JPS5930450B2 - 濾過式集塵装置 - Google Patents
濾過式集塵装置Info
- Publication number
- JPS5930450B2 JPS5930450B2 JP52025477A JP2547777A JPS5930450B2 JP S5930450 B2 JPS5930450 B2 JP S5930450B2 JP 52025477 A JP52025477 A JP 52025477A JP 2547777 A JP2547777 A JP 2547777A JP S5930450 B2 JPS5930450 B2 JP S5930450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- filter
- dust collector
- charging device
- expansion chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、濾過式集塵方法に係り、特に、粒径1μ以下
の微細粒子状の粉塵を、その発生源において吸引すると
ともに、該微細粒子粉塵に電荷を与え、集塵機により効
率よく捕集して処理することができるようにした濾過式
集塵方法に関するものである。
の微細粒子状の粉塵を、その発生源において吸引すると
ともに、該微細粒子粉塵に電荷を与え、集塵機により効
率よく捕集して処理することができるようにした濾過式
集塵方法に関するものである。
従来の、この種濾過式集塵機において、1μ以下の微細
粒子を捕集する場合の最も致命的な欠点は、短時間で目
詰まりを起し、その吸引力が低下するということである
。
粒子を捕集する場合の最も致命的な欠点は、短時間で目
詰まりを起し、その吸引力が低下するということである
。
これは、微細粒子がフィルタ層の内面まで侵入し、フィ
ルタ材料の繊維の目を詰まらせることに起因する。
ルタ材料の繊維の目を詰まらせることに起因する。
したがって、このフィルタ目詰まりによる吸引力低下を
回復させるための払い落しの動作を、ひんばんに行う必
要があり、その払い落しも、内面まで侵入した微細粒子
粉塵を完全に落すには、相当に高度な技術を必要とし、
非常に困難であった。
回復させるための払い落しの動作を、ひんばんに行う必
要があり、その払い落しも、内面まで侵入した微細粒子
粉塵を完全に落すには、相当に高度な技術を必要とし、
非常に困難であった。
すなわち、たとえば、電極性網状基材の表面に網目を塞
がないようにして塗布した接着剤層を介して合成繊維、
無機繊維などの短繊維を方向性をもたせて植毛した植毛
網状体を波型に成型し、その植毛部を集塵面とした集塵
電極が、実公昭47−34959号公報に記載されてい
るが、これは、その短繊維間または表面に微細塵埃を捕
集、沈積させて飛散を防止し、また短繊維の方向性によ
る毛並方向のブラシングで清掃除去できるようにすると
いうもので、これにともない、その濾過方法も、単に、
吸引すべきダストのような微細粒子を、直接フィルタを
もって捕集しているだけのものであり、これでは、その
ダストの大きさが1μ以下のような微細粒子の場合には
、フィルタの内面層までダストが侵入し、短時間のうち
に、フィルタが目詰まりを生じ、圧力損失が高まり、充
分を吸引ができなくなるというものである。
がないようにして塗布した接着剤層を介して合成繊維、
無機繊維などの短繊維を方向性をもたせて植毛した植毛
網状体を波型に成型し、その植毛部を集塵面とした集塵
電極が、実公昭47−34959号公報に記載されてい
るが、これは、その短繊維間または表面に微細塵埃を捕
集、沈積させて飛散を防止し、また短繊維の方向性によ
る毛並方向のブラシングで清掃除去できるようにすると
いうもので、これにともない、その濾過方法も、単に、
吸引すべきダストのような微細粒子を、直接フィルタを
もって捕集しているだけのものであり、これでは、その
ダストの大きさが1μ以下のような微細粒子の場合には
、フィルタの内面層までダストが侵入し、短時間のうち
に、フィルタが目詰まりを生じ、圧力損失が高まり、充
