JPS5930589Y2 - 車輛の常用負荷回路 - Google Patents

車輛の常用負荷回路

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Publication number
JPS5930589Y2
JPS5930589Y2 JP2507877U JP2507877U JPS5930589Y2 JP S5930589 Y2 JPS5930589 Y2 JP S5930589Y2 JP 2507877 U JP2507877 U JP 2507877U JP 2507877 U JP2507877 U JP 2507877U JP S5930589 Y2 JPS5930589 Y2 JP S5930589Y2
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JP
Japan
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battery
voltage
full
vehicle
wave rectifier
Prior art date
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Expired
Application number
JP2507877U
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English (en)
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JPS53120719U (ja
Inventor
信夫 三浦
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、昼間点灯回路の如き車両の常用負荷回路に関
する。
更に詳しくは、自動二輪車の昼間点灯規制の如く、走行
中常時点灯されるヘッドライトの如き常用負荷を有する
車両に於て、エンジンにより、駆動される発電機でヘッ
ドライト等を点灯させる場合に、ヘッドライト等に安定
した一定の電圧を与えてフリッカ現象の発生を防止する
ようにした車両の常用負荷回路に関する。
自動二輪車の如き小型の車両は視認性が良好とはいえな
いため、その視認性を高める必要性が生じる。
視認性を高めるためには、例えば昼間でも走行中はヘッ
ドライトを点灯すると云う手段が考えられる。
実際、この昼間に於けるヘッドライト点灯と云う手段は
米国カルフォルニア州などでは義務として法制化されて
いる。
上記昼間点灯と云う手段を実現するためには、少くナク
とも車両走行中にはヘッドライト等に安定した一定の点
灯電圧が供給されなければならない。
従来の回路では、発電機から直接的に点灯電圧を供給す
ると云う構成が採られていた。
そこで次に第2図に基づいて従来回路を説明し、その問
題点を明らかにする。
ヘッドライト5とバッテリ3には、車両のエンジンによ
って駆動される三相交流発電機1から電圧が供給される
バッテリ3に付与される電流は三相ブリッジ形全波整流
器2により整流された電流である。
又ヘッドライト5に付与される電流はダイオード4によ
って整流された電流である。
斯る回路構成により、エンジンの駆動中には、発電機1
によってヘッドライト5が点灯され、且つバッテリ3が
充電される。
従って車両の走行中は、昼夜を問わずヘッドライト5が
点灯されることになる。
ところが上記の回路では、発電機1の出力電圧がエンジ
ンの回転数に依存して変化するため、例えば車速か速く
なるとヘッドライト5、バッテリ3にかかる電圧が過電
圧になる。
そこで過電圧になるのを防ぐためにバッテリ3に並列に
直列接続した抵抗6,7を設け、その接続中点と発電機
1の出力端子との間に、ツェナーダイオード9と、ツェ
ナーダイオード9の一端子と接続されるゲートを有する
サイリスタ8を図示の如く設ける。
上記抵抗6,7、サイリスタ8、ツェナーダイオード9
はバッテリの充電電圧のレギュレータを構成する。
このようにすれば、車両が高速走行して発電機1の発電
電圧が上昇すると、抵抗67の接続中点の電位も上昇し
、ツェナーダイオード9のアバランシェ効果により発生
した電流が上記サイリスタ8のゲートに加えられる。
この結果サイリスタ8の順方向に接地電流が流れ、発電
機1の出力側の電位が接地電位に引き込まれることとな
って低下し、バッテリ3にかかる電圧が低下する。
バッテリ3にかかる電圧が低下して適当な値になるとツ
ェナーダイオード9の上記動作が停止し、再度発電電流
がバッテリ3、ヘッドライト5に与えられ、その後金ま
での動作を反復する。
このように上記レギュレータにより発電機1の出力電圧
が過電圧となるのを防止するわけであるが、この結果、
即ちサイリスタ8のスイッチング動作に対応してヘッド
ライト5が点灯したり消灯したり或は点灯に明暗の変化
が生じたりしてフリッカ現象が発生し、好ましくない。
本考案者は上記の如き問題に鑑み、これを有効に解決す
べく本考案を成したものである。
本考案の目的は、エンジンで駆動される交流発電機とバ
ッテリとを整流器を介して接続し、且つ整流器の交流入
力側に、バッテリを充電する電圧を調整するレギュレー
タを接続した車両用電源回路に於て、走行中常時点灯す
るヘッドライトの如き常用負荷をバッテリの充電側端子
(正極端子)と整流器の交流入力側との間に介設するよ
うにした車両の常用負荷回路を提供することにある。
従って、本考案の目的は、上記レギュレータの動作によ
る変化があったとしてもヘッドライトの如き常用点灯負
荷に点滅、明暗の如きフリッカ現象を生じせしめること
がないようにし、これによって円滑、確実な昼間点灯を
確保し、車両の視認性向上、安全性向上にも資する車両
の常用負荷回路を提供することにある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図で、11は車両
