JPS5931344Y2 - 揺動選穀機による麦取出装置 - Google Patents
揺動選穀機による麦取出装置Info
- Publication number
- JPS5931344Y2 JPS5931344Y2 JP17137679U JP17137679U JPS5931344Y2 JP S5931344 Y2 JPS5931344 Y2 JP S5931344Y2 JP 17137679 U JP17137679 U JP 17137679U JP 17137679 U JP17137679 U JP 17137679U JP S5931344 Y2 JPS5931344 Y2 JP S5931344Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paddy
- grain
- wheat
- rice
- flow path
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は揺動選穀機による麦取出装置に関する３すなわ
ち、粗雑面を有する選穀板を傾斜させて揺動し混合米中
の玄米と籾を分離選別する揺動選穀機において、上記選
穀板の揺動作用によって分離せる籾を取出す籾取出流路
の途中から麦取出流路を分岐せしめ、この分岐部に麦取
出流路と籾取出流路とを互に開放開塞する切換弁を設け
、選穀板上を玄米と分離して粗側に偏流し籾と共に籾取
出流路から取出される麦を適宜上記麦取出流路から取出
す構成にして、コンバイン等によって稲・麦の収穫を兼
用して行なうとき粗生に麦が多量に混入し脱桴調整後に
おいて玄米中に麦が混入することによる品質の低下を解
消するため混合米中に混入する麦が選穀板の揺動作用に
より玄米と分離して籾と同様に偏流することに着目し揺
動選別機の選別過程で取出し排除せしめ籾すりプラント
等において麦取りを容易にして好適に実施できるように
せんとするものである。
ち、粗雑面を有する選穀板を傾斜させて揺動し混合米中
の玄米と籾を分離選別する揺動選穀機において、上記選
穀板の揺動作用によって分離せる籾を取出す籾取出流路
の途中から麦取出流路を分岐せしめ、この分岐部に麦取
出流路と籾取出流路とを互に開放開塞する切換弁を設け
、選穀板上を玄米と分離して粗側に偏流し籾と共に籾取
出流路から取出される麦を適宜上記麦取出流路から取出
す構成にして、コンバイン等によって稲・麦の収穫を兼
用して行なうとき粗生に麦が多量に混入し脱桴調整後に
おいて玄米中に麦が混入することによる品質の低下を解
消するため混合米中に混入する麦が選穀板の揺動作用に
より玄米と分離して籾と同様に偏流することに着目し揺
動選別機の選別過程で取出し排除せしめ籾すりプラント
等において麦取りを容易にして好適に実施できるように
せんとするものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第１図は籾すりプリントにおいて設備する要部の平面図
を示し、Ａ、Ａ”はそれぞれ揺動選穀機を示すが、両揺
動選穀機Ａ、Ａ’は、上面に粗雑面１ａを有する選穀板
１を縦方向イおよび横方向口に傾斜させて４枚重ねに形
成し、下方を各揺動支杆１０により支承するとともに偏
心輪１２駆動の揺動杆１１により全体が横方向に揺動す
るように装設し、各選穀板１の縦方向傾斜上位側端部に
混合米供給用のタンク１３を連通連設して構成する。
を示し、Ａ、Ａ”はそれぞれ揺動選穀機を示すが、両揺
動選穀機Ａ、Ａ’は、上面に粗雑面１ａを有する選穀板
１を縦方向イおよび横方向口に傾斜させて４枚重ねに形
成し、下方を各揺動支杆１０により支承するとともに偏
心輪１２駆動の揺動杆１１により全体が横方向に揺動す
るように装設し、各選穀板１の縦方向傾斜上位側端部に
混合米供給用のタンク１３を連通連設して構成する。
