JPS5930520B2 - プレス機械のベッドによるダイハイト調整機構 - Google Patents
プレス機械のベッドによるダイハイト調整機構Info
- Publication number
- JPS5930520B2 JPS5930520B2 JP15281875A JP15281875A JPS5930520B2 JP S5930520 B2 JPS5930520 B2 JP S5930520B2 JP 15281875 A JP15281875 A JP 15281875A JP 15281875 A JP15281875 A JP 15281875A JP S5930520 B2 JPS5930520 B2 JP S5930520B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- adjustment
- cylinder
- adjustment mechanism
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/0029—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing means for adjusting the space between the press slide and the press table, i.e. the shut height
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はプレスのスライド下面とボルスタ−の上面間の
距離即ちダイバイトを調整するのをベッドの位置を上下
方向に調整することによったダイバイト調整機構に関す
るものである。
距離即ちダイバイトを調整するのをベッドの位置を上下
方向に調整することによったダイバイト調整機構に関す
るものである。
従来のプレスではベッドは、フレームに固定されていて
ダイバイトを調整する機構はスライドに内装されていて
調整ネジとウオームホイールからなっており、調整ネジ
のガタおよび組立上のガタを無くす為油圧によってこの
調整装置をロックする構造になっているが、周知のこと
として生産性の高い高速プレスとしては往復運動部分で
あるスライドの重量を軽くすることが有利であり、最近
の高速プレスはその点を考慮されスライド重量が極力軽
(なってはいるが、更にプレスの高速を望むには従来の
スライド内部に構成されていたスライド調整機構を無く
すことはスライドの重量を軽くするためには最も有効な
手段である。
ダイバイトを調整する機構はスライドに内装されていて
調整ネジとウオームホイールからなっており、調整ネジ
のガタおよび組立上のガタを無くす為油圧によってこの
調整装置をロックする構造になっているが、周知のこと
として生産性の高い高速プレスとしては往復運動部分で
あるスライドの重量を軽くすることが有利であり、最近
の高速プレスはその点を考慮されスライド重量が極力軽
(なってはいるが、更にプレスの高速を望むには従来の
スライド内部に構成されていたスライド調整機構を無く
すことはスライドの重量を軽くするためには最も有効な
手段である。
本発明はこの目的を達成するために調整装置をプレスの
ベッドに構成したダイバイト調整機構を提供せんとする
ものである。
ベッドに構成したダイバイト調整機構を提供せんとする
ものである。
本発明の一実施例の図面について説明すれば、第1図の
1で示す破線部分は、本機構のベッドを示ス。
1で示す破線部分は、本機構のベッドを示ス。
2はプレスのフレームを示し、従来のプレスでは、ベッ
ド1とフレーム2は一体構造であるのが普通であった。
ド1とフレーム2は一体構造であるのが普通であった。
3はベッド上のボルスタ−14はスライドを示す。
ボルスタ−3の上面と、スライド4の下面間の距離は、
プレスに使用する金型の寸法に応じて調整する必要があ
る。
プレスに使用する金型の寸法に応じて調整する必要があ
る。
従来のプレスでは、この調整の為にスライド4の位置を
調整する方法がとられていたが、本機構は、ベッド1を
上下に調整する機構である。
調整する方法がとられていたが、本機構は、ベッド1を
上下に調整する機構である。
第2図において、フレーム2の左右に調整ネジ5が取付
られ、ベッド1を支持している。
られ、ベッド1を支持している。
調整ネジ5に噛み合った調整ナツト6の外径部はウオー
ムギヤーが加工されていて、ウオームホイールとして働
く。
ムギヤーが加工されていて、ウオームホイールとして働
く。
調整ナツト6は、ベッド1に組込まれていて、リテイナ
−7によって回転自由にして、上下方向はおさえられて
いる。
−7によって回転自由にして、上下方向はおさえられて
いる。
第2図において、ベッド1の重量およびプレス作業にお
いて発生する荷重は、調整ナツト6を介して調整ネジ5
のネジ部で受けて、調整スクリュー5を介してフレーム
に支持されている。
いて発生する荷重は、調整ナツト6を介して調整ネジ5
