JP2001046980A - 選別機 - Google Patents

選別機

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JP2001046980A
JP2001046980A JP11228889A JP22888999A JP2001046980A JP 2001046980 A JP2001046980 A JP 2001046980A JP 11228889 A JP11228889 A JP 11228889A JP 22888999 A JP22888999 A JP 22888999A JP 2001046980 A JP2001046980 A JP 2001046980A
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Teruo Sato
照雄 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CCDカメラの各ウインドウの境界に選別対
象物がまたがることを防止して、選別対象物を正確に選
別する。 【解決手段】 選別対象物100、101を搬送し放出
可能なベルトコンベヤ51と、搬送幅方向に並んだ複数
のウインドウ70で選別対象物を撮像するCCDカメラ
60と、各ウインドウ70での撮像結果に基づいて、該
ウインドウ70を通過する選別対象物の進路R1、R2
を制御するエアノズル53と、進路R1、R2に応じて
選別対象物を受取自在な第1及び第2シュート52、5
5と、を備え、ベルト10の表面に、該ベルト10の周
方向に沿った仕切り部材12を複数設けて、該ベルト1
0の表面を複数の積載部13に仕切り、この積載部13
を、選別対象物の放出方向においてウインドウ70と対
応させて配置した。これにより、放出された選別対象物
はウインドウ70内を確実に通過する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農産品の種子、各
種穀物、粉砕した工業品等を、CCDカメラなどを用い
て選別する選別機に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のカメラ式選別機の一例を示
す図であり、(a)はカメラ式選別機の要部を模式的に
示した斜視図、(b)はCCDカメラで撮影する際のウ
インドウを示す図である。従来のカメラ式選別機50
は、図5(a)に示すように、例えば大豆の選別にて示
すと、完熟した商品となる大豆(良品)100(白丸で
表示)と、未成熟又は虫くい等で商品とならないもの及
び夾雑物(不良品)101(黒丸で表示)が混合した選
別対象物を積載して図中の矢印A方向に搬送し、先端位
置において放出することのできるベルトコンベヤ51を
有しており、該ベルトコンベヤ51の先方には、所定の
隙間62を空けて第1シュート52が設置されている。
また、図示が省略されている第2シュートが上記隙間6
2の下方に設置されている。
【0003】隙間62の上方にはCCDカメラ60が設
置されており、このカメラ60により該隙間62におけ
る所定の領域61(二点鎖線で示す)を撮像できるよう
になっている。この領域61は、更に複数の領域に区画
され、該各領域が撮像時におけるウインドウ70となっ
ている。これら複数のウインドウ70は、前記ベルトコ
ンベヤ51の幅方向に平行に一列に並んでいる。なお、
この「ウインドウ」とは、CCDカメラの全撮像画素を
複数に区画してできる各画素領域に対応した便宜上の撮
像領域単位のことであり、各ウインドウにおける画像デ
ータは個別にデジタル処理が可能となっている。
【0004】また、隙間62の上方で、しかもCCDカ
メラ60よりも前記第1シュート52寄りの位置には、
ノズル先端を下方に向けた複数のエアノズルが設置され
ている。図5ではこれらエアノズルのノズル先端53の
位置だけを一点鎖線で示しており、これらノズル先端5
3は前記ベルトコンベヤ51の幅方向に平行な形で一列
に並んでいる。即ち、上記ウインドウ70とノズル先端
53は選別対象物を放出する方向に一対一で対応配置さ
れている。
【0005】以上のように構成されたカメラ式選別機5
0で、良品100と不良品101が混合した選別対象物
から良品100を選別するには以下のように行う。
【0006】即ち、ベルトコンベヤ51で選別対象物を
図5の矢印A方向に搬送して該ベルトコンベヤ51の先
端位置から放出する。放出された選別対象物は放物線軌
