JPS5930456Y2 - 電気光学的表示装置 - Google Patents
電気光学的表示装置Info
- Publication number
- JPS5930456Y2 JPS5930456Y2 JP1980021579U JP2157980U JPS5930456Y2 JP S5930456 Y2 JPS5930456 Y2 JP S5930456Y2 JP 1980021579 U JP1980021579 U JP 1980021579U JP 2157980 U JP2157980 U JP 2157980U JP S5930456 Y2 JPS5930456 Y2 JP S5930456Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- electro
- response
- electrode plates
- electrode
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気光学的表示装置に関するものである。
本考案は、電気光学的表示効果を有する物質、たとえば
液晶を混入したもの、のそれぞれスレショルド電圧(応
答電圧)の相異する複数を作威し、所望の電圧が印加さ
れたときそれに応答する物質が作用して所定の表示効果
を奏させるようにしたものである。
液晶を混入したもの、のそれぞれスレショルド電圧(応
答電圧)の相異する複数を作威し、所望の電圧が印加さ
れたときそれに応答する物質が作用して所定の表示効果
を奏させるようにしたものである。
従来この種装置として、対向する2枚の電極板の電極間
の距離を部分的に順次変え、その間隙内に同一種類の液
晶を封入し、これにより液晶層の厚さを順次変えるよう
に構成していた。
の距離を部分的に順次変え、その間隙内に同一種類の液
晶を封入し、これにより液晶層の厚さを順次変えるよう
に構成していた。
これは液晶層の厚さにより応答する電圧が変ることから
、段階的に光散乱を生じさせて印加された電圧を知ろう
とするものである。
、段階的に光散乱を生じさせて印加された電圧を知ろう
とするものである。
しかし電極間の間隔はたとえば10ミクロンなどと非常
に微小なものであるので、これを部分的に段階的に距離
を変えることは製造上至難であった。
に微小なものであるので、これを部分的に段階的に距離
を変えることは製造上至難であった。
本考案は電極板上に連続的に電極を形成し、かつ電極間
を同一間隔としているので、製造が容易であり、電極板
間に形成した複数の隔室内に応答電圧の異った電気光学
的効果を有する物質を封入するので、印加された電圧に
応答して隔室ごとに動作し、印加電圧の検知が容易であ
る装置を提供するものである。
を同一間隔としているので、製造が容易であり、電極板
間に形成した複数の隔室内に応答電圧の異った電気光学
的効果を有する物質を封入するので、印加された電圧に
応答して隔室ごとに動作し、印加電圧の検知が容易であ
る装置を提供するものである。
以下本考案の実施例を図面に沿って説明する。
第1図において、平板長方形状の透明な板ガラスや透明
なプラスチックなどの電極板1,2にはその対向面にほ
ぼ一定の厚みをもってこの電極板の長手方向にそって一
体的に透明を全面電極3゜4が形成しである。
なプラスチックなどの電極板1,2にはその対向面にほ
ぼ一定の厚みをもってこの電極板の長手方向にそって一
体的に透明を全面電極3゜4が形成しである。
なお全面電極3,4の材料はは、酸化インジュウム、酸
化スズ、酸化アンチモンなどより選択された一つまたは
複数のものが使用される。
化スズ、酸化アンチモンなどより選択された一つまたは
複数のものが使用される。
この電極板1,2は所定の間隔を有して対向して平行に
設けられ、その間隙には一定の間隔で縦方向のシール材
5,5・・・・・・が配置しである。
設けられ、その間隙には一定の間隔で縦方向のシール材
5,5・・・・・・が配置しである。
さらに第2図示のように、シール材5,5・・・・・・
にて区分される間隙の外周部にはシール材6゜6が配設
しである。
にて区分される間隙の外周部にはシール材6゜6が配設
しである。
したがって7−ル材5,5・・・・・・とシール材6゜
6間には各独立した隔室7a、7b・・・・・・が形成
されている。
6間には各独立した隔室7a、7b・・・・・・が形成
されている。
電極3,4間には適宜の配線8,8が設けられ、これは
肉閘で見ることができる。
肉閘で見ることができる。
この両配線の端部には電圧測定用の端子9,9が設けら
れている。
れている。
さて隔室7a、7b・・・・・・にはそれぞれ応答電圧
の異なった液晶10,10・・・・・・がそれぞれ封入
しである。
の異なった液晶10,10・・・・・・がそれぞれ封入
しである。
本例において、液晶10,10・・・・・・は−例とし
て以下の表1に示すような混合比を有する液晶が用いら
れている。
て以下の表1に示すような混合比を有する液晶が用いら
れている。
上記表中、MBBAはp−メトキシベンジリデン−p−
n−ブチルアニリンで、一般式 で表わせるものである。
n−ブチルアニリンで、一般式 で表わせるものである。
またEBBAはp−エトキシベンシリテン−p−n−ブ
チルアニリンで、一般式 %式% で、一般式 で表わされるものである。
チルアニリンで、一般式 %式% で、一般式 で表わされるものである。
上記液晶イ11ロ、ハ二は一例としてのみ表わしたもの
であって、上記各組成物質をそれぞれの重量多を変更し
つつ種々混合することにより、応答電圧の更に異なった
組合せが可能である。
であって、上記各組成物質をそれぞれの重量多を変更し
つつ種々混合することにより、応答電圧の更に異なった
組合せが可能である。
したがって上記表に示す混合比からなる名液晶を、隔室
7a 、7b・・・・・・内に各単独に封入し、その応
答電圧の数値が小さいものから太きいものへとあるいは
その逆にこの応答電圧の差異の順番に従って段階的に一
方側から他方側へ封入しておく。
7a 、7b・・・・・・内に各単独に封入し、その応
答電圧の数値が小さいものから太きいものへとあるいは
その逆にこの応答電圧の差異の順番に従って段階的に一
方側から他方側へ封入しておく。
たとえば隔室7aには3.5■の応答電圧を有する液晶
イを封入し、隔室7bには4.5vの応答電圧を有する
液晶口を封入する。
イを封入し、隔室7bには4.5vの応答電圧を有する
液晶口を封入する。