のネジ部で受けて、調整スクリュー5を介してフレーム
に支持されている。
スライド下面とボルスタ−上面間の寸法を変更する場合
は、第3図のウオームシャフト14を電動モータ又は、
手動にて回わすことによって行われる。
は、第3図のウオームシャフト14を電動モータ又は、
手動にて回わすことによって行われる。
ウオームシャフト13は、カップリング21によってウ
オームシャフト14と連結されていて、ウオームシャフ
ト14を回わすと連動してウオームシャフト13も回転
する。
オームシャフト14と連結されていて、ウオームシャフ
ト14を回わすと連動してウオームシャフト13も回転
する。
今ウオームシャフト13を回わすと、ベッド左右に組込
まれた調整ナツト6が回転する。
まれた調整ナツト6が回転する。
調整ナツト6に噛み合った調整ネジ5はフレーム2に固
定されている為、調整ナツト6の回転によって、ベッド
1は、上下方向に移動する。
定されている為、調整ナツト6の回転によって、ベッド
1は、上下方向に移動する。
第3図においてベッド1はガイドプレート17によって
ガイドされ上下方向を移動を助けている。
ガイドされ上下方向を移動を助けている。
調整が終ったらプレス作業においてベッドの位置精度を
維持する為、シリンダー18によって油圧でロックされ
る。
維持する為、シリンダー18によって油圧でロックされ
る。
本機構において、調整ナツト6と調整ネジ5のネジ噛み
合い部及び調整ナツト6とリテイナ−7との間には、調
整ナツト6を回転可能にする為の適正なすきまが必要で
ある。
合い部及び調整ナツト6とリテイナ−7との間には、調
整ナツト6を回転可能にする為の適正なすきまが必要で
ある。
しかし、このすきまは、ベッドの位置精度を維持する為
には不利であり、無い方が良い。
には不利であり、無い方が良い。
そこで、プレス作業時にはこのすきまをロックし、ベッ
ドの精度を向上し、ベッドを調整する場合には、このロ
ックを解除し、調整ナツト6の回転に必要な適正なすき
まを提供する機構について説明する。
ドの精度を向上し、ベッドを調整する場合には、このロ
ックを解除し、調整ナツト6の回転に必要な適正なすき
まを提供する機構について説明する。
第2図において、シリンダー8は調整機構上部のベッド
に取付られている。
に取付られている。
調整ネジ5の上部軸部分は、シリンダー8内に延長され
、ピストン9がナツト10によって固定されている。
、ピストン9がナツト10によって固定されている。
シリンダー8の上部にはシリンダーカバー11がベッド
1に固定され、第2図の12,12aで示される部分が
それぞれ圧力室を構成する。
1に固定され、第2図の12,12aで示される部分が
それぞれ圧力室を構成する。
流体圧室12におけるシリンダー8とピストン9ストロ
ーク量(第2図におけるA寸法)は、ベッド1の上下移
動量以上に設計されている。
ーク量(第2図におけるA寸法)は、ベッド1の上下移
動量以上に設計されている。
流体圧室12には、油圧又は空圧が供給されるが、ベッ
ドの上下調整時には解除される。
ドの上下調整時には解除される。
今ベッド1の調整が終了したら流体圧室12に油圧を供
給する。
給する。
ピストン9は調整ネジ5に固定され、調整ネジ5は、フ
レーム2に固定されている為、動くことができない。
レーム2に固定されている為、動くことができない。
故に流体圧*12に供給された圧力は、シリンダー8を
介し、ベッド1を下方向に押下げる力となる。
介し、ベッド1を下方向に押下げる力となる。
その結果、調整ナツト60組付部すきまと、調整ネジ5
とのネジ部の嵌合すきまは、一方向に押付けられる。
とのネジ部の嵌合すきまは、一方向に押付けられる。
この方向は、ベッドの重量のかかる方向及びプレス作業
により荷重のかかる方向と一致する。
により荷重のかかる方向と一致する。
ベッド1を上下に移動する場合は、前述の如く、この圧
力を解除して行うが、調整ネジ5とナツト6のネジ部に
はベッド部分の重量がかかり調整するウオームシャフト
に高い負荷がかかる。
力を解除して行うが、調整ネジ5とナツト6のネジ部に
はベッド部分の重量がかかり調整するウオームシャフト
に高い負荷がかかる。
この重量による負荷を除却し、調整を軽トルクで容易に
行う為、第2図の流体圧室13にベッド部重量をバラン
スする能力の油圧又は空圧を供給し、調整ネジ5を介し
てフレーム1に固定されたピストン9の働きで、ベッド
部分を上方向に押し上げる力を発生する。
行う為、第2図の流体圧室13にベッド部重量をバラン
スする能力の油圧又は空圧を供給し、調整ネジ5を介し
てフレーム1に固定されたピストン9の働きで、ベッド
部分を上方向に押し上げる力を発生する。
この圧力をベッド重量をバランスする能力にすることに
よって、ベッド調整を軽トルクで容易に行うことができ
るものである。
よって、ベッド調整を軽トルクで容易に行うことができ
るものである。
本考案によれば、ダイバイトの調整をベッドによって行
う事ができるようになっていて、従来のダイハイド調整
