JPS5932245B2 - 横形ブロ−チ盤 - Google Patents

横形ブロ−チ盤

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Publication number
JPS5932245B2
JPS5932245B2 JP5663782A JP5663782A JPS5932245B2 JP S5932245 B2 JPS5932245 B2 JP S5932245B2 JP 5663782 A JP5663782 A JP 5663782A JP 5663782 A JP5663782 A JP 5663782A JP S5932245 B2 JPS5932245 B2 JP S5932245B2
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JP
Japan
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cutter
broach
cylinder
pull head
tailstock
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Expired
Application number
JP5663782A
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JPS58192713A (ja
Inventor
義之 石毛
光雄 白石
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58192713A publication Critical patent/JPS58192713A/ja
Publication of JPS5932245B2 publication Critical patent/JPS5932245B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D37/00Broaching machines or broaching devices
    • B23D37/02Broaching machines with horizontally-arranged working tools

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、横形ブローチ盤に関するものである。
従来の横形ブローチ盤は、第11図a乃至gに示すよう
に、ブローチ盤本体(図示せず)と、ワーク72を切削
加工するブローチカッター30と、前記ブローチ盤本体
に配設し、治具71を介してワーク72を着脱可能に取
付けるテーブル3と、前記ブローチ盤本体に前記テーブ
ル3を挾んで配設し、前記ブローチカッター30を水平
に支持するカッター芯押台車5およびプルヘッド6と、
そのプルヘッド6に開設した透孔6aとブローチカッタ
ー30の先端部30bに設げた透孔30cに挿入してプ
ルヘッド6とブローチカッター30を連結するコツター
21と、前記ブローチ盤本体に配設すると共にロンドの
先端にメインラム2を介して前記プルヘッド6を装備し
、該プルヘッド6をプルヘッド6とカッター芯押台車5
により支持されたブローチカッター30の中心軸方向に
往復移動させるプルヘッド往復移動手段としてのメーン
シリンダ51と、操作スイッチ73の操作により作動す
るクレーン74とを備える。
次に、上述の従来の横形ブローチ盤の操作を第11図a
乃至gを参照して説明する。
(a) まず、テーブル3に治具71をセットし、そ
の治具71にワーク12を取付ける。
次に、各種サイズのブローチカッター30が配置されて
いるカッター置場(図示せず)において指定されたブロ
ーチカッター30!7)中心部に麻ロープR等を玉掛け
し、このブローチカッター30をクレーン74によりブ
ローチカッター置場からワーク72近くに移動させる。
(b) 次に、クレーン74の操作スイッチ73を操
作しながら、ブローチカッター30の中心軸の高さをワ
ーク72の中上・に合わせる。
すなわち。ブローチカッター30の中心軸がワーク72
の中心を通るようにブローチカッター30の中心軸の高
さをクレーン操作により調節する。
それから、ブローチカッター30がクレーン74により
吊下されたままの状態で、ブローチカッター゛30の先
端部30bをプルヘッド6に、またそれと同時にブロー
チカッター30の前方案内部30aをワーク72にそれ
ぞれ操作作業員Pの人力により挿入する。
(c)ブローチカッター30をワーク72およびプルヘ
ッド6にそれぞれ挿入したならば、プルヘッド6の透孔
6aとブローチカッター30の先端部30bの透孔30
cとにコツター21を挿入して、ブローチカッター30
とプルヘッド6とを連結する。
このとき、プルヘッド6の透孔6aとブローチカッター
30の透孔30cとがずれている場合は、クレーン74
を操作してブローチカッター30を回わしてプルヘッド
6の透孔6 aとブローチカッター30の透孔30Cを
合わせ、それからコツター21を挿入する。
(d)次に、ブローチ盤本体のベッドI上にあるカッタ
ー芯押台車5を操作作業員Pが手で移動させてブローチ
カッタ−300後端部30dに外嵌する。
また、このときも、カッター芯押台車5のカッター嵌合
用の凹部の中心とブローチカッター30の中心軸とがず
れている場合をζまたクレーン74を操作してブローチ
カッター30を適宜に動かし又カッター芯押台車5の凹
