突起31、31は、おねじ部20
    のらせんの一ピッチ間に2箇所で螺合するように等間隔
    で配置されている請求項第1項記載の竿類の接続構造。
JP1995014543U 1995-12-27 1995-12-27 竿類の接続構造 Expired - Lifetime JP3026378U (ja)

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