JPS5931524B2 - テトラフルオルエチレンの懸濁重合体の製造方法 - Google Patents

テトラフルオルエチレンの懸濁重合体の製造方法

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JPS5931524B2
JPS5931524B2 JP6072876A JP6072876A JPS5931524B2 JP S5931524 B2 JPS5931524 B2 JP S5931524B2 JP 6072876 A JP6072876 A JP 6072876A JP 6072876 A JP6072876 A JP 6072876A JP S5931524 B2 JPS5931524 B2 JP S5931524B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F214/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • C08F214/18Monomers containing fluorine
    • C08F214/26Tetrafluoroethene
    • C08F214/262Tetrafluoroethene with fluorinated vinyl ethers

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は懸濁重合法による、改善された加工特性を有す
るポリテトラフルオルエチレンの重合体の製造方法に関
する。
米国特許第3142665号明細書から、少量のパーフ
ルオルアルケンまたはパーフルオルアルコキシトリフル
オルエチレンの存在下に乳濁法によりテトラフルオルエ
チレンを重合することによつて約0.05ないし0.5
μmの平均粒子径を有するポリテトラフルオルエチレン
の分散重合体を製造することが知られている。
このようにして得られた改質された分散重合体から凝固
および次いで乾燥することによつて粉末が得られ、これ
は通常の潤滑剤と混合した後、いわゆるペースト押出し
技術に従つて加工されうる。しかしながら、そのような
重合体は、その低い分子量(2.23ないし2.170
9/DOSSG値;SSG二ASTMDl457−62
Tによる標準比重)およびそれに結び付いたひび割れを
形成する強い傾向のために、厚壁の成形および焼結物品
の製造には不適当である。更に、いわゆる低温流れを低
下させるために重合体中の0.05ないし0.5モル?
という少量のヘキサフルオルプロピレンで改質されるポ
リテトラフルオルエチレン粉末を懸濁重合の技術によつ
て製造することも公知となつている(米国特許第365
5611号明細書参照)。
最後に、沈殿剤の付在下にペルフルオルエーテルまたは
ペルフルオルアルコキシエチレン0.003ないし1.
5モル?を用いて懸濁重合法によりテトラフルオルエチ
レンを重合することが英国特許第1116210号明細
書から知られている。ポリテトラフルオルエチレンの懸
濁重合体は、とりわけ成形および焼結されたプロツクに
加工され、このものからスライスド・シート(Slic
edsheets)が作られる。
最近ではスライスド・シートの製造の際の高度の合理化
の結果、できうる限り直径の大きな焼結プロツクが次第
に要求されている。その場合、極めて慎重な冷却条件下
においても、その大きな厚みのゆえに、増大した収縮が
ひずみのために、そのようなプロツクの内部にひび割れ
が現われる。かくしてプロツクの全体または少くともそ
の内部がスライスド・シートへの加工のために使用でき
なくなるので、製造業者は従来慣用されている重合体の
場合には一定の大きさ以下のプロツクに止めざるを得な
かつたのである。更に、焼結プロツクから得られたスラ
イスド・シートの所望の高い絶縁耐力を得るためには、
ポリテトラフルオルエチレン粉末から焼結の前の第1段
階においてプレスによつて得られたブランクを予め高密
度化することが不可欠である。必要な高密度化を保証す
るためには、懸濁重合から得られた粗重合体は、まず湿
式粉砕にかけ、そして乾燥後に、約30μmの平均粒子
寸法が得られるまで、例えばハンマーミルまたはエアジ
ェットミル中での微粉砕にかけられなければならない。
従つて、そのような生成物の粉砕特性は決定的な重要性
を有する。英国特許第1116210号明細書には、な
るほど、予め粉砕することなくそこに得られたそして乾
燥された粗重合体を直接に成形加工することが記載され
ている。しかしながら、そのような焼結プロツタから製
造されたスライスド・シートは、極めて多孔性であり、
その結果、それらの電気的特性は劣つている。他方、英
国特許第1116210号に従つて製造された粗重合体
をまず湿式粉砕に、そして次いで乾式粉砕にかけるなら
ば、改良されていないポリテトラフルオルエチレン一懸
濁重合体に比較して粉砕性の明らかな低下が観察され、
それは次いで粉砕物の繊維状構造およびいわゆるピンホ
ールの生成のゆえにそれから製造されたスライスド・シ
ートの場合には望ましくない粗大な部分は〉100μm
である。上記の公知技術に従つて製造されたすべての生
成物は、ひび割れ生成の高い傾向を示し、それは生成物
