JPS5930527B2 - 金属薄板の板面保護法 - Google Patents

金属薄板の板面保護法

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Publication number
JPS5930527B2
JPS5930527B2 JP52147613A JP14761377A JPS5930527B2 JP S5930527 B2 JPS5930527 B2 JP S5930527B2 JP 52147613 A JP52147613 A JP 52147613A JP 14761377 A JP14761377 A JP 14761377A JP S5930527 B2 JPS5930527 B2 JP S5930527B2
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JP
Japan
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thin metal
film
plate
metal plate
board surface
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Expired
Application number
JP52147613A
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English (en)
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JPS5480376A (en
Inventor
敬 長村
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Keiwa Shoko KK
Original Assignee
Keiwa Shoko KK
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Publication date
Application filed by Keiwa Shoko KK filed Critical Keiwa Shoko KK
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Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Landscapes

  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圧延後のアルミニウム等の金属薄板をロール
状に巻取る際にアルミニウム等の板面に板面保護フィル
ムを仮接着することにより板面に傷が付いたり、ほこり
が付いたりするのを防止する金属薄板の板面保護法に関
する。
従来より圧延後のアルミニウム等の金属薄板は一旦、ロ
ール状に巻取つて保管し、必要量を巻き戻して各種加工
用に供するものであるが、板面上に傷が付いたり、ほこ
りが付いたりするのを防ぐため、巻取りに際し、紙を介
在させて同時に巻取ることが行われている。
しかし、この際に用いる紙は巻取り時に於ける板面上の
保護のための暫定的な措置であつて、板面の保護として
最終的には前述の紙のみを巻取り、改めて板面保護シー
ト、もしくはフィルムを板面上に仮接着して被覆するも
のである。
しかし、この上述の方法によると次の様な(1)〜(3
)の欠点がある。(1)圧延後の金属薄板の巻取りに際
して使用するさらしクラッド紙等の紙には抄きむらがあ
るので、板面上に直接に触れることにより微細な傷がつ
き易い。
(2)板面上の保護として暫定的に紙を用い最終的には
各種の板面保護シート、もしくはフィルムを仮接着させ
るものであるから、板面保護手段が二回にまたがつて工
程が煩雑となる。
(3)最終的に用いる各種の板面保護シート、もしくは
フィルムの板面上への接着法は別に用意した熱源による
加熱接着が多く、工程が複雑化するのみならず、その管
理が煩わしい。
本発明は上述の問題点に鑑みなされたもので、圧延後の
金属薄板を界面活性作用のある洗浄剤を含む熱水中に浸
漬してくぐらせ、板面上の脱脂洗浄をした後、金属薄板
に残留する余熱を利用して、余熱温度で仮接着する様な
板面保護シート、もしくはフィルムを板面上に仮接着し
て被覆することにより、問題点を一挙に解決できる金属
薄板の板面保護法を提供する。
以下、本発明の構成を添附図面に基づいて述べる。
第1図は本発明方法の実施の態様を示す概略図を示すも
のであつて、1は圧延されたアルミニウムなどの金属薄
板であつて、これには圧延処理に際して使用した油脂分
や、防錆処理に使用した防錆油などの油脂分が板面上に
付着している。
この金属薄板1は板面上に付着している油脂分を除去す
るためにまず、洗浄液浸漬槽2内をくぐらせる。この浸
漬槽2内にみたされる洗浄液は界面活性作用を有する洗
剤が熱水に5wt%の割合で溶かされた90〜98℃の
洗浄液である。上記浸漬槽2内をくぐらせ金属薄板は板
面上の油脂分が完全に除去されており、通常、50±1
0℃の残留する余熱を保有している。
次いで、板面保護フイルム3を供給ロールから余熱を残
留せる金属薄板の板面上に当接する様に供給し、圧着ロ
ール4で以つて、該フイルム3を金属薄板1上にラミネ
ート仮接着する。更に板面保護フイルム3を板面上にラ
ミネート仮接着した金属薄板は巻取りロール5でもつて
巻取られ、ロール状物とされる。第2図は本発明方法に
於いて使用する板面保護フイルム3の一部拡大断面図で
あつて、ポリエチレンフイルム6の上にエチレン一酢酸
ビニルコポリマー(EVA)フイルム7が積層一体化さ
れてなる。
この板面保護フイルム3の具体的製造法としては酢酸ビ
ニル含有量が3〜20%(好ましくは5%程度)でメル
トインデイクスが2〜10y/Mi!tのエチレン一酢
酸ピニルコポリマ一と低密度ポリエチレンとを二重イン
フレーシヨンフイルム装置により、各々約20μと約3
0μ程度となる様に貼合わせて造る。又、本発明方法に
於いて、金属薄板の余熱条件は50(±10)℃位の温
度範囲でよく、この温度範囲において板面上の仮接着性
と剥離性とが、後掲表にみられる様な良好な結果を示す
様に、板面保護フイルムの被仮接着面となるエチレン一
酢酸ビニルコポリマーフイルムのエチレンと酢酸ビニル
との配合比率を調整する。
一方、上述の温度範囲内で金属薄板の板面上に板面保護
フイルムをラミネート圧着し得る様に該フイルム供給位
