JPS5931958Y2 - キヤツプ装置 - Google Patents
キヤツプ装置Info
- Publication number
- JPS5931958Y2 JPS5931958Y2 JP1976099441U JP9944176U JPS5931958Y2 JP S5931958 Y2 JPS5931958 Y2 JP S5931958Y2 JP 1976099441 U JP1976099441 U JP 1976099441U JP 9944176 U JP9944176 U JP 9944176U JP S5931958 Y2 JPS5931958 Y2 JP S5931958Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- sealing material
- tank
- edge
- mouthpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はキャップと容器口金との間にシール材を挾んでキ
ャップを口金に対し回動緊締するキャップ装置に於て、
キャップ開閉回動時のキャップとシール材との相互摺動
摩擦を軽減させて円滑なキャップ開閉操作を行なうと共
に、シール材の摩損を防止することを目的とする。
ャップを口金に対し回動緊締するキャップ装置に於て、
キャップ開閉回動時のキャップとシール材との相互摺動
摩擦を軽減させて円滑なキャップ開閉操作を行なうと共
に、シール材の摩損を防止することを目的とする。
図示例はキャップ装置の一例としてオートバイの燃料タ
ンク等その他に利用されている公知の所謂バヨネット式
タンクキャップ装置を示すもので、1はキャップ、2は
タンク21に設けた口金、11はキャップのインナ一部
12に端部を側方へ突出させ、且つ常時ばね13で押上
げ保持させて組付けた、口金側斜面カム22に係合する
保合爪部材である。
ンク等その他に利用されている公知の所謂バヨネット式
タンクキャップ装置を示すもので、1はキャップ、2は
タンク21に設けた口金、11はキャップのインナ一部
12に端部を側方へ突出させ、且つ常時ばね13で押上
げ保持させて組付けた、口金側斜面カム22に係合する
保合爪部材である。
斜面カム22は口金2の開口縁をタンク内方へ折曲げ、
その折り曲げ縁を斜面カムとして仕上げである。
その折り曲げ縁を斜面カムとして仕上げである。
3はキヤ・ツブインナ一部12の基部に嵌着したゴム・
合成樹脂製の輪状シール材である。
合成樹脂製の輪状シール材である。
キャップインナ一部12の係合爪11を口金2の開口縁
部に形成した切欠き孔(図に省略)に一致させてキャッ
プインナ一部12を口金2の開口に差し込み、次いでキ
ャップ1を正回動させると係合爪11が斜面カム22に
係合しそのカム面に沿ってばね13に抗して押下げ力を
受けながら回動し、その過程でシール材3がキャップ1
と口金2(口金曲縁23)との間に強く挾まれてキャッ
プ1の緊締がなされる。
部に形成した切欠き孔(図に省略)に一致させてキャッ
プインナ一部12を口金2の開口に差し込み、次いでキ
ャップ1を正回動させると係合爪11が斜面カム22に
係合しそのカム面に沿ってばね13に抗して押下げ力を
受けながら回動し、その過程でシール材3がキャップ1
と口金2(口金曲縁23)との間に強く挾まれてキャッ
プ1の緊締がなされる。
キャップ1を逆回動させると緊締が弛み口金2からキャ
ップを外すことが出来る。
ップを外すことが出来る。
本案は上記例その他の回動緊締キャップ装置に於て、キ
ャップ1とシール材3の相互接触面間に例えば4弗化エ
チレン樹脂(登録商標名テフロン)等の滑性樹脂、銅・
鉛等の滑性金属などを素材にした滑性部材4を介在させ
たものである。
ャップ1とシール材3の相互接触面間に例えば4弗化エ
チレン樹脂(登録商標名テフロン)等の滑性樹脂、銅・
鉛等の滑性金属などを素材にした滑性部材4を介在させ
たものである。
図示例はキャップ1の接触するシール材上面に滑性部材
4として4弗化エチレン樹脂膜を粘着したものであるが
、滑性部材4は強いてシール材3と一体にする必要はな
い。
4として4弗化エチレン樹脂膜を粘着したものであるが
、滑性部材4は強いてシール材3と一体にする必要はな
い。
又滑性部材4をキャップ1側の面に貼着することも考え
られる。
られる。
本案は上記のようにしたからキャップ1の開閉回動時、
滑性部材4の介在によりキャップ1がシール材3に対し
て円滑に摺動回動し、キャップ1とシール材3との相互
摺動摩擦が軽減される。
滑性部材4の介在によりキャップ1がシール材3に対し
て円滑に摺動回動し、キャップ1とシール材3との相互
摺動摩擦が軽減される。
従って円滑なキャップ開閉操作を行なうことが出来ると
共に、シール材3自体の摩損が防止されシール材3の耐
久性を向上することが出来る効果がある。
共に、シール材3自体の摩損が防止されシール材3の耐
久性を向上することが出来る効果がある。
尚図示例のシール材3は、シール材3の口金曲縁接触面
側に下方に突出して口金曲縁23の内径側壁面23□に
全周的に接触するリング状リップ部31を形成すると共
に、キャップ1と口金曲縁23との間に挾まれるシール
材肉厚部にその肉厚を外径側につなぎ部32を残して内
径側から上下33゜34に切り開くリング状割溝35を
形成した特殊形状のものを示す。
側に下方に突出して口金曲縁23の内径側壁面23□に
全周的に接触するリング状リップ部31を形成すると共
に、キャップ1と口金曲縁23との間に挾まれるシール
材肉厚部にその肉厚を外径側につなぎ部32を残して内
径側から上下33゜34に切り開くリング状割溝35を