部の中心とブローチカッター30の中心軸とを一致させ
、それからカッター芯押台車5をブローチカッタ−30
0後端部30dに外嵌する。
カッター芯押台車5を外嵌した後、そのカッター芯押台
車5に備えたレバー付のねじ5aによりブローチカッタ
−300後端部30dがカッター芯押台車5かも脱げ出
ないようにクランプする。
次いで、麻ロープRをブローチカッター30より外す。
これで切削加工の準備が完了する。
(e)次に、メインシリンダ51を作動させてメインラ
ム2と共に矢印イ方向に引(・て切削加工に入る。
そして、ブローチカッター30がワーク72を削り始め
たら、レバー付ねじ5aを手で緩めてブローチカッタ−
300後端部30dのクランプ状態を解除する。
その結果、ブローチカッター30は前進(矢印イ方向の
移動)を続けてカッター芯押台車5から離れ、さらにワ
ーク72を通過して切削加工が完了する。
この切削加工の完了、すなわちブローチカッター30の
引き抜きの完了と同時に、ブローチカッター30はプル
ヘッド6により先端部30bにおいて片持ちの状態とな
るため、後端部30d側は必らず垂れ下がる。
次いで、切削加工完了のワーク72を外し、未加工の新
たなワーク72を治具71に取付ける。
その後、コツクー21を手でプルヘッド6の透孔6aお
よびブローチカッター30の透孔30cから引き抜いて
プルヘッド6とブローチカッター30との連結状態を解
除する。
(f) 次に、ブローチカッター30の中央部に麻ロ
ープRを玉掛けし、クレーン74を操作して垂れ下がっ
た状態のブローチカッタ−300後端部30dを、ブロ
ーチカッター30が水平状態になるようにプルヘッド6
の中心まで吊り上げる。
ブローチカッター30を水平にしたならば、クレーン7
4によりブローチカッター30の前端部30bを矢印口
の如くプルヘッド6より引き抜へ (g) それから、クレーン14を操作してブローチ
カッター30をワーク72側に移動させて元の状態、す
なわち(a)の状態に戻し、これによりワーク72の一
切削加工工程が完了する。
しかしながら、上述の従来の横形ブローチ盤は、操作作
業員Pがクレーン74を操作して、ブローテカツタ−3
0のプルヘッド6およびワーク12への挿入工程b1コ
ツター21のブローチカッター30およびプルペンド6
への挿入工程c1カッター芯押台車5のブローチカッタ
ー30への外嵌工程d、コツター21のブローチカッタ
ー30およびプルペンド6からの引抜工程e(但し、こ
の工程は操作作業員Pの手動により行う。
)、ブローチカッター30のプルヘッド6からの引抜工
程f、ブローチカッター30の戻し工程gを行うもので
あるから、操作作業者Pの体力や技術に頼るものであっ
て作業能率が悪い。
また、ブローチ盤の機械精度やブローチカッタ−30精
度を低下させる要因がある。
しかも、安全性においても問題がある。
例えば、ブローチカッター30の前方案内部30aをワ
ーク72中に挿入する場合、ワーク12の加工部とブロ
ーチカッター30の前方案内部30aとのクリアランス
は0.02〜0.04rrunであり、ブローチカッタ
ー30中心軸とワーク72の中心とを合わせることが大
変難かしく、このブローチカッター30のワーク72へ
の挿入工程は操作作業者の技術にかかつてくる。
また、ブローチカッター30はその重量が30〜150
Ktjとあり、これをクレーン74の操作と伴に操作作
業員Pの人力により押し込んだり、引き抜いたり、持ち
上げたりすることは作業能率が悪く、また操作作業員P
の肉体的疲労が大きく、しかもブローチカッター30の
刃で手などを切ったりする虞れがある。
また、ブローチカッター30をクレーン74により若干
上げてプルヘッド6から引き抜(際に、ブローチカッタ
ー30を吊り上げ過ぎると、機械精度を低下させたり、
ブローチカッター30を曲げたりする。
また逆に、ブローチカッター30の吊り上げが足らない
と、ブローチカッター30をゾルヘッド6から引き抜(
ことができない。
しかも、麻ロープRはブローチカッター30の中央で玉
掛けするものであるが、玉掛は位置がずれると、バラン
スを(ずしてブローチカッター30の刃を破損したり操
作作業員Pが怪我をしたりする危険がある。
さらに、玉掛けにはブローチカッター30の刃を保護す
るために麻ロープRやナイロン製ロープを使用している
ので、ロープが破損し易(。
従って上述の危険性が発生し易い。そこで、上述の危険
性を排除するために2本吊りや専用治具を使用すること
が考えられるが、この場合ブローチカッター30のワー
ク72への挿入やブローチカッター30の中心軸調整が
大変難しいので、今日上述の1本吊りを行っているのが
実情である。
本発明は、上述の諸欠点を改善した横形ブローチ盤を提
供せんとするものである。
本発明(眠カッター芯押台車をプルヘッドの往復移動方
向と同方向に往復移動させるカッター芯押台車往復移動
手段と、カッター芯押台車に設けられ、ブローチカッタ
ーの中心軸がワークの中心を通り、かつブローチカッタ
ーの中心軸とカッター芯押台車およびプルヘッドの往復
移動方向とが一致スべ(ブローチカッターをクランプす
るカッタークランプ手段と、ブローチ盤本体のカッター
芯押台車とテーブルの間に配設したカッターサポートと
、そのカッターサポートに進退可能に設けたカッター受
と、コツターをプルヘッドおよびブローチカッターに挿
入したり引き抜いたりするコツター作動手段とを備え、
カッター芯押台車往復移動手段、プルヘッド往復移動手
段、コツター作動手段、カッタークランプ手段、カッタ