両揺動選穀機Ａ 、 Ａ’における各選穀板１の縦方向
傾斜下位側端部の下方には玄米樋２ａ 、２ｂ、混合米
樋３ａ、３ｂおよび籾樋４ａ、４ｂをそれぞれ同方向順
序にして並設し、雨樋２ａ 、 ３ａ、３ａ、４ａ、２
ｂ、３ｂおよび３ｂ 、４ｂの上方にまたがってそれぞ
れ仕切板１４ａ、１５ａ。
傾斜下位側端部の下方には玄米樋２ａ 、２ｂ、混合米
樋３ａ、３ｂおよび籾樋４ａ、４ｂをそれぞれ同方向順
序にして並設し、雨樋２ａ 、 ３ａ、３ａ、４ａ、２
ｂ、３ｂおよび３ｂ 、４ｂの上方にまたがってそれぞ
れ仕切板１４ａ、１５ａ。
１４ｂおよび１５ｂを架設するとともに各仕切板をつま
み１６によりそれぞれ横方向に移動調節できるように装
設して構成する。
み１６によりそれぞれ横方向に移動調節できるように装
設して構成する。
前記の各機の下方には分配樋Ｂを装設するとともに該分
配樋Ｂの下部には横方向に並ぶ４個の取出口５，６，９
．７をそれぞれ下向きに形成し、分配樋Ｂの内部におい
て、前記玄米樋２ａ、２ｂの下方にのぞむ流穀板１７，
１８の下方が玄米取出口５に連通ずるように装設し、流
穀板１８の途中に形成した開口１９と流穀板１７の先端
にまたがる切換弁２０をレバー２１により切換自在に回
動できるよう装設し、前記混合米樋３ａ、３ｂの下方に
のぞむ流穀板２２．２３の下方が混合米取出口６に連通
ずるように装設するとともに流穀板２２の途中に前記開
口１９がのぞむように装設して構成する。
配樋Ｂの下部には横方向に並ぶ４個の取出口５，６，９
．７をそれぞれ下向きに形成し、分配樋Ｂの内部におい
て、前記玄米樋２ａ、２ｂの下方にのぞむ流穀板１７，
１８の下方が玄米取出口５に連通ずるように装設し、流
穀板１８の途中に形成した開口１９と流穀板１７の先端
にまたがる切換弁２０をレバー２１により切換自在に回
動できるよう装設し、前記混合米樋３ａ、３ｂの下方に
のぞむ流穀板２２．２３の下方が混合米取出口６に連通
ずるように装設するとともに流穀板２２の途中に前記開
口１９がのぞむように装設して構成する。
また、前記籾樋４ａ 、４ｂはこの籾樋４ａ、４ｂの下
方にのぞむ流穀板２４．２５の斜設によって形成せる籾
取出流路Ｃにて籾取出ロアに連通するように装設し、そ
の流穀板２４の途中には開口２６を設けて変敗出口９に
連通する変敗出流路りを分岐せしめ、この分岐部Ｅにレ
バー２７により回動する切換弁８を設けて変敗出流路り
と籾取出流路Ｃとを互に開放閉塞自在に構成する。
方にのぞむ流穀板２４．２５の斜設によって形成せる籾
取出流路Ｃにて籾取出ロアに連通するように装設し、そ
の流穀板２４の途中には開口２６を設けて変敗出口９に
連通する変敗出流路りを分岐せしめ、この分岐部Ｅにレ
バー２７により回動する切換弁８を設けて変敗出流路り
と籾取出流路Ｃとを互に開放閉塞自在に構成する。
なお、籾すりプラントにおいて、前記玄米取出口５から
玄米昇降機を介して米選機側へ玄米を送出し、混合米取
出口６から混合米昇降機を介して各タンク１３側へ混合
米を送出し、籾取出ロアから籾昇降機を介して籾すり装
置へ籾を送出できるように構成する。
玄米昇降機を介して米選機側へ玄米を送出し、混合米取
出口６から混合米昇降機を介して各タンク１３側へ混合
米を送出し、籾取出ロアから籾昇降機を介して籾すり装
置へ籾を送出できるように構成する。
しかして、正常な作業時には、第６図および第７図に示
すように、切換弁２０を開口１９に倒すよう切換えると
ともに切換弁８を開口２６に倒すよう切換えておくと、
両揺動選穀機Ａ 、 Ａ’において各選穀板１により揺
動選別されて分離される玄米はそれぞれの玄米樋２ａ、
２ｂから流穀板１７１８上に落下してそのまま合流して
玄米取出口５より排出され、混合米は混合米樋３ａ 、
３ｂから流穀板２２，２３上に落下してそのまま合流し
混合米取出口６より排出され、また籾は籾樋４ａ。
すように、切換弁２０を開口１９に倒すよう切換えると
