JPS5931299B2 - 電動機用波形円板状要素線輪を形成する方法 - Google Patents

電動機用波形円板状要素線輪を形成する方法

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JPS5931299B2
JPS5931299B2 JP14512280A JP14512280A JPS5931299B2 JP S5931299 B2 JPS5931299 B2 JP S5931299B2 JP 14512280 A JP14512280 A JP 14512280A JP 14512280 A JP14512280 A JP 14512280A JP S5931299 B2 JPS5931299 B2 JP S5931299B2
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wire
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bending
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JP14512280A
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JPS5768646A (en
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義邦 野沢
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Entatsuku Kk
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Entatsuku Kk
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、たとえばコアレスモーフの円板形回転子、
スロットレスモーフの鉄製円板形回転子、あるいはスロ
ットレス界磁鉄に装着して使用される波形円板状要素線
輪を円環状線輪から形成する方法に関する。
従来、円板状の線輪を形成する方法には大別すると二つ
の方法がある。
その一つは、電紋型の波巻きあるいは重ね巻きになる導
体をプリントで形成しあるいは銅板から打抜いて、それ
を環状の絶縁板と組合せて層成する方法である。
しかし、この方法では、導体の細線化が困難であるため
導体数が増加すると銅板および絶縁板の積層数も増加す
るので、エアギャップが著しく増大するという欠点があ
る。
もう一つの方法は、導線を渦巻きあるいは亀甲形に巻い
た要素線輪をうろこ状に重ね合せて接着形成する方法で
ある。
この方法においても導線の密着整列巻きが困難であるこ
と、要素線輪に中空部を必要とすること、要素線輪をう
ろこ状に重ねることなどにより導線の空間占有密度が低
下する七エアギャップが増大するという欠点がある。
従来、固定子及び回転子間のエアーギャップを小さくす
ることができる電機子として特開昭52−20208号
公報に開示されるように導線が形成されているプリント
コイルを折曲げて要素線輪とする方法がある。
この方法によれば、回転子及び固定子間のエアーギャッ
プを小さくすることができるが、要素線輪自体は、中空
部分を有することから実質的に導線の空間専有密度が低
下し、結果として電流密度の低下を招くこととなる。
また、回転子の外周には、要素線輪の帯状部分が重合さ
れた状態で配置されることから、回転子自体の慣性が大
きくなり、回転子の起動が遅れやすいという問題がある
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり
、その目的は円板状線輪を積層使用する場合であっても
エアギャップが小さいうえに、その作業が容易で、密着
整列巻きされた円環状線輪から波形円板状要素線輪を折
曲げ加工により形成する方法を提供することにある。
以下、この発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図には外径2R1、内径2R2、導体幅Bの円環状
線輪、第2図には大径d1、小径d2、頂角δ、導体幅
B1頂点から大径d1への母線の長さがG1、頂点から
小径d2への母線の長さが02の中空円錐台状線輪が示
しである。
上記円環状線輪あるいは中空円錐台状線輪を、その円周
に沿って偶数2n(n=1 、2 、3 、・・・)等
分し、その等分点において円環状線輪の場合は半径に対
して、中空円錐台状線輪の場合は母線に対して、ある特
定の角度φ1で表側に折曲げて外表面を互いに略密着し
、次にその隣接等分点においてはある特定の角度φ2で
裏側に折曲げて内表面を互いに略密着する操作を繰返す
と、第3図に示された形状の線輪が得られる。
これが円板状要素線輪であるが、外径2に1、内径2に
2の仮想中空円板に、第3図に示されたように嵌まる。
この第3図において、lは2R等分された円環状線輪あ
るいは中空円錐台状線輪の弦の長さを示す。
したがって第1図の円環状線輪の場合は、弦lがこの線
輪に占める中心角は2玉なので、lの長さはn lj = 2 R15tn () ・・・・・・
(1)n であることが分かる。
またこの弦lが、仮想中空円板に占める中心角も第3図
から明らかなように71である。
n 上述したように、円環状線輪あるいは中空円錐台状線輪
を偶数等分し、その等分点においてφ、なる角度で表側
、φ2なる角度で裏側に折曲げて第3図に示されたよう
な線輪を形成した場合、弦lと半径とのなす角度は第3
図に示されたような関係になることが分かる。
したがって、第3図の仮想中空円板の外径2に1と、内
径2に2と、2R等分された円環状線輪あるいは中空円
錐台状線輪の弦の長さlが形成する三角形のうち任意の
一つを選び、その三角形に正弦定理を適用すると、第3
図から明らかなようになる関係が得られる。
また第3図より、φ2はφ2=φ1十−・・・・・・(
3) である。
そこでφ、を求めるために、K1とに2の比 K”1“φ′ ・・・・・・(2)・K2
sinφ1 をとり、sinφ2に加法定理を適用すると、1 一−cos (−”) + cotφl5ln()K2
n nとなり、これをφ
、についてまとめると、が得られる。
この式が表側の折曲げ角φ1を与える式である。
裏側の折曲げ角φ2は(3)式φ2=φ1+−より求ま
る。
次に、第1図の円環状線輪の・外径2R1を求めると、
(1)式より2R,−□である。
この5ln(−) n K15sn (−) 式に、(2)式から得られるl=□ を代Slnφ2 大して、得られた式に2倍角の公式を適用すると、が得
られる。
また同様にしてが得られる。
この式が円環状線輪の外径2R1を求める式である。
