JPS5931367B2 - ガス遠心分離機における回転胴の製造方法 - Google Patents

ガス遠心分離機における回転胴の製造方法

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JPS5931367B2
JPS5931367B2 JP11065677A JP11065677A JPS5931367B2 JP S5931367 B2 JPS5931367 B2 JP S5931367B2 JP 11065677 A JP11065677 A JP 11065677A JP 11065677 A JP11065677 A JP 11065677A JP S5931367 B2 JPS5931367 B2 JP S5931367B2
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JP
Japan
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gas
manufacturing
rotating barrel
rotating
end plates
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JP11065677A
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JPS5444280A (en
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光一郎 末永
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被分離ガスを重ガスと軽ガスに分離するガス
遠心分離機における回転胴の製造方法に関する。
既に提案されているガス遠心分離機は、第1図乃至第5
図に示されるように、真空タンクa内に回転胴すの各回
転軸b1.b2を上部磁気軸受C及び支持枠dと一体の
下部軸受eに回転自在に軸装し、上記回転胴すの下部及
び真空タンクaの下端板a0にステイタf1とロータf
2 とよりなる電動機fを設け、この電動機fに通電す
ることにより、回転胴すを超高速度で回転するようにな
っている。
一方、上記ガス遠心分離機は、上記真空タンクaの上端
板a2の略中央部に被分離ガスの供給管g及び軽ガスと
重ガスとの各スクープ管h t sを同心的に設け、こ
れらの台管g、h、iを上記回転胴すの中に垂設したも
のである。
従って、上記供給管gから被分離ガスを供給すると、こ
の被分離ガスは超高速回転する回転胴すの遠心力によっ
て、重ガスと軽ガスとに遠心分離し、これを各スクープ
管り、iを通して機外へ抽出されるようになっている。
又一方、最近のガス遠心分離機の回転胴は、小型軽量化
を図る関係上、材質を強度の高いマレージング鋼を採用
している。
このマレージング鋼は時期熱処理により、材料強度及び
硬度を普通鋼の約2倍になるけれども、熱処理後、大き
く収縮する。
従って、上記回転胴に使用されるマレージング鋼は、熱
処理後非常に硬材質になるため、加工性が低下し、切削
加工や超硬バイトを必要とするなどして、実際問題とし
ては、修正加工程度の僅かな加工しかできないものとさ
れている。
特に、上記回転胴すにマレージング鋼を使用するのは、
超高速回転による変形を防止し、併せて、六弗化ウラン
のような、腐蝕性の強い被分離ガスを遠心分離するので
、耐蝕性を必要とするからである。
他方、上記回転胴は、加工公差、組立、精度、時効熱処
理による変形などを生じ、高精度の回転胴を製造するこ
とは困難であった。
即ち、時効熱処理を施すと、マレージング鋼材による回
転胴すは伸縮して変形し、全長が不均一になるため、上
記真空タンクaに回転胴すを組込むと、上端板a2の磁
気軸受c0と回転胴すの上端板b1の磁気軸受c2との
磁気ギャップ又は上記電動機fのステイタf1とロータ
f2とのギャップ(間隙)が設計寸法と異って来る。
従って、これを調整するために、上記端板a2や上記支
持枠dの接合面を修正加工して調節するようになってい
る。
特に、第5図に示されるように、回転胴すの上・下台端
板b3.b4に穿設された台上・下軸bl、b2の各取
付孔jの周りの加工仕上面の平坦度が得らず1上。
下軸b1.b2に大きな影響をおよぼすおそれがあつた
本発明は、上述した点に鑑み、薄肉円筒状をなす回転胴
の上・下沓端板に、予め上・下軸の各取付孔及び嵌合部
を加工して設け、これらの近傍に逃げ溝を設け、さらに
上記上−下沓端板の仕上面に修正加工代を設けておき、
時効熱処理後、上記仕上面を修正加工を施し、これによ
り回転胴の加工精度を向上して回転バランスを調整し、
量産による省力化を図ることを目的とするガス遠心分離
機における回転胴の製造方法を提供するものである。
以下、本発明を図示の一実施例について説明する。
第6図乃至第8図において、符号1は、マレージング鋼
材で構成されるガス遠心分離機における回転胴であって
、この回転胴1の上・下沓端板2゜3に・は上記上・下
軸b1.b2を取付ける各取付孔4及び嵌合部5が、予
め切削加工して設けられており、この各取付孔4及び嵌
合部5の近傍には各逃げ溝6.7が形成されている。
又、上記上、下沓端板2,3の仕上面8には、修正加工
面9が、第1図に肉太の線で示されるように設けられて
いる。
従って、上記回転胴1を、予め、上述した形状に加工し
てた後、これを時効熱処理を施す。
すると、マージング鋼材の性質上、材料強度及び硬度が
向上すると共に、他方熱処理によって収縮する。
しかして、上記回転胴1の上・下沓端板2,3の修正加
工面9を研削加工するようになっている。
以上述べたように本発明の製造方法によれば、薄肉円筒
状をなす回転胴1の上・下端板2,3に、予め上・下軸
を設ける各取付孔4及び嵌合部5を加工して設け、これ
らの近傍に逃げ溝6,7を設け、さらに、上記上・下沓
端板2,3の仕上面8に修正加工面9を設けており、時
効熱処理後、上記仕上面8を修正加工し得るようになっ
ているので、前述したモータ(電動機)ギャップや磁気
軸受ギャップの修正が不要となり、上記回転胴1の互換
性も容易にできるばかりでなく、数万台を列設するガス
遠心分離機において、量産加工の省力化を図り、組立を
容易にするから、安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は既に提案されているガス遠心分離機
における回転胴の製造方法を説明するための図、第6図
は本発明によるガス遠心分離機における回転胴の製造方
法を説明するための回転胴の断面図、第1図は、上記回
転胴の各端板の断面図、第8図は同上平面図である。 1・・・・・・回転胴、2,3・・・・・・上・下沓端
板、4・・・・・・取付孔、5・・・・・・嵌合部、6
.γ・・・・・・逃げ溝、8・・・・・・仕上面、9・
・・・・・修正加工面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 薄肉円筒状をなす回転胴の上・下台端板に、予め、
    上・下軸の各取付孔及び嵌合部を加工して設け、これら
    の近傍に逃げ溝を設け、さらに上記上下各端板の仕上面
    に修正加工代を設けておき1時効熱処理後、上記仕上面
    を修正加工を施すようにしたことを特徴とするガス遠心
    分離機における回転胴の製造方法。
JP11065677A 1977-09-14 1977-09-14 ガス遠心分離機における回転胴の製造方法 Expired JPS5931367B2 (ja)

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JPS5444280A JPS5444280A (en) 1979-04-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4399117A (en) * 1982-02-04 1983-08-16 Olin Corporation Production of neutral calcium hypochlorite from its dibasic salt
US4367209A (en) * 1982-02-26 1983-01-04 Olin Corporation Calcium hypochlorite production from its dibasic salt
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CN110076529B (zh) * 2019-05-15 2020-12-18 山西航天清华装备有限责任公司 一种弱刚性径向多孔系精密阀套稳态加工方法

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JPS5444280A (en) 1979-04-07

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