の微細粉砕の場合においても除去され得ないっすなわち
、改善されたポリテトラフルオルエチレン一重合体を提
供するという課題があつた。それは焼結プロツクおよび
その他の厚壁の物品に加工された場合に、ひび割れ形成
の傾向を完全に、または実質的に含まず、したもその他
の性質、特にスライスド・シートの製造にとつて重要な
ものを伴なわない。上記の課題を解決するために、本発
明によれば、通常の触媒ならびに場合によつては緩衝物
質、沈殿剤および場合によつては少量の乳化剤および重
金属塩の存在下に、懸濁法によつてテトラフルオルエチ
レンを重合する方法において、使用されたテトラフルオ
ルエチレンに関して0.0004ないし0.0029モ
ル?の、式1CF2=CF−0−Rf(1) (上式中、Rfはlないし10個の炭素原子を有するパ
ーフルオルアルキル基である)で表わされるパーフルオ
ル化エーテル、式川(上式中、nは0ないし4である)
で表わされるパーフルオル化エーテルおよび式(上式中
、nはlないし4である)で表わされるパーフルオル化
エーテルまたは異なつた値のnを有するそのようなパー
フルオル化エーテルの混合物のうちの少くとも1種を改
質剤として重合の際に添加することを特徴とする、上記
テトラフルオルエチレンの重合方法が提供される。
改質剤として使用される式(1)のパーフルオル(アル
キルビニル)一エーテルは、式中Rfがパーフルオル化
アルキル基、好ましくは1ないし10個の炭素原子、好
ましくはlないし4個の炭素原子を有する直鎖状パーフ
ルオル化アルキル基である。
好ましくはパーフルォルメチル一、パーフルオルエチル
一、パーフルオルブチル一および特にパーフルオルプロ
ピルパーフルオルビニルエーテルが好適である。本発明
に従つて更に使用されうる式()で表わされるエーテル
においては、nは好ましくはOまたはlに等しくそして
特にOに等しく、他方式(ρエーテルの場合には、nは
好ましくは1または2に等しい。
式(1),(11)および(ゆエーテルは、純粋な型に
おいて、または種々の残基Rfを有するかまたはnにつ
いての種々の値を有するエーテルの混合物として使用さ
れつる。
同様に、エーテル(1),()および([株]混合物も
また使用されうる。改質剤の量は、使用されたテトラフ
ルオルエチレンに関して0.0004ないし0.002
9モル?、好ましくは0.001ないし0.0025モ
ル?そして特に0.001ないし0.0020モル?と
すべきである。
改質剤は必要な重合圧力に達した際にその全量が反応容
器中に配量されることが好ましい。
しかしながら、同様に必要な量のうちの一部の量を予め
装入しておきそして残りの量を後刻配量するか、または
テトラフルオルエチレンの70%まで、好ましくは30
%までがすでに反応している時点において全量を後刻配
量することもできる。後配量は連続式でもまたバツチ式
でも実施されうる〇エーテル(1)の製造は、例えば米
国特許第3180895号および第3250808号各
明細書に記載された方法で行なわれうるが、エーテル(
)は、例えばドイツ特許出願P2,434,992.6
(ドイツ特許出願公開第2434992号明細書)およ
びP2,5l7,357.3による方法に従つて得るこ
とができる。式(111)のエーテルは、ドイツ特許第
1263749号に従つて、―般式/
S フ \ / 〔上式中、nはlないし4であり、Yは−{′0Fまた
は−COOMe(ここにMe=l価の金属、好ましくは
アルカリ金属)に等しい〕の化合物の熱分解によつて得
られる。
これらのパーフルオル化エーテルカルボン酸の誘導体は
、英国特許第928315号および第1033574号
各明細書に記載されているように、ヘキサフルオルプロ
ペンオキシドのオリゴマ一化によつても製造されうる。
本発明の方法による懸濁重合は、通例の条件下に実施さ
れる。
触媒としてはパーサルフェード、パーカーボネート、パ
ーボレート、過酸化物、過酸、アゾ化合物または過マン
ガン酸塩が使用されうる(米国特許第2393967号
、第2394243号、第2471959号、第251
0783号、第2515628号、第2520338号
、第2534058号、第2565573号、第259
9299号、第3632847号各明細書参照)。
同様に、上記の過酸化化合物とのレドツクス触媒糸(例
えば米国特許第2393967号明細書第3頁左欄第2
2行以下参照)、特にパーサルファイト、ヒドラジン、
ジチオナイトまたはジイミンを放出する水溶性の窒素化
合物、例えばアゾジカルボン酸およびそれらの塩または
アゾジカルボンアミドのような還元成分とパーサルフェ
ードが使用されうる。重合は合目的的には約0.5ない
し20気圧、好ましくは3ないし10気圧(ゲージ圧)
の範囲内の圧力および好ましくは約5ないし80℃、好
ましくは10ないし35℃の温度において行なわれる。
重合媒質は限界的なものではなく、公知の方法で酸性、
中性またはアルカリ性でありうる。過マンガン酸塩また
はアゾ化合物を使用する場合には、好ましくは酸性の媒
質が使用され、他のすべての触媒の場合にはアルカリ性
媒質を使用することが有利である。重合は場合によつて
は、少量の緩衝物質、特に例えばカルバミン酸アンモニ
ウム、炭酸アンモニウム、塩化アンモニウム、シユウ酸