ともに切換弁８を開口２６に倒すよう切換えておくと、
両揺動選穀機Ａ 、 Ａ’において各選穀板１により揺
動選別されて分離される玄米はそれぞれの玄米樋２ａ、
２ｂから流穀板１７１８上に落下してそのまま合流して
玄米取出口５より排出され、混合米は混合米樋３ａ 、
３ｂから流穀板２２，２３上に落下してそのまま合流し
混合米取出口６より排出され、また籾は籾樋４ａ。
４ｂから流穀板２４．２５上に落下して合流し籾取出流
路Ｃを経て籾取出口Ｉより排出される。
路Ｃを経て籾取出口Ｉより排出される。
その場合に、作業開始時などで選穀板１による分離選別
が不充分で玄米樋２ａ、２ｂに籾が混入する場合には、
レバー２１により切換弁２０を流穀板、１１側に回動さ
せると、籾を混入した玄米は流穀板１７，１８から開口
１９を通して混合米取出口６に流出し、混合米として処
理することができる。
が不充分で玄米樋２ａ、２ｂに籾が混入する場合には、
レバー２１により切換弁２０を流穀板、１１側に回動さ
せると、籾を混入した玄米は流穀板１７，１８から開口
１９を通して混合米取出口６に流出し、混合米として処
理することができる。
しかも、混合米に麦が混入している場合、この麦は粗生
に混入して籾樋４ａ、４ｂから取出されるが麦の混入量
が多くなって籾樋４ａ、４ｂに流出する状態では、レバ
ー２７により切換弁８を流穀板２５側に回動させ変敗出
流路りを開放すると同時に籾取出流路Ｃを閉塞すれば開
口２６を通して変敗出口９から取出し排除することがで
きる。
に混入して籾樋４ａ、４ｂから取出されるが麦の混入量
が多くなって籾樋４ａ、４ｂに流出する状態では、レバ
ー２７により切換弁８を流穀板２５側に回動させ変敗出
流路りを開放すると同時に籾取出流路Ｃを閉塞すれば開
口２６を通して変敗出口９から取出し排除することがで
きる。
このように本考案は、粗雑面を有する選穀板を傾斜させ
て揺動し混合米中の玄米と籾を分離選別する揺動選穀機
において、上記選穀板の揺動作用によって分離せる籾を
取出す籾取出流路の途中から変敗出流路を分岐せしめ、
この分岐部に変敗出流路と籾取出流路とを互に開放閉塞
する切換弁を設け、選穀板上を玄米と分離して粗側に偏
流し籾と共に籾取出流路から取出される麦を適宜上記麦
取出流路から取出す構成にしたから、混合米中に麦が混
入している場合はその麦は選穀板上を揺動作用によって
玄米と分離して粗側に偏流し籾と共に取出され、しかも
その麦は切換弁によって適宜籾取出口とは別個に設けた
変敗出口から取出すことができて揺動選穀機の選別過程
によって分離し排除し、たとえ稲麦の収穫作業を兼ねる
コンバイン等にあって粗生に麦が混入しても容易に取除
くことができ玄米中に麦が混入することによる品質の低
下を招くことがない。
て揺動し混合米中の玄米と籾を分離選別する揺動選穀機
において、上記選穀板の揺動作用によって分離せる籾を
取出す籾取出流路の途中から変敗出流路を分岐せしめ、
この分岐部に変敗出流路と籾取出流路とを互に開放閉塞
する切換弁を設け、選穀板上を玄米と分離して粗側に偏
流し籾と共に籾取出流路から取出される麦を適宜上記麦
取出流路から取出す構成にしたから、混合米中に麦が混
入している場合はその麦は選穀板上を揺動作用によって
玄米と分離して粗側に偏流し籾と共に取出され、しかも
その麦は切換弁によって適宜籾取出口とは別個に設けた
変敗出口から取出すことができて揺動選穀機の選別過程
によって分離し排除し、たとえ稲麦の収穫作業を兼ねる
コンバイン等にあって粗生に麦が混入しても容易に取除
くことができ玄米中に麦が混入することによる品質の低
下を招くことがない。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は要部の平面図、
第２図は一部を破断した側面図、第３図は揺動選穀機の
正面図、第４図は一部を破断して示す全体の正面図、第