跡R1を描く形で落下する。放物線軌跡R1で落下中の
選別対象物は、前記CCDカメラ60で撮像する領域6
1を通過するようになっており、CCDカメラ60は、
各ウインドウ70ごとに、通過する選別対象物を撮像す
る。CCDカメラ60で撮像した画像は、図示しない所
定の処理装置に逐次伝送されており、ここで公知の画像
判定等が行われて、撮像された選別対象物が良品100
であるか、又は不良品101であるかが判定される。
【0007】上記判定結果に基づき上述したエアノズル
の電磁バルブが駆動制御される。即ち、あるウインドウ
70内で撮像された選別対象物が良品100である場
合、該ウインドウ70に対応するエアノズルの電磁バル
ブの駆動が停止され、従って該エアノズルのノズル先端
53からはエアが噴出されないので、該ウインドウ70
を通過した良品100には噴出エアによる外力が作用せ
ず、そのまま放物線軌跡R1を描く形で落下して第1シ
ュート52に受け渡される。また、あるウインドウ70
内で撮像された選別対象物が不良品101である場合、
該ウインドウ70に対応するエアノズルの電磁バルブが
駆動され、従って該エアノズルのノズル先端53からエ
アが噴出されるので、該ウインドウ70を通過した不良
品101には噴出エアによる外力Fが下方に作用し、図
5に示すように、進路をR2に変更して隙間62の下方
に落下して図示しない第2シュートに受け渡される。
【0008】このように良品100は第1シュート52
に、不良品101は図示しない第2シュートにそれぞれ
受け渡されることにより、選別対象物からの良品100
の選別が実現される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、隣接するウ
インドウ70、70の境界71を、図5(b)に示すよ
うに選別対象物100、101が通過するような場合が
ある。このような場合、1つのウインドウ70内に良品
100又は不良品が例えば約半分しか現れないので、各
ウインドウ70で撮像された画像の判定が正確に行え
ず、従ってエアノズルの駆動制御が正確に行えなくな
る。これにより、不良品101を良品100と共に第1
のシュート52に入れてしまうといた選別エラーが生じ
ていた。
【0010】そこで、本発明は、上記事情に鑑み、選別
エラーを無くし、選別対象物を正確に選別することので
きる選別機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に係る本発明は、選別対象物(100、10
1)を搬送し放出可能な搬送手段(51)と、前記搬送
手段により放出される選別対象物を、前記ベルトの幅方
向に並んだ複数の撮像領域(70)に区画して各撮像領
域毎に撮像する撮像手段(60)と、前記撮像手段によ
る各撮像領域での撮像結果に基づいて、該撮像領域を通
過する選別対象物の進路(R1、R2)を制御する進路
制御手段(54)と、前記進路制御手段により進路が制
御された選別対象物を、その進路に応じてそれぞれ受取
自在な複数の受取手段(52、55)と、を備えた選別
機(1)において、前記搬送手段は、該搬送手段の搬送
方向に沿った複数の仕切り部材(12)と、これら仕切
り部材により仕切られた、選別対象物を積載自在な複数
の積載部(13)と、を有し、前記積載部を、前記選別
対象物の放出方向において前記区画された各撮像領域と
対応させて配置した、ことを特徴とする。
【0012】また、請求項2に係る本発明は(例えば図
2参照)、前記撮像手段(60、0)を複数設け、前記
進路制御手段(54)は、前記複数の撮像手段による撮
像結果を、これら撮像手段ごとに異なる所定のしきい値
とそれぞれ比較し、これら撮像手段ごとの比較結果に基
づいて選別対象物の進路を制御する、ことを特徴とす
る。
【0013】また、請求項3に係る本発明は(例えば図
3(a)参照)、前記仕切り部材(12)の、前記搬送
方向に直角な断面を、半円形とした、ことを特徴とす
る。
【0014】請求項4に係る本発明は(例えば図3
(b)参照)、前記仕切り部材(12)の、前記搬送方
向に直角な断面を、矩形とした、ことを特徴とする。
【0015】上記構成により、搬送手段(51)におい
ては、選別対象物(100、101)は、仕切り部材
(12)により仕切られたいずれかの積載部(13)上
に配置された状態で搬送され放出される。
【0016】なお、上記括弧内の符号は図面と対照する
ためのものであり、本発明の構成を何等限定するもので