アンモニウムその他のようなアンモニウム塩のような緩
衝物質の存在下に実施されうる。
場合によつては、例えばホウ砂または無機の水溶性のホ
スフエートのような公知の沈殿剤もまた添加することが
できる。更に、場合によつては、触媒の分解を容易にす
るために、少量の重金属塩を、例えば2価の銅、2価ま
たは3価の鉄、3価のクロムまたはl価の水銀の塩の形
で、全水性混合物に関して1×10−5ないし40×1
0−5重量?、好ましくは3×10−5ないし20×1
0−5重量?の濃度で存在してもよいO一定の場合には
、例えばパーフルオルカルボン酸の塩のようなテローゲ
ン的に不活性の乳化剤の少量を重合混合物に添加するこ
ともまた有利でありうる。
しかしながら、そのような乳化剤の濃度は水性乳濁液の
形成に必要な量以下に留めるべきである。それは好まし
くは30ppm以下、そして特に20PF1以下である
。驚くべきことには、本発明の方法に従つて、前記の加
質剤の極めて少量を使用することによつC、成形一焼結
プロツクのひび割れ生成の傾向が著しく減少するので、
80kgまで(これは40?までの直径に対応する)と
いう従来全く使用できない犬きさのそのような焼結プロ
ツクを製造することができ、このものはそれからスライ
スされたシートの光学的試1験によつて容易に認められ
るようなひび割れをその中心部に到るまで全く有しない
のである。
第1表および第2表から明らかなように、本発明の方法
による生成物は、この性質において公知のもののそれに
比較してはるかに卓越しているO本発明の方法によつて
製造された生成物は、方において純粋な改質されていな
いポリテトラフルオルエチレンに比較して驚異的な利点
を示し、また他方において本発明による改質剤を比較的
多量に(〉0.0029モル%)用いて製造された生成
物に比較しても驚くべき有利性を示す。
本発明に従つて製造された生成物の下記の利点は、改質
されていないポリテトラフルオルエチレンに比較して明
らかである;(1)ひび割れを含まずスライスド・シー
トを製造するのに適した大きな成形一焼結プロツクを製
造しうること。
シートは大きなプロツクの全直径に亘つてすぐれた性質
を有していること。(2)使用された改質剤の量が極め
て少量であるにもかかわらず、シートの透明度が驚異的
に改善されること。(3)熱処理後の密度の変化による
シートの熱安定性の改善。
パーフルオル化された改質剤の比較的多量(〉0.00
29モル%)を用いて製造された生成物(例えば英国特
許第1116210号明細書参照)に比較して、本発明
に従つて製造された生成物は下記の利点を示す:(1)
ひび割れを含まない、より大きな、成形一焼結プロツク
を製造しうること。
より多量の改質剤を使用した場合には、再びひび割れの
生成が増大し、従つてひび割れの生成に関して使用した
改質剤の濃度の最適の範囲は、使用したテトラフルオル
エチレンに関して0.0029モル?以下、好ましくは
0.0020モル?以下であることが判明したことは驚
くべきことである。この事実は第2表によつてより詳細
に示されている。),)得られた生成物は、改善された
機械的性質を有すること。
使用された改質剤の量が前記の値を超えると、焼結され
た材料の引張強さが明らかに減少することが立証された
。3)焼結プロツクの外側部分から製造されたスライス
ド・シートは、改善された電気的性質を有すること。
この場合においても、使用された改質剤の量が比較的多
い場合には、フbツクの周縁部分における絶縁耐力が明
らかに低下することが明らかである。1)粉砕性が改善
されること。
パーフルオル化されたエーテルで改質された生成物は、
比較的多量の改質剤が使用された場合には、通常のエア
ジェットおよびハンマーミル上における粉砕性がより悪
くなることが認められた。低下した粉砕性の結果として
、改質されていないポリテトラフルオルエチレン粉末に
比較してより低い見掛け密度を有する粉末が得られる。
それから製造されたスライスド・シートは、異なつた透
明度を有する(ピンホールおよび白点)。これらの欠点
は、本発明に従つて、使用された改質剤の量が少量であ
る場合には現われない。′ 第2表について (1)加工範囲: 加熱および冷却の速度は、第1表(脚註)に規定された
ものと同様である。
示された温度範囲は、製造されたスライスド・シートが
過焼結〔はん点」(MOttles)〕を示さず、また
30k9/d以上の引張強さを有するような、可能な静
止温度を包含する。(2)分子量: 平均分子量の測定は、アイロルデイによるトラクシヨン
ークリーピング法に従つて行なわれた(C.AirOl
di,C.CarbugliOandM.Rag−Az
zini′J−Appl・POlym−Sc−14?7
988,1970参照)。
(3)結晶化速度: 精密膨張計装置(H.Wilskl,MakrOmOl
.Chemiel5O(1971),209)を用いて
、1.59の重量を有し焼結プレートから取られた試験
体を、3『C/Hrの一定の速度で25℃から350℃
まで加熱し、次いで同じ速度で冷却した。
表記された値は、320℃から250゜Cまで冷却した
場合の比容(△V.spec)の減少に関するものであ
る。(4)絶縁耐力 重量14k9のプロツク(寸法:高さ約20CIrL1