ー受を連動させて、ブローチカッターを引いてワークを
切削加工すると共に、該ブローチカッターを元の位置に
戻すように構成したことを特徴とする。
以下、本発明の横形ブローチ盤の一実施例を第1図乃至
第10図を参照して説明する。
図中、第11図と同符号は同一のものを示す。
しかして、この実施例における本発明の横形ブローチ盤
は、カッター芯押台車5をゾルヘッド6の往復移動方向
と同方向に往復移動させるカッター芯押台車往復移動手
段Bと、カッター芯押台車5に設けられ、ブローチカッ
ター30の中心軸が’;7−り72の中心を通り、かつ
ブローチカッター30の中心軸とカッター芯押台車5お
よびプルヘッド6の往復移動方向とが一致すべくブロー
チカッター30をクランプするカッタークランプ手段C
と、ブローチ盤本体へのカッター芯押台車5とテーブル
3の間に配設したカッターサポート8と、そのカッター
サポート8に進退可能に設けたカッター受りと、コツク
ー21をプルペンド6およびブローチカッター30に挿
入したり引き抜いたりスルコツター作動手段としての第
1シリンダ19と、前記カッター芯押台車往復移動手段
B、カッタークランプ手段C1カツター受り、第1シリ
ンダ19およびメインシリンダ51を連動させる制御部
(図示せず)とを備える。
前記ブローチ盤本体Aは、フレーム本体1と、オイルパ
ン本体4と、オイルパン25とからなる。
前記フレーム本体1とオイルパン本体4とにガイドレー
ル70とガイドベッド7とをそれぞれ同方向に設ける。
前記ガイドレール70にプルヘッド6を備えたメインラ
ム2を摺動可能に係合し、一方前記ガイドベッド1上に
カッター芯押台車5を走行可能に係合する。
前記フレーム本体1とオイルパン25との間に、ワーク
12を治具71を介して着脱可能に取付けるテーブル3
を設け、一方前記ガイドベッドIの終端(第2図中右端
)にプレート24を介してマグネット23を取付ける。
前記メインシリンダ51は、第5図aおよびbに示すよ
うに、シリンダチューブ51iにピストンロッド51j
を摺動可能に装着し、そのピストンロッド51jの先端
(図面中圧端)に前記メインラム2を取付ける。
該ピストンロッド51jに空洞室51kをピストンロッ
ド51jの基端から中央部にかけて設け、そのピストン
ロッド51jの基端にピストンリング51aをナツト5
1bにより取付ける。
前記シリンダチューブ51iのヘッド側に中空状の固定
ロッド51Aの一端ヲナツト51dにより固定し、この
固定ロッド511の他端側を前記ピストンロッド51j
の空洞室51に中に挿入する。
前記シリンダチューブ51iとピストンロッド51jと
の間、シリンダチューブ51iと固定ロッド51A’と
の間、ピストンロッド51jと固定ロッド51?との間
にバッキング51eを介装する。
かくしてなるメインシリンダ51をフレーム本体1に、
メインラム2を介してプルヘッド6がガイドレール70
に沿って往1動し得るように、すなわちメインシリンダ
51のピストンロッド51jの伸縮方向とガイドレール
70の敷設方向とが合致するように装備する。
前記メインラム2に第1リミツトスイツチ52と第2リ
ミツトスイツチ53とを叩いて作動させるストライカ2
aを突設する。
前記第1シリンダ19は、第1図に示すように、メイン
ラム2に取付けたブラケット20に取付け、その第1シ
リンダ19のピストンロッドに前記コツクー21を固定
し、該コツター21を第1シリンダ19のピストンロッ
ドの伸縮により前記プルヘッド6の透孔6aおよびブロ
ーチカッター30の透孔30aに挿入したり引き抜いた
りすることができるように構成する。
前記第1シリンダ19のピストンロッドまたはコツクー
21に沿って第3リミツトスイツチ49と第4リミツト
スイツチ50を設け、前記ピストンロッドの伸縮または
コツター21の上下動により前記第3リミツトスイツチ
49および第4リミツトスイツチ50が作動するように
構成する。
前記カッター芯押台車5は、第4図に示すように、ベー
745の下部両側面にコロ37を上下に回動自在に取付
け、その上下のコロ37を前記ガイドベッド1の上下両
面に係合させて、カッター芯押台車5がガイドベッド1
に沿って往復移動でき、かつ上下にガタ付かないように
構成する。
前記ベース45にカッターガイド46を設け、そのカッ
ターガイド46に円形凹部を設げる。
なお、図中47は下コロ37をベース45に取付けるた
めの部材である。
前記カッタークランプ手段Cは、第4図に示すように、
前記カッター芯押台車50カツターガイド46上にブラ
ケット42を取付け、そのブラケット42に第2シリン
ダ48を取付け、その第2シリンダ48のピストンロッ
ドにクランプボルト43を固定する。
一方、前記カッターガイド46の円形凹部の縁に2個の
砲金製の受金具44゜44を、前記クランプボルト43
と正三角形の三項点をなすべく取付けて、そのクランプ
ボルト43と2個の受金具44.44とによるクランプ
中心と、前記プルヘッド6のブローチカッター30の先
端部30bが挿入する凹部の中心とが合致し、このカッ
クークランプ手段Cとプルヘッド6とにより支持された
ブローチカッター30の中心軸が治具71を介してテー
ブル3に取付けられたワーク12の中心を通り、かつガ
イドベッド1やガイドレール10の敷設方向と合致する
ように構成スる。
前記第2シリンダ48のピストンロッドを伸縮させるこ
とにより前記クラングボ/l、=)43および前記カッ
ター芯押台車5の受金共44゜44とがブローチカッタ
−300後端部30dを三点でクランプし、かつクラン
プ状態を解除できるように構成する。
