JPS5930877Y2 - 籾乾燥貯蔵設備 - Google Patents
籾乾燥貯蔵設備Info
- Publication number
- JPS5930877Y2 JPS5930877Y2 JP1277278U JP1277278U JPS5930877Y2 JP S5930877 Y2 JPS5930877 Y2 JP S5930877Y2 JP 1277278 U JP1277278 U JP 1277278U JP 1277278 U JP1277278 U JP 1277278U JP S5930877 Y2 JPS5930877 Y2 JP S5930877Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paddy
- storage
- drying
- storage bin
- storage bins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、圃場ごとに刈取・脱穀された籾を集荷し乾燥
、籾摺等を集中して行なう大規模な籾処理システムにお
ける籾乾燥貯蔵設備に関し、詳しくは、籾の予備乾燥を
司る貯蔵ビンを複数ずつ２列に配設し、これら各列の貯
蔵ビンの上部には任意の貯蔵ビンに籾を供給することが
可能な搬入用トップコンベアを、また下部には貯蔵ビン
列の中間位置に任意の貯蔵ビンより取出した籾を籾摺工
程に向けて送出する搬出用ボトムコンベアをそれぞれ設
け、前記ボトムコンベアから籾摺工程への搬送経路の途
中には、前記トップコンベアの搬送始端に籾を供給する
昇降機を経て貯蔵ビンに籾を循環させる第一状態と、循
環させることなく送出す第二状態とに切換える分岐点を
設けである籾乾燥貯蔵設備の改良に関する。
、籾摺等を集中して行なう大規模な籾処理システムにお
ける籾乾燥貯蔵設備に関し、詳しくは、籾の予備乾燥を
司る貯蔵ビンを複数ずつ２列に配設し、これら各列の貯
蔵ビンの上部には任意の貯蔵ビンに籾を供給することが
可能な搬入用トップコンベアを、また下部には貯蔵ビン
列の中間位置に任意の貯蔵ビンより取出した籾を籾摺工
程に向けて送出する搬出用ボトムコンベアをそれぞれ設
け、前記ボトムコンベアから籾摺工程への搬送経路の途
中には、前記トップコンベアの搬送始端に籾を供給する
昇降機を経て貯蔵ビンに籾を循環させる第一状態と、循
環させることなく送出す第二状態とに切換える分岐点を
設けである籾乾燥貯蔵設備の改良に関する。
この種の籾乾燥貯蔵設備においては、各貯蔵ビンに貯蔵
された籾の堆積高さが高くなると、貯蔵籾の乾燥が上下
で不均一となり、籾が変質する虞れがある。
された籾の堆積高さが高くなると、貯蔵籾の乾燥が上下
で不均一となり、籾が変質する虞れがある。
このため、上述した第一状態に切換えて、各貯蔵ビン内
に堆積する貯蔵籾を他の貯蔵ビンに入れ換えること、所
謂ローテーションを行なうように構成されている。
に堆積する貯蔵籾を他の貯蔵ビンに入れ換えること、所
謂ローテーションを行なうように構成されている。
然し乍ら、このローテーションは、貯蔵ビン→ボトムコ
ンベア→昇降機→トップコンベア→別の貯蔵ビンといっ
た長い搬送経路によって行なわれているため、作業の迅
速さを欠き、１回当りのローテーションにも長時間を要
する。
ンベア→昇降機→トップコンベア→別の貯蔵ビンといっ
た長い搬送経路によって行なわれているため、作業の迅
速さを欠き、１回当りのローテーションにも長時間を要
する。
このため、１日の荷受量が増大した場合には、ローテー
