JPS5931451Y2 - 車両のスライデイングル−フ装置におけるル−フ構造 - Google Patents

車両のスライデイングル−フ装置におけるル−フ構造

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JPS5931451Y2
JPS5931451Y2 JP557780U JP557780U JPS5931451Y2 JP S5931451 Y2 JPS5931451 Y2 JP S5931451Y2 JP 557780 U JP557780 U JP 557780U JP 557780 U JP557780 U JP 557780U JP S5931451 Y2 JPS5931451 Y2 JP S5931451Y2
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JP
Japan
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roof
mounting piece
stiffener
panel
roof panel
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Expired
Application number
JP557780U
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JPS56106919U (ja
Inventor
春雄 渡辺
憲治 根本
司郎 末永
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両のスライディングルーフ装置におけろルー
フ構造に関スる。
車両の天井部に開口部を設け、この開口部を前後方向に
摺動するスライドルーフ部材で開閉するようにしたスラ
イディングルーフ装置は知られている。
スライディングルーフ装置は一般にスライドルーフ部材
、これを支持するスチフナ、スライドフレーム等からな
る。
しかしながら従来にあっては米国特許第 3016263号明細書に示すように、スライドルーフ
部材7及びスライドフームフーム4,6゜13を支持す
るスチフチ1を設け、このスチフナ1の側部に形成した
取付片2を車体の側板を構成するルーフサイトレール1
2に接合すると共に、ルーフパネル10の開口縁をスチ
フナ1の開口縁に挾みつげる如く結合してルーフ構造を
構成している。
そのためルーフサイトレール12とルーフパネル10の
各精度誤差、ルーフサイトレール12とルーフパネル1
0の組付誤差等の集積によりルーフパネル開口部に対し
、スライドルーフ部材γが上下、左右にばらつきを生じ
、多大の修整作業を要する。
従って同明細書ではスライドルーフフレーム4,6,1
3とルーフパネル10との位置関係(特に上下方向)の
誤差を吸収するため両者をルーフ開口部で挾みつげろ構
成を図示しているが、ルーフパネル10の開口縁をスチ
フナ1の開口縁に挾みつげる作業は二度折返さなければ
ならず面倒であり、もしスポット溶接等で接合すればル
ーフ上面の打痕の後処理を施さなければならない。
また、特開昭48−30227号公報に示すようにルー
フパネル12の下面にステフナ18を接着して設け、こ
のステフナ18を介してルーフフレーム20を結合する
ようにしたルーフ構造も提供されている。
しかしながら、この構造ではルーフパネル12にステフ
ナ18を接着するため、ルーフフレーム20の取付強度
は弱くならざるを得す、また、ルーフパネル12とステ
フナ18とをスポット溶接等で接合すれば後処理を要し
面倒となる。
本考案は前記事情に鑑み案出されたものであって、本考
案の目的とする処は、ルーフパネルとスライドルーフフ
レームの組付精度の向上、組付作業性の向上、更にはシ
ール性の向上、部品点数の減少を企図する如くした車両
のスライディングルーフ装置におけろルーフ構造を提供
するにある。
本考案は前記目的を達成するため、ルーフパネルの左右
両端に該パネル面よりも低位で車体の左右外方へ突出す
る取付片を設け、車体の側部を構成するルーフサイトレ
ールアクタ及びルーフサイトレールインナに前記取付片
に重合自在な接合部を設け、前後の横片、横片の左右間
を連結する如く設けられた左右の前後方向への縦片、該
縦片間を横断して連結する少なくとも一個のクロスメン
バとで一体的に形成されたステフナを設け、ステフナの
左右両端には前記ルーフパネルの取付片に重合自在に取
付片を設け、前記ステフナにスライドルーフ部材ユニッ
トを組着したスライドルーフフレームを結合し、ルーフ
パネルの取付片にステフナの取付片を接合してルーフパ
ネル下面にステフナを結合すると共に、この取付片をル
ーフサイトレールアクタ及びルーフサイトレールインナ
の接合部に接合したことを特徴とする。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
第1図は車両の概略を示す斜視図で、車両1はボディ2
のルーフパネル3上の前席上に開口部4を備え、開口部
4はスライドルーフ部材5で開閉され、第2図に第1図
2−2線断面図で示すように、ルーフパネル3の左右両
端には該パネル面よりも低位で車体の左右外方へ突出す
る取付片3aを設けろ。
第3図は第1図3−3線の断面図、第4図はステフナの
斜視図を各所している。
第4図はステフナの斜視図で、ステフナ6は前部の横片
6a、後部の横片6b、横片6a 、 6bの左右端間
を繋ぐ左右の前後方向に配設された縦片6c、6cとか
らなり、平面口型をなし、縦片6c、6c間を繋ぐ第1
のクロスメンバ6dと、第2のクロスメンバ6eを備え
て実施例では平面口型をなし、クロスメンバは6dのみ
として平面日型としても良い。
これら前部横片6a、クロスメンバ6d、6e、後部横