前記カッター芯押台車往復移動手段Bは、第2図および
第4図に示すように、前記オイルパン4に2本の第1ブ
ラケツ)10.10を取付け、その第1ブラケット10
.10に第3シリンダ9を、その第3シリンダ9のピス
トンロットの伸縮方向を前記メインシリンダ51のピス
トンロット51jの伸縮方向に合わせて固定する。
同じ(、前記オイルパン4に2本の第2ブラケツ)15
,15を取付け、その第2ブシケツ)15,15に軸受
14.14を介してシャフト120両端を、そのシャフ
ト12の軸方向を前記第3シリンダ9のピストンロット
の伸縮方向に合わせて取付ける。
そのシャフト12にジヨイント11の中央部の直線摺動
ベアリング13を嵌装し、そのジヨイント11の一端を
前記第3シリンダ9のピストンロットの先端に固定する
そのジヨイント11の一端に第5リミツトスイツチ27
、第6リミツトスイツチ28、第7リミツトスイツテ2
9を叩いて作動させるストライカ26を突設する。
該ジヨイント11の他端と、前記カッター芯押台車5に
固定したブラケット18とにねじ棒16の両端を、その
ねじ棒16の中心軸を前記第3シリンダ9のピストンロ
ットの伸縮方向に合わせて取付ける。
すなわち、ねじ棒16の両端のねじ部分をジヨイント1
1の他端とブラケット18に挿通し、そのジヨイント1
1の他端およびブラケット18の両側からナラ)17,
17を締付けて取付けるものである。
前記カッターサポート8は、第1図、第2図および第3
図に示すように、ベース36の下部両側面にコロ37を
取付け、このコロ37を前記ガイドベッドTの上面に係
合させて、カッターサポート8がガイドベッド1に沿っ
て往復移動できるように構成スる。
前記ベース36の一側面にカッターサポート8を移動さ
せる際の握りとしてのハンドル40を植設する。
前記ベース36の上面にガイドピン35を上方に垂直に
植設する。
前記カッター受りは、第3区に示すように、前記カッタ
ーサポート80ベース36の中央に透孔を開設し、その
ベース36の下面の透孔の縁にブラケット39を取付け
、そのブラケット39に第4シリンダ38を、その第4
シリンダ38のピストンロットの伸縮方向を前記ガイド
ピン35の植設方向に合わせて取付ける。
前記ガイドピン35に■ブロック受33をブツシュ34
を介してガイドピン35の中心軸方向に摺動可能に取付
けると共に、該ガイドピン35の上端にVブロック受3
3の位置決め兼ガイドピン35からの抜は止め用のナツ
ト41を螺合する。
前記Vブロック受33を前記カッターサポート8の第4
シリンダ38のピストンロットにねじ33aにより取付
けると共に、そのVブロック受33の上面にストッパー
31aを植設する。
このストッパー31aにVブロック31を着脱可能に、
かつ左右方向の移動を防止し得るように装着し、該Vブ
ロック31に合成樹脂製のブローチカッター30の刃部
保護用の受部材32を設ける。
このように、カッター受りは、カッターサポート8に垂
直方向、すなわちブローチカッター30の中心軸に対し
て直交する方向に進退可能に配置される。
第6図はメインシリンダ51を作動させるための油圧回
路図である。
図中、51は前記メインシリンダで、そのピストンロッ
トの先端に前記メインラム2を取付げ、そのメインラム
2に前記第1リミツトスイツチ52と第2リミツトスイ
ツチ53とを作動させる前記ストライカ2aを取付けで
ある。
103aは第1ソレノイドバルブであって、前記メイン
ラム2の作動方向(メインシリンダ51のピストンロッ
トの前進、後退)を電気的に切換える。
103bはパイロットオペレートバルブであって、前記
メインシリンダ51のロット側室とヘッド側室との間に
管路51fおよび51gにより配設されており、メイン
シリンダ51への油の作動方向をパイロット圧により切
換える。
103cは第2ソレノイドバルブであって、メインシリ
ンダ51戻しく矢印イ方向の後退)時に油の補給をする
前記パイロットオペレートバルブ103bのパイロット
作動方向を電気的に切換える。
103dはリリーフバルブであって、前記メインシリン
ダ51の固定ロッド5112の一端に管路51hにより
接続する。
103eはフローコントロールバルブであって、前記メ
インシリンダ51のピストンロットの速度(切削および
戻し)を調整する。
次に、その作動について説明する。
第1ソレノイドバルブ103aを中立位置からAボード
に切換えると、油圧ポンプからの圧油が管路51fを経
てメインシリンダ51のロット側室に供給され、メイン
シリンダ51のピストンロッド51jおよびメイン2ム
2が矢印イ方向に引っ張られて後退して切削加工が行わ
れる。
このとき、メインシリンダ51の空洞室51に中の油は
管路51hを経てリリーフバルブ103dによりタンク
に戻されるため、メインシリンダ51に背圧をかげてピ
ストンロッド51jが滑らかに動くように構成されてい
る。
また、第1ソレノイドバルブ103aを中立位置からB
ポートに切換えると、油圧ポンプからの圧油がリリーフ
バルブ103dおよび管路51hを経てメインシリンダ
51の空洞室51に中に供給され、ピストンロッド51
jおよびメインラム2が矢印口方向に前進して戻し工程
が行われる。
このとき、第2ソレノイドバルブ103CがAポートか
らBボートに切換わり、油圧ポンプからの圧油が第2ソ
レノイドバルブ103Cを経てパイロットオペレートバ
ルブ103bに供給さし、該パイロットオペレートバル
ブ103bが中立位置からAポートに切換わり、メイン
シリンダ51のピストンロッド側室の油がパイロットオ