ションが遅れて籾の変質を来たす虞れがあったのである
。
ションが遅れて籾の変質を来たす虞れがあったのである
。
本考案は、この点で改良された籾乾燥貯蔵設備を提供す
るものである。
るものである。
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、１は各圃
場より集荷される籾の荷受ホッパー、２は荷受した籾を
粗選機３上部に送込む荷受昇降機、４は粗選機３下部よ
り取出した籾を計量器５に送込む状態と、計量器５を通
すことなく次工程へと送出す状態とに切換可能な計量器
用昇降機である。
場より集荷される籾の荷受ホッパー、２は荷受した籾を
粗選機３上部に送込む荷受昇降機、４は粗選機３下部よ
り取出した籾を計量器５に送込む状態と、計量器５を通
すことなく次工程へと送出す状態とに切換可能な計量器
用昇降機である。
６ａ、６ｂ、６Ｃは、計量器５、計量器用昇降機４から
送出された籾を揚送する昇降機であり、これら昇降機６
ａ、６ｂ、６Ｃの出口には、後述する搬入用トップコン
ベア７Ａ、７Ｂの搬送始端と、籾摺工程（図外）とに向
けて送出し方向を切換可能な分岐点Ｐａ、Ｐｂ、ＰＣが
設けられている。
送出された籾を揚送する昇降機であり、これら昇降機６
ａ、６ｂ、６Ｃの出口には、後述する搬入用トップコン
ベア７Ａ、７Ｂの搬送始端と、籾摺工程（図外）とに向
けて送出し方向を切換可能な分岐点Ｐａ、Ｐｂ、ＰＣが
設けられている。
８Ａ・・・・・・、８Ｂ・・・・・・は籾の予備乾燥を
司る貯蔵ビンであり、複数個ずつ２列に配設されている
。
司る貯蔵ビンであり、複数個ずつ２列に配設されている
。
これら各列の貯蔵ビン８Ａ・・・・・・、８Ｂ・・・・
・・の上部には、前記搬入用トップコンベア７Ａ、７Ｂ
が配設され、該トップコンベア７Ａ、７Ｂにより任意の
貯蔵ビン８Ａ・・・・・・、８Ｂ・・・・・・に籾を供
給できるように構成されている。
・・の上部には、前記搬入用トップコンベア７Ａ、７Ｂ
が配設され、該トップコンベア７Ａ、７Ｂにより任意の
貯蔵ビン８Ａ・・・・・・、８Ｂ・・・・・・に籾を供
給できるように構成されている。
また、前記貯蔵ビン８Ａ・・・・・・、８Ｂ・・・・・
・の下部には、両列の中間位置に流下樋８ａ・・・・・
・、８ｂ・・・・・・を介して任意の貯蔵ビン８Ａ・・
・・・・、８Ｂ・・・・・・より取出された籾の搬出用
ボトムコンベア９Ａ、９Ｂが２本設けられている。
・の下部には、両列の中間位置に流下樋８ａ・・・・・
・、８ｂ・・・・・・を介して任意の貯蔵ビン８Ａ・・
・・・・、８Ｂ・・・・・・より取出された籾の搬出用
ボトムコンベア９Ａ、９Ｂが２本設けられている。
これらボトムコンベア９Ａ、９Ｂは前記昇降機６ｂ、６
Ｃの入口に接続されており、前記分岐点Ｐ、、 Ｐｏの
切換操作により、ボトムコンベア９Ａ、９Ｂによる搬送
籾を、昇降機６ｂ、６Ｃ、トップコンベア７Ａ、７Ｂを
介して、貯蔵ビン８Ａ・・・・・・、８Ｂ・・・・・・
へと循環させる第一状態と、循環させることなく籾摺工
程へと送出す第二状態とに切換可能に構成されている。
Ｃの入口に接続されており、前記分岐点Ｐ、、 Ｐｏの
切換操作により、ボトムコンベア９Ａ、９Ｂによる搬送
籾を、昇降機６ｂ、６Ｃ、トップコンベア７Ａ、７Ｂを
介して、貯蔵ビン８Ａ・・・・・・、８Ｂ・・・・・・
へと循環させる第一状態と、循環させることなく籾摺工
程へと送出す第二状態とに切換可能に構成されている。
このような構成よりなる籾乾燥貯蔵設備において、この
実施例では、圧送ファン１０ａ、サイクロン１０ｂ、エ
