JPS593190B2 - 乾海苔の火入処理方法 - Google Patents

乾海苔の火入処理方法

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JPS593190B2
JPS593190B2 JP56149999A JP14999981A JPS593190B2 JP S593190 B2 JPS593190 B2 JP S593190B2 JP 56149999 A JP56149999 A JP 56149999A JP 14999981 A JP14999981 A JP 14999981A JP S593190 B2 JPS593190 B2 JP S593190B2
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JP
Japan
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seaweed
rollers
dry seaweed
burning
ambient temperature
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JP56149999A
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孝治 濱野
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、乾海苔の火入処理方法に関する。
乾海苔は、生産が冬期間に限られ、次年度の生産が始ま
るまで年間を通じて消費されるものであり、少な(とも
−年その品質低下を可能な限り抑制し、少しでも生産時
の乾海苔に近い状態で保存するよう努力されている。
その一方法としては、通常8〜12%の水分を含有して
いる乾海苔を、火入処理」(乾燥処理)し、水分3%前
後に調整し、クラフト、アルミあるいはポリ構成の角袋
に納め、密封の上倉庫に入れ、湿気を遮断して保存する
ことが流通業界で行なわれている。
従って、従来より問屋では、生産性より購入した乾海苔
を火入処理するに際し、先ず、−帖(10枚)づつ半折
され、10帖づつ帯封された乾海苔を作業員が手作業で
帯を解き、1帖、1帖伸しており、この伸し作業が煩雑
であり、又、時間がかかるわりに能率が悪く、又、火入
処理は、この伸された海苔を多数枚垂直に並べ、底部に
網を張設した箱に収納し、箱のまま熱風乾燥機に入れ、
ボイラー電熱で熱風を約2〜12時間位強制循環させて
火入れを行なっていた。
この熱風乾燥機は大型であり、場所を占め、しかも燃料
費が高く、又、少量を火入れする場合にも同一の燃料費
がかかり、前記の伸し作業の人件費とともに不経済であ
った。
又、倉庫への出し入れも煩雑であり、一度に大量の海苔
を保管できず、貸し倉庫を利用する場合には、運搬及び
包装作業が煩雑であった。
そこでこの発明は、従来の欠点を除去し、熱風乾燥機を
必要とせず、加工ラインの工程中に火入処理ができ、燃
料費が安価で場所を占めず経済的な乾海苔の火入方法を
提供するものである。
以下、この発明に使用する装置の一実施例を説明すると
、1はキャスター2を設は移動可能な火入処理装置本体
であり、該装置本体1には処理室3を設け、該室内には
シーズヒーター等の熱源4と該熱源の下方に設けた77
ン5により該室内を一定の雰囲気温度に保ち、該室の一
方には入口6、他方には出口1を設け、これら入口から
出口に向けて、例えばステンレス等の吸熱性を有するロ
ーラーを上下に対向して設け、これらの一組のローラー
8a、8bを一定間隔おきに多数組列設している。
これら各ローラーは、変速モーター9により回転速度を
調節自在に駆動する。
又、処理室3の上面には断熱板10を設けると共に排気
ダクト11を設けてもよい。
又、処理室3内の雰囲気温度を一定にするため、サーモ
スタット等を取り付は温度コントロールすることはもち
ろんである。
次にこの発明の一実施例を述べると、伸し装置Aより伸
された乾海苔はコンベアー上を搬送され供給機Bに一次
スドックされ、該供給機より一枚づつ火入処理装置10
入口6に搬送される。
そしてローラー8a、8bに送り込まれ熱源4と吸熱し
たローラー等により乾海苔が火入され、出ロアより送り
出されるものである。
この場合、50℃〜80℃の温度帯で火入処理を行なう
ことがよいとされており、雰囲気温度もこの範囲に保つ
よう調整することが望ましい。
この発明によると、加工ラインの工程中に火入処理作業
が簡単に行なえ、しかも乾海苔を一枚、一枚同一の条件
で火入処理するため、均一な品質が得られ、従来の如く
熱風乾燥機等の大型の設備が不用であり、場所を占めず
、又、燃料費も安価で経済的であり、極めて有益なる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明に使用する装置の一実施例を示す一部
欠截正面図である。 1・・・・・・火入処理装置、2・・・・・・キャスタ
ー、計・・・・・処理室、4・・・・・・熱源、5・・
・・・・ファン、6・・・・・・入口、7・・・・・・
出口、8a 、8b・・・・・・ローラー、9・・・・
・・変速モーター、10・・・・・・断熱板、11・・
・・・・排気ダクト、A・・・・・・伸し装置、B・・
・・・・供給機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定の雰囲気温度内で吸熱性を有する上下一対のロ
    ーラーを一定間隔をあけて多数組列設し、これらローラ
    ー間に伸された乾海苔を順次圧入搬送し、雰囲気温度及
    びローラーの回転速度を調節し、所望の低水分に火入処
    理することを特徴とする乾海苔の火入処理方法。
JP56149999A 1981-09-22 1981-09-22 乾海苔の火入処理方法 Expired JPS593190B2 (ja)

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JPS5851877A JPS5851877A (ja) 1983-03-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63291559A (ja) * 1987-05-23 1988-11-29 Marutoku Nori Kk 海苔の自動火入れ乾燥装置

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JPS5851877A (ja) 1983-03-26

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