分を吸引ができなくなるというものである。
本発明は、上記従来のものに係る方法の欠点を解消し、
ダストの凝集粗大化を図り、これによって、その目詰ま
りに係る性能、集塵率及び払い落し性能などの基本的性
能において、大幅な向上、増進を所期できるとともに、
その実施に供される装置についても低価格を期待しうる
濾過式集塵方法の提供を、その目的とするものである。
ダストの凝集粗大化を図り、これによって、その目詰ま
りに係る性能、集塵率及び払い落し性能などの基本的性
能において、大幅な向上、増進を所期できるとともに、
その実施に供される装置についても低価格を期待しうる
濾過式集塵方法の提供を、その目的とするものである。
本発明に係る濾過式集塵方法は、荷電装置により吸引ダ
ストに電荷を与えたのち、その帯電されたダストを捕集
するフィルタを備えた集塵機におけるダスト拡散部に係
る膨張室へ導いて、当該ダストの流速を低下させて拡散
せしめることにより単独もしくは凝集されたダストの混
在状態を生成せしめ、次いで、上記フィルタのダスト捕
集側における空気流の緩速にて揺振する立毛部により前
記混在態様のダストの凝集粗大化を促進せしめるように
することにより、フィルタの目詰まりを生じさせること
なく集塵しうるようにしたものである。
ストに電荷を与えたのち、その帯電されたダストを捕集
するフィルタを備えた集塵機におけるダスト拡散部に係
る膨張室へ導いて、当該ダストの流速を低下させて拡散
せしめることにより単独もしくは凝集されたダストの混
在状態を生成せしめ、次いで、上記フィルタのダスト捕
集側における空気流の緩速にて揺振する立毛部により前
記混在態様のダストの凝集粗大化を促進せしめるように
することにより、フィルタの目詰まりを生じさせること
なく集塵しうるようにしたものである。
次に、本発明の一実施例を、その実施に供せられる濾過
式集塵装置をあわせ、説明する。
式集塵装置をあわせ、説明する。
ここで、第1図は、本発明の一実施例に供される濾過式
集塵装置の概略構成説明図である。
集塵装置の概略構成説明図である。
第1図において、先ず、1は、ダスト、aは、汚染空気
流、bは洗浄空気流を示すものである。
流、bは洗浄空気流を示すものである。
そして、2は、フード、3は、ダスト、4は、荷電装置
5に係る放電極、6は、接地極、7は、直流高電圧発生
器、8は、絶縁碍子である。
5に係る放電極、6は、接地極、7は、直流高電圧発生
器、8は、絶縁碍子である。
9は、集塵機、10は、フィルタ、11は、モードル、
12は、ファン、13は、立毛部、14は、ダクト、1
5は、膨張室を示すものである。
12は、ファン、13は、立毛部、14は、ダクト、1
5は、膨張室を示すものである。
ここで、上記立毛部13は、後記するように、フィルタ
10のダスト捕集側に、例えば、そのフィルタ材料を積
極的に立毛することにより形設された、ダスト凝集粗大
化を促進すべき揺振部に相当するものであり、また、膨
張室15は、荷電装置5とフィルタ10との間に設けら
れた、ダストの流速を低下し拡散せしむべき拡散部に相
当するものである。
10のダスト捕集側に、例えば、そのフィルタ材料を積
極的に立毛することにより形設された、ダスト凝集粗大
化を促進すべき揺振部に相当するものであり、また、膨
張室15は、荷電装置5とフィルタ10との間に設けら
れた、ダストの流速を低下し拡散せしむべき拡散部に相
当するものである。
すなわち、上記フード2は、ダスト1を吸引するため、
ダスト1の発生源近傍に設置されるものであり、また、
ダクト3は、ダクト1を処理するため、所定の場所まで
導入するように設けられる。
ダスト1の発生源近傍に設置されるものであり、また、
ダクト3は、ダクト1を処理するため、所定の場所まで
導入するように設けられる。
荷電装置5には、放電極4と、この放電極4に対設して
接地極6が、それぞれ複数個、配列されているものであ
って、放電極4Qこは、直流高電圧発生器7より絶縁碍
子8を介して給電されるようになっている。
接地極6が、それぞれ複数個、配列されているものであ
って、放電極4Qこは、直流高電圧発生器7より絶縁碍