ペレートバルブ103bを経てメインシリンダ51のヘ
ッド側室に流れるため、ピストンロッド51jは切削加
工時の矢印イ方向の後退速度よりも速い速度でもって矢
印口方向に前進する。
第1図は第1シリンダ19、第3シリンダ9および第4
シリンダ38を作動させるための油圧回路図である。
図中、19は前記第1シリンダであって、前記第3リミ
ツトスイツチ49と第4リミツトスイツチ50を作動さ
せる。
9は前記第3シリンダであって、ピストンロッドの先端
に前記第5リミツトスイツチ27、第6リミツトスイツ
チ28、第7リミツトスイツテ29を作動させる前記ヌ
トライカ26を突設する。
38は前記第4シリンダである。
54は前記第1シリンダ19のピストンロッドの押退方
向を電気的に切換える第3ソレノイドバルブ、55は前
記第4シリンダ38のピストンロッドの押退方向を電気
的に切換える第4ンレノイドバルブ、56は前記第3シ
リンダ9のピストンロッドの押退方向を電気的に切換え
る第5ソレノイドバルブである。
69は前記第4シリンダ38の推力を調整する減圧弁で
ある。
以下、その作動について説明する。
第3ンレノイドバルブ54を中立位置からAポートに切
換えると、油圧ポンプからの圧油が第1シリンダ19の
ヘッド側室に供給されてそのピストンロントカ伸長し、
逆に第3ソレノイドバルブ54を中立位置からBポート
に切換えると、圧油が第1シリンダ19のロッド側室に
供給されてピストンロッドが縮む。
次に、第5ソレノイドバルブ56を中立位置からAポー
トに切換えると、油圧ポンプからの圧油が第3シリンダ
9のヘッド側室に供給されてそのピストンロッドが伸長
し、逆に第5ソレノイドバルブ56を中立位置からBポ
ートに切換えると、圧油が第3シリンダ30ロンド側室
に供給されてピストンロッドが縮む。
さらに、第4ンレノイドバルブ55がAポートの状態に
おいて油圧ポンプからの圧油が第4シリンダ38のヘッ
ド側室に供給されると、ピストンロッドかばね38aの
ばね力に抗して伸長し、逆に第4ソレノイド55をAポ
ートからBポートに切換えると、第4シリンダ38のピ
ストンロッドがばね38aのばね復帰力により縮み、そ
れと同時に第4シリンダ38のヘッド側室の油がタンク
に戻される。
第8図は第2シリンダを作動させるための空圧および油
圧回路図である。
図中、48は前記第2シI)7り、62はエアフィルタ
ー、63はエアの圧力を調整する圧力調整弁、64はエ
アの圧力メーター、65は後述する第6ンレノイドバル
ブ66、ブースター67および前記第2シリンダ48に
潤滑油を霧状に噴霧するルブリゲータ、66は後述する
ブースターを作動させる第6ンレノイドバルブ、67は
圧縮空気を利用し、作動油を高圧にして前記第2シリン
ダ48に供給する。
以下、その作動について説明する。
第6ソレノイドバルブ66がAポートの状態において圧
縮空気がブースター67のA室67aに供給されると、
ブースター67の作動油が第2シリンダ48のヘッド側
室に供給されてそのピストンロッドがばね48aのばね
力に抗して伸長し、その逆に第6ソレノイドバルブ66
をAポートからBポートに切換えると、圧縮空気がブー
スター67のB室67bに供給され、それに伴って第2
シリンダ48のピストンロッドがばね48aのばね復帰
力により縮み、それと同時に第2シリンダ48のヘッド
側室の油がブースター67に戻される。
前記第1リミツトスイツチ52、第2リミツトスイツチ
53、第3リミツトスイツチ49、第4リミツトスイツ
チ50、第5リミツトスイツチ27、第6リミツトスイ
ツチ28、第7リミツトスイツチ29、第1ソレノイド
バルブ103a、第2ンレノイドバルブ103c、第3
ソレノイドバルブ54、第4ソレノイドバルブ55、第
5ンレノイドバルブ56、jR6ソレノイドバルブ66
を前記制御部に連係し、前記メインシリンダ51、第1
シリンダ19、第2シリンダ48、第3シリンダ9、第
4シリンダ38を連動すべく構成する。
すなわち、第2リミツトスイツチ53、第4リミツトス
イツチ50、第5リミツトスイツチ27が閉状態におい
て、切削工程開始スイッチ(図示せず)を作動させると
、第5ソレノイドバルブ56の第1ソレノイド56aが
励磁されて第5ソレノイドバルブ56が中立位置からA
ポートに切換わり、第3シリンダ9のピストンロッドが
伸長する。
このとき、第5リミツトヌイツテ27が開く。
上述の第3シリンダ9の伸長により第6リミツトスイツ
チ28が反転すると、前述の第5ンレノイドバルブ56
の第1ソレノイド56aが消磁されて第5ソレノイドバ
ルブ56がAポートから中立位置に復帰し、第3シリン
ダ9のピストンロッドの伸長が停止する。
それと同時に、第3ソレノイドバルブ54の第1ソレノ
イド54aが励磁されて第3ンレノイドバルプ54が中
立位置からAポートに切換わり、第1シリンダ19のピ
ストンロッドが伸長する。
このとき、第4リミツトスイツチ50が開く。
さらに、第4ソレノイドバルブ55のソレノイド55b
が励磁されて第4ソレノイドバルブ55がAポートから
Bポートに切換わり、第4シリンダ38のピストンロッ
ドが縮む。
上述の第1シリンダ19の伸長により第3リミツトスイ
ツチ49が閉じると、第1ンレノイドバルブ103aの
第1ンレノイド103a−aが励磁されて第1ソレノイ
ドバルブ103aが中立位置からAポートに切換わり、
メインシリンダ51のピストンロッド51jが縮む。
このとき、第2リミツトスイツチ53が開く。
また、これと同時に、第3ソレノイドバルブ54の第1