アロツクバルブ１０Ｃ１籾吸込部１０ｄ、籾吐出部１０
ｅ等からなる籾の空気輸送装置１０を、ボトムコンベ
ア９Ａ、９Ｂの上部に沿って設けたレール１１に移動自
在に転載する一方、前記各貯蔵ビン８Ａ・・・・・・、
８Ｂ・・・・・・の上部には各貯蔵ビン８Ａ・・・・・
・、８Ｂへの集積ホッパー１２Ａ・・・・・・、１２Ｂ
・・・・・・を設け、前記籾吸込部１０ｄを任意の貯蔵
ビン８Ａ・・・・・・、８Ｂ・・・・・・に、前記流下
樋８ａ・・・・・・、８ｂ・・・・・・の枝管８ ａ’
、８ ｂ’を介して接続可能に構成すると共に、前記籾
吐出部１０ ｅを任意の貯蔵ビン８Ａ・・・・・・、８
Ｂに、集積ホッパー１２Ａ・・・・・・、１２Ｂ・・・
・・・を介して接続可能に構成したのである。
実施例では、圧送ファン１０ａ、サイクロン１０ｂ、エ
アロツクバルブ１０Ｃ１籾吸込部１０ｄ、籾吐出部１０
ｅ等からなる籾の空気輸送装置１０を、ボトムコンベ
ア９Ａ、９Ｂの上部に沿って設けたレール１１に移動自
在に転載する一方、前記各貯蔵ビン８Ａ・・・・・・、
８Ｂ・・・・・・の上部には各貯蔵ビン８Ａ・・・・・
・、８Ｂへの集積ホッパー１２Ａ・・・・・・、１２Ｂ
・・・・・・を設け、前記籾吸込部１０ｄを任意の貯蔵
ビン８Ａ・・・・・・、８Ｂ・・・・・・に、前記流下
樋８ａ・・・・・・、８ｂ・・・・・・の枝管８ ａ’
、８ ｂ’を介して接続可能に構成すると共に、前記籾
吐出部１０ ｅを任意の貯蔵ビン８Ａ・・・・・・、８
Ｂに、集積ホッパー１２Ａ・・・・・・、１２Ｂ・・・
・・・を介して接続可能に構成したのである。
従って、ボトムコンベア９Ａ、９Ｂ、昇降機６ｂ。
６Ｃ、トップコンベア７Ａ、７Ｂを介して、貯蔵ビン８
Ａ・・・・・・、８Ｂ・・・・・・の堆積貯蔵籾のロー
テーションを２系統間時に行なえるばかりでなく、これ
と同時に、空気輸送装置１０を使用することにより、例
えば、貯蔵ビン８ Ａ −８Ｂ、８ Ａ ４＋８ Ａ、
８ Ｂ−８Ｂ間での籾ローテーションを行なえるため、
荷受量の増大に対処でき、籾の変質を確実に防止できる
のである。
Ａ・・・・・・、８Ｂ・・・・・・の堆積貯蔵籾のロー
テーションを２系統間時に行なえるばかりでなく、これ
と同時に、空気輸送装置１０を使用することにより、例
えば、貯蔵ビン８ Ａ −８Ｂ、８ Ａ ４＋８ Ａ、
８ Ｂ−８Ｂ間での籾ローテーションを行なえるため、
荷受量の増大に対処でき、籾の変質を確実に防止できる
のである。
尚、空気輸送装置１０を２台以上設けて実施することに
よって、ローテーションを一層迅速に行なえるものであ
る。
よって、ローテーションを一層迅速に行なえるものであ
る。
図示しないが、ボトムコンベア９Ａ、９Ｂからトップコ
ンベア７Ａ、７Ｂへと循環する間に、再度粗選別を行な
わせるように構成して実施することも可能である。
ンベア７Ａ、７Ｂへと循環する間に、再度粗選別を行な
わせるように構成して実施することも可能である。
以上のように、本考案による籾乾燥貯蔵設備は、貯蔵ビ
ン列の間に、籾の空気輸送装置を貯蔵ビン列に沿って移
動自在に設け、この空気輸送装置の籾吸込部及び籾吐出
部を任意の貯蔵ビンに接続可能に構成しであるため、ボ
トムコンベア、昇降機、トップコンベアによる所期の籾
ローテーションと同時に、空気輸送装置による敏速な籾
ローテーションを行なうことができる。
ン列の間に、籾の空気輸送装置を貯蔵ビン列に沿って移
動自在に設け、この空気輸送装置の籾吸込部及び籾吐出
部を任意の貯蔵ビンに接続可能に構成しであるため、ボ
トムコンベア、昇降機、トップコンベアによる所期の籾