子8を介して給電されるようになっている。
また、濾過式に係る集塵機9は、その内部断面積が荷電
装置5のところの断面積より大きい枠体で構成され、そ
の内部には、フィルタ10、モードル11に連結された
ファン12などが内蔵されている。
装置5のところの断面積より大きい枠体で構成され、そ
の内部には、フィルタ10、モードル11に連結された
ファン12などが内蔵されている。
そして、フィルタ10には、その荷電装置5側すなわち
捕集側を積極的に立毛、起毛などして、立毛部13を形
設してあり、上記の如く大きい枠体で構成された集塵機
9における、荷電装置5とフィルタ10との間は、膨張
室15となっているものである。
捕集側を積極的に立毛、起毛などして、立毛部13を形
設してあり、上記の如く大きい枠体で構成された集塵機
9における、荷電装置5とフィルタ10との間は、膨張
室15となっているものである。
なお、後述するところにも関連するが、一例として、ダ
スト1の、ダクト14の部分とフィルタ10の部分との
通過流速は、それぞれ15米/秒、10糎/秒であり、
上記荷電装置5を前記膨張室15に比較して挾頚の部分
であるダクト部分に構設したことにより、十分な荷電効
果を得ることができるとともに、ダストの流速の大きい
部分での荷電ということで効率がよいものであり、加え
て、大枠体の膨張室15の周囲に荷電設備を施すことに
比較して、小容積の設備装置で済むという。
スト1の、ダクト14の部分とフィルタ10の部分との
通過流速は、それぞれ15米/秒、10糎/秒であり、
上記荷電装置5を前記膨張室15に比較して挾頚の部分
であるダクト部分に構設したことにより、十分な荷電効
果を得ることができるとともに、ダストの流速の大きい
部分での荷電ということで効率がよいものであり、加え
て、大枠体の膨張室15の周囲に荷電設備を施すことに
比較して、小容積の設備装置で済むという。
効率と経済性とを併せて期待できる構成となっているも
のでもある。
のでもある。
これを要するに、上記構成のものは、少なくとも、吸引
されるべきダスト1に電荷を与える荷電装置5と、この
荷電装置5により帯電されたダスト1を捕集するフィル
タ10を備えた集塵機9とよりなるものにおいて、上記
集塵機9にダスト1の拡散部に相当する膨張室15を形
成するとともに、フィルタ10のダスト捕集側に、ダス
ト凝集粗大化を促進すべき立毛部13を形設したものに
ほかならないものである。
されるべきダスト1に電荷を与える荷電装置5と、この
荷電装置5により帯電されたダスト1を捕集するフィル
タ10を備えた集塵機9とよりなるものにおいて、上記
集塵機9にダスト1の拡散部に相当する膨張室15を形
成するとともに、フィルタ10のダスト捕集側に、ダス
ト凝集粗大化を促進すべき立毛部13を形設したものに
ほかならないものである。
そして、上記のものにおいては、フィルタ10、モーフ
11、ファン12の構設、清浄空気流す側の開口部の形
設にもなじみ、膨張室15として、上述の如く大きい枠
体で構成されるという、集塵機9の構体そのものを使用
している態様に属しているものである。
11、ファン12の構設、清浄空気流す側の開口部の形
設にもなじみ、膨張室15として、上述の如く大きい枠
体で構成されるという、集塵機9の構体そのものを使用
している態様に属しているものである。
上記の荷電装置5を有すること、ダスト1を捕集するた
めζこフィルタ10のダスト捕集側へ立毛部13を形設
したこと、更には、荷電装置5からの通過ダストがフィ
ルタ10のところで捕集される前に、集塵機9の膨張室
15の部分を通過させるようにしたことにより、すなわ
ち、荷電装置5により吸引ダストに電荷を与えたのち、
その帯電されたダストを捕集するフィルタ10を備えた
集塵機9におけるダスト拡散部に係る膨張室15へ導い
て、当該ダストの流速を低下させて拡散せしめることに
より単独もしくは凝集されたダストの混在状態を生成せ
しめ、次いで、上記フィルタ10のダスト捕集側におけ
る空気流の緩速にて揺振する立毛部13により前記混在
態様のダストの凝集粗大イビを促進せしめることにより
、フィルタ10の目詰まりを生じさせることなく集塵し