形成した特殊形状のものを示す。
即ち、キャップ1を口金2に緊締した状態に於てタンク
21の内圧が高くなるとシール材3のリップ部31が、
割溝35の内圧による開き作用と相まってタンク内圧に
より口金曲縁23の内径側壁面23□に全周囲的に良好
に押圧密着する(セルフシーリング)。
21の内圧が高くなるとシール材3のリップ部31が、
割溝35の内圧による開き作用と相まってタンク内圧に
より口金曲縁23の内径側壁面23□に全周囲的に良好
に押圧密着する(セルフシーリング)。
その押圧密着力はタンク内圧の大きさに対応して大きく
なり、タンク内に高圧が発生しても十分良好にガス漏れ
を防止することが出来る。
なり、タンク内に高圧が発生しても十分良好にガス漏れ
を防止することが出来る。
シール材3の割溝35を境とする上側肉厚部33を図の
ように内径方向に延長し、その延長部の縁部にキャップ
インナ一部11の基部周面に接触するリング状リップ部
36を形成すればこのリップ部36もタンク内圧により
キャップインナ一部11の基部外周面に良好に押圧密着
するので更に効果的にガス漏れを防止することが出来る
。
ように内径方向に延長し、その延長部の縁部にキャップ
インナ一部11の基部周面に接触するリング状リップ部
36を形成すればこのリップ部36もタンク内圧により
キャップインナ一部11の基部外周面に良好に押圧密着
するので更に効果的にガス漏れを防止することが出来る
。
タンク内圧によるシール材3の外径方向への適度の膨張
を防止するためにシール材3の外周に金属リング等抗張
リング14を嵌める。
を防止するためにシール材3の外周に金属リング等抗張
リング14を嵌める。
或はキャップ1の外周縁15をシール材3の外周を囲む
ように延出させるとよい。
ように延出させるとよい。
第1図はキャップを緊締した状態の一部切欠き断面図、
第2図はシール材の拡大断面図。 1はキャップ、12はキャップインナ一部、11は係合
爪、13は押上げばね、21はタンク、2は口金、3は
シール材、4は滑性部材、23は口金の曲縁、31.3
6はリング状リップ部、35は割溝、14は抗張リング
。
第2図はシール材の拡大断面図。 1はキャップ、12はキャップインナ一部、11は係合
爪、13は押上げばね、21はタンク、2は口金、3は
シール材、4は滑性部材、23は口金の曲縁、31.3
6はリング状リップ部、35は割溝、14は抗張リング
。
Claims (1)
- キャップ1と容器口金2との間にシール材3を挾んでキ
ャップ1を口金2に対し回動緊締するキャップ装置に於
て、キャップ1とシール材3の相互接触面間に滑性部材
4を介在させたキャップ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976099441U JPS5931958Y2 (ja) | 1976-07-26 | 1976-07-26 | キヤツプ装置 |
US05/818,605 US4090634A (en) | 1976-07-26 | 1977-07-25 | Closure cap for a liquid storing vessel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976099441U JPS5931958Y2 (ja) | 1976-07-26 | 1976-07-26 | キヤツプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5329807U JPS5329807U (ja) | 1978-03-14 |
JPS5931958Y2 true JPS5931958Y2 (ja) | 1984-09-08 |
Family
ID=28709734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976099441U Expired JPS5931958Y2 (ja) | 1976-07-26 | 1976-07-26 | キヤツプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931958Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4603450B2 (ja) * | 2005-09-14 | 2010-12-22 | 本田技研工業株式会社 | 液体用容器の蓋構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5199440A (ja) * | 1975-02-28 | 1976-09-02 | Hitachi Ltd | Fukusukeisankishisutemuniokeru setsuzokusochi |
-
1976
- 1976-07-26 JP JP1976099441U patent/JPS5931958Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5199440A (ja) * | 1975-02-28 | 1976-09-02 | Hitachi Ltd | Fukusukeisankishisutemuniokeru setsuzokusochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5329807U (ja) | 1978-03-14 |
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