ソレノイド54aが消磁されて第3ソレノイドバルブ5
4がAポートから中立位置に復帰し、第1シリンダ19
のピストンロッドの伸長が停止する。
上述のメインシリンダ51の縮みにより、ブローチカッ
ター30、カッター芯押台車5、カッター芯押台車往復
移動手段Bを介して第7リミツトスイツチ29が閉じる
と、今まで励磁されていた第6ンレノイドバルブ66の
ソレノイド66bが消磁されて第6ンレノイドバルブ6
6がAポートからBポートに復帰し、第2シリンダ48
のピストンロッドが縮む。
それと同時に、第5ソレノイドバルブ56の第2ルノイ
ド55bが励磁されて第5ソレノイドバルブ56が中立
位置からBボートに切換わり、第3シリンダ9のピスト
ンロッドが縮む。
この第3シリンダ9の縮みにより第7リミツトスイツチ
29が開き、第6リミツトスイツチ28が正転し、第5
リミツトスイツチ27が閉じると、第5ソレノイドバル
ブ56の第2ンレノイド56bが消磁されて第5ソレノ
イドバルブ56がBポートから中立位置に復帰し、第3
シリンダ9のピストンロッドの縮みが停止する。
一方、上述のメインシリンダ51の縮みにより第1リミ
ツトスイツチ52が閉じると、第1ソレノイドバルブ1
03aの第1ンレノイド103a−aが消磁されて第1
ンレノイドバルブ103aがAポートから中立位置に復
帰し、メインシリンダ51のピストンロッド51jの縮
みが停止する。
そして、上述の状態において、ブローチカッター30復
帰工程開始スイツチ(図示せず)を作動させると、第1
ソレノイドバルブ103aの第2ルノイド103a−b
が励磁されて第1ソレノイドバルブ103aが中立位置
からBポートに切換わり、かつ第2ソレノイドバルブ1
03Cのソレノイド103cmbが励磁されて第2ンレ
ノイドバルブ103cがAポートからBポートに切換わ
り、その結果メインシリンダ51のピストンロッド51
jが伸長する。
このとき、第1リミツトスイツチ52が開(。
上述のメインシリンダ51の伸長により第2リミツトス
イツチ53が閉じると、第4ソレノイドバルブ55のソ
レノイド55bが消磁されて第4ソレノイドバルブ55
がBポートからAポートに復帰し、第4シリンダ38の
ピストンロッドが伸長する。
それと同時に第3ソレノイドバルブ54の第2ンレノイ
ド54bが励磁されて第3ソレノイドバルブ54が中立
位置からBボートに切換わり、第1シリンダ19のピス
トンロッドが縮む。
このとき、第3リミツトスイツチ49が開く。
上述の第1シリンダ19の縮みにより第4リミツトスイ
ツチ50が閉じると、第57レノイドバルブ56の第1
ンレノイド56aが励磁されて第5ンレノイドバルブ5
6が中立位置からAポートに切換わり、第3シリンダ9
のピストンロッドが伸長する。
このとき、第5リミツトスイツチ27が開く。
上述の第3シリンダ9の伸長により第6リミツトスイツ
チ28が反転すると、第5ンレノイドバルブ56の第エ
ンレノイド56aが消磁されて第5ンレノイドバルブ5
6がAポートから中立位置に復帰し、第3シリンダ9の
ピストンロッドの伸長が停止する。
それと同時に、第6ソレノイドバルブ66のソレノイド
66bが励磁されて第6ソレノイドバルブ66がBポー
トからAポートに復帰し、第2シリンダ48のピストン
ロッドが伸長する。
さらに、図示しないタイマーが作動する。上述のタイマ
ーが設定時間を経過すると、第5ソレノイドバルブ56
の第2ンレノイド56bが励磁されて第5ンレノイドバ
ルブ56が中立位置からBポートに切換わり、第3シリ
ンダ9のピストンロッドが縮む。
このとき、第6リミツトスイツチ28が正転する。
上述の第3シリンダ9の縮みにより第5リミツトスイツ
チ27が閉じると、第5ソレノイドバルブ56の第2ン
レノイド56bが消磁されて第5ソレノイドバルブ56
がBポートから中立位置に復帰し、第3シリンダ9のピ
ストンロッドの縮みが停止する。
なお、上述の匍脚部の具体的な構成(電気回路)は1種
々様々考えられるので省略する。
この実施例における本発明の横形ブローチ盤は、以上の
如き構成よりなり、以下その作動について第10図を参
照して説明する。
まず、ブローチカッター30をセットする前工程につい
て説明する。
使用するブローチカッター30を種々の寸法の中から選
択する。
次にこのブローチカッター30の径に見合ったVブロッ
ク31をVブロック受33にセットし、かつVブロック
受33を上昇させてブローチカッター30をVブロック
31で支持させた際に、■ブロック受33の上面がナツ
ト41の下面に当り、前記ブローチカッター30の中心
軸と、プルペンド6、カッタークランプ手段Cの中心と
が合致するように、ナツト41の高さを調節する。
次に、上述のブローチカッター30の中央部に麻ロープ
等を玉掛げして吊り上げ、その状態でブローチカッター
30の先端部30bをプルヘッド6に挿入する。
このとき、カッターサポート8をブローチカッター30
のほぼ中央部に凸る位置に位置させる。
また、ワーク12はテーブル3には堆付けられていない
さらに、上述の場合ブローチカッター30の透孔30c
とプルヘッド6の透孔6aとが一致していないときは、
再度麻ロープ等を玉掛けして上述の透孔30cと6aと
を合わせ、第1シリンダ19を伸長させてコツター21
を上述の透孔30c、6aに挿入する。
次いで、第4シリンダ38を伸長させてVブロック31
によりブローチカッター30のほぼ中央部を支持させる
それから、第3シリンダ9を伸長させてカッター芯押台
車50カツターガイド46をブローチカッタ−300後
端部30dに外嵌シ、第2シリンダ48を伸長させてカ