装置を有するスライドと異なってそのダイバイト調整装
置を除いた分だけスライド重量を軽くすることができる
。
う事ができるようになっていて、従来のダイハイド調整
装置を有するスライドと異なってそのダイバイト調整装
置を除いた分だけスライド重量を軽くすることができる
。
又、調整機構部分のガタや調整に際してのベッドの重量
が調整機構にかかるのをシリンダーによって防ぐように
なっているので、プし/スの精度上の不具合もない高度
の高速プレスの出現を期待できるものである。
が調整機構にかかるのをシリンダーによって防ぐように
なっているので、プし/スの精度上の不具合もない高度
の高速プレスの出現を期待できるものである。
第1図は本発明の機構説明用プレス正面図、第2図は本
発明の一実施例のベッド構造説明用垂直断面図、第3図
は同じくベッド構造説明用水平断面図である。 1はベッド、2はフレーム、3はボルスタ−14はスラ
イド、5は調整ネジ、6は調整ナツト、7はリテイナー
、8はシリンダー、9はピストン、10はナツト、11
はシリンダーカバー、12は流体圧室、12aは流体圧
室、13はウオームシャフト、14はウオームシャフト
、15.16はベアリングケース、17はガイドプレー
ト、18はシリンダー、19は側板布、20は側板左、
21はカップリングである。
発明の一実施例のベッド構造説明用垂直断面図、第3図
は同じくベッド構造説明用水平断面図である。 1はベッド、2はフレーム、3はボルスタ−14はスラ
イド、5は調整ネジ、6は調整ナツト、7はリテイナー
、8はシリンダー、9はピストン、10はナツト、11
はシリンダーカバー、12は流体圧室、12aは流体圧
室、13はウオームシャフト、14はウオームシャフト
、15.16はベアリングケース、17はガイドプレー
ト、18はシリンダー、19は側板布、20は側板左、
21はカップリングである。
Claims (1)
- 1 プレスのフレームに昇降自在に案内されたベッドを
設け、該ベッドの左右両端部に下から上向に嵌入し、夫
々の下端部を前記フレームの下部に固定された調整ネジ
5を設け、該調整ネジに螺合し前記ベッドに回転自在で
上下方向の動きを規制された調整ナツト6を設け、前記
ベッドに前記調整ネジと同心で該調整ネジの上端軸部を
収容するシリンダー8を設け、該シリンダーに適合し前
記調整ネジの上端部に固定され、その上側及び下側に夫
々流体圧室を形成したピストン9を設けたことを特徴と
するプレス機械のベッドによるダイバイト調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15281875A JPS5930520B2 (ja) | 1975-12-23 | 1975-12-23 | プレス機械のベッドによるダイハイト調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15281875A JPS5930520B2 (ja) | 1975-12-23 | 1975-12-23 | プレス機械のベッドによるダイハイト調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5276781A JPS5276781A (en) | 1977-06-28 |
JPS5930520B2 true JPS5930520B2 (ja) | 1984-07-27 |
Family
ID=15548818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15281875A Expired JPS5930520B2 (ja) | 1975-12-23 | 1975-12-23 | プレス機械のベッドによるダイハイト調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930520B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5398601A (en) * | 1993-04-20 | 1995-03-21 | The Minster Machine Company | Press shutheight adjustment in motion mechanism |
US5609099A (en) * | 1995-10-06 | 1997-03-11 | The Minster Machine Company | Press shutheight adjustment mechanism with hydrostatic bearing pads |
-
1975
- 1975-12-23 JP JP15281875A patent/JPS5930520B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5276781A (en) | 1977-06-28 |
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