つるようにしたものであり、次の詳述するように、吸引
された1μ以下の微細粒子状のダストを、例十倍、何百
倍の大きさに凝集粗大化して後、フィルタ10で捕集す
ることができる。
めζこフィルタ10のダスト捕集側へ立毛部13を形設
したこと、更には、荷電装置5からの通過ダストがフィ
ルタ10のところで捕集される前に、集塵機9の膨張室
15の部分を通過させるようにしたことにより、すなわ
ち、荷電装置5により吸引ダストに電荷を与えたのち、
その帯電されたダストを捕集するフィルタ10を備えた
集塵機9におけるダスト拡散部に係る膨張室15へ導い
て、当該ダストの流速を低下させて拡散せしめることに
より単独もしくは凝集されたダストの混在状態を生成せ
しめ、次いで、上記フィルタ10のダスト捕集側におけ
る空気流の緩速にて揺振する立毛部13により前記混在
態様のダストの凝集粗大イビを促進せしめることにより
、フィルタ10の目詰まりを生じさせることなく集塵し
つるようにしたものであり、次の詳述するように、吸引
された1μ以下の微細粒子状のダストを、例十倍、何百
倍の大きさに凝集粗大化して後、フィルタ10で捕集す
ることができる。
すなわち、上記装置の要部拡大断面図である第2図及び
、本発明の濾過方法に係る微細粒子粗大化現象説明図の
第3図により、上記の微細粒子の粗大化現象を含め、本
発明の一実施例に係るものの作用効果を詳述すると、次
のとおりである。
、本発明の濾過方法に係る微細粒子粗大化現象説明図の
第3図により、上記の微細粒子の粗大化現象を含め、本
発明の一実施例に係るものの作用効果を詳述すると、次
のとおりである。
先ず、荷電装置5を通過し帯電されたダスト1は、集塵
機9に入る直前の第2図に示すA部では、微細粒子単独
であり(第3図参照)、そのそれぞれが、例えば各々十
に帯電されている。
機9に入る直前の第2図に示すA部では、微細粒子単独
であり(第3図参照)、そのそれぞれが、例えば各々十
に帯電されている。
なお、−帯電でもよいが、十帯電の方が、立毛部13の
全体としての電位形成の点で好適のようである。
全体としての電位形成の点で好適のようである。
次に、ダスト14を通り集塵機9内に入ると、膨張室1
5により、その流速が急激に低下し、拡散されるため、
ダスト1は、活発な旋回運動をして、ダスト1同士が衝
突するようになる。
5により、その流速が急激に低下し、拡散されるため、
ダスト1は、活発な旋回運動をして、ダスト1同士が衝
突するようになる。
この衝突したダスト1の各自は、前述の如く電荷を保有
しているため、上記の電位形成とも関連し、て、相互に
凝集し、ある程度、粗大化する。
しているため、上記の電位形成とも関連し、て、相互に
凝集し、ある程度、粗大化する。
すなわち、第2図のB部の段階である。
この粗大化したダスート1は、更に、フィルタ10の立
毛部13を通過する段階、すなわち第2図のC段階にお
いて、再び旋回運動をし、その凝集粗大化は、なお促進
されて、更に成長をする。
毛部13を通過する段階、すなわち第2図のC段階にお
いて、再び旋回運動をし、その凝集粗大化は、なお促進
されて、更に成長をする。
これは、図示の如き不定方向配列の立毛部13の部分が
、それ自体として、空気流の緩速により揺動並びに振動
をするために、その部分付近には、著しい旋回流を生じ
させるようにしたことによるものである。
、それ自体として、空気流の緩速により揺動並びに振動
をするために、その部分付近には、著しい旋回流を生じ
させるようにしたことによるものである。
すなわち、ダスト1は、揺振する立毛部13による抵抗
を排除するために、立毛間隙に沿って迂回する曲折行程
をたどるたとにより旋回流を生じ、この旋回流により立
毛部13は、更に揺振され、ダスト1は無方向的な旋回
運動を増進され、前述したようなダスト1の荷電極性と
は別に、そのそれぞれが機械的に相互結集をして、粗大
化の促進、成長が計られるものである。
を排除するために、立毛間隙に沿って迂回する曲折行程
をたどるたとにより旋回流を生じ、この旋回流により立
毛部13は、更に揺振され、ダスト1は無方向的な旋回