ローテーションと同時に、空気輸送装置による敏速な籾
ローテーションを行なうことができる。
従って、荷受量の増大にも十分に対処でき、籾の変質を
防止できるのである。
防止できるのである。
図面は本考案に係る籾乾燥貯蔵設備の実施例を示し、第
１図は概略平面図、第２図は要部の正面図である。 ６ａ、６ｂ、６Ｃ・・・・・・昇降機、７Ａ、７Ｂ・・
・・・・搬入用トップコンベア、８Ａ、８Ｂ・・・・・
・貯蔵ビン、９Ａ、９Ｂ・・・・・・搬出用ボトムコン
ベア、Ｐａ、Ｐ６．ＰＣ・・・・・・分岐点、１０・・
・・・・空気輸送装置。
１図は概略平面図、第２図は要部の正面図である。 ６ａ、６ｂ、６Ｃ・・・・・・昇降機、７Ａ、７Ｂ・・
・・・・搬入用トップコンベア、８Ａ、８Ｂ・・・・・
・貯蔵ビン、９Ａ、９Ｂ・・・・・・搬出用ボトムコン
ベア、Ｐａ、Ｐ６．ＰＣ・・・・・・分岐点、１０・・
・・・・空気輸送装置。
Claims (1)
- 籾の予備乾燥を司る貯蔵ビンを複数個ずつ２列に配設し
、これら各列の貯蔵ビンの上部には任意の貯蔵ビンに籾
を供給することが可能な搬入用トップコンベアを設け、
貯蔵ビン列の中間部下部には任意の貯蔵ビンより取出し
た籾を籾摺工程に向けて送出す搬出用ボトムコンベアを
設け、前記ボトムコンベアから籾摺工程への搬送経路の
途中には、前記トップコンベアの搬送始端に籾を供給す
る昇降機を経て貯蔵ビンに循環する第一状態と循環させ
ることなく送出する第二状態とに切換える分岐点を設け
である籾乾燥貯蔵設備において、貯蔵ビン列の間に、籾
の空気輸送装置を貯蔵ビン列に沿って移動自在に設け、
この空気輸送装置の籾吸込口及び籾吐出口を任意の貯蔵
ビンに接続可能に構威しであることを特徴とする籾乾燥
貯蔵設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1277278U JPS5930877Y2 (ja) | 1978-02-03 | 1978-02-03 | 籾乾燥貯蔵設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1277278U JPS5930877Y2 (ja) | 1978-02-03 | 1978-02-03 | 籾乾燥貯蔵設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54115382U JPS54115382U (ja) | 1979-08-13 |
| JPS5930877Y2 true JPS5930877Y2 (ja) | 1984-09-03 |
Family
ID=28829633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1277278U Expired JPS5930877Y2 (ja) | 1978-02-03 | 1978-02-03 | 籾乾燥貯蔵設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930877Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-03 JP JP1277278U patent/JPS5930877Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54115382U (ja) | 1979-08-13 |
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