以下順次5゜5 、6.5■の応答電圧の液晶ハ、二も
同様にそれに続く隔室7c、7dへ段階的に封入する。
同様にそれに続く隔室7c、7dへ段階的に封入する。
なお本実施例では3.5vから0.5 Vごとに6.5
■までの応答電圧の変化をさせたものであるが、上記組
成物の混合重量比を変えれば、さらに低い応答電圧の液
晶から05V以下の電圧間隔にて高い応答電圧までの液
晶まで自由に得られる。
■までの応答電圧の変化をさせたものであるが、上記組
成物の混合重量比を変えれば、さらに低い応答電圧の液
晶から05V以下の電圧間隔にて高い応答電圧までの液
晶まで自由に得られる。
換言すれば、0.5v以下ごとの小刻みの応答電圧変化
も考えられるので、その場合は隔室の数を増やして上記
同様の方法で液晶を封入してゆけばよい。
も考えられるので、その場合は隔室の数を増やして上記
同様の方法で液晶を封入してゆけばよい。
このように段階的に配列し、それぞれ応答電圧を異にし
た液晶は、一定の電圧を印加させたとき、その応答電圧
にて動作する液晶を有する隔室以下の低段階の隔室内に
おける液晶がすべてツイストネマティクモードで動作し
、所定の表示作用を行うようにしておくのである。
た液晶は、一定の電圧を印加させたとき、その応答電圧
にて動作する液晶を有する隔室以下の低段階の隔室内に
おける液晶がすべてツイストネマティクモードで動作し
、所定の表示作用を行うようにしておくのである。
またねじり配向型の液晶表示装置であるときは電極板1
,20前後部に偏光板11.11を配置しておく。
,20前後部に偏光板11.11を配置しておく。
なお第2図は偏光板11 .11を省略して示している
。
。
本考案は上記構成であるため、電圧が配線8゜8を介し
て電極3,4に印加され、その電圧に応答する隔室?a
、7b・・・・・・内の液晶10が動作し、その電圧
に対応する隔室を境として右または左側の各隔室内の液
晶が白濁し、あるいは透明化するなどによりそこを透過
または反射する光の量が変化する。
て電極3,4に印加され、その電圧に応答する隔室?a
、7b・・・・・・内の液晶10が動作し、その電圧
に対応する隔室を境として右または左側の各隔室内の液
晶が白濁し、あるいは透明化するなどによりそこを透過
または反射する光の量が変化する。
このように本考案によると、反応電圧のそれぞれ異なっ
た液晶が密封された隔室にて、印加された電圧に応答し
て動作する上記液晶が光学的効果を変化するので、視覚
による明暗の変化で電圧を検知することができる。
た液晶が密封された隔室にて、印加された電圧に応答し
て動作する上記液晶が光学的効果を変化するので、視覚
による明暗の変化で電圧を検知することができる。
そして機械的な構成を有しないから故障なども少なく連
続的に形成した電極を同−間層で対向させるので構造が
簡単で製造容易である。
続的に形成した電極を同−間層で対向させるので構造が
簡単で製造容易である。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は中央断面図、
第2図は正面図である。 1.2・・・・・・電極板、3,4・・・・・・電極、
5,6・・・・・・シール材、7a〜7n・・・・・・
隔室、10・・・・・・電気光学的効果を有する物質。
第2図は正面図である。 1.2・・・・・・電極板、3,4・・・・・・電極、
5,6・・・・・・シール材、7a〜7n・・・・・・
隔室、10・・・・・・電気光学的効果を有する物質。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一定間隙をおいて互いに平行に設けられている2枚の平
板長方形状の電極板と、 上記各電極板のそれぞれの対向面に、はぼ一定の厚みを
もって各電極板の長手方向にそって一体的に形成されて
いる平面電極と、 上記各電極板間の間隙にシール材を介して上記長手方向
にそって連設されている複数の隔室と、応答電圧が順次
に異なっており、上記複数の隔室に対してその一方側か
ら他方側へ上記応答電圧の差異の順番に従って封入され
ている複数種類の電気光学的効果を有する物質と、 で構成した電気光学的表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980021579U JPS5930456Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | 電気光学的表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980021579U JPS5930456Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | 電気光学的表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55164561U JPS55164561U (ja) | 1980-11-26 |
JPS5930456Y2 true JPS5930456Y2 (ja) | 1984-08-30 |
Family
ID=29288014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980021579U Expired JPS5930456Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | 電気光学的表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930456Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4959658A (ja) * | 1972-10-06 | 1974-06-10 |
-
1980
- 1980-02-21 JP JP1980021579U patent/JPS5930456Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4959658A (ja) * | 1972-10-06 | 1974-06-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55164561U (ja) | 1980-11-26 |
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