運動を増進され、前述したようなダスト1の荷電極性と
は別に、そのそれぞれが機械的に相互結集をして、粗大
化の促進、成長が計られるものである。
このようにして、第2図に示す如く、最終的にフィルタ
10へ到達するまでには、微細粒子は、数百倍にまで粗
大化することが実験上、明らかとなった。
10へ到達するまでには、微細粒子は、数百倍にまで粗
大化することが実験上、明らかとなった。
すなわち、第4図は、1μ以下である0、2μ程度の粒
径を有する、金属粉である溶接ヒユームを吸引した実験
結果を示すものである。
径を有する、金属粉である溶接ヒユームを吸引した実験
結果を示すものである。
ここで、第4図は、吸引時間と吸引風量低下率との関係
曲線特性図であって、Plは、本発明の上記実施例方法
によるもの、P2は、従来の方法によるものの特性図で
あり、P、がP2に比較して、その効果に著しい差のあ
ることがわかる。
曲線特性図であって、Plは、本発明の上記実施例方法
によるもの、P2は、従来の方法によるものの特性図で
あり、P、がP2に比較して、その効果に著しい差のあ
ることがわかる。
以上のように、上記実施例に係るものでは、フィルタに
到着する直前には、微細粒子が粗粒子となっているため
、そのフィルタ内面まで粉塵が侵入せず、表面において
捕集されるため、目詰まりに係る性能がよく、また、集
塵効率もよく、更には、フィルタからの払い落しも、立
毛部分からということで簡単な手段で効率よくできる、
という顕著な効果を奏するものである。
到着する直前には、微細粒子が粗粒子となっているため
、そのフィルタ内面まで粉塵が侵入せず、表面において
捕集されるため、目詰まりに係る性能がよく、また、集
塵効率もよく、更には、フィルタからの払い落しも、立
毛部分からということで簡単な手段で効率よくできる、
という顕著な効果を奏するものである。
ここで、上記のダスト凝集粗大化と関連して、その実施
に供せられる装置における立毛部について付記すること
、これはフィルタ材料へ立毛をするほかに、ナイロン布
地に積極的に立毛処理を施したものでもよい。
に供せられる装置における立毛部について付記すること
、これはフィルタ材料へ立毛をするほかに、ナイロン布
地に積極的に立毛処理を施したものでもよい。
更に、実験結果を含めて、例えば1〜2mmの厚さの布
地にたいし、その厚さと同等もしくは、それ以上の長さ
の立毛部分を形成すると好適であるが、これらの寸法は
、ダストの種類にも応じ、他の寸法態様の採用を妨げる
ものではない。
地にたいし、その厚さと同等もしくは、それ以上の長さ
の立毛部分を形成すると好適であるが、これらの寸法は
、ダストの種類にも応じ、他の寸法態様の採用を妨げる
ものではない。
なお、立毛といっても、これは捕集側に積極的に施され
るもので、その反対側に設けても、効果を期待すること
ができず、不要のものである。
るもので、その反対側に設けても、効果を期待すること
ができず、不要のものである。
上記に述べた点をも総合して、本発明によるときは、そ
の目詰まりに係る性能、集塵率及び払い落し性能などの
、濾過式集塵方法ζこおける基本的性能において、大幅
な向上、増進を図りうるとともζこ、その実施に供され
る装置も簡易で、低価格のものを所期することができる
ものであり、新しい知見に基づく、公害防止、環境改善
などに寄与できる実用的効果顕著な発明ということがで
きる。
の目詰まりに係る性能、集塵率及び払い落し性能などの
、濾過式集塵方法ζこおける基本的性能において、大幅
な向上、増進を図りうるとともζこ、その実施に供され
る装置も簡易で、低価格のものを所期することができる
ものであり、新しい知見に基づく、公害防止、環境改善
などに寄与できる実用的効果顕著な発明ということがで
きる。
第1図は、本発明の一実施例に供される濾過式集塵装置
の概略構成説明図、第2図は、その要部拡大断面図、第
3図は、本発明の一実施例に係る微細粒子拡大化現象説
明図、第4図は、吸引時間と吸引風量低下率との関係を
示す特性図である。 1・・・−・・ダスト、5・・・・・・荷電装置、9・
・・・・・集塵機、10・・・・・・フィルタ、13・