片6b各横部材の断面は第5図乃至第8図に示される如
く略チャンネル状をなし、剛性、強度アップを図ってい
る。
左右の縦片6c、6cは各外側方に例えば各三個所の取
付片6f・・・を一体に突設し、且つ縦片6c、6cは
チャンネル断面をなし、夫々には前部、中間部及び後部
に7段下方に凹出した取付部6g・・・が形成され、且
つ前部の横片6aには二個所の取付部6hが形成され、
前部横片6aと第1のクロスメンバ6d間には開口部4
と対応する大きな開口部61が形成されている。
第9図は縦片6cの第4図9−9線に沿った断面図で、
取付片6f、取付部6gが明らかに示されている。
以上のステフナ6は鋼板素材の一体プレス成形品として
形成しても、或は別体の部品を溶接接合して形成しても
良い。
第4図のステフナ6の下側に示されるのはスライドルー
フフレーム7で、これ1は鋼板素材のフレス成形品で形
成され、前部に開口部7aを備え、図ではフレームのみ
を示し、スライドルーフ部材のガイドレールその他の部
品は示されておらず、フレーム1の左右には各三個のブ
ラケット8・・・を、又前部には二個のブラケット9が
各接合されている。
以上のステフナ6の下からフレーム1を当て、ブラケッ
ト8,9をステフナ6の取付部6gt6hと第2図に示
される如くボルト・ナツト10で結合し、第2図に示さ
れる如くフレームγ上の左右にはレール11が配設され
、ステフナ6とフレーム7間にはスライドルーフ部材5
が前後方向にスライダ12を介して支持配設され、スラ
イダ12とルーフ部材5はステー13で連結されている
そしてフレームTの側壁7b頂部とステフナ6の枠部6
a、6b、6c下面との間にはシール部材14が介設さ
れ、シール部材14はステフナ6とフレーム1を先ず組
着するため密着性が得られ、シール性は高いものが得ら
れる。
以上のフレーム1を接合したステフナ6を、取付片6f
・・・を前記取付片3aに接合してルーフパネル3下面
に結合し、これにより開口部4とフレーム7の精度は容
易に得られ、更にかかるルーフパネル3の取付片3aを
車体の側部のルーフサイトレールアウタ15、ルーフサ
イトレールインナ16の接合部17に取付片6fと共に
接合し、ルーフパネル3はスライディングルーフ装置を
付設した状態で車体に組付けられろこととなり、またス
ライディングルーフ装置は取付片3a、3f、接合部1
7を介して強固に支持される。
尚、ルーフパネル3の左右両端には、前記取付片3aと
ルーフサイトレールアウタ15の内端とにより凹部3b
が形成され、斯かる凹部3bにモール等を嵌着すれば、
取付片3aにおけろ溶接箇所等の後処理を要せず、同時
にモール等によってルーフパネル3の外観性を高めるこ
とができろ。
以上で明らかな如く本考案によれば、スライドルーフフ
レームを上記構造のステフナに結合し、これのユニット
をルーフパネルに結合し、ルーフパネルを車体側に結合
するようにしたため、ルーフパネルとスライドルーフフ
レーム、即ちスライディングルーフ装置の精度が容易に
、高く得られ、組付誤差は極めて小さく、スライディン
グルーフ装置をルーフパネルとの関係で特定し、車体に
ルーフパネルを取り付けるため精度維持も容易であり、
且つ組付も容易で作業性も極めて良好であり、効率的な
この種車両の量産が行え、作業の簡単化、容易化、省力
化を図ることができろとともに、予じめスライドルーフ
フレームとステフナを結合するためこの間のシール性も
誤差なく得られ、高いシール性を有するスライディング
ルーフ装置が得られる等多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は車両の
斜視図、第2図は第1図2−2線断面図、第3図は第1
図3−3線断面図、第4図はステフナ、スライドルーフ
フレームの斜視図、第5図乃至第9図は第4図5−5線
乃至9−9線の各断面図である。 尚図面中1は車両、3はルーフパネル、4は開口部、5
はスライドルーフ部材、6はステフナ、1はスライドル
ーフフレームである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両の天井開口部を前後方向に摺動するスライドルーフ
    部材で開閉するようにし、たスライディングルーフ装置
    において、 ルーフパネルの左右両端に該パネル面よりも低位で車体
    の左右外方へ突出する取付片を設け、車体の側部を構成
    するルーフサイトレールアウタ及びルーフサイトレール
    インナに前記取付片に重合自在な接合部を設け、 前後の横片、横片の左右間を連結する如(設けられた左
    右の前後方向への縦片、該縦片間を横断して連結する少
    なくとも一個のクロスメンバとで一体的に形成されたス
    チフナを設け、 スチフナの左右両端には前記ルーフパネルの取付片に重
    合自在な取付片を設け、 前記スチフナにスライドルーフ部材ユニットヲ組着した
    スライドルーフフレームを結合し、ルーフパネルの取付
    片にスチフナの取付片を接合してルーフパネル下面にス
    チフチを結合すると共に、 この取付片をルーフサイトレールアウタ及びルーフサイ
    トレールインナの接合部に接合した、ことを特徴とする
    車両のスライディングルーフ装置におけるルーフ構造。
JP557780U 1980-01-21 1980-01-21 車両のスライデイングル−フ装置におけるル−フ構造 Expired JPS5931451Y2 (ja)

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JPS56106919U JPS56106919U (ja) 1981-08-20
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