ッタークランプ手段Cによりブローチカッタ−300後
端部30dをクランプし、上述の第1シリンダ19を縮
めてコツクー21を透孔30c、6aから抜き、さらに
上述の第3シリンダ9を縮めて第10図aの状態にする
前工程が完了したところで、次に切削工程について説明
する。
(a) まず、テーブル3にワーク72を治具71を
介して取付ける。
次に、切削加工開始スイッチを作動させる。
すると、第3シリンダ9が伸長し、それに伴ってカッタ
ー芯押台車5およびそのカッター芯押台車5にクランプ
されたブローチカッター30が矢印イ方向に前進する。
このとき、カンタ−サポート8もフ゛ローテカッター3
0の自重により同方向に前進する。
(b) ブローチカッター30が前進してその先端部
30bおよび前方案内部30aがプルヘッド6およびワ
ーク72中に挿入される。
上述の第3シリンダ9の伸長により第6リミツトスイツ
チ28が反転すると、第5ソレノイドバルブ56が中立
位置となり第3シリンダ9の伸長が停止する。
それと同時に、第1シリンダ19が伸長してコツター2
1が透孔30c、6aに挿入され、ブローチカッター3
0とプルへノド6とが連結される。
さらに、第4シリンダ38が縮み、カッター受りが下降
してVブロック31がブロ−テカツタ−30より離れる
このとき、カッターサポート8はマグネット23に吸着
してその位置に停止する。
(c)第17リンダ19が伸長してコツター21が挿入
され、第3リミツトスイツチ49が閉じると、メインシ
リンダ51が伸長し、ブローチカッター30が矢印イ方
向に引っ張られてワーク72の切削加工が開始される。
このとき、第5ンレノイドバルブ56が中立位置である
から、カッター芯押台車5および第3シリンダ9のピス
トンロッドが上述のブローチカッター30の矢印イ方向
の移動と伴に同方向に前進する。
この第3シリンダ9の伸長により第7リミツトスイツチ
29が閉じると、第2シリンダ48のピストンロッドが
縮み、クランプボルト43がブローチカッター30より
離れてクランプ状態が解除され、それに伴ってカッター
芯押台車5が停止する。
(d) 上述の第7リミツトスイツチ29が閉じると
、第3シリンダ9のピストンロッドが縮み、カッター芯
押台車5は矢印口方向に後退し、第6リミツトスイツチ
28を正転させ、かつ第7リミツトスイツテ29を閉成
させたところで、すなわち(a)の切削加工開始時の位
置に停止する。
一方、前述の第3シリンダ9の伸長、縮みの間メインシ
リンダ51の縮みにより切削加工が続行されており、第
1リミツトスイツチ52が前記メインシリンダ51の縮
みにより閉じたところで切削加工が完了する。
上述の切削加工が完了したところで、次のブローチカッ
ター30の戻し工程(復帰工程)について説明する。
(e) 切削加工したワーク72をテーブル3から取
外し、ブローチカッター復帰工程開始スイッチを作動さ
せる。
すると、メインシリンダ51が伸長して第2リミツトス
イツチ53を閉成させたところで停止する。
それに伴ってブローチカッター30も矢印口方向に後退
する。
このとき、ブローチカッター30はその先端部30bに
おいてプルヘッド6に支持されているので、後端部30
d側が下がっているが、カッターサポート8に装備した
カッター受りも下がっているので、ブローチカッター3
0はカッター受り上を後退することができる。
(f) メインシリンダ51の伸長により第2リミツ
トスイツチ53が閉じると、第4シリンダ48が伸長し
、カッター受りがブローチカッター30を下から支持す
る。
それによりブローチカッター30の後端部30dが持ち
上げられ、ブローチカッター30の中心軸がカッターク
ランプ手段Cのクランク中心に合わされる。
それと同時第1シリンダ19のピストンロッドが縮み、
コツクー21が透孔30b、6aから抜け、ブローチカ
ッター30とプルヘッド6との連結が解かれる。
(ω 第1シリンダ19の縮みにより第4リミツトスイ
ツチ50が閉じると、第3シリンダ9のピストンロッド
が伸長して第6リミツトスイツチ28を反転させたとこ
ろで停止し、それに伴ってカッター芯押台車5が矢印イ
方向に前進してカッターガイド46がブローチカッター
30の後端部30bに外嵌する。
上述の第3シリンダ9の伸長により第6リミツトスイツ
チ28が反転すると、第2シリンダ48のピストンロッ
ドが伸長し、クランプボルト43が下降してブローチカ
ッター30の後端部30dをクランプする。
(b) ブローチカッター30をクランプしてからし
ばら((タイマーの設定時間)して、第3シリンダ9の
ピストンロッドが縮み、それに伴ってカッター芯押台車
5が矢印口方向に後退し、上述の第3シリンダ9の縮み
により第5リミツトスイツチ27が閉じたところで、第
3シリンダ9の縮みやカッター芯押台車5の後退が停止
し、ブローチカッター30Q址述の(a)の状態、すな
わち切削加工開始前に戻る。
以下、上述の(a)乃至(h)の操作を繰返すことによ
り、ワーク72の切削加工をクレーン操作によらずに連
続的に行うことができる。
第9図a、b、cはカラーの正面図、側面図、背面図で
ある。
このカラー68は、上述の実施例において説明した最大
径のブローチカッター30の代わりに径が小さい種類の
ブローチカッターを使用する場合に用いる。
このカラー68は、一端が閉塞し、他方が開口した円筒
形状をなし、その外径がクランプボルト43、受金具4
4によりクランプされる径、すなわち第4図に示す最大
径のブローチカンター300後端部30dの径と等しく