５図は第４図１−Ｉ線における断面図、第６図は第５図
の■−■線における断面図、第７図は第５図のｌｌｌ−
１線における断面図である。 １ａ・・・・・・粗雑面、１・・・・・・選穀板、Ａ、
Ａ’・・・・・・揺動選穀機、２ａ 、２ｂ・・・・・
・玄米樋、３ａ、３ｂ・・・・・・混合米樋、４ａ、４
ｂ・・・・・・籾樋、５・・・・・・玄米取出口、６・
・・・・・混合米取出口、Ｉ・・・・・・籾取出口、８
・・・・・・切換弁、９・・・・・・変敗出口、Ｃ・・
・・・・籾取出流路、Ｄ・・・・・・変敗出流路、Ｅ・
・・・・・分岐部。
第２図は一部を破断した側面図、第３図は揺動選穀機の
正面図、第４図は一部を破断して示す全体の正面図、第
５図は第４図１−Ｉ線における断面図、第６図は第５図
の■−■線における断面図、第７図は第５図のｌｌｌ−
１線における断面図である。 １ａ・・・・・・粗雑面、１・・・・・・選穀板、Ａ、
Ａ’・・・・・・揺動選穀機、２ａ 、２ｂ・・・・・
・玄米樋、３ａ、３ｂ・・・・・・混合米樋、４ａ、４
ｂ・・・・・・籾樋、５・・・・・・玄米取出口、６・
・・・・・混合米取出口、Ｉ・・・・・・籾取出口、８
・・・・・・切換弁、９・・・・・・変敗出口、Ｃ・・
・・・・籾取出流路、Ｄ・・・・・・変敗出流路、Ｅ・
・・・・・分岐部。
Claims (1)
- 粗雑面を有する選穀板１を傾斜させて揺動し混合米中の
玄米と籾を分離選別する揺動選穀機において、上記選穀
板１の揺動作用によって分離せる籾を取出す籾取出流路
Ｃの途中から表取出流路りを分岐せしめ、この分岐部Ｅ
に表取出流路りと籾取出流路Ｃとを互に開放開塞する切
換弁８を設け、選穀板１上を玄米と分離して粗側に偏流
し籾と共に籾取出流路Ｃから取出される麦を適宜上記麦
取出流路りから取出す構成にしたことを特徴とする揺動
選穀機による麦取出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17137679U JPS5931344Y2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | 揺動選穀機による麦取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17137679U JPS5931344Y2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | 揺動選穀機による麦取出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5687179U JPS5687179U (ja) | 1981-07-13 |
| JPS5931344Y2 true JPS5931344Y2 (ja) | 1984-09-05 |
Family
ID=29682213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17137679U Expired JPS5931344Y2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | 揺動選穀機による麦取出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931344Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-10 JP JP17137679U patent/JPS5931344Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5687179U (ja) | 1981-07-13 |
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