置や圧着ロール等の敷設箇所を考慮する。
又、前述の板面保護フイルムの被仮接着面側となるエチ
レン一酢酸ビニルコポリマー(EVA)フイルム中の酢
酸ビニル含有量(VACcOntent)の多少による
仮接着性の良否についての実験結果を下記表に掲げる。
(注)但し、金属薄板の余熱温度は50℃とする。
以上の様に構成される本発明方法は次の様な作用効果を
具備する。
まず、第1に圧延後の金属薄板の板面上に付着せる油脂
分除去のために行う洗浄液浸漬処理の際に受ける熱量の
余熱利用により金属薄板の巻取り時に板面上に直接、板
面保護フイルムを仮接着するものであるから、従来法の
様に板面保護フイルムの仮接着に際して、別に用意した
熱源の利用により、加熱接着をせねばならなかつたこと
に比べて設備が簡単であり、又、省エネルギー化できる
効果がある。
第二に従来法に於いて圧延後の金属薄板の巻取りに際し
て、一旦紙を介在させて共に巻取つて、板面の保護を行
う暫定的な措置を必要として、次いで必要に応じて最終
的な板面の保護フイルムを使用していたので、板面保護
のための措置は二回必要となつていたのに比べて、本発
明方法によると、板面保護のための措置は一度ですむの
で、省工程化が計れる。
第三として、板面保護フイルムの被仮接着面としてのエ
チレン一酢酸ビニルコポリマーフイルム中に於ける酢酸
ビニル含有量を5%前後と調整することにより、加熱時
に仮接着性が良好となる様にしたから洗浄液浸漬槽内を
くぐらせた金属薄板に残留せる余熱(50土10℃)の
みを利用して容易に金属薄板上に仮接着可能である。
第四としては、従来法によると前述の如く圧延後の金属
薄板の巻取りに際して、一旦紙を板面上に添わせて一緒
に巻取るものであつたから、紙自体の具備する抄きむら
等により起因して生じる板面上の微細傷の発生を回避で
きなかつたが、本発明方法によると、金属薄板の板面の
保護としては、前述の板面保護フイルムのみを使用し、
紙の使用がないので、板面上に微細傷が付くことがなく
、板面上をより一層きれいな状態で保護できる。
更に第五に板面保護フイルムは、その被仮接着面である
エチレン一酢酸ビニルコポリマーフイルム層は前掲表か
らも明らかな様に、該コポリマー中の酢酸ビニル含有量
を仮接着性と剥離性の両点から、もつとも良好となり得
る状態に調整しているので、板面保護フイルムが被覆さ
れた金属薄板を加工に供する際に行う該フイルムの剥離
が極めてスムーズに行え、又、板面上の剥離むらによる
汚れも残すことがなく、良好な板面を現出させることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施の態様を示す工程概要図、第
2図は本発明方法の実施に使用する板面保護フイルムの
一部拡大断面図である。 1・・・・・・金属薄板、2・・・・・・洗浄液浸漬槽
、3・・・・・・板面保護フイルム、4・・・・・・圧
着ロール、5・・・・・・巻取ロール、6・・・・・・
ポリエチレンフイルム、7・・・・・・エチレン一酢酸
ビニルコポリマーフイルム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧延後の板面上に油脂分を付着した金属薄板を90
    〜98℃の洗浄液浸漬槽内をくぐらせて脱脂洗浄後、金
    属薄板が50(±10)℃の余熱を保有する間に板面上
    に、ポリエチレンフィルムに被仮接着面としてエチレン
    −酢酸ビニルコポリマーフィルムを貼合わせた板面保護
    フィルムを、仮接着して巻取ることを特徴とする金属薄
    板の板面保護法。
JP52147613A 1977-12-08 1977-12-08 金属薄板の板面保護法 Expired JPS5930527B2 (ja)

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JP52147613A JPS5930527B2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 金属薄板の板面保護法

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JP52147613A JPS5930527B2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 金属薄板の板面保護法

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Publication Number Publication Date
JPS5480376A JPS5480376A (en) 1979-06-27
JPS5930527B2 true JPS5930527B2 (ja) 1984-07-27

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ID=15434275

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JP52147613A Expired JPS5930527B2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 金属薄板の板面保護法

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Families Citing this family (3)

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NZ194794A (en) * 1979-09-10 1983-05-31 Westinghouse Electric Corp Switchgear permanent magnets create arc blowout field
JPH0692124B2 (ja) * 1989-02-07 1994-11-16 大阪富士工業株式会社 ステンレス板へのシート貼付装置
JPH05287860A (ja) * 1992-04-13 1993-11-02 Takayuki Ishida 温風による融雪屋根の雨樋

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JPS5480376A (en) 1979-06-27

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