、かつその内径が径の小さい種類のブローチカッター〇
後端部の外径と等しい。
一端から中央にかげて溝68aを鉤形に設げる。
使い方は、このカラー68の溝68aをクランプボルト
43に合わせて嵌め込み、かつカラー68を円周方向に
回わして鉤形溝68aの終端にクランプボルト43を位
置させる。
これにより、カラー68は使用中においてクランプボル
ト43かも抜は落ちるようなことはない。
このカラー68をクランプボルト43に装着することに
より、径の小さい種類のブローチカッターの芯出しを行
うことができる。
なお、上述の実施例におい℃、ブローチカッター30の
長さが異なる場合は、ねじ棒16とナツト17とにより
ジヨイント11とブラケット18間の距離を調整する。
また、上述の操作(b)において、ブローチカッター3
0が前進してその先端部30bおよび前方案内部30a
がプルヘッド6およびワーク72に挿入した後の一時停
止する位置は、第3シリンダ9のストライカ26または
メインシリンダ51のストライカ2aの位置、もしくは
双方のストライカ26.2aの位置によって決まる。
以上の実施例からも明らかなように、本発明の横形ブロ
ーチ盤は、カッター芯押台車の往復移動手段、プルヘッ
ドの往復移動手段、コツターの作動手段、カッタークラ
ンプ手段、カッター受を連動させて、ブローチカッター
を引いてワークの切削加工を行うと共にブローチカッタ
ーを戻す復帰加工を行うことができる。
これにより、前工程において若干のクレーン操作でブロ
ーチカッターをセットする必要があるが、本工程の切削
工程および復帰工程は自動的に、かつ連続的に行うこと
ができる。
従って、従来の横形ブローチ盤に比較して、作業能率が
良く、またブローチ盤の機械精度やブローチカッターの
精度を低下させる虞れはなく、しかも安全性が向上され
るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明の横形ブローチ盤の一実施
例を示し、第1図は一部を破断した正面図、第2図は平
面図、第3図、第4図は第1図における■−■線断面図
、IV−IV線断面図、第5図a、bはメインシリンダ
の縮んだ状態の断面図、伸長した状態の断面図、第6図
はメインシリンダを作動させるための油圧回路図、第1
図は第1シリンダ、第3シリンダ、第4シリンダを作動
させるための油圧回路図、第8図は第2シリンダを作動
させるための空気油圧回路図、第9図a、b。 Cはカラーの正面図、側面図、背面図、第10図a乃至
りは操作作動説明図である。 第11図a乃至gは従来の横形ブローチ盤を示した操作
作動説明図である。 3・・・テーブル、5・・・カッター芯押台車、6・・
・プルヘッド、8・・・カッターサポート、9・・・第
3シリング、19・・・第1シリンダ、21・・・コツ
ター、31・・・Vブロック、38・・・第4シリンダ
、43・・・クランプボルト、44・・・受金具、48
・・・第2シリンダ、51・・・メインシリンダ、72
・・・ワーク、A・・・ブローチ盤本体、B・・・カッ
ター芯押台車往復移動手段、C・・・カッタークランプ
、D・・・カッター受。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブローチ盤本体と、ワークを切削加工するブローチ
    カッターと、前記ブローチ盤本体に配設し。 ワークを着脱可能に取付けるテーブルと、前記ブローチ
    盤本体に前記テーブルを挾んで配設し、前記ブローチカ
    ッターを水平に支持するカッター芯押台車およびプルヘ
    ッドと、そのプルヘッドと前記ブローチカッターの先端
    とを連結するコツターと、前記ブローチ盤本体に配設す
    ると共に前記プルヘッドを装備し、該プルヘッドをプル
    ヘッドとカッター芯押台車により支持されたブローチカ
    ッターの中心軸方向に往復移動させるプルヘッド往復移
    動手段とを備え、前記プルヘッド往復移動手段を作動さ
    せプルヘッドを介してブローチカッターを引くことによ
    り、ワークを切削加工し得るように構成した横形ブロー
    チ盤において、前記カッター芯押台車を、前記プルヘッ
    ドの往復゛移動方向と同方向に往復移動させるカッター
    芯押台車往復移動手段に連係し、該カッター芯押台車に
    、ブローチカッターの中心軸が前記テーブルに取付けた
    ワークの中心を通り、かつブローチカッターの中心軸と
    前記カッター芯押台車およびプルヘッドの往復移動方向
    とが一致すべくブローチカッターをクランプするカッタ
    ークランプ手段を設け、前記ブローチ盤本体のカッター
    芯押台車とテーブルとの間にブローチカッターをサポー
    トするカッターサポートを配設すると共に、そのカッタ
    ーサポートにブローチカッターを受けるカッター受をブ
    ローチカッターの中心軸に対して直交する方向に進退可
    能に設け、前記コツターを、前記プルヘッドおよびブロ
    ーチカッターに挿入したり抜いたりするコツター作動手
    段に装備し、前記カッター芯押台車往復移動手段、プル
    ヘッド往復移動手段、コツター作動手段、カッタークラ
    ンプ手段、カッター受とを連動させて、ブローチカッタ
    ーを引いてワークを切削加工すると共に、該ブローチカ
    ッターを元の位置に戻すように構成したことを特徴とす
    る横形ブローチ盤。
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