JPS593221Y2 - 石油スト−ブの給油口口金 - Google Patents

石油スト−ブの給油口口金

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Publication number
JPS593221Y2
JPS593221Y2 JP1976064507U JP6450776U JPS593221Y2 JP S593221 Y2 JPS593221 Y2 JP S593221Y2 JP 1976064507 U JP1976064507 U JP 1976064507U JP 6450776 U JP6450776 U JP 6450776U JP S593221 Y2 JPS593221 Y2 JP S593221Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backing
filler cap
oil
valve
valve guide
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976064507U
Other languages
English (en)
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JPS52153940U (ja
Inventor
宏 中邑
國明 内田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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  • Gasket Seals (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は石油ストーブの給油口口金(以下口金と呼ぶ)
に関し、特にバッキングの取付構造の改良に関する。
石油ストーブの口金には密封性を良好にするためにバッ
キングを設けるが、このバッキングの脱落を防止する手
段として、口金内側にダボを形成してバッキングを押え
たり、あるいは、バッキングを接着剤で接着していた。
しかしながら、バッキングはゴム等よりなり、油が付着
して膨潤したり、熱や乾燥によって収縮したりして、上
記の手段では完全な脱落防止ができないものであった。
本考案は上記従来の欠点を解消するものであり、以下そ
の一実施例を図面とともに説明する。
図において1は有底円筒状の口金であり、その内部中心
部に同心的に円筒状の弁ガイド2を設け、この弁ガイド
2によって弁3を摺動自在に保持している。
前記弁ガイド2は後述の突起片6aより底部側に少なく
とも開口部を有する孔4をもち、口金1の底部に設けた
弁座部5から弁3がこの孔4より上方に移動した際に油
を流通するようにしである。
なお孔4より上方の小孔は空気置換用の孔であり、孔4
が主に油を流通しく空気置換が行える)、この上方の小
孔は主に空気流通するもので゛ある。
6は円環状のバッキングで゛、内周には第2図のごとく
中心方向に向けて突出した三つの突起片6aが設けられ
ており、この突起片6aの先端部には孔部7、周縁部に
は油導連部8が設けられている。
またこのバッキング6の外径は口金1の内径より大きく
、さらに突起片6aの先端に接する内径は弁ガイド2の
外径より小さくなっている。
したがってこのバッキング6を第1図のごとく口金1内
に装着した時にはバッキング6の外周は口金1の内周に
、また突起片6aの先端は弁ガイド2の外周に弾性的に
当接して固定され、この状態においては何の固定部材を
用いることなく、間部から外れることなくバッキング6
は固定されているのである。
そしてこの口金1を第3図のごとくカートリッジタンク
9の口金として装着しこのカートリッジタンク9を石油
ストーブに装着し、弁座部5を押上げピン(図示せず)
で押上げればこのカートリッジタンク9内の石油はバッ
キング6の油導連部8とこのバッキング6の突起片6a
より少なくとも下方に開口部を有する弁ガイド2の孔4
と弁座部5を通って石油ストーブに油が供給されること
になるのである。
上記本考案の石油ストーブの給油口口金はバッキングの
弾性を利用し、口金内面に同バッキングの外周弁ガイド
外周に同バッキングの突起片先端をそれぞれ圧着させて
固定するものであるため、他に特別の固定゛手段を必要
とせず、しかも石油温度によって膨張、収縮しても脱落
することがないものであり、口金の構造を生かして確実
に、かつ簡単に固定できるので、その実用的効果の大き
いものである。
また本考案では弁が、弁座部より上昇し、弁ガイドの孔
よりも上昇するとこの孔から弁ガイド内に油が流入し、
弁座部から流出して行くようになっており、この場合孔
の下端が上方にあるとこの弁がこの孔の下端よりも上方
に上昇して油を弁座部から流出させるためには弁の上昇
ストロークを大きくしなければならず、そうすると弁が
偏心しやすく、こうなるとこの弁で弁座部の開閉がスム
ーズに行われなくなるおそれがある。
そこで本考案では孔の下端をより底部側、具体的にはバ
ッキングの突起片当接部よりも底部側に設けて弁のスト
ロークを小さくし、この弁の偏心を防止して弁座部の開
閉がスムーズに行われるようにしている。
また本考案のバッキングは内周から中心方向に複数の突
起片を設け、この突起片の先端を弁ガイドに弾性的に当
接させるとともに、突起片間で油導連部を形成したもの
であるので、弁ガイドの孔への石油流出がバッキングに
よって阻害されることなく、また突起片であればそれが
石油温度によって膨張、あるいは収縮しても十分に変形
して対応でき、この時にバッキング全体を大きく変形さ
せて所定部からの気密効果を低下させることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による石油ストーブの給油口
口金の断面図、第2図はバッキングの斜視図、面3図は
カートリッジタンクに用いたものの例を示す要部断面図
である。 1・・・・・・給油口口金、2・・・・・・弁ガイド、
6・・・・・・バッキング、6a・・・・・・突起片、
7・・・・・・孔、8・・・・・・油導連部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部に弁座部を有する有底円筒状の給油口口金と、この
    給油口口金の内部中心部に同心状に設けるとともに、上
    記弁座部に連通した円筒状の弁ガイドと、この弁ガイド
    内において上記弁座部の開閉を行う弁と、上記給油口口
    金内周と弁ガイド外周との間に装着された円環状のバッ
    キングとを備え、上記バッキングの内周から中心に向け
    て突出した複数の突起片を設け、この突起片間で油導連
    部を形成し、かつこの突起片の先端を弁ガイドの外周に
    当接させるとともに、上記この突起片当接部より少なく
    とも底部側に開口部を有する孔を上記弁ガイドに形成し
    、上記バッキングの外周を給油口口金の内周に当接させ
    、かつこのバッキングの外径を給油口口金の内径より大
    きくシ、このバッキングの突起片先端に接する内径を弁
    ガイド外径より小さくした石油ストーブの給油口口金。
JP1976064507U 1976-05-19 1976-05-19 石油スト−ブの給油口口金 Expired JPS593221Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1976064507U JPS593221Y2 (ja) 1976-05-19 1976-05-19 石油スト−ブの給油口口金

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JP1976064507U JPS593221Y2 (ja) 1976-05-19 1976-05-19 石油スト−ブの給油口口金

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52153940U JPS52153940U (ja) 1977-11-22
JPS593221Y2 true JPS593221Y2 (ja) 1984-01-28

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ID=28528697

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JP1976064507U Expired JPS593221Y2 (ja) 1976-05-19 1976-05-19 石油スト−ブの給油口口金

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4513974Y1 (ja) * 1967-08-09 1970-06-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4513974Y1 (ja) * 1967-08-09 1970-06-13

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JPS52153940U (ja) 1977-11-22

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