はない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち請求項
1によれば、選別対象物は、いずれかの積載部上に配置
された状態で搬送手段により搬送され放出されるため、
放出された選別対象物は、該積載部と放出方向において
対応した各撮像領域内を通過する。
【0018】従って、隣接する撮像領域間の境界等を選
別対象物が通過するようなことはないので、撮像された
画像の判定が正確に行え、選別エラーが無くなる。よっ
て、選別対象物を正確に選別することができる。
【0019】また本発明のうち請求項2の発明によれ
ば、選別対象物の撮像結果は複数のしきい値と比較する
ので、より複雑できめ細かな選別が可能となる。
【0020】また本発明のうち請求項3の発明によれ
ば、仕切り部材の断面形状が半円形であるので、仕切り
部材の真上に載せられた選別対象物は、該仕切り部材の
表面を滑り落ちて仕切り部材間の積載部に好適に積載さ
れる。
【0021】また本発明のうち請求項4の発明によれ
ば、仕切り部材の断面形状が矩形であるので、例えば振
動等の理由により選別対象物が仕切り部材を越えて移動
するようなことが防止され、放出時の選別対象物の進路
が安定する。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明による選別機の一実
施形態を示す斜視図、図2はその縦断面図、図3はベル
トの断面図、図4はCCDカメラで撮像する際のウイン
ドウを示す図である。なお、「従来の技術」で説明した
カメラ式選別機50(図5)と共通した構成若しくは作
用を有する部品等については同じ番号を付した。
【0023】本実施形態の選別機1は、図1及び図2に
示すように、図5で説明したカメラ式選別機50と同様
に、例えば大豆等の良品100と不良品101が混合し
た選別対象物を積載して図中の矢印A方向に搬送するベ
ルトコンベヤ51(搬送手段)を有しており、該ベルト
コンベヤ51の先端先方には、所定の隙間62を空けて
第1シュート52(受取手段)が設置されている。ま
た、第2シュート55(受取手段)が上記隙間62の下
方に設置されている(図2)。
【0024】隙間62の上方にはCCDカメラ60(撮
像手段)が設置されており、このカメラ60により該隙
間62における所定の領域61(図1)が撮像できるよ
うになっている。また本実施形態では、隙間62の下方
にも同様のCCDカメラ60が設置されており(図
2)、このカメラ60によっても該隙間62における所
定の領域61(図示せず)が下方から撮像できるように
なっている。各領域61は、更に複数の領域に区画さ
れ、該区画された領域が撮像時におけるウインドウ70
(撮像領域)となっている。各領域61の複数のウイン
ドウ70は、前記ベルトコンベヤ51のベルト10の幅
方向に一列に並んでいる。
【0025】なお、各CCDカメラ60に対しては、図
2に示すように、その撮像方向先方にバック板64が設
置されており、該バック板64の表面は撮像対象物の色
彩を判別するための所定の色に形成されている。各CC
Dカメラ60ごとにバック板64の色は異なっている。
また、各CCDカメラ60に対しては、照明65が設置
され、撮像のための光を提供している。
【0026】また、隙間62の上方で、しかもCCDカ
メラ60よりも前記第1シュート52寄りの位置には、
ノズル先端53を下方に向けた複数のエアノズル54が
設置されている。図1に示すように、これらノズル先端
53はベルト10の幅方向に一列に並んでおり、上記各
領域のウインドウ70とノズル先端53は選別対象物を
放出する方向に一対一で対応配置されている。これらノ
ズル54には加圧エアを提供可能な図示しないコンプレ
ッサが接続されており、各ノズル54には開閉駆動自在
な図示しない電磁バルブ装置が設けられている。
【0027】その他、各CCDカメラ60からの撮像結
果(画像データ)を受取り、比較判定等の演算を行い、
またこの演算結果に基づいて上記各バルブ装置(不図
示)を制御する図示しない演算処理装置が設けられてい
る。
【0028】ところで本実施形態で、従来のものと異な
る特徴は前記ベルトコンベヤ51にある。即ち、図1乃
至図3に示すように、ベルトコンベヤ51のベルト10
は、帯状に形成され、ローラ15に回転自在に巻き付け
られたベルト本体11を有しており、ベルト本体11の
表面側には、該ベルト10の周方向に沿って伸延した筋
状の仕切り部材12が所定の間隔Dで複数設けられてい