内径2R2は、導体幅がBであるとき、第1図からも明
らかなように、 2R2=2R1−2B ・・・・・・(6
)たり求められる。
この式が円環状線輪の内径2R2を求める式である。
次に、第2図に示された中空円錐台状線輪の太径d1を
求めると、母線の長さGoは第2図より、dl
δ G1−()/5in() 2 であり、この円錐台状線輪は外径2G1、内径2G2の
円環状線輪の一部として展開できる。
次に第4図よりlを求めると 11 = 2 G15in () ””(7
)n が得られる。
このlと(2)式のlは等しいので(2)式と(万代よ
り となり、これより が得られる。
又第2図の線輪の外周長と第4図の展開時のそれとは等
しいので πd 1=GIF ・・・・・・(
9)又第2図よりdlを求めると ° 6 ・・・・・・(10) d 1 = 201 sin (2) である。
(9)式に(10式を代入すると゛ 6 ・・
・・・・(11) F=2 πsxn (i) が得られ00)式に(8)式を代入するとが得られこれ
に01)式を代入すると が得られる。
これに(2)7式を代入すると が得られる。
これが、中空円錐台状線輪に太径d1を求める式である
小径d2については、第2図において導体幅がBである
とき ° 6 ・・・・・・(L3) d2=d1−2 B sln (i) の関係があるので、この式を用いて求められる。
この式が中空円錐台状線輪の小径d2を求める式である
ここで、(7)式および(7)′の式にδ=1800を
代入し、倍角の定理を適用すると、 が得られるが、これは円環状線輪(5)および(5)′
の式と一致する。
また小径を求める弐α3)にδ=180°を代入すると
、d2=d、−2Bとなり、やはり円環状線輪の内径を
求める式(6)と一致する。
したがって、中空円錐台状線輪の太径d1を求める式(
2)および(12)’、また小径d2を求める式(13
)は、δ=180°のときに円環状線輪の外径、内径を
求める式になるので、中空円錐台状線輪の特殊例として
円環状線輪がある。
以上のようにこの発明においては、電動機用波形円板状
要素線輪が整列巻回されている円環状線輪を単に折り曲
げだけで形成されることから、これを組合わせた電機子
には、空間的な無駄が生ぜず、電流密度を大きくするこ
とができる。
また、本発明の要素線輪は、十分に偏平に形成でき、こ
れを組合わせた電機子もまた偏平にすることができる。
したがって、電動機の回転子及び固定子間のエアーギャ
ップをできる限り小さくすることができ、結果として大
きなトルクを得ることができる。
更に、要素線輪は、波形状に展開され、その外周内部分
には、わずかな重合部分が生じるにすぎず、これを組合
せた電機子を回転子とした場合においては、その慣性を
小さくすることができ、その起動を容易にするができる
また上述した式によって定まる種々の値は、正確に各式
を満足しなくとも略その様な値に定められトば良い。
実際の製造工程には、かならず誤差を伴い、正確に上述
した式を満足しない点に注意すべきである。
また、その誤差の太きさも原始線輪の大きさ、要素線輪
の大きさ、導線の線径によって異なることに留意すべき
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は円環状線輪、第2図は中空円錐台状線輪、第3
図は円板状要素線輪、第4図は第2図に示す中空円錐台
状線輪の展開図を示す。 2R1・・・・・・円環状線輪の外径、2R2・・・・
・円環状線輪の内径、B・・・・・・導体幅、l・・・
・・・弦の長さ、φ1・・・・・・表側折曲げ角、φ2
・・・・・・裏側折曲げ角、dl・・・・・・大径、d
2・・・・・・小径、δ・・・・・・頂角、2に1・・
・・・・円板状線輪の外径、2に2・・・・・・円板状
線輪の内径、G1及びG2・・・・・・母線の長さ、1
・・・・・・中心角。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 導線が密着巻回されている平担な略円環状線輪を形
    成し、この円環状線輪を折曲げ線に沿って折曲げて電動
    機用波形円板状要素線輪を形成する方法において、前記
    折曲げ線は、円環状線輪の中心とこの線輪の円周に沿っ
    て定められた等分点とを結ぶ母線に対してその円周方向
    に交互に所定角度を成し、円環状線輪の面に対して交互
    に異なる力走に円環状線輪を折曲げ線に沿って折曲げる
    ことによって一方の角度で規定された折曲げ線で区分さ
    れた円環状線輪の線輪部分の一方の面は、互いに略密着
    され、他方の角度モ規定された折曲げ線で区分された円
    環状線輪の線輪部分の他方の面は、互いに略密着され、
    この円環状線輪の線輪が一対の同心円間の領域に波形状
    に展開されて平担化されることを特徴とする電動機用波
    形円板状要素線輪を形成する方法。 2 形成されるべき波形円板状要素線輪の基準外形かに
    1、その基準内径かに2、及び等分点が2nであるとき
    、折曲げ角は、下記φ□及びφ2で定まり、また円環状
    線輪の大径部の外径が下記2R1及び内が下記2R2で
    定められることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の電動機用波形円板状要素線輪を形成する方法。 あるいは、 また、 14 71 “ n
JP14512280A 1980-10-17 1980-10-17 電動機用波形円板状要素線輪を形成する方法 Expired JPS5931299B2 (ja)

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JPS5768646A JPS5768646A (en) 1982-04-27
JPS5931299B2 true JPS5931299B2 (ja) 1984-08-01

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62105499A (ja) * 1985-10-31 1987-05-15 三菱電線工業株式会社 電子機器
JPH0234879Y2 (ja) * 1985-10-31 1990-09-19

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62105499A (ja) * 1985-10-31 1987-05-15 三菱電線工業株式会社 電子機器
JPH0234879Y2 (ja) * 1985-10-31 1990-09-19

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