・・・・・立毛部、15・・・・・・膨張室。
の概略構成説明図、第2図は、その要部拡大断面図、第
3図は、本発明の一実施例に係る微細粒子拡大化現象説
明図、第4図は、吸引時間と吸引風量低下率との関係を
示す特性図である。 1・・・−・・ダスト、5・・・・・・荷電装置、9・
・・・・・集塵機、10・・・・・・フィルタ、13・
・・・・・立毛部、15・・・・・・膨張室。
Claims (1)
- 1 荷電装置により吸引ダストに電荷を与えたのち、そ
の帯電されたダストを捕集するフィルタを備えた集塵機
におけるダスト拡散部に係る膨張室へ導いて、当該ダス
トの流速を低下させて拡散せしめることにより単独もし
くは凝集されたダストの混在状態を生成せしめ、次いで
、上記フィルタのダスト捕集側に空気流の緩速にて揺振
する立毛部により前記混在態様のダストの凝集粗大化を
促進せしめるようにすることにより、フィルりの目詰ま
りを生じさせることなく集塵しうるようにしたことを特
徴とする濾過式集塵方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52025477A JPS5930450B2 (ja) | 1977-03-10 | 1977-03-10 | 濾過式集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52025477A JPS5930450B2 (ja) | 1977-03-10 | 1977-03-10 | 濾過式集塵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53111578A JPS53111578A (en) | 1978-09-29 |
JPS5930450B2 true JPS5930450B2 (ja) | 1984-07-27 |
Family
ID=12167116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52025477A Expired JPS5930450B2 (ja) | 1977-03-10 | 1977-03-10 | 濾過式集塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930450B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0518433Y2 (ja) * | 1986-05-08 | 1993-05-17 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4734959U (ja) * | 1971-05-15 | 1972-12-19 | ||
JPS51145988A (en) * | 1975-06-11 | 1976-12-15 | Hitachi Ltd | Apparatus for cutting a brittle material |
-
1977
- 1977-03-10 JP JP52025477A patent/JPS5930450B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4734959U (ja) * | 1971-05-15 | 1972-12-19 | ||
JPS51145988A (en) * | 1975-06-11 | 1976-12-15 | Hitachi Ltd | Apparatus for cutting a brittle material |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0518433Y2 (ja) * | 1986-05-08 | 1993-05-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53111578A (en) | 1978-09-29 |
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