る。これら仕切り部材12によりベルト10の表面は複
数の積載部13に仕切られており、各積載部13は、前
記選別対象物の放出方向において、各領域61のウイン
ドウ70と一対一で対応配置されている。即ち、上記ベ
ルト本体11の仕切り部材12が、CCDカメラ60の
各撮像・判別領域61を設定する各ウインドウ70を区
画するための境界71部分に対応するように配置されて
いる。
【0029】なお、図1及び図2で示すベルト10の仕
切り部材12は、図3(a)に示すように断面形状が半
円形となるもの(例えば丸ウレタンゴムを半分にしたも
の)を採用した。これにより、仕切り部材12の真上に
載せられた選別対象物は、仕切り部材12の表面を滑り
落ちて仕切り部材12、12間の積載部13に好適に積
載される。しかしながら、仕切り部材12はこの形状に
限定されず、例えば図3(b)のような四角形断面のも
の(例えば角ウレタンゴム)を採用することもできる。
これにより、例えば振動等の理由により選別対象物が仕
切り部材12を越えて移動するようなことが防止され、
放出時の選別対象物の進路が安定する。またその他、仕
切り部材は、図示しない三角形断面や台形断面等のもの
を採用すること可能である。
【0030】以上のように構成された選別機1で、良品
100と夾雑物等の不良品101が混合した選別対象物
から良品100を選別するには以下のように行う。
【0031】即ち、ベルトコンベヤ51で選別対象物を
図の矢印A方向に搬送して該ベルトコンベヤ51の先端
位置から放出する。ベルトコンベヤ51に積載される選
別対象物は、仕切り部材12、12の間の積載部13内
に位置するので、放出時にはいずれかの積載部13から
放出される。放出された選別対象物は放物線軌跡R1を
描く形で落下する。放物線軌跡R1で落下中の選別対象
物は、各CCDカメラ60による領域61を通過するの
で、各CCDカメラ60は、各ウインドウ70ごとに、
通過する選別対象物を撮像する。各CCDカメラ60で
の撮像結果は、図示しない上記演算処理装置に逐次伝送
されており、ここで公知の画像判定等が行われて、撮像
された選別対象物が良品100であるか、又は不良品1
01であるかが判定される。
【0032】本実施形態ではCCDカメラ60が2台あ
るので、前記演算処理装置では、各カメラ60による撮
像結果をそれぞれ異なる所定のしきい値と比較し、これ
らしきい値毎の比較結果に基づいて画像判定を行ってい
る。これにより、より複雑できめ細かな選別が可能とな
っている。例えば、明度のしきい値であったとすると、
大小2つのしきい値の間にある場合に良品100と判定
し、小なるしきい値より小さい場合や大なるしきい値よ
り大きい場合に不良品101と判定する。なお、明度で
しきい値を設定するのは一例であって、彩度や色相でし
きい値を設定することも可能である。
【0033】このように前記演算処理装置では判定結果
に基づき、上述したエアノズル54の図示しないバルブ
装置をそれぞれ駆動制御する。即ち、あるウインドウ7
0内で撮像された選別対象物が良品100である場合、
該ウインドウ70に対応するエアノズル54のバルブ装
置が閉鎖され、従って該エアノズル54のノズル先端5
3からはエアが噴出されないので、該ウインドウ70を
通過した良品100には噴出エアによる外力が作用せ
ず、そのまま放物線軌跡R1を描く形で落下して第1シ
ュート52に受け渡される。また、あるウインドウ70
内で撮像された選別対象物が不良品101である場合、
該ウインドウ70に対応するエアノズル54のバルブ装
置が開放され、従って該エアノズル54のノズル先端5
3からエアが噴出されるので、該ウインドウ70を通過
した不良品101には噴出エアによる外力Fが下方に作
用し、図2に示すように、進路をR2に変えて隙間62
の下方に落下して第2シュート55に受け渡される。
【0034】ところで本実施形態では、ベルトコンベヤ
51に複数の仕切り部材12が設けられているので、該
ベルトコンベヤ51に積載される選別対象物は、仕切り
部材12、12の間の積載部13内に位置し、例えば仕
切り部材12の上に載った状態で搬送されるようなこと
はない。従って、ベルトコンベヤ51の先端から放出さ
れる選別対象物は、隣接するウインドウ70、70の境
界71上を通過するようなことはなく、必ずいずれかの
ウインドウ70内に完全に納まった状態で通過すること
になる。つまり本実施形態によると、選別対象物は、ウ