、直径約20?)を外側から中心部に向つて200μの
厚さのシートをスライスする。
絶縁耐力測定器を用いて絶縁耐力を測定する。点1はプ
ロツクの直径の190ないし173mmのスライス範囲
に、点2は149ないし130鼎のスライス範囲に、そ
して点3は77ないし56mTfLのそれに相当する。
使用された絶縁耐力測定器は、メスヴアンドラ一・バウ
社(MesswandlerBauGmbH,Bamb
erg)製のJPG3O/0.5型(電極:上部球形電
極の直径20mm、下部プレート型電極の直径50mm
;VDEO3O3/T2またはDIN5348lによる
)の装置であつた。
少くとも10の個々の数値から平均値を計算した。最も
高い数値から2番目の値から75%低い値は、計算に入
れなかつた。平均値を計算するために使用された個々の
値の数は、個々の全部の値の少くとも70%に達しなけ
ればならない。(5)比重: この測定は352バールにおいて圧縮され380℃にお
いてl時間焼結された円板(直径25mTIL)につい
て23℃において浮力法によつて行なつた。
3)引張強さおよび破断時の伸び. ASTMDl7O8による試1験棒を用いてASTMD
l457−62Tに従つて測定した。
表記された値は、14K9のプロツクの異なつた部分か
らのスライスド・シートについて10回の測定の平均値
である。以上の実施例は本発明を例示するものである。
;111〜16(第3表参照)])懸濁重合 使許された重合用オートクレーブは、180!の容量お
よびエナメルの内張りを有し、じやま板を備えていた。
まず脱イオン化された水1201および第2表にそれぞ
れ表記された添加剤を装人した。攪拌機は100rpm
の速度に調節されていた。窒素で約15回そしてテトラ
フルオルエチレン(2気圧、ゲージ圧)で2回、オート
クレーブをフラツシユした後に、テトラフルオルエチレ
ンを表に示された所望の圧力まで昇圧した。攪拌機の回
転数をRpmまで高めた後に、第3表の第3欄に記載さ
れた成分を配量し、水900〜で洗つた。それぞれ規定
された圧力および温度の下に、混合物に関して表の最終
欄に記載された重量?で表わされた固体含量に達するま
で重合を継続した。))処理 重合容器の圧力を解除した後、撹拌下に窒素(4ないし
5気圧、ゲージ圧)で3回フラツシユし、次いで水性媒
質を排出させた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 通常の触媒ならびに場合によつては緩衝物質、沈殿
    剤および場合によつては少量の乳化剤および重金属塩の
    存在下に懸濁重合法によりテトラフルオルエチレンを重
    合する方法において、使用されたテトラフルオルエチレ
    ンに関して0.0004ないし0.0029モル%の、
    式 I CF_2=CF−O−Rf( I ) (上式中、Rfは1ないし10個の炭素原子を有するパ
    ーフルオルアルキル基である)で表わされるパーフルオ
    ル化エーテル、式II▲数式、化学式、表等があります▼
    (II)(上式中、nは0ないし4である) で表わされるパーフルオル化エーテルおよび式III▲数
    式、化学式、表等があります▼(III)(上式中、nは
    1ないし4である) で表わされるパーフルオル化エーテルまたはnの異なつ
    た値を有するそのようなパーフルオル化エーテルの混合
    物、のうちの少くとも1種を改質剤として重合の際に添
    加することを特徴とする、前記テトラフルオルエチレン
    の重合方法。 2 使用されたテトラフルオルエチレンに関して0.0
    01ないし0.0020モル%の量の改質剤を重合の際
    に添加する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 式( I )中のパーフルオルアルキル基が直鎖状で
    あり、かつ1ないし4個の炭素原子を有する、特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 4 式(II)中のnが0または1である、特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 5 式(III)中のnが1または2である、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
JP6072876A 1975-05-28 1976-05-27 テトラフルオルエチレンの懸濁重合体の製造方法 Expired JPS5931524B2 (ja)

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DD (1) DD125632A5 (ja)
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FR (1) FR2312515A1 (ja)
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IT (1) IT1060683B (ja)
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