のエンジンにより駆動される三相交流発電機で、発電機
11の出力側はダイオードブリッジ回路より成る三相ブ
リッジ形全波整流器12を介してバッテリ13に接続さ
れている。
又このバッテリ13に対してバッテリ13にかかる電圧
状態を検出し得る抵抗14.15が並列に接続され、こ
れらの抵抗14.15の接続中点と、発電機11の出力
端子に接続されたサイリスタ16のゲートとの間にはツ
ェナーダイオード17が接続されており、これらにより
バッテリにかかる電圧のレギュレータを構成している。
又発電機11の出力端子、即ち上記サイリスタ16の入
力側端子とバッテリ13の正極側との間には順方向ダイ
オード18を介してヘッドライトの如き点灯負荷19が
接続されている。
斯る回路構成によれは、通常発電機11の発電作用によ
って整流器12により整流された電流がバッテリ13と
点灯負荷19に与えられ、充電及び点灯の各作用が行わ
れる。
車両が高速走行になった場合には発電機11の発電電圧
が上昇するが、この場合には抵抗14.15の接続中点
の電位が上昇するため、ツェナーダイオード17のアバ
ランシェ効果により生じた電流がサイリスタ16のゲー
トに加えられ、サイリスク16の順方向に接地電流が流
れ、バッテリ13にかかる充電電圧が調節される。
即ち、抵抗14,15、ツェナーダイオード17、サイ
リスタ16から成るレギュレータの作用によりバッテリ
13に過電圧が加わるのを防止することができる。
従って回路中のa点の電位は、原則的にはバッテリ13
の端子電圧によって与えられ、発電機11が作動してそ
の発電電圧がバッテリ13の端子電圧よりも大きくなる
とその発電電圧によって与えられ、更には発電電圧が大
きくなりすぎるとレギュレータが動作してバッテリ13
の端子電圧によって与えられることになる。
この結果車両走行中は、a点の電位は少なくともバッテ
リ13の端子電圧を下限すると比較的変動の少ない一定
の電位に維持されるため、点灯負荷19に与えられる点
灯電圧は安定化され、既述した従来回路の如くレギュレ
ータの動作に対応して点灯電圧が大きく変化するような
状態は発生せず、点灯負荷に点滅或は明暗の如きフリッ
カ現象が発生するのを防止できる。
以上の実施例では常用負荷として主にヘッドライトによ
る点灯負荷を説明したが、これに限らずエンジンの運転
中に常時用いられる負荷であれば良いこと勿論である。
以上の説明で明らかなように本考案によれば、発電機に
よるバッテリへの充電電圧を調整するレギュレータを備
えた車両の回路に於て、発電機の作動中に常時使用する
点灯負荷の点灯電圧をバッテリの正極に接続される整流
器の出力側より得るようにし、発電電圧が過電圧になっ
てレギュレータが作動しても少なくともバッテリ電圧が
点灯負荷にかかるようにしたため、比較的変動の小さい
安定した点灯電圧を得ることができ、点灯負荷を常に一
定の明るさで点灯することができる。
従って本考案によれば、車両の昼間点灯走行の如き点灯
負荷に於て車両の走行条件が変化しても点滅のない、又
は明暗のない点灯効果が得られ、車両の視認性の円滑、
確実化、これによる安全性向上に資する他、改善前のこ
の種回路と部品点数も変らず、改善前より格段に優れた
点灯負荷回路の如き常用負荷回路を安価に、且つ容易に
得ることができ、頗る実用性に富む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図は従来
の回路の図である。 尚図面中、11は発電機、12は整流器、13はバッテ
リ、14.15は抵抗、16はサイリスク、17はツェ
ナーダイオード、18はダイオード、19は常用負荷で
ある点灯負荷を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンで駆動される交流発電機と、複数のダイオード
    をブリッジ状に接続し、且つその入力部を上記交流発電
    機の出力端子に、その正極をバッテリの正極に、その負
    極をバッテリの負極にそれぞれ接続した全波整流器と、
    該全波整流器の出力電圧を検出し、この検出電圧が所定
    値を越えたとき上記全波整流器の入力部を上記バッテリ
    の正極又は負極のいずれか一方へ接続するレギュレータ
    とから成る車両用電源回路に於て、上記発電機の動作中
    に動作する負荷を、上記バッテリの正極に対し順方向と
    なるダイオードと直列接続の状態で、上記全波整流器の
    入力部と、上記レギュレータによって短絡されうる上記
    バッテリの極と反対の極との間に接続するようにしたこ
    とを特徴とする車両の常用負荷回路。
JP2507877U 1977-03-02 1977-03-02 車輛の常用負荷回路 Expired JPS5930589Y2 (ja)

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JP2507877U JPS5930589Y2 (ja) 1977-03-02 1977-03-02 車輛の常用負荷回路

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JP2507877U JPS5930589Y2 (ja) 1977-03-02 1977-03-02 車輛の常用負荷回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53120719U JPS53120719U (ja) 1978-09-26
JPS5930589Y2 true JPS5930589Y2 (ja) 1984-08-31

Family

ID=28864758

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