インドウ70内に完全に納まった状態で通過するので、
これらウインドウ70で撮像された画像の判定が正確に
行え、従ってエアノズルの駆動制御が正確に行える。つ
まり、不良品101を良品100と共に第1のシュート
52に入れてしまうといた選別エラー等は生じない。
【0035】以上のように、良品100は第1シュート
52に、不良品101は第2シュート55にそれぞれ正
確に選別されて受け渡されることにより、選別対象物か
らの製品100の正確な選別が実現された。
【0036】なお本実施形態では、大豆等の良品と不良
品との選別を例に説明したが、本発明による選別機はこ
れ以外にも、玄米、とうもろこし、胡椒などの農産品の
種子や各種穀物である製品と異物(夾雑物等)とを選別
する用途で用いることも可能である。更に、乾燥粉砕し
たキャベツ等の工業品と異物とを選別する用途で用いる
ことも可能である。或いは、上記のような農産品の種子
や各種穀物を、白色、茶色、黒色等の色によって種類毎
に選別する用途で用いることも可能である。いずれの場
合も、ベルト10に設けられた仕切り部材12により、
選別が正確に行われる。
【0037】また、本実施形態では2台のCCDカメラ
60で選別対象物の撮像を行ったが、CCDカメラ等の
撮像手段は1台或いは3台以上でも構わない。この場
合、演算処理装置での画像判定に用いるしきい値は撮像
手段毎に設定することが好ましい。また、撮像手段はC
CDカメラである必要はなく、その他のカメラや、像を
感知できるセンサ等であってもよい。
【0038】また本実施形態では、搬送手段としてベル
トコンベヤを例示したが、搬送手段はこれに限定されな
い。例えば傾斜したシュート等を採用してもよい。この
場合、シュートの傾斜面に仕切り部材12と同様のもの
を設ければ同様の効果を得ることができる。
【0039】また進路制御手段の一部として上記実施形
態ではエアノズルを採用したが、これに限定されず、負
圧により進路を変更するものなど各種の手段が採用可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による選別機の一実施形態を示す斜視
図。
【図2】選別機の縦断面図。
【図3】ベルトの断面図。
【図4】CCDカメラで撮像する際のウインドウを示す
図。
【図5】従来のカメラ式選別機の一例を示す図。
【符号の説明】
1 選別機 12 仕切り部材 13 積載部 51 ベルトコンベヤ 52 第1シュート 54 エアノズル 55 第2シュート 60 CCDカメラ 61 領域 70 ウインドウ 100 良品 101 不良品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選別対象物を搬送し放出可能な搬送手段
    と、 前記搬送手段により放出される選別対象物を、該搬送手
    段の幅方向に並んだ複数の撮像領域に区画して各撮像領
    域毎に撮像する撮像手段と、 前記撮像手段による各撮像領域での撮像結果に基づい
    て、該撮像領域を通過する選別対象物の進路を制御する
    進路制御手段と、 前記進路制御手段により進路が制御された選別対象物
    を、その進路に応じてそれぞれ受取自在な複数の受取手
    段と、を備えた選別機において、 前記搬送手段は、該搬送手段の搬送方向に沿った複数の
    仕切り部材と、これら仕切り部材により仕切られた、選
    別対象物を積載自在な複数の積載部と、を有し、 前記積載部を、前記選別対象物の放出方向において前記
    区画された各撮像領域と対応させて配置した、ことを特
    徴とする選別機。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段を複数設け、 前記進路制御手段は、前記複数の撮像手段による撮像結
    果を、これら撮像手段ごとに異なる所定のしきい値とそ
    れぞれ比較し、これら撮像手段ごとの比較結果に基づい
    て選別対象物の進路を制御する、ことを特徴とする請求
    項1記載の選別機。
  3. 【請求項3】 前記仕切り部材の、前記搬送方向に直角
    な断面を、半円形とした、ことを特徴とする請求項1又
    は2記載の選別機。
  4. 【請求項4】 前記仕切り部材の、前記搬送方向に直角
    な断面を、矩形とした、ことを特徴とする請求項1